【3DS】ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D レビュー
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ユーザーレビュー
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■ 354人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 3pt | 3pt |
80pt
GOOD!
オリジナリティ
64版のリメイクながらも面白さを欠けることなく、飽きさせないストーリー作りをちゃんと再現出来ていると思います。何より数年前までほぼ絶版状態だった裏バージョンが同封されているのが一番うれしかったです。購入する前までは情報不足でただの左右反転、ダメージ2倍のモードかと思っていたのですがちゃんと敵、アイテム、仕掛けの配置が変わっていて安心しました。64、GC版には無かったボス戦再戦機能がついていたのも地味に嬉しかったです。以上の点を踏まえて実質完全版といっても過言ではない内容なので5点にしました。
グラフィックス
64版のポリゴン風から一転して、よりキャラのデザインが自然な感じになったと思います。風景や壁の模様などもより鮮明になっていました。
音楽
原作のBGMを移植しているので64版をやっていた頃と同じ雰囲気で楽しむことが出来ました。それぞれのフィールドやダンジョンとの曲の組み合わせも合っていました。
熱中度
様々なバグ技が修正されて64版ほどやれることが多くないのですが、いろいろなアイテムを縛ったりしてもクリア出来る可能性を持っているゲームと言われると実際そんなに無いんですけど、時のオカリナは攻略方法が数多くあるので必ずしもこの攻略方法じゃないと駄目というわけではないので周回プレイを重ねる度に「次はあのアイテムなしでやろう、この攻略方法はなしでやろう」という考えが自然に出てくるので、いろいろな楽しみ方があってやはり飽きにくいです。この自由なプレイスタイルの多さを理由に5点にしました。
満足度
黄金のスタルチュラ、ハートのかけら集めは非常に大変ですが集め切った時の達成感は本物です。少なくとも無駄ではなかったとは感じるはずです。
快適さ
リンクの動きがスムーズに滑らかになって、より細かい動きがしやすくなりました。64版で面倒だと思っていたブーツの履き替えもタッチ一つで履き替えが可能なのでストレスを感じることは散どありませんでした。オカリナ演奏時に楽譜の内容を忘れてしまった時も楽譜を見ながら演奏出来るようになったので忘れやすい人に対しては良心的なシステムだと思いました。
難易度
表は64版を何回もやっていたのでさほど難しいとは感じなかったのですが、裏をプレイするのは今作が初めてでした。表で通じていたプレイ知識が裏ではあまり通用せず、MAP左右反転でたまに試行錯誤が起きたり、ダメージ二倍というプレッシャーで緊張感を持つことが出来たので油断するとすぐゲームオーバーするのでやりごたえのある難易度だと思いました。
BAD/REQUEST
ジャイロセンサー
3DSを上下左右に動かして視点変更出来る機能ですがなかなか自分の思った通りに動かすことが出来ないことが多かったです。しかしこれはON/OFF機能があるのでそれほど問題ではないかなと思います。
イベントシーンandムービーの長さ
個人的には今作で一番不満に思ったことです。これは64版をやっていた時もそうだったのですが1分前後位の時間を要するイベントシーンやムービーが多くてイライラすることが多かったです。リメイクならSKIP機能が付いているはず!と思っていましたが、この点に関しては失望しました・・・。せめて2周目以降からSKIP可能のシステムを付けて欲しかったです。
オカリナのボタン配置の変更
64版ではCボタン(上下左右矢印ボタン)+Aボタンで演奏でしたが、今作はX、Y、A、L、Rの大幅な配置変更に「えっ!?」と思いました。始めのうちはボタン配置に全く面影がなかったのですぐに忘れたり演奏ミスを毎回起こしていまい、十字ボタンとAボタンという組み合わせじゃ駄目だったのかと思うこともありました。しかしこのボタン配置の変更があるミニゲームで64版のものより結果的に難易度が下がってクリアしやすくなったので、GOODでも上げた楽譜の存在のこともありこの点はデメリットでもありメリットでもあるかなと思います。
COMMENT
ゼルダシリーズはSFC、GBA以外のものはほとんどプレイandクリア済です。
最初は「所詮リメイクだしな?。」と感じ、今作を買うのを多少渋っていたのですが買って良かったと今は思っています。全体的にゲームとしての完成度が高く操作精度の向上は素晴らしいのですが、やはりBADでも書いた通りSKIP機能があればさらに良かったのにと思ってしまうこともあります。
2周目以降にプレイ出来る裏モードは表とは全く別のゲームとして楽しむことが出来るので「表は何回もやったことがあるが、裏はやったことがない。」という方には是非購入してプレイすることをオススメします。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt |
72pt
GOOD!
自分はこれが初ゼルダです。裏までとことんやり込んだのでレビューします。
◇音楽
文句ナシです。
その場所の雰囲気がうまく表現されています。
◇グラフィック
僕は64の方はやったことはなく、動画を見てのみの評価となりますが、
雰囲気を残しつつも新しい感じになっていてとても凄いです。
細部まで丁寧に作り込まれていて、風景の観察をしてみると
新しい発見があるかもしれません。
◇熱中度
かなりハマります。
ダンジョンに入ってちょっとするともう止まれません。
気づいたらリアルで結構長い時間謎解きに励んでいることも^^;
◇謎解き
最初のダンジョンは初心者向けといった感じですが、
最後に向かうにつれて本気を出し始めます。
しかし、本気といっても、よく観察し、よく考えれば解けないものでなないので、
調度いい感じだなと思いました。
◇立体視
僕のプレイした3DSゲームの中でも特に立体に見えやすいです。
それとあのグラフィックなので、リアル感がハンパないです。
◇アイテム
多彩なアイテムがあり、よく思い付くなというくらいです。
特に、ブーツ系もアイテムになっていたので、非常に快適でした。
BAD/REQUEST
◆ジャイロセンサー
これが立体視との相性が悪い悪い…
横にずれるとすぐ立体に見えなくなるので、正直OFFでもいいです。
◆Aボタン
対象によって押したときの効果が変わるスグレモノですが、
使いづらいです。
ころころ起こる動作が変わってしまうので、イラつく時があります。
◆視点
視点がコロコロ変わってしまうので、どこに何があるか、
把握できないという事態が起こりやすいです。
下り坂だと思ったら落とし穴だったとか、よくあります。
COMMENT
色々と書いてきましたが、やはり13年越えても名作なようですが、
初ゼルダの方にも強くオススメできる作品です。
シナリオをクリアすると裏ゼルダも解放され、
謎解きなどが新しくなり、初プレイとは違った新鮮さがあります。
王道RPGの理想的な作品と言えるでしょう。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt |
89pt
GOOD!
