Nintendo3DS mk2 :: 【DS】セブンスドラゴンレビュー

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【DS】セブンスドラゴンレビュー

発売元	セガ（オフィシャルサイト）
発売日	2009/03/05
価格	5,040円（税込）
レーティング	【Ｂ】12歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	RPG

スコアボード

総合ポイント: 55
難易度: 2.11
レビュー数: 108

スコアチャート

Check

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90-100

【60点以上】
43.5%
【標準偏差】
17.16

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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■ 374人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	3pt	4pt	3pt	3pt	3pt

総合点
65pt

GOOD!

「世界樹の迷宮」を手がけた新納一哉氏が作ったＲＰＧと聞いて購入しました。

【キャラクター】
「世界樹の迷宮」と同じギルド制になってます。
色々な職業とスキルを組み合わせて、あーでもないこーでもないと頭を捻りながら
敵に立ち向かうのは、凝り性の方にはたまらない楽しみでしょう。

【グラフィック】
画面は２Ｄ視点で描かれてます。
主人公達の立ち絵は幼い感じですね。
ネコ耳キャラとか、好き嫌いが別れるかもしれません。

【音楽】
古代裕三さんが担当してます。
全体的にＤＱに似てる感じです。これは新納さんの指示なのか、古代さんが
あえてそうしたのかは不明ですが……。
オーケストラ風の楽曲ですが、ちょっと編成が薄いかなぁ。
ゲーム中盤で音楽をファミコン風にできるアイテムを入手できるのですが
これがまた全然違う雰囲気になって面白いです。こういう試みはいいですね。

【戦闘】
とにかく早い！
数十秒で終わるこのスピーディーさは近年珍しいです。
ＳＦＣのＲＰＧでもここまで早い戦闘はなかなかなかったと思います。
欲を言えばオートバトルをつけてほしかったな。
あと、４０を超えた辺りから敵が弱くなるので、終盤のボスが手応えが無くて
残念でした。

【ストーリー】
圧倒的な力を持つドラゴンの支配から人類の世界を取り戻すという、可愛い絵柄には
似つかわしくない硬派で重い話です。
（古いアニメだと「新造人間キャシャーン」みたいな感じ？）
中盤胃に来るイベントがあったり、各国の事情がいろいろストーリーに
影を落としたり、わりと考えさせられるお話だと思います。
主人公とヒロインが恋愛関係になって云々……みたいな話に
飽きてる人にはいいかもしれません。

BAD/REQUEST

・倉庫がない
・アイテムのまとめ買いが出来ない（一括売却はできます）
・敵エンカウント率がやたら高い
・フロワロのダメージ軽減効果や、エンカウント率減少効果が
　切れる表示がない。フロワロを踏み続けていると、気が付いたらＨＰが真っ赤に……。
・中断セーブがない。携帯機ゲームでこれは致命的です。
・クエスト周りが煩雑
・セーブデータが一つしかない

どれもちょっとの心遣いで改善できる機能なので、惜しいなぁと思います。
世界中がフロワロに覆われているのは、そういう世界観なのでしょうがないと思います。
今時世界に「エデン」って名付けちゃうセンスはちょっと古臭くないかな？
と思ってしまうのですが……。

COMMENT

きわめてオーソドックスな２ＤＲＰＧということで、「世界樹の迷宮」よりは
初心者向けだと思います。
ＳＥＲＯ「Ｂ」ですけど、こういうゲームこそ小学生向けなのでは？と思います。
良くも悪くも「古き良き?」って感じですね。

私は値段分は充分に楽しめました。
個人的に評価Ｅというのはちょっと厳しすぎると思います。

プレイ時間：60時間以上100時間未満（未クリア）
海月なみさん [2009/03/24 掲載]

このレビューはオススメ？　

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■ 352人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	3pt	3pt	2pt	2pt	2pt	1pt

総合点
44pt

GOOD!

・PT編成やスキルポイントの振り分けを考えるのが楽しい
・ステータス画面や戦闘画面のキャラクターの絵が可愛い
・戦闘のテンポが速くて小気味いい
・レトロ音源のBGMが良い

BAD/REQUEST

●戦闘関連
・戦闘コマンドの位置が不便（スキルを選ぶのに右を2回押す必要がある）
・戦闘演出中はAボタンを押しっ放しにしないとテンポがとても悪い
・雑魚がドロップする素材から作る武器防具が大して強くない
・雑魚戦闘がクエストに必要なアイテムドロップ以外戦う理由がない
・ストーリー進行上のボスが弱くて攻略の達成感が無い
・ボスがドロップするアイテムのほとんどがただの換金アイテムで嬉しくない
・メイジとファイターが強すぎると感じる

●フィールド関連
・エンカウント率が高くてサムライの「鬼の形相」等がないと大量の戦闘を強いられる
・フィールドスキルの効果切れを確認するためにいちいちメニューを開く必要がある
・小道が地図に記録されない

●クエスト関連
・クエストを受ける時と完了する時にいちいちクエストオフィスに行くのが面倒
・クエストオフィスにいかないと受けているクエストの内容が確認できない
・クエストオフィスではクエスト完了条件の詳細を確認できない場合がある
・クエストオフィスが無い場所でもクエストが発生することがある
・報酬がしょぼいクエストが多すぎる

●その他
・処分不可能なキーアイテムが100枠しかないアイテム欄を圧迫する
・胴以外の防具の性能が悪くて最終的に古兵の指輪を2個付けた方が良い場合が多い

COMMENT

隠しダンジョンのラスボスも含めて全て攻略済みです。

一番最初のPT編成をあれこれ考えている時とスキルポイントの割り振りを悩んでいるあたりが一番楽しくて、いざ冒険を開始してみると本編のボスがとても弱くて終始消化試合のような展開でした。

