【3DS】真・女神転生IV レビュー
発売元 | インデックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013/05/23 |
価格 | 6,980円(税込) |
レーティング | 【C】15歳以上(CERO について) |
ショップ/リンク | セブンネットショッピング |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | RPG |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
■ 382人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 1pt | 3pt | 0pt |
47pt
GOOD!
【先が気になるシナリオ】
序盤から世界観、特に東京との関係等、様々な謎が投げられます。その解決がされるものと期待してとても先が気になりました。
【中盤ぐらいまでの緊張感】
雑魚戦で気を付けていても死ぬ時は死にます。中盤までのボス戦は力押しでは勝てない調整になっているので、ボス対策や全滅回避のためのスキル吟味に熱中できます。
【誰でも遊べる難易度】
normalで難しいと思ったら難易度を下げられますし、DLCを買えば短時間でレベルMAXにすることも可能なので、難しすぎてクリアできないということはないと思います。
【音楽】
前作ストレンジジャーニーはどこのマップでも無駄に壮大な感じの曲で食傷ぎみでしたが、今回はバラエティに富んでいていいと思います。
【戦闘】
敵の弱点を突くまたは、敵の属性攻撃を無効化することでニヤリと笑った状態になります。この状態になると敵の攻撃を高確率で回避しクリティカルを出しやすくなります。また他にもプレスターンや補助魔法の重要性等一杉縄ではいかないので、仲魔の役割を考えスキルを考え実践する必要があります。ここまで戦闘が楽しいゲームは昨今なかなか無いと思います。
BAD/REQUEST
【投げっぱなしのシナリオ】
良い点で序盤から謎が多くあり、続きが気になると書きましたが、途中までは確かに気になりますが、ゲームをクリアしてから振り返るとその謎のほとんどが回収されていません。個人的に気になっていた謎のほとんどはNルートで女神転生2あたりを連想させるキーワードをチラッと言っておしまいです。また終盤のシナリオが意味不明です。どのルートもいきなり強引な解決策とラスボスが突然出現するので、訳わからない内に終わります。特にワルターの思考や背景描写が不足しているので、終盤の行動に唐突感を抱きます。
身分制度を題材にしていますが、その身分制度の成り立ちが説明されないので解決したといわれても、根本的解決なのか今一ピンときません。
【中盤以降のボス戦の急激な難易度低下】
中盤以降こちらの攻撃力が増していくのに、ボス含めて敵の体力があまり伸びません。雑魚戦は全体攻撃一発で終わり、ボスは弱点を突く必要がないくらい体力がないので、万能攻撃で十分です。ボスの弱点は隠されているので、プレスターンを活かした戦闘をしようと思ったら、一回全滅覚悟で弱点を無理矢理調べる必要があります。ボス戦の回数が多いのでそんな面倒なら万能属性でいいやとなってしまいます。
【RPGというよりアクションゲーム】
先制できれば難易度は低いですが、先制されて全体クリティカルを出されると強力な耐性がないかぎり全滅します。ゲーム内マネーで復活できますが、慢性的に金欠のため貴重なお金をそんなことに使えません。対策はシンボルに剣を当てることぐらいですが、当てるのが妙にシビアで、RPGというよりアクションゲームをやってる気分になります。また中盤以降トラップが出現したり、2Dマップでは剣を振ること自体ができないので先制されないことを祈るしかありません。
【DLC前提のインフレ経済】
金策と呼べる程の金策がDLC以外にありません。終盤のショップの価格設定とかDLC前提です。ショップは利用しなくてもいいですが、過去に仲間にした悪魔を呼び出す機能が高すぎるので、やりこもうと思ったらDLCが無いと何もできません。初心者救済のDLCで金を稼げること自体は否定する気はありませんが、それを基準にしてゲーム内経済を設定するのはやめてほしいです。また過去作にあったようなやりこんだ人向けの金策がなくなったのはとても残念です。
【悪魔は多いだけ】
400体以上いるのに悪魔は物理特化、魔法特化、バランス型の3パターンしかいません。そのうち物理特化はMPが低すぎて何もできないので使い道がありません。過去作にあったような専用スキルを持った悪魔が数匹しかいないので、スキル継承に制限がなく、強い悪魔ができたときの達成感がないし、愛着がわきません。また悪魔が進化する事がありますが、進化先が普通に合体で作れるものばかりなのでがっかりします。
【合体機能の不便さ】
なぜか検索結果から逆引きすることしかできなくなりました。1体選んだ検索はできるのに、2体選んだ合体結果を調べる事ができないのでとても不便です。全書を含めて検索できるのはいいですが、中盤以降検索結果が増えてくると表示件数が多すぎて検索エラーとなり機能しなくなります。
【その他】
・隠しボス的な存在とのエンカウント確率が低すぎます。
・次レベルまでの必要経験値が少なくサブメンバーまでレベルが上がるので終盤は頻繁にレベルアップイベントが起き面倒です。
・敵シンボルが好戦的すぎる上に、過去作にあった戦闘回避手段が弱くなっているので2週目とてもイライラします。
・会話で仲間にするには機嫌を取る、アイテムを貢ぐ、最終的に運任せ、の3段階クリアする必要があり、ワンパターンな上に機嫌とってアイテム貢いでそれでも逃げられると、全書が高いのと相乗効果でイライラします。
COMMENT
個人的には中盤までは神ゲーです。それ以降は伏線だけ投げつけられた消化不良なシナリオ、大味な戦闘バランスが気になってきます。また、全体的な難易度が低いにも関わらず、たまにどうしようも無く全滅します。その辺を許容できるかで評価は変わると思います
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt |
72pt
GOOD!
