Nintendo3DS mk2 :: 【DS】ファイアーエムブレム新・暗黒竜と光の剣レビュー

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【DS】ファイアーエムブレム新・暗黒竜と光の剣レビュー

発売元	任天堂（オフィシャルサイト）
発売日	2008/08/07
価格	4,800円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	シミュレーションRPG、Wi-Fi対応

スコアボード

総合ポイント: 60
難易度: 2.36
レビュー数: 95

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【60点以上】
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【標準偏差】
17.66

ユーザーレビュー

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■ 368人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
5pt	3pt	4pt	3pt	4pt	4pt	2pt

総合点
76pt

GOOD!

＜音楽＞
戦闘音楽は歴代の中でも一番好きです

＜武器改造＞
ストーリーというより、ネットワーク対戦に幅がでるシステムだと思う
自分の好きな名前を付けられるのは嬉しかった

＜クラス変更＞
戦士キャラが魔法使いになるような事は難しいですが、今までのようにどうしても使わなければならないキャラが減ったのは良いと思う
成長率調整もできるのがGOODです

＜外伝云々＞
確かに外伝条件には目を疑いましたが、実際やってみるとこれはこれでうまい演出なんだなと思います
今までは、成長率高いキャラ＝強いキャラという公式がありましたが、今回は強くなったキャラが強いキャラという結果が強調されるんではないかと思います
闘技場で事故死してしまったら大抵やりなおしますが、これだとなんとなく「これはこいつの運命だったんだな」とあきらめがつきました

BAD/REQUEST

各章ごとにセーブポイントがあり、闘技場にこもる時なんかは役に立ちますがはっきりいってヌルい感じがします

COMMENT

例え使わないキャラでも仲間できるキャラは絶対仲間にして、そして仲間は一人も脱落させないそれが、ファイアーエンブレムである
と思っていたのはこれをプレイする前である
往年のファンにはとても違和感ある仕様かもしれないが、私はむしろこれがシリーズで一番好きです
今後のFEはこんな感じか、聖戦の系譜みたいにみんな出撃できる仕様かのどちらにして欲しいと思いました

プレイ時間：20時間以上30時間未満（クリア済）
ゆとりさん [2009/03/26 掲載]

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■ 354人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	4pt	3pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
75pt

GOOD!

・操作性が良い。キーレスポンスが快適で、長時間、遊んでも、ストレスを感じさせない。

・新システムとして、マップに「セーブポイント」ができた。このセーブポイントで１回だけセーブデータが作れる。したがって、闘技場に入る前にセーブしておけば、仮に死んでも、そこから何度でも、やり直すことができるので、今までよりは、闘技場が利用しやすくなった。（余談ですが、中断データは、１回ロードすると消えてしまうので、初心者は注意）

・ＸボタンやＡボタンで敵の行動範囲が表示されるため、ケアレスミスで自軍を死なせる危険性が減った。

・ファミコン版ではクラスチェンジできなかった「アーマーナイト」、「戦士」、「ハンター」がクラスチェンジできるようになった。また、クラスチェンジできない、「ロード」（マルス）や「盗賊」などは、ＬＶ３０まで育てることができるようになった。これで、お気に入りのキャラをより強く育てる楽しみが増えた。

・ナバールは、ファミコン版では「傭兵」だったが、今回、新たにできた「剣士」という兵種に変更された。キルソードを所持し、一撃必殺のイメージのあるナバールには、傭兵よりも、剣士がふさわしいと思う。この変更は、非常に良かった。

・通信対戦ができる。オンラインショップでマップでは手に入らないアイテムが手に入る。（オンラインショップで、天空の鞭をを手に入れるとシーダやエストが...）

BAD/REQUEST

＊以下に述べる悪い所は、人によっては逆に、長所として評価する内容かもしれません。あくまでも、私個人の意見として読んでください。

・兵種変更が可能になった。このシステム変更は、初心者救済のためのものだとは思うが、個人的には、好きになれない。マップは同じなのに、兵種が変更可能になってしまうと、マップによっては、攻略が非常に簡単になってしまうこともある。
また、ＦＥはキャラクターに対する思い入れが非常に強いゲームである。ナバールは剣士や傭兵だからナバールなのである。僧侶のナバールなんて、何か悪い冗談にしか思えない。
もちろん兵種変更は、使いたくなければ使わないでゲームを進めることができるので、キャラクターイメージを崩したくない人は、使わないでゲームクリアすることは可能だが。

