Nintendo3DS mk2 :: 【DS】ポケットモンスターブラック／ホワイトレビュー

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【DS】ポケットモンスターブラック／ホワイトレビュー

発売元	ポケモン（オフィシャルサイト）
発売日	2010/09/18
価格	4,800円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon（ブラック／ホワイト）
タギングトップ3
タイトル概要	RPG、Wi-Fi対応

スコアボード

総合ポイント: 56
難易度: 1.99
レビュー数: 131

スコアチャート

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【60点以上】
45.8%
【標準偏差】
19.39

ユーザーレビュー

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■ 404人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	0pt	2pt	2pt	0pt	1pt	5pt

総合点
29pt

GOOD!

【オリジナル】４点です。
・新ポケモンだけの世界
旧作のポケモンの人気やブランドに頼らず、
新ポケモンだけで勝負する潔さがありますが・・・。

・新ポケモンのデザイン
苦し紛れのデザインが多めだろうなあと期待なしでいたら、
けっこう拘ってるポケモンが多くて良い意味で裏切ってくれました。
ただ、色使いは趣味が悪いというか・・・その点はＢＡＤで。

【快適性】２点です。
・技マシンがエコ化
無限使用できるのは非常にありがたい。でもちょっと遅すぎた？

・戦闘がスムーズ
ＨＰの増減がストレスになりません。当たり前にしてほしいことですが。
ただ、ポケモン登場シーンは相変わらず進歩しません。

BAD/REQUEST

【満足感】０点です。以下詳しく。
・ストーリーが相変わらず
プラズマ団＝電波集団
上記の意味のわからないへんてこ集団に一方的に絡まれたりしながら
Ｎという青年中心に物語が進むのだけど・・・
簡潔に言うならこいつらは悪人でなくただの暇人です。
ちょっかい出しすぎなうえにナルシズムの臭いがするので受け付けない。
オリジナルキャラ(Ｎ)が出張って既存のキャラを潰してる雰囲気。
ポケスペで言うイエローそのものでとても気持ち悪いものでした。

そのうえジムリーダーが物語に関わってくるようになり、
それをやられることで世界観が狭く感じられるようになってしまった。

初代はオーキドとその助手、母親とライバルのグリーンくらいが味方だったけど、
主人公の周囲に世話焼きなキャラが増えすぎて、物語上で苦労することが何もない。
それだけならまだしも、物語進めてたら勝手に主人公のことを英雄扱いする。
主人公＝自分がキムジョ●イルになったみたいでものすごく気味悪い世界観です。
ルビサファからこんな感じになっちゃって・・・ＢＷでも脱げ切れませんでしたね。

なんだか公式では今回はストーリーに凝ったとか豪語してますが、あれは嘘八百もいいところ。ギンガ団をプラズマ団に置き換えただけのＤＰのパロディです。

・連れ歩きの廃止
背景をＤＰまたはＨＧＳＳの時と違い、不完全(？)３Ｄにしてしまったせいで
おそらく廃止せざるを得なかったのだと思いますが・・・。
どちらにしろ粗いポリゴンで造られるのは明白なので、
３Ｄ路線で行くなら廃止しておいて正解だったのかも？楽しさは半減しました。

・バージョンによる違い
出現ポケモンは交換によってどうにかなるけど、出る施設はどうにもならない。
多分マイナーチェンジでは両方出る仕様か、マイナーチェンジだけの施設が作られるのだろうけど、こういうのをやられるとわかっていてもすごく嫌な感じがする。

【グラフィック】
・粗いグラフィック(０点)
戦闘画面や通常背景、ポケモンの造形まで、何から何までグラフィックが粗い。
３Ｄで、しかもハードがＤＳなので仕方がないといえばそこまでだけど、
明らかにグラフィック美でＤＰ/ＨＧＳＳよりも見劣りしてしまう部分が多い。
特に戦闘画面での、ポケモンのグラフィック(２Ｄドットですが・・・)がやばい。
アップにされると荒い部分が浮き彫りになり、ビジュアル的には初代よりずっと劣る。
３ＤＳに合わせて作り、発売と同時に出せば良かったのにと思わざるを得ません。
また、通常フィールドでも荒いポリゴンで造られた街がズームされたりするので、
快適性の問題と相まって悪印象にしかなりません。しかもよく見ると汚いです。