久々の真メガテンのナンバリングタイトル。
プレスターンバトルが恐ろしいほどの緊張感を醸し出しレベルが上がろうと油断すると全滅というシビアなバランス。メガテンの綱渡りな世界観そのままである。
ストーリーもハードな展開であり秩序と混沌そして中立の描き方も年齢層を意識してか非常にわかりやすい。(分岐のバランス取りは難しいが)
このシリーズに共通していることだが素晴らしいのは世界観。
勝者が作ってきた歴史の陰で、悪魔に堕とされた神々が居る。今回少しそういった部分は薄まってしまったが、タブーに疑問を呈する姿勢は健在。悪魔が実は豊穣の神様だったり、子宝の神様だったり、生活の面倒を見てくれる妖精だったりと決して悪いことをするから悪魔という一括りで描いてはいない。なぜ悪魔に貶められてしまったのか。それを調べていくと一つの結論に達するあたりがタブーなのである。そこも面白い。
一応個々の悪魔に注釈があるが、このゲームをやる時にウィキペディア片手に調べてみると、また世界観が広がると思う。日本でしかできなかったであろうこのゲーム。今のうちに堪能してもらいたい。
BAD/REQUEST
プレスターンバトルの弊害が序盤の難易度の高さを際立たせている。
先攻を取られると8割がた死亡。レベルが上がれば死ににくくなるもののリスクは同じ。
逆にこちらが先手を取れば瞬殺。特に中盤から後半にはアプリと戦力が揃い全体攻撃型の物理スキルで一掃。『弱点を責める』というのは雑魚戦ではほぼ形骸化される。
それでいて、ボス戦では弱点攻撃ができないと終始苦戦させられる。
初見では弱点探しの死に戦。解ったらリセット。
戦闘のトータルバランスが悪いのである。
さらにバランスを欠くのが経験値の配分。
雑魚戦を重ねても序盤はさして経験値はもらえない。クエストをクリアした時に高い経験値をもらえる。結局辛い任務中はレベルを上げることができず苦労してクリアした時にレベルが上がる。またクエストで苦労し・・・の繰り返し。さすがにこれだと挫折する人が出る。そこで『有料のDLC』
ここでもそれなりの強さが要求されるが経験値・金・アプリポイント変換できるアイテムが無限に手に入る。リアルマネーで全部で1000円弱。まあ買うわな。買わせておいて終盤は一回の戦闘で1万2万は経験値が入ってくる。詐欺かこれ。
実にアコギな商売だ。
最近こういうことが臆面もなく行われることには腹が立つ。
パッケージソフトとして完成品を顧客に届けるという意識が足りない。ここをこうするとより儲かるからという利益を追求型のソフトを作るあまり、あえてダウンチューニングしたソフトを売りつけるという姿勢が気に入らない。あくまでも追加コンテンツとして出すのであればやりこんだプレイヤー向けのイベントやアイテム等に限るようにできないものか。皆が皆、ソーシャルゲームの無限浪費方式を取るようになると結果的にゲーム業界の衰退を招くように思える。
さらにゲストクリエイターによる主要モンスターのグラフィック。
韮澤さんは造形では他に類を見ないクールさを見せてくれるクリエイターだがメガテンの世界観にはあまりマッチしていない。CGの拙さも相まっていいとこエロ触手モンスターだ。
金子氏の悪魔の描き方はその悪魔もしくは神の存在理由や崇拝の背景をイラストににじませつつ、神々しさと冷酷さを併せ持った素晴らしいものだ。
今回の他のクリエイターの物は明らかに浮いている。これじゃない・そうじゃない・どうも違うというミスマッチが作品の質を落としてしまった。通りすがりのゲストなどは要らない。悪魔絵師金子一馬に全て託してこそメガテンなのである。
出落ちキャラが多いのもマイナス点。せっかく専用イラストも用意してもらい今後の活躍も期待していたのに後半全く姿すら見せない。ルートによって出るという話も現時点では聞かない。伏線が回収できていない。ストーリーの都合もしくは時間の都合でカットせざるを得なかったとしても雑すぎる。
エンカウントシンボルにしてもレベル差が20もあればスキルの有る無しにかかわらず『逃がす』もしくは『逃げる』という選択肢があってもいいのではないだろうか。固定で道にいる者もいれば障害物を無視して突き進んで来る者もいる。先制されるか否かはこちらの速さもあるが印象はほぼランダム。敵が見えているというのに避けられないストレスがある。
今回は今までの作品に比べ少し粗が多いように感じた。どうも吸収合併された会社がブラックらしく先日当局の手入れまで入った。職場環境が急激に悪化しているようである。自分の将来を心配しながら仕事をするのは非常に辛い事と思う。次回また作ってくれるのであれば良い会社に移って完璧な作品を期待したい。
COMMENT
がんばれアトラス!
このまま消えてなくなったり、スタッフが散り散りになってしまうと今後良質なRPGができなくなっちゃうじゃあないか。昔から完成度の高い独特の世界観が好みだっただけに惜しいのですよ。
今回みたく外部のイラストレーターで悪魔を切り貼りしてみたりしなくていいから生粋のアトラスのスタッフで作品を作り続けて欲しいですね。
しっかしすれ違わないね?。地方に転勤になって住んでる周りが田んぼと畑で国道沿いじゃないと店も人もいない。おまけにドラクエやマリオならともかく、メガテンだと確率がものすごく低くなる感じ。うちのメタトロン(金子画伯)の性能けっこうすごいんスけども・・・。合体事故でラーマは出たけどヨシツネは望み薄かな。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 5pt | 2pt | 3pt |
82pt
GOOD!
