【DS】スーパーロボット大戦K レビュー
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ソート(デフォルト:ALL)
■ 402人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 1pt | 1pt | 1pt | 3pt | 2pt |
33pt
GOOD!
・戦闘アニメの動きは素晴らしい
今作はトドメ演出に特に力が入っており、見応えはある
・参戦作品のラインナップはかなり魅力的
・基本的なシステムが完成されているシリーズなので、操作自体には不便なところはなく快適
BAD/REQUEST
・一部の武器が演出過剰に感じる
通常と同じモーションで攻撃を行った後、トドメ演出がある場合はもう一度攻撃、
というパターンが非常に多く、テンポが悪いし一撃目が軽く見える。
敵を倒した後の決めポーズも多用され、
あまりに芝居がかっていて格好良いというよりは滑っている印象。
原作では乱舞ではない技を含め、やたらと乱舞技が多いのも違和感。
Dの主人公機のバーストレイブのように、モーションに変化をつけた乱舞は好きだが、
何度も特攻するだけ、といったものが多く、テンポが悪くあまり格好良さを感じない。
・版権キャラクターの扱いがおざなり
矜持や信念の感じられないザイリン、やたらデレデレ化しているロール&ミアなど、
口調やポジションが原作とは違うキャラクターがあまりに多い。
ライターが作品を熟知していないのは仕方ないとしても、
それを複数人で監修したりしないのだろうか。
・オジリナル主人公
リアル系のウジウジしたところと、スーパー系の頭の悪さ、
両者の悪いところだけを参考にしたような性格。
もちろんそれぞれの良いところは微塵も受け継いでいない。
思ってることを全て台詞で、区切らず一息で言う癖があるため、
違和感のある台詞回しが多く、かつクサくて薄っぺらい。
・音楽
盗作問題はグレーゾーンであれば糾弾はしない主義なのだが、
誤魔化す努力すら感じられないほどの真っ黒、完全コピーで唖然。
しかも常習犯なので、他の曲を聴いていても「これもパクリかなあ」というモヤモヤがつきまとう。
版権曲は普通に聴けるが、それは当たり前なので評価には反映しない。
COMMENT
スパロボシリーズの作品には、多少の出来の差はあれど、
参戦作品への愛があれば覆る程度のものでしかないと思っていたが、
これは例外中の例外。
あらゆる点で低い水準をキープしているので、素直にDやWを買ったほうがいいと思われる。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 4pt | 1pt | 3pt | 1pt | 3pt | 1pt |
42pt
GOOD!
・グラフィック
戦闘アニメはシリーズでも秀逸。据え置き機の描き込みには及ばなくとも、カットインアニメーションやテンポの良さなど評価出来る部分が多いです。
ガイキング、鋼鉄ジーグ、ガン×ソード辺りは特に丁寧な再現が行わていたと思います。
・参戦作品
個人的に購入の動機にもなった部分です。00年代の作品が中心となってます。
・システム
PUシステムの試み自体は、フォーメションや小隊よりも簡略化されている事を評価します。
携帯機全般で推し進められている操作性の向上も高評価でした。
ゾイドなど、地形適性のステータスが的確に配分されている印象を受けました。
BAD/REQUEST
・グラフィック
オリジナル主役機の最強武器が最悪でした。
いわゆる「解りやすく格好良い」演出を目指したのだと思いますが、カットインのタイミングなどがくどすぎてテンポが悪い。
これは近年のバンプレストオリジナル全てに言える事でもあります。
・サウンド
盗作問題は論外。公式謝罪まで行ったので次はないと信じたいです。
Wでも疑惑が持ち上がっていた上での今作というのは…。
・システム
PUシステムの必要性が精神コマンドくらいしかないです。
つまり単独ユニットの方が使いやすく、サポート攻撃よりはアタックでのコンボ攻撃が望ましいものになってます。一長一短あるシステムにしたかったのは理解できるのですが、バランスが悪すぎます。
GOOD!で書いた通り、キャラのイメージや設定に合わせた地形適正パラメータは的確だと思えたのですが、バランス調整を誤ったのではないかと思える程、「B」での戦力減少が極端でした。
・バンプレストオリジナル
多くの方のご意見にもありますが、主人公、ヒロイン共に魅力が全くありません。
内輪のみで勝手に深刻になり、仲間に迷惑をかけて勝手に復帰する主人公達。
会話で多くの人物と深く丁寧に絡んでいたWと比較すると、余りにも稚拙な内容のテキストも酷さに拍車をかけていました。
版権作品のキャラクターを無視してのオリジナルの優位描写(いわゆる「踏み台」脚本)をするのも、近年の作品としては顕著で、
ガズムとファサリナ(ガン×ソード)との対話などを始め、特にガン×ソード関係はキャラクターの改悪が酷かったです。