隠しダンジョンのボスもある程度強化されているのものの大したことはなく、何故か雑魚シンボルのリブロドラゴニカだけが異常に強いという、ゲームバランスをちゃんと考えて作ったのか疑問に思う内容でした。そして隠しダンジョンのラストボスが弱くて本当にがっかり。

新納氏がイメージエポックに入社したのが2007年4月頃で、そこから企画構想を経てマスターアップまでの期間が1年10ヶ月程掛かって製作された本作ですが、ゲームバランスや細かい部分に無数の粗が見受けられます。これは明らかに調整不足だと思いますし、発売前にWEBページやポッドキャスト等で散々ユーザーを煽り期待させて来ただけに、期待ハズレな感が非常に大きかったです。

プレイ時間：60時間以上100時間未満（クリア済）
Trielaさん [2009/03/24 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 350人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	4pt	3pt	4pt	3pt	2pt

総合点
72pt

GOOD!

「古き良きｹﾞｰﾑである。」

ドラクエ３を今風にアレンジしたRPGはこんな感じだなと思います。
好きなﾊﾟｰﾃｨｰキャラで、いろんな人に話を聞きながら、自由に冒険できる。

「キャラクターがカワイイ。笑える面白いキャラクターも多い。ケモノ系（耳）がたまらなくカワイイ。」

「システムが平易でわかりやすく、シナリオもわかりやすい。」

「音楽がかっこいい」

「ボリュームがある」

「戦闘が早い」

まさに、僕にとっての理想のRPGでした。

「FFは、10とか12より、4,5,6とかのほうが好みだ」、「DQは、７，８よりも１，２、３，４とかのほうがおもしれえだろ」って人にとっては、「まさにやりたかったのはこれなんだよ！！！」というｹﾞｰﾑになっています。（改善して欲しい部分はたくさんありますけれど。）

BAD/REQUEST

他の方もかかれてますが。

「フロワロなどのダメージ床が少々ウザイ。」

「ルーラがない。」

「エンカウント率が異常。」

→これが最大の欠点でしょうか？１，２秒動く度に、敵がでてきたりする序盤中盤は、正直ゲーム機をたたきつけそうになりました。スキルを覚えていけば、なんとかなるようになりますが、それにしても結構終盤に。これはどうにかしてほしかった。

「ある程度ﾊﾟｰﾃｨｰが強くなると、どの戦闘でもやるコマンドが同じになってしまい、戦闘の面白みが減る。」

→「ﾒｲｼﾞ」が異常に強いので、メイジを中心にすえた戦いになってしまいがちです。ファイターはメイジにあわせてスキル攻撃、ヒーラーはメイジの為にマナ回復、ナイトはメイジの肉体的弱さなどをカバーみたいな。
そうなると、戦闘でやることは毎回同じになってしまい、無味乾燥な戦闘になりがちです。

COMMENT

今大学4年なんですが、ゲーム機全機種そろえて、いまだに面白そうなｹﾞｰﾑはかたっぱしから発売日に買ってやりまくっているﾊｰﾄﾞｹﾞｰﾏｰのつもりです。

最近のｹﾞｰﾑは（特にRPGは、）、ゲーム機が時代と共に進化していく以上、それにあわせるかのように、よりリアルなグラフィックに、システムも難解に、お話の構造も複雑（そのくせ陳腐なものが多い。）にしたがる傾向にあると思います。

その中で、こういった「古き良き時代風味のｹﾞｰﾑ」が発売されたことに感謝をただただ述べたいばかりです。

「世界樹」も「古き良き時代のゲーム」ジャンルでしたけれど、ああいった探索ｹﾞｰよりかは、こういった少しライト風味、だけど骨太RPGみたいなこのゲームこそ、私が真に欲していたものでした。

「（薄っぺらい）絆が大事なんだぜ！」とか、「恋愛しまくり、ついでに世界も救っちゃえ」とか、「ﾗｽﾎﾞｽ目の前にして、説教を長々たれちゃう主人公たち」系のゲームはもうたくさんです。

節々の面白いNPCたちと短い会話を楽しんでクエストをクリアして、すべてを詳細に解説せずに自分で妄想補完できるﾚﾍﾞﾙのシナリオやシステム面などは、まさに僕にとっての理想のゲームといえます。

スーファミ時代のような、友達と競ってやりまくったｹﾞｰﾑ、熱中して思わず朝になって次の日に寝不足になってしまうｹﾞｰﾑが、懐かしくもここにあるといえます。

ただ、惜しいのは本当にシステム面。もう少ししっかりしたシステムが基盤にあれば、このゲームは完全なる神ｹﾞｰとなっていたのではないでしょうか？

それにしても、ここのサイトの評価はあまりに低すぎます。

この評価とかが売り上げなどに影響して、今後こういった意欲的なゲームが出てこなくなったら・・と思うと、非常に悲しみを覚えます。

いいゲームはいい！、つまらないゲームはつまらない！と、正当なジャッジを皆さんがしていらっしゃるのだと思うのですが、

私はこういった意欲的なゲームが世の中にでてきたというだけでも、このゲームに非常なありがたみを感じているのです。

ぜひ、あきらめずにシステム面を改良して、パワーアップした「セブンスドラゴン２（仮）」が今後発売されてほしいと、切に願っています。