メガテンは真?、SJとこの作品しかプレイしていない新参です
・シナリオ
SJなどのSFチックなものが好きな私は、トレーラーを見て、とても怪しいな…と思っていたのですが、SFチックではないにしろ、ストーリーはとてもメガテンらしくて満足でした。今回は一つを除いてどのルートにも共感できるところがあって選びやすかったです。メガテンのダークな世界観がよく出ていたと思います
・戦闘システム
今回は真?と同じプレスターンバトルシステムが採用されました。
個人的にこのバトルシステムは大好きで、いつ死ぬか分からない緊張感が味わえる、最高のバトルシステムだと思います。今回は「ニヤリ…」という弱点やクリティカルを出した時に確率で発動し、次の行動まで能力が上昇するという要素が追加されていて、これもいい味を出していました。
・豊富なチャレンジクエスト
任意でできる大量のチャレンジクエストが用意されており、サイドストーリー的なものも多くてこれのお陰で長く楽しめました。比較的短いシナリオですが、これを残さずやるとだいぶ長いシナリオに感じられました。
・悪魔合体
今まで悪魔合体のときスキル継承の際、合体素材から継承されるスキルはランダムだったため、
狙い通りのスキルが出るまでスキルを厳選する「ABマラソン」が必要でしたが、今回は継承するスキルを自分で選択できるようになり、悪魔合体を快適に行えるようになりました。(これが好きという人も多いのでしょうが…)
・通常マップ
舞台の大半は東京となっており、通常マップはよくできていて、うろついているだけで楽しめました。
・BGM
過去作のリメイク曲が多く、とても雰囲気を出してくれていました。やはりメガテンの曲は良いなと感じました
・レパートリーの増えた悪魔会話
今までのメガテンより会話レパートリーが増え、とても楽しめました。
メガテンならではの悪魔のズレた感じはやっぱりいいです
BAD/REQUEST
・調整不足気味の難易度
最序盤のナラクは、もはや運ゲーとしか言えない難易度です。その割に中盤以降、仲魔がそろってくると急に楽になります。ただ、最後まで雑魚敵は強いです。ボスは序盤とチャレンジクエストボスを除きヌルめです。DLCや序盤のファンドなど、一度使うと想像以上に難易度がヌルくなるものもあり、調整不足としか言えません。
・浅いキャラ
今回のメガテンのキャラは魅力を感じたキャラが少なくて残念でした。
行動の真意がわからないものも多かったです
・わかりにくいラージマップ
わざとやっているのかもしれませんが、変なところで行き止まりだったり、見づらかったりで正直イライラしました。他の方も言っていますが、案内不足なところも多々ありました
・新規悪魔
今回の新規悪魔は、どれもデザインはかっこよくていいとも思うのですが、リリスや四大天使など、神話や伝承、逸話や立ち位置を無視したうえ、統一感もなく、少しは金子さんに描いてほしいと思いました。
・DLC
ボス戦系のものは良かったですが、周回プレイヤーには非常に便利ですが使うと超ヌルゲーになるものも多く、そこら辺ちゃんと考えてんの?と思いました。
・シンボルエンカウント
最初は良いなと思っていたのですが、周回プレイをするうちに非常に鬱陶しく感じられました。
COMMENT
メガテンは三作品目になりますが、どの作品も優劣をつけがたい面白さ、やりこみ度でやっぱりメガテンは最高だなと感じました。
しかしメガテン?は設定やシステムなど少し詰めが甘く、惜しいゲームだなぁ〜と感じました。
SJでも感じましたが、やっぱりメガテンは小さい画面でちまちまやるより、大きな画面でプレイしたいので、難しいでしょうが次は据え置きハードで出して欲しいと思います。
この作品は良いか悪いかがとても割れる作品で、古参ファンへの配慮も所々見えましたが、古参ファンが楽しめない気持ちはなんとなくわかる気がしました。
多くの新要素の取り入れなど、真?と同じく、「人集めのメガテン」という感は少しありました。
最初のDLCの内容を聞いたときはとても萎えましたので、こういうのは次はもうちょっと考えて出してほしいです。
文句のある部分も多いですが、全体的に良い仕上がりだったと思います。
3DSのRPGでは、最もおすすめできる作品です。
発売スケジュール
- 2017/07/20
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レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
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大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
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チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
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星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
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PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