オリジナル敵も相変わらず主役機のみに興味を示すだけのパターンで、制作者はいい加減学習しないものかと思ってしまいました…。
COMMENT
実際の所、「GOOD!」で評価した部分も、多くがツメの甘さから「BAD!」にもなってる箇所が多いです。
システムの試みと狙いどころは良かったけど煮詰まってないという印象ですね。
参戦作品は目新しくて良かったので、機会があれば携帯機でも構わないので是非また参戦して欲しいです。
発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
-
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
-
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
-
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
-
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
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G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
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ゼノブレイド
- 2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
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デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
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アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
-
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
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パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
W以上に原作を再現しよく動くアニメーション
特にガイキングのフェイスオープンはカットインから演出まで、どれを見ても原作13話と比べてほぼ相違ないものでした
また、プロローグ&EDやサブタイトル時の背景などもかなり書き込んでいてDSとは思えない綺麗さでした
ゲームシステムは今までのスパロボとは別というほどでした。
正直別ゲーといっていいレベルです。なので「斬新」という意味では高めの点数に設定
昨今のスパロボによくあるバグも、殆どが解消されていて全く気になりません
特に毎度おなじみの「EN・SP無限回復」はようやく直ったのかと…
発売が前倒しになったのでバグについては不安がありましたがむしろキチンとデバッグされていて驚きました(これで快適度1ポイントプラスです)
まぁ誤字脱字はあいかわらずですが
ユニット移動時のSEが機体の種類ごとに違うのはビックリしました。
陸上のゾイドなら足音、バーチャロンなら独特のキュイーン音、オーバーマンならフォトンマットの音など
バーニア音でも良く聞くと微妙に違います
また、BGMも豊富で作品間を気にせず好きに設定可能。ワンタッチで全機体統一設定もできるので好きな作品のクライマックスでBGMがコロコロかわってストレスを感じることも無いです
今回は周回プレイをするごとにA→R→D…とダブルスロットで手に入る強化パーツが購入できるようになるのはうれしかった(ただし各1つずつのみ)
BAD/REQUEST
BGMそのものは悪くないのですが…むしろよくできてるとは思います。
でもWに引き続きまたスタジオPJの末村謙之輔氏がやってくれた…さすがに前科ありでまたやってたら言い逃れできませんよ
しかも今回は原曲をほぼbpmいじっただけの曲が頻繁に流れるので余計に耳につきます
まぁ再現度が高いっていう意味じゃあキャラゲー向きな作曲家なのかなぁ
さて、システムが斬新なのにオリジナリティが3で快適さが1な理由の一つ
パートナーバトルシステム(以下PBS)とアタックコンボシステム(以下ACS)についてです
プレイヤーはユニットごとにこの二つのどちらを優先するかの選択を迫られます。
2つのユニットを組ませて堅実に戦うか・1機だけで出撃させて一騎当千に戦うかです。
PBSが生きているうちはACSが使えません。また援護システムはパートナーでないと受けれないため、戦艦ユニットは常に丸裸で戦うことになります