グラフィックは3DSソフトとして極めて美麗な水準で、64版原作の雰囲気を残しながら
原作経験者の思い出補正に応えられる素晴らしいものに仕上がっています。
3DSソフトの中でも立体視感がかなり強力に設定されていて、
ここは好みも分かれるので3Dスライダーを使って調節してほしいのですが、
ハイラル平原などに出てみるととても雄大な世界を感じることができます。
タッチパネル上にもアイテムボタンがある仕様はとても便利で、
ゲーム全編でアイテムボタン枠を占有するオカリナが専用ショートカットがあったり
ダンジョン攻略において何度もの付け替えを迫られた装備アイテムが
アイテム扱いになっていたりと快適性への気配りは充分で
ニンテンドウ64より物理ボタンは減っているのに本作の方が気持ちよくプレイできます。
携帯ゲーム機でのリメイクについて回る音質劣化問題も本作では微塵も感じられず、
スーパーマリオやゼルダのサウンドを25年支えてきた近藤浩治さんが全曲を作曲した
最大規模の作品にあたる、この時のオカリナの音楽をしっかりと堪能できます。
初めての一周目プレイでおそらくは60時間、難易度とダンジョンの仕掛けが一変する
二周目「裏ゼルダ」やボス再戦機能の新設で100時間にも届きそうな膨大な物量があります。
BAD/REQUEST
立体視がないと味気なく思えてくる半面で、やはり無意識に疲労感を溜めるようでもあり、
ジャイロで狙いをつける操作に慣れると有利に感じられる一方で
それが立体視が崩れる原因にもなりやすいジレンマがあります。
オカリナのボタン配置ががらりと変更されていて、64版を遊びこんだ人でも暗記のし直しになると思います。
プレイ中にすれちがい通信ができなくなる特例ソフトのひとつなので注意してください。
COMMENT
シリーズのポリゴンゲーム化の基礎を固めたとともに、
当時としてはシリーズ4作目の集大成でもあった作品で、
象徴的な要素を豊富に持っている極めて重要な位置にあるのがこの時のオカリナ。
世界中から非常に高い評価を得ている名作として本作でフルリメイクされ、
ゼルダシリーズを一本触れてみたいという人にまさにおすすめといえます。
しかしです。
注目システムと呼ばれる基本中の基本であるカメラワークシステムを
導入部でちゃんと理解できるかがまず本当に大事なことで、
説明書どころかチュートリアルにもまともに向き合えないプレイスタイルの人では、
最初で大きく躓いてしまう可能性があります。
遊び方を覚えるという最初のハードルを超えた上でこそ
評判どおりに面白いとの認識ができうるという当たり前をどうか理解してほしいです。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt | 1pt | 2pt |
34pt
GOOD!
■いつでもセーブできる
SELECTもしくはSTARTキーを押せば、いつでもセーブができます
■勝手にジャンプしてくれる
谷間など、歩いていると勝手にジャンプしてくれます
(任意に「ジャンプ」する事はできない)
■適度な難易度
それほど難しいわけでもなく、かといってヌルイわけでもありません
BAD/REQUEST
色々と不満が・・・
■自由にアクションできない
Aボタンを押すと、その状況にあったアクションを取ってくれます
扉の前で押せば、扉を開き
段差の前で押せば、段差をよじ登り
宝箱の前で押せば、宝箱を開けます
移動しながら押せば、前転します
が、この前転が曲者!
扉の前で押しているのに、前転して壁にぶつかったり
箱?を押そうと思ったら、前転して箱にぶつかったり
・・・ストレスが溜まります
また、箱の前で「押す」「登る」が出たり出なかったり・・・ジャンプできれば解決したのではないでしょうか
■セーブデータを読み込むと・・・
スタート地点から始まります
どんな状況でセーブしても、必ずスタート地点に戻されます
また、街の探索が終わる頃にスタート地点の村へのワープが発見できるのですが、
発見するまでは毎回歩いていく必要があります
■20年以上前のRPGをやっているかのようなシナリオ
アクションゲームとはいえ、RPGのようにストーリーがあるのですが・・・
「お前は選ばれた伝説の勇者だ!」で始まり、「世界が悪に支配されてしまう!」「3つの神器?を集めなければならない!」「行け勇者よ!」という感じです
10年以上前のリメイクとはいえ、ちょっと・・・酷くないですか?
■妖精ボタンが同時押しに対応していない
敵をロックオンすると妖精が弱点を話してくれるのですが、ガードしたままでは話せません
ロックオンしてノーガードで話さなければならず、操作が煩雑になります
■タッチ画面周りの操作性が悪い
装備(道具)をボタンに割り当てる際、X、Yボタンは押せばいいだけなのですが
?、?ボタン(そのように表示されている)はタッチで決めるしかありません
当然、使用するにもX、Yボタンに割り当