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ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
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初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
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3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
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メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
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New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
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Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
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イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
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スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
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- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
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真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
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真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
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G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
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真・女神転生 STRANGE JOURNEY
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ゼノブレイド
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デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
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Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
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パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
・豊富な悪魔
なにはともあれ悪魔の種類が豊富
それだけでメガテンとしては優秀
・悪魔会話がけっこう面白い
真3が壊滅的に悪魔会話がつまらなく、ゲーム自体は面白い最近のペルソナやデビルサバイバーも悪魔会話はろくになし、ということで、悪魔会話のかけひきが面白いメガテンは非情に少なくなりつつあったが、今作はなかなかにくせのある会話が多く、押すだけじゃなくて引くことも大切だったり、交渉決裂して一気にピンチになったりなど、悪魔会話が楽しかった。終盤になるとたいがいのパターンが出尽くして単調にもなったが、シリーズの中でもかなり面白いほうだと思う。
・豊富な選択肢
ロウとカオスの間を自らの選択できめていく感じはまさに真女神転生。
・立体視の調整
3DSのゲームの中でもかなり自然かつ立体的に映像を見せているのでは?
・シリーズ独特の世界観
メガテンではおなじみだがメガテン以外では味わえない独特の世界観。
・軽快なインターフェイス
ロード時間は皆無。あらゆる動作がサクサク進んでストレスがなく、熱中度があがる。
BAD/REQUEST
・DLC
金稼ぎ、経験値稼ぎなどがDLCでものすごい楽になるため、通常でプレイしているのが馬鹿らしくなるというか、やりこもうと思うとDLC入れないと馬鹿らしくなる気がして、逆にやりこむ気が起きなかった。
自分はDLCはみなかったものとしてプレイし終えたが、高難易度をウリにしたようなゲームで、DLCで一気に低難易度化というのはいかがなものか。
するなとはいわんがもう少しバランスを考えたらどうなのか?