・今回のシステムで最凶の改悪ポイントは、外伝の出現条件である。外伝に進むためには、各章の開始時に、出撃可能ユニットが一定の数以下でなくてはならない。つまり、意図的に（わざと）ユニットを殺さないと、外伝には進めない。
前にも書いたが、ファイアーエムブレムはキャラクターに対する思い入れの強いゲームである。万が一、ユニットが死んだら、「即リセット」が基本のゲームなのに、あえてユニットを殺さないと外伝に進めない仕様にする、というのは昔からのＦＥユーザーに、喧嘩を売っているようにも思えてくる。
そして、外伝に進まなければ、今回の新キャラクターも仲間にすることができない。情報誌で紹介されていた「エッツェル」も外伝でしか会えないキャラである。

今回、外伝で仲間になるユニットは、あくまでも初心者ユーザーを救済するための、お助けユニットである、という意図が製作者にはあるのだと思う。今までのハードユーザーは、外伝に進む必要はないし、そのほうが、オリジナルの世界観を崩さずにストーリーを楽しめるということなのかもしれない。

しかしながら、外伝があるなら、そのマップも遊びたいと思うのが自然ではないだろうか。でも、あえてユニットを殺してまで外伝には進みたくない。
例えば、ハードモード５をクリアしたら、無条件で外伝に進めるようにするとか、殺す以外にも外伝に進むことができる仕様にしてほしかった。

COMMENT

ファイアーエムブレムもファミコンの１作目から、Wiiの暁の女神まで10作品が作られ、今回が、11作目である。
リアルタイムで、1作目から、すべてプレイしてきた人間としては、今回のリメイクはシステム的には、やや古臭く感じたことは事実。

不満な点もあるけれど、ゲームの熱中度は非常に高い。
ＤＳの２画面という利点を生かし、情報が見やすい点もゲームの快適さをより、高めていると思う。

騎馬系の攻撃後の再移動や、救出＆引継ぎなどのシステムは、聖戦の系譜やトラキア７７６以降のものなので、敵側の動きも、単純で、読みやすく、初心者が入りやすい作品ではないかと思う。

ＧＢＡ以降の作品に共通の、初心者にも楽しめる工夫が色々、なされているので、手ごわいシミュレーションではなくなったけれど、新たなファン層を広めるためには非常に有効だと思う。
まだ、やったことのない人は、食わず嫌いにならず、一度は遊んでみることをお勧めします。

ファイアーエムブレムは『聖戦の系譜』がシリーズ最高傑作だと思っています。今後、リメイクがあるなら、ぜひ、聖戦の系譜をＤＳでお願いしたい。
また、新作を作るならば、せめて、プレステの『ティアリングサーガ』と同程度の作品を、ＤＳまたは、Wiiで作ってほしい。

プレイ時間：40時間以上60時間未満（クリア済）
タウン776さん [2008/08/17 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 403人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	4pt	4pt	4pt	4pt	3pt

総合点
75pt

GOOD!