・新ポケモンデザイン
ブラックホワイトなだけあって、特に黒を基調としたポケモンデザインがやたら多い。
明るい色でなく、暗い色が主に使われているので、
初代が明るめあっさり味なら、こちらは暗めこってり味で全体的にまとめられている。
そういった配色が好き！という人ならたまらないだろうけど、
もともとポケモンには自然色でない黒という色は
霊や悪ポケといった黒イメージのあるポケ以外ではあまり使われてこなかったため、
個人的には縁起の悪い、お葬式みたいな雰囲気で、馴染むことができなかった。
(あとグレーのポケも多く、全体的に妙に寒々しい印象がある)

【快適性】１点です。
・快適性やシステムの問題
エンカウントの多さはスプレーなしだとクリアするのしんどいです。
ポケモン預かりシステムなどのインターフェイース面は相変わらず進歩せず、
タッチペンでのメッセージスキップ不可、自動ダッシュ機能なし、
バトルサーチャーやポケギアなどトレーナーとの再戦システムがない、
季節の概念とシステム、ＧＴＳでのポケモン交換などなど問題がいくつもあり、
総合的に見るとどうしてもＨＧＳＳやプラチナに劣ってしまいます。
あとレベルを仕様的に上げにくくするのは製作者側の悪意が感じられます。

【サウンド】２点です。
・サウンド
今まで唯一ハズレがないと思っていたＢＧＭ関連だけど、
今回に限っては印象に残るものが圧倒的に少なかった。
これは自分でもなぜなのかよくわかりません。全体的に地味？

【難易度】５点です。
・ポケモンの能力や技のインフレ
もうこれはシリーズとして続けていくなら付きまとう問題でありますが、
威力のインフレよりも補助技(変化系？)の多さに悪い意味で圧倒されます。
トリックルームの似たようなものがあったり、
能力を入れ替えたりできる技など多種多様になったのはいいものの、
増えたゆえに難易度がかなり増したのでとてもついていけません。
そのためバトルをやりこむ気がそがれ、対戦にも魅力を感じなくなりました。

COMMENT

確実に良いところは増えてきてるのに、今まで放置してきている
快適性や世界観の問題が、最大の癌としてせっかくの意欲作をつまらなくしてます。
ＤＰからその癌が現れて、ブラックホワイトに至るところで悪化し始めた。
携帯機で特に快適性が問題になるゲームは数少ないからこそ、余計に目立つ。

これだけゲーム単体としても粗があるのだから、マイナーチェンジは多分出ますね。
個人的には、バージョンによって出現ポケモンが違うのは許せても、
交換などでは絶対に補完することのできない違いがあることは許せませんでした。

対戦も技やポケモンの能力自体のインフレが進み、もう頭打ちが目に見えています。
新しい技は面白い効果のもの(ＤＰのトリックルーム系)が多いのですが、
拘りすぎてバトルが複雑化し、大人の自分でもついていけなくなりました。
子供とプレイしてましたが、そういった目新しいシステムがあるにも関わらず、
すぐに飽きてＨＧＳＳをプレイしているのを見ると、子供でも限界ラインはあるようです。

トリプルバトルも、突き詰めれば面白くなる要素かもしれませんが、
今のところ苦し紛れの新要素にしか思えないところが残念です。期待はずれでした。

今までなんだかんだ言いつつも最後には擁護を入れてきましたが、本作は厳しい。
自分的にはポケモンゲームの終焉をひしひしと感じた一作でした。

プレイ時間：わからない（クリア済）
ぱっちるさん [2010/10/13 掲載]

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■ 356人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	2pt	3pt	1pt	1pt	0pt	2pt

総合点
29pt

GOOD!