さらにボスキャラの追加配信。
これ自体は嬉しいはずなんだが、微妙に高い値段をとられるのが釈然としない。
そして上記の難易度調整DLCのために「このゲームにDLCなどない」と思いこむことにしたため、結局DLC追加ミッションをやることはなかった。
・難易度がめちゃくちゃ
序盤が常軌を逸して難しいため「うわ、難しいなこれ」と嬉しさと悔しさがいりまじったものの、中盤から急に難易度低下。終盤になると適当に強い魔法うってるだけでよくなるので、結果的にいままでのシリーズの中でもぬるいほうなのではないか?
序盤ぬるくて終盤きついならまだしも、序盤だけクソ難しいというのはどういう調整なのだろうか……
・悪魔の絵柄の不統一
金子一馬以外のデザインの悪魔がいること自体は問題ない。
が、ボスキャラを中心に適当に新規デザインか混じっているため、違和感がすごい。
例えば「天使サイドは全員新規絵師にする」「〜〜派は新規絵師」など、悪魔の所属によって絵師を分けてくれたりすれば、特徴づけられて良かったと思うのだが、あからさまにボスキャラだけ新規デザインで、そのボスキャラだけほかの悪魔から浮いていたら違和感しかない。
・良さそうで良くないストーリー
楽園を降りると閉ざされた東京。
謎の意思に導かれる主人公。
仲間だったものたちの対立。
なにをもって悪とするか自らの手で選ばされる展開。
いずれも魅力的なのだが、どれもこれも肝心のところで盛り上がることなくすかされ、そしてそのまま終わるので、不完全燃焼感が強い。
・すくないスキル
豊富な悪魔に反して、スキルが少ない。
特に高位悪魔の特殊なスキルが少ないため、悪魔の数自体は真3などよりはるかに増えているのに、パーティーの個性自体は3よりはるかに低くなった。
というか単純に魅力的な魔法やスキルが使えなくなってて悲しい。
・悪魔合体の検索方法
便利になたようでわかりにくくなったようで便利にもなっていて、ようわからん。
従来の画面をベースに今作の便利機能をつけるだけでよかったのではなかろうか?
・絶妙な不便さ
ダンジョン脱出魔法がない、敵回避魔法の使い勝手が著しく悪い、2Dマップが見づらい、ワープ場所が離れてて歩かされる、などなど、周回プレイするごとに不便さが気になってくる。あまり便利だとぬるくなるけど、もうすこしなんとかならんかったものか。特にエストマソード。
・カロン
死んでも金がゲームコインで復活できるというシステム自体は良い。
良いが、そのままロードしてやり直したいと着ても長い会話を見せられるのは嫌がらせとしか思えない。
COMMENT
全体的に
めんどくさい→面白い→すごい面白い→なんか単調→面白すぎる→あれ、終わり?
という感じで、なんか面白さとつまらなさの波が激しくて、結果的に名作なのか失敗作なのかプレイし終えてもよくわからない感じだった。
全体的に途中で力尽きた感が強い。
ただレベルアップ→新しい悪魔をつくる→もう1レベル上の悪魔が気になる→レベルアップ→新しい悪魔をつくる→……
というシリーズ特有のループ具合がくせになり、悪魔の豊富さも手伝って、とにかくレベルをあげて仲魔をつくる作業が楽しい。
近年のRPGでもまれにみるほど熱中し、やめられない止まらない状態に陥ったのだが、一通りプレイして「満足したか」「名作だったか」と思い返すと、「いや、どうだろう……嫌いではないけど……面白いとは思うけど……」という、不思議な感覚が残る。
結局、真女神転生1と2の焼き直し感が強いのと、シナリオ面で1の現実が崩壊するおそろしさも、2の作られた楽園の恐ろしさも、どっちもやろうとしてどっちも掘り下げなかったせいで中途半端になってしった気がする。
「作られた楽園からきたサムライ」という設定をもう少し活かしたシナリオにできなかったものか。
ところどころすごいわくわくはしたんだけどな……
東京に降りて上野池袋新宿あたりを探索しはじめたときの楽しさは間違いなく近年のRPGでも随一だったので、そのあたりは評価したい。
戦闘だけのゲームだった真3よりは個人的には好きだが、戦闘ゲームとしてのクオリティでは圧倒的に真3に負けている。