私は紋章の謎と系譜とＦＣ版暗黒竜の経験者なオッサンです。オンラインの要素や、仲間を死なせると現れる新キャラは最初からないものと考えてプレイしました。

■操作性とバランスがとても良く、プレイがとても快適。

これ以上のものはできないのでは？というほど快適化されていて、文句なし。これなら何度でも遊ぶ気になれる。完成までに相当試プレイして調整してくれたのだろう。ユニットも工夫次第で育てやすくなっており、どんなキャラを選んでもちゃんと愛情を注げば最後まで戦えるのはうれしい。

■新要素の追加

今回の凄いところは「兵種変更」ができること。
ほとんどのキャラが別の特性のユニットに転職できる。これにより、さまざまな戦術を立てられるようになった。ただ、ちょっとＦＥらしさが失われたような気もする。

だって、サジやマジが魔法使えるようになるんだぜ！？海賊だって何人でも増やせるんだぜ！？これはある意味別ゲーになったとも言えるかもしれない。

それと「武器練成」ができること。
お金を払えば自前の武器の攻撃力や命中値を＋にできるのである。バランスを考慮してか、決して費用は安くはないが、育てたいキャラに強力な武器を持たせてゴリゴリなんてことも可能になった。しかも好みの名前をつけることができる。これも、あの世界の三種の最強武器の立場を危うくするので複雑な心境にさせられるのだが・・・。

■紋章の謎の一部と比べればボリュームアップしている。

ステージが幾つか省略されていたＳＦＣ版と違い、ＦＣ版をそのまま復刻してくれたのはうれしい。これぞ「暗黒竜」の完全版と言える！もちろんキャラも完全復刻。

■キャラの絵や音楽について

これまでの作品の味のある顔グラに馴染んでいたので、本作の線の細い感じの大人風顔グラに最初は抵抗があったが慣れればいい感じ。全体的に男は二枚目になり、女は綺麗になった。とくにカミユ、チキは今作のほうがずっといいと思う。敵の将軍たちもみんな固有の顔つきだぞ！相変わらず人相は悪いけどね。ただ無表情なキャラはもう少し特徴をつけてあげても良かったかもしれない。
音楽は今回、アレンジはやや微妙だが新曲が追加されてるぞ！フィールド等の音楽は同盟軍の進展に伴い、変わっていく。なかなか勇壮かつ哀愁を感じさせるもので気に入った。

BAD/REQUEST

■戦闘グラフィックについて不満あり

個人的には戦闘シーンはＳＦＣのままでよかったと思う。今作は漫画チック、アニメチックなデザインになっている。ジェネラルがロボットに見えてしまう人はオレだけじゃないはずだ。パラディンもＳＦＣのような神々しさがなくなり、不細工な重装騎兵といったいでたちで見ていて悲しくなってきた。

ドラゴンにいたってはＳＦＣのほうがずっと格好いいではないか！間違いなく改悪と言えるほどであれではマムクートたちが可哀想である。チキを使いたくなくなるほど、といえば伝わるだろうか？

■シナリオについて一部

台詞の一部が不自然に変えられている。
今風にしたつもりなのかもしれないが、オリジナルのシナリオを書いてるのは違う人なのであって、他人がそうした修正を何も考えずにやると
シナリオ全体の持つ雰囲気が損なわれる場合がある。新しい台詞の追加も無難な出来なのだが、やはりオリジナルと空気が違うため、通して読んでいると違和感を覚えてしまう。これから初めてやる人にとっては、よりお話がわかりやすくなっているので改悪とは思わないが、少し気になった。

■シューターにも愛の手を！

確かに今作のシューターはきわめて強力で、あのカミユをなぶり殺しにできるほどの反則兵種だが、一番弱い武器でいいから店売りして欲しかった。武器が不売品で数える程度しか手に入らないため、レベル上げをうかつにできないのは辛い（もしかしたら売ってる場所がある？）

COMMENT

何度もクリアしてるのにまたはまってしまった。
やめたくてもやめられない中毒的な面白さは相変わらず健在だ。”仲間死んでリセット”すらニヤニヤしながらやってしまう。繰り返しが苦にならないゲームって数少ないんじゃないだろうか？
十年以上ぶりにエムブレムに触れたが、面白さは今もまったく色あせちゃいない。本当の傑作は時代も年月の経過も関係ないものらしい。

そういえば当事、ゲームを貸してもすぐ投げ出してしまう友人にこれを貸してみたら、むちゃくちゃはまってたっけ。未経験の人はぜひこの機会にこの素晴らしいゲームを手にとってほしい。