更にジーグは特性上ビッグシューターが近くにいないとどうしようもないので、事実上アタックコンボは使えないものと思ったほうがいいです
一応、PU内で合体する・パートナーが撃墜されるorコマンドで離脱させればシングルユニットとして運用はできますが、ちょっと極端な二択になってしまっています
地形対応について
今までのスパロボはAとSの違いこそ多少は出ていましたが、AとBには殆ど違いがきにならないほどでした
とこころが今回は地形対応がすべてを決するというほど格差が激しいです。
リアル系の地上Bユニットが地上からスーパー系の地上Aユニットへ攻撃するとして
命中率0?5%、被弾率100%なんていうことが日常茶飯事です
まぁここの格差をつけたのは良しとしましょう。問題は作品間での格差です
後半は宇宙戦ステージが多く、地上戦も敵は空中ユニットばっかりなので
地上特化ばかりのユニット(主にゾイド系)や原作で宇宙戦がない(ほぼ2/3以上)ユニットでは話になりません。
その割りに敵から手に入る地形対応パーツはとても少ないです。
最終ステージが宇宙なのに、スラスターモジュールA/S合計で5個ちょいではどうすればよいのか…
PUまで使って出撃すると45機以上になるのに
同じくゲームバランスでは、一部のユニットの強さが異常です。
特にストライクフリーダムとキラが…
無改造なのにラスボスとタイマンはれるし、MAP兵器でHP1万5千越えのザコを一掃するなど、もはやゲームバランスが崩壊してます
主に気力上昇にともない能力アップ系のスキル・特殊能力が強すぎるのが問題。
しかもそのスキル持ってる味方が何気に多い。しかもコーディネイターとSEED・YIIとオーバーフローなど、更なる上乗せでもはや手に負えない状況になっている
シナリオについて
スパロボ一番の醍醐味であるクロスオーバーも今回はあってないようなもの
敵の勢力がまとめて襲ってくる。そのくらいしかないという印象です。
味方側のクロスオーバーなんて、22話と最終話しかないんじゃないかというほど統率取れてません
完全に各作品の話が独立してしまっています
また、作品をまたいで男女間にフラグ立てするのはどうかと思う…(声優ネタは除く)
製作者にもファンにも失礼です。実際にくっつくわけではないにしろやりすぎ
ファフナーにはハッピーエンドが用意されているが、通常時のファフナーED(原作の後日談的なもの)は原作以上に鬱になるバッドエンドだったのも、クリアで報われた感じを見事に醒ましてくれました
しかもファフナーの条件が酷いです…よほどの作品愛がないとあんな条件知っていても難しいかと
また、今回の裏テーマである「KNIGHT」にこだわり過ぎています。
上記の男女間フラグもそうですが、オリジナルキャラやシステムを含めかなりくどいです
確かに護る人護られる人というのは王道な展開ではあるにしろ、所々に詰め込みすぎていて話をややこしくしてしまっています。
もっとシンプルにしてもよかったのでは?
操作性
なぜかWと全く違う操作性に…
いままでBでカーソル高速移動だったのに、今回はYかXでショートカット設定しないと使えません。つまり使うならショートカット枠一つ削る必要があります
おそらく移動時にB押すとキャンセルされることに対する不満を解消するためなのでしょうが、
新システムで移動コマンド時、Yorユニット上でAを押すと自動で最大移動範囲までカーソル移動してくれる機能もついてます。まるで天邪鬼です
COMMENT
参戦ラインナップについては個々の好みもあるので評価点にする気は余り無いのですが
ちょっと偏りすぎかなぁ…
マジンガーZとダンガイオーを除いてすべて2000年代。90年代作品が無いというのは思い切りすぎ?
また、ガンダム系がSEED勢しか居ないのも手に取りやすさを減らす要因だと思います。
ちなみに参戦一覧に初代SEEDが含まれているが、要素は「サイクロプス」「ジェネシス」の名前だけとある隠しキャラが乗ってくる「ガイアガンダム(黒)」のみで、実際には許可取らずに別の機体を用意すればよかったのでは?っといった感じ。前二つの兵器も実際には話題に無くても話は通るし
難易度は一部チート並のユニットさえ除けば難易度は昨今のスパロボと比べれば高めです。
序盤からザコはかなり強めに設定されてます。1話目からゲームオーバーになる人も居るでしょう
プレイヤーがシステムの特性に慣れるまで時間がかかるのもありますが、気を抜けばすぐゲームオーバーになることもしばしば…
バランス的に冷遇されてる作品が強制出撃になることが多いことも難易度をあげる要因かな
正直Wが良過ぎた事もありましたが、期待しすぎました
特に好評だったクロスオーバーがなんで今回はこんなことになってしまったのか不満でなりません
今回は奇特な作品が多いため大変だとは思うのですがシナリオライターにはかなり頑張ってほしかったところです
たまに置いてある伏線も1週目からバレバレです
なお今回元々の音量がかなり大きいので、イヤホンなどでプレイする方はご注意を
他のソフトの2?3倍近い爆音が出ます