一部ポケモンのデザイン
特にコジョンドとウォーグルが素晴らしい
二体をデザインした人にはこれだけでボーナスあげてもいい位

わざマシンの無限化
じしんやストーンエッジ、みがわり、挑発といった
主力級の技を何回も使うことが出来るのはありがたい

･･･うーん、ぶっちゃけこれ位しか「無条件に褒めれる」部分は無いと思います

BAD/REQUEST

とにかく長くなります　後見辛いかもしれません

まず、シナリオが色々破綻しすぎ

ジムリーダーや幼馴染の言動も目に余るものがありましたが、
一番酷いのは何といってもプラズマ団
ポケモンの解放を謳っておきながらやってる事はムンナを蹴飛ばしたり、拉致してきたポケモンを扱き使って無駄に豪華な城を建造したりと矛盾しすぎ

そういや(傀儡とはいえ)プラズマ団ボスのNってポケモンの声が聞けるんですよね
蹴飛ばされたムンナや拉致被害ポケモンの声は聞こえなかったのでしょうか？
ゲーチスが聞かせないように隔離したとしても、限度があるでしょうし･･･

･･･あと、アデクさんを不必要にいぢめないで下さい
なんか今回、プラズマ団とNが不必要にでしゃばったせいで「全てのトレーナーが目指すべき頂点・ポケモンの最高機関」のはずだったポケモンリーグとチャンピオンの価値が暴落した気がするなぁ

次に、強いポケモンを入手しづらく育てづらい環境

・ストレスが溜まるほど高いエンカウント率
・ボールポケット廃止で明らかに不便になったバッグ
　　むしろポケットは「ポケモンに持たせる道具」「進化用の道具」
　　「スプレー・あなぬけの紐等」という具合に増やすべきだった
・レベルに応じて経験値補正がかかる為100レベルにするまでが茨の道
・救済手段として良心の呵責に苛まれるタブンネ狩りを公式が推奨
・爺前固定の廃止。性格一致・高個体値のポケモン入手が面倒に
・前作からのアイテム持ち込み不可
・BPが溜まりづらく、強化系アイテムの入手が困難
・上に関連して、何故タワー(サブウェイ)以外のルールを削除した
・教え技が究極技と流星群、○○の誓いだけって･･･
・わざマシンで覚える技の変更により、一部ポケモンの攻撃手段調達に前作が必須
・おまけに変更後の技はお世辞にも使えるとは言い難いものが大半
・GTSは悪い意味で変化なし　「相手の欲しいポケモン」で検索できる機能ﾏﾀﾞｰ？
　　伝説ポケモンを要求してる奴、爆ぜろとは言わんがせめて自重しろ
・PGLに繋がないと木の実の量産が不可能。基礎ポイント振り直しが実質不可能に
・極めつけが隠れ特性。
　　ポケモン間の強弱の格差を是正どころか助長している上に
　　一部ポケモンは隠れ特性の入手手段が攻略本や雑誌等の購入特典のみ。
　　最早「汚いなさすがポケモンきたない」という言葉では済まされないレベル

これだけ列挙すれば、「快適さ」で0点を付けたのも理解していただけるかと
勿論前作から良くなっている点(先程挙げたわざマシン無限化)もあるんですが、
それをかき消して余りあるほどマイナス要素・劣化要素が酷いんです

そしてイッシュ地方のマップがひたすら一本道

攻略の自由が殆どなくひたすらお使いを強制され、別の道を見つけたと思いきや納得いく理由も告げられずに通行止め
数少ない寄り道といえるミュージカルやポケシフターもクリアーの見返りが少ない・そもそもミニゲームにする必要が無いなどお粗末な出来
スロットやコンテスト、ポケスロンがいかに偉大だったかがよく分かります

wifiやPGLに繋がないプレイヤーがやることといったら
・破綻気味なシナリオを進めるか
・廃人養成施設バトルサブウェイに入り浸るか
・きつい環境にひたすら耐えながらポケモンを育てるか　の三択
(しかもシナリオを終えた後は二択)

