Nintendo3DS mk2 :: 【DS】ラジアントヒストリアレビュー

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【DS】ラジアントヒストリアレビュー

発売元	アトラス（オフィシャルサイト）
発売日	2010/11/03
価格	6,279円（税込）
レーティング	【Ｂ】12歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	RPG

スコアボード

総合ポイント: 77
難易度: 2.25
レビュー数: 81

スコアチャート

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90-100

【60点以上】
88.9%
【標準偏差】
13.81

ユーザーレビュー

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■ 349人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	4pt	5pt	4pt	5pt	4pt	2pt

総合点
84pt

GOOD!

・ぐいぐいと引き込まれる物語

非常に快適なテンポで物語が進んでいき、飽きさせられませんでした。
とにかく面白い！
ADV的なパズル要素も面白かったです。
時間移動できるからこそのサイドストーリーも、世界観やキャラクターをよりいっそう深めています。
本筋は謎が多く、こうじゃないかああじゃないかと考えるのもとても楽しかったです。
最後は号泣しましたが、すっきりと締められていて、余韻が残りますし、終わるのがものすごく惜しく感じます。

・非常に魅力ある、納得できるキャラクター達

とにかく不快なキャラがいない。どのキャラクターも愛着がもてます。
さらりと書かれる中でも、信頼関係や人間関係がしっかりと理解でき、納得出来ました。
これはなかなかないことだと思います。
ラスボスにも愛が持てるのはすごい。

・ドットアニメーションの動き

とにかくドット絵が好きな私は、それだけでも評価したくなるのですが、非常によく動く。
キャラクターが歩けば服の端から髪の毛の細かい部分で揺れる揺れる。
戦闘中もコマンドによって一人一人違うモーションが用意されているのが面白く、
それ目当てでわざと行動を起こしてみたりしました。

・場面との親和性が高く、また一つ一つの曲のクオリティの高さ

KHなどで有名な下村陽子さん作曲ですので、もちろん曲のよさは保証済みです。
しかも、今回はゲームの場面や街に非常によくシンクロしています。
シンクロしているけれど、流れて消えてしまう曲ではなく、主張がある。
かといってゲームの邪魔にもならない。すばらしいです。

・時と場合、自分に合わせて戦闘スタイルを変えることができるシステム

グリッド式ですので、１マスに一まとめにして一気に敵を倒す、というのも出来ますし、
コンボ数を稼いで高いダメージをどかんと放つことも出来る。
また順番を自由に変えられるのもすごく面白いです。
難易度も難しすぎず易しすぎず、ちょうどよかったです。

・イベントスキップなどの快適な機能性

ゲームのシステム上、いつでも見たいシーンを見に行くことが出来るのも素敵です。
また、何度も見るはめになるイベントもボタンひとつで軽く飛ばせます。
フィールド上での、姿を消すスキルで雑魚スキップも可能。
非常に便利でした。

BAD/REQUEST

・物語の細かい突っ込み

大筋が非常にいい分、細かい荒も非常に目立ちました。
せっかくの設定やイベントなどを生かしきれていない部分もあったと思います。
キャラクターの扱いも、一部疑問に思う場面もありました。

・キャラクターバランスの甘さ

戦闘に立つ面子のバランスが偏りあるものになっていると思います。
基本的に魔法が強いので、必然的に魔法キャラ主体のPT編成になってしまいます。
それに、物理系キャラ二人のタイプもとても似通っているように思います。
もう少し変化がほしかったところだと思いました。

COMMENT

今、なかなかこういったRPGはないと思います。
しっかりと安定した、万人向けのRPG。
少し昔の、古さが残るところもまた味わいがありました。
本当に面白かったです。
RPGが好きな人には絶対にお勧めしたいです。

プレイ時間：40時間以上60時間未満（クリア済）
茶葉さん [2010/12/01 掲載]

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■ 359人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	5pt	4pt	5pt	3pt	3pt

総合点
84pt

GOOD!

・様々な思惑うずまく群像劇
プレイヤー側が信念のある行動をとるのは当たり前だけど、悪役側にもそれぞれ信念があり、それぞれが混じり合い、ぶつかり合う見応えある群像劇でした。サブキャラクター達の心情も丁寧に汲み取ってくれていて、それがどういう風に転がっていくのかを見るのは面白かったです。

・一粒で二度おいしいシナリオ
主に二つに分岐したパラレルワールドが話の主軸なのですが、どちらの世界のシナリオ展開もよく練られていて楽しめました。一つのゲームに二つの別々のシナリオ展開が同時進行していくので、普通だと混乱しがちですが、うまいところでまとめているのでプレイヤー側は混乱せずに読める工夫がされてました。これは気付きにくいけどかなり技有りなシナリオ作りだと思います

・サウンドは雰囲気に合っていて良かったです

・グリッドバトル
9個のマスで敵を動かして一網打尽にするバトルは多少頭を使うので楽しめました。直感的で分かりやすかったのも良かった

・敵のレベル設定
理不尽な強さの敵も考えればちゃんと攻略する方法があったり、油断してると大ダメージを喰らう雑魚キャラがいたりとなかなか飽きさせてくれませんでした

・バッドエンド
バッドエンド見せられるのはしんどいのかと思ったが、短くまとめられていたり、意外な展開だったり、思わぬキャラの一面をみたりするのもあったので思ってた以上に楽しめました