こんなんじゃ「熱中度」も「満足感」もアリャシナイ

･･･あぁ、選択肢はあと二つあった
カメラワークの無駄な変化や、執拗に繰り返すしつこさから考えて
今作のスタッフが一番力を入れたであろう「橋」と「下ネタ」の観賞か･･･

COMMENT

ポケモンって元々は
「自分が捕まえて育てたポケモンと一緒に、自分だけの冒険を楽しむ」
のが売りであり、魅力だったと思うんですよ

･･･本当に、「どうしてこうなった」としか言葉が出てきません

うーむ、今後はポケモンのマイナーチェンジや最新作だからって
即予約・購入するのは控えた方がいいかもしれませんな

これからポケモンをやろうと思っている方へ
悪いことは言いません
BWの前に、まず「ハートゴールド・ソウルシルバー」を遊んでみてください

そして、この場を借りてゲーフリとポケモンに要望を
･･･届かないとは思いますがね

「強制されるシナリオではなく、自分と自分のポケモン達で紡ぐ冒険譚を
　それが無理ならせめて、戦犯・増田順一Dの更迭と田尻智取締役の現場復帰を」

以上、初代からマイナーチェンジ含め全作品を遊んできた古参トレーナーの意見でした。

プレイ時間：60時間以上100時間未満（クリア済）
ゴン兵衛さん [2011/01/06 掲載]

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[問題報告]

■ 371人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	2pt	3pt	1pt	1pt	1pt	1pt

総合点
29pt

GOOD!

　野生のポケモンでもダブルバトルができるようになりました。

　ローテーションバトルはこれまで以上に“相手が次に何をしてくるか”の
読みが重要になってくるルールで、新鮮で面白かったです。
これがシナリオ中もっと色々な場所でできれば…。

　新ポケモンが豊富。
可愛い系ではツタージャ、ドレディア、エルフーン、シャンデラ。
格好良い系ではダゲキ、アバゴーラ、キリキザンがお気に入りです。

BAD/REQUEST

　ポケモンのデザインに関しては個人の趣味や感じ方によると思います。
上で好きなポケモンとして挙げたダゲキやキリキザンも
「ポケモンっぽくない」などの理由で苦手としている人も多いですし。
　その点を抜きにしても許し難いのがボルトロス、トルネロス、ランドロスの三体。
これまではプラスル、マイナンのように非常によく似た種類であっても
ポーズを変えるなどして全くの別種として扱っていたのが
今回はまさかのドット絵使いまわし。
“コピペロス”の蔑称は伊達ではありません。

　伝説やイベントなどで手に入るポケモンが多く、
その反動か野生で出現するポケモンの種類がいつになく少ないです。
　また、一般トレーナーはおろかライバルやジムリーダーに至るまで、
近隣で手に入るポケモン（あるいはその進化系）しか使ってこないので
トレーナー戦に新鮮味が無く作業感さえ覚えます。
　初代で言うならイワークやコイル、ベトベターなど
中盤以降に登場するポケモンを序盤に見せられることで
「何だこいつは！？」という驚きと、それがいざ野生で登場した時に
「あの時のポケモンがやっと手に入る！」という感動が味わえたのに…。
今回、クリア前は全て新ポケモンというのを売りにするなら
尚のことそうするべきだったのではないでしょうか。

　ポケモンとの関係を再考するという非常に興味深いテーマだったにも拘らず、
敵役であるプラズマ団の行動がポケモンを足蹴にするなど
いつも以上にあくどいものが多く、
その際に「夢を見せて人を操る」「演説で人をだます」など
プラズマ団の本性を早々にバラしてしまっている為、
それ以降の彼らの言動が非常に白々しいものに感じられます。
　Ｎに至っては一人相撲もいいところで
全ての黒幕はゲーチスだったというオチも
本作のテーマを蔑ろにしているだけにしか見えません。