・意義があるサブクエスト
過去改変できるゲームなのでクエストをこなすと未来が変わったりするので、クエストに意義生まれ、おつかいっぽさを感じませんでした

BAD/REQUEST

・足音は確かにうるさかったです

・過去を行ったり来たりするのは良かったんですが、その度に同じイベントを見せられるハメに。イベントはスタートボタンで全スキップできるんですが、たまに過去改変で変わる場合があるのでタチが悪い。改変された場合だけもう一度見せるようにして欲しかった

・しんどい移動
過去の決まった分岐点にしか飛べないので、特定の部分に行きたい場合また同じシナリオを進めないといけないので同じところを何度も走らされる。本に記されたところなら全部飛べればこんな移動の困難なかったのにと思う事が何度もありました

COMMENT

　一つの出来事にも様々な思惑があるんだなぁと思えるのが群像劇の醍醐味ですが、このゲームはそれを見事にこなし、シナリオに厚みを出す事に成功していました
　特に黒幕達は「なんでこんな事をするのか、教えて貰おうじゃないかっ！？」て感じのシナリオなので主人公に感情移入しやすく、グイグイ引き込まれました
　本サイトの人気投票みたら３?５位がプレイヤーキャラじゃなくサブキャラクターだったのも群像劇ならではの結果

　シナリオ、システム、サウンド、ビジュアルどれも良いレベルでまとまっていて、しかも違うシナリオ展開が楽しめるなかなかお得なゲームでした

プレイ時間：30時間以上40時間未満（未クリア）
バロンさん [2011/01/06 掲載]

このレビューはオススメ？　

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■ 341人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	2pt	5pt	4pt	5pt	4pt	2pt

総合点
83pt

GOOD!

・ＢＧＭ
下村陽子さんが手がけているＢＧＭがとても素晴らしいです。
好みは有るでしょうが、外れのＢＧＭが一つもありませんでした。
作品のイメージにもピッタリで、サントラを思わず予約してしまう程です。
公式でも一部聞く事が出来るので、聞いてみると良いかもしれません。

・キャラクター
主人公がウジウジ悩んだり、キザったらしかったりする事が無い、最近では逆に新鮮なキャラクターでした。
普段は冷めているように見えていても、いざ味方を助ける為なら熱くなり、人の死を嘆く事が出来る、最近では珍しい「格好良い」主人公だと思います。
周りのキャラクターもどれも魅力的で、特に親友ポジションのロッシュとのイベントは胸が熱くなりました。
また、最初に仲間になる二人の影が…と思うかもしれませんが、これにもちゃんと理由があるのが面白かったです。

・シナリオ
これ程整合性を取るのが大変なシナリオは無かったのではないでしょうか？
スケジュール上で削られてしまったイベントが有る（シナリオ上で仄めかしながら、最後まで明かされない、想像するしかない）のが少し残念ですが、章を進めた後で以前の章に戻ると、キャラクターの発言の意味がより深く判ります。
シナリオ上の不整合な点も殆ど無く、正直驚かされました。

・フィールド移動
通常、ＲＰＧでは雑魚敵との戦闘は避けられない物ですが、このゲームでは序盤?中盤で覚えるサイレンスというスキルで戦闘を回避する事が可能です。
ダンジョン内を探索したり、シナリオだけを追いたい時にはとても重宝し、そのお陰でストレスを感じる事無くゲームを進める事が出来ました。
熱中度が高いのも、これが理由かもしれません。

・満足度
サブイベントやエンディングを全て見た後の余韻は、他のゲームの追従を許さないレベルだと思います。
序盤のイベントの伏線回収に、思わずホロリと来ました。

BAD/REQUEST

・戦闘
おおむね良好では有るのですが、敵が非常に多いです。
一度の戦闘で６?８体出る事も珍しく無く、また、バックアタックを取られた場合はパネルが全て敵のターンになっている事が殆ど。
中盤以降、スキルが充実して来ればそこまで苦にはならないのですが、それにしても少し多すぎるだろう、と思います。
ただ、ボス戦に関してはとても良く調整されてました。

・効果音（と言うか足音）
と　に　か　く　う　る　さ　い　で　す　。
流石にサイレンス使用してる時は足音が消えても良いだろうと。
消えてる時にダカダカ足音が鳴るのは違和感が凄まじかったです。

・グラフィック
一部重要キャラに立ち絵が無かったり、そこまで重要でも無いキャラに立ち絵が有ったりと、妙な違和感を感じました。
また、重要なボスのグラフィックも雑魚敵の使い回しだったりと、少し残念な感がぬぐえません。

COMMENT

完全新規の作品の中ではピカイチな出来だと思いました。
「ラジアント」と言う名前に少し敬遠している方も、一度手に取ってみる事をお勧めします。
少なくとも、「黄金の太陽」「ソラトロボ」「ラジアントヒストリア」と3本やった中では、ラジアントヒストリアが一番完成度が高かったように感じました。
生憎ネームバリューも無く、広告にもそこまで出ていなかった為、売上が芳しくない感じでは有りますが…出来る事なら完全版を出して貰いたい所です。

プレイ時間：20時間以上30時間未満（クリア済）
（・ｘ・）さん [2010/11/11 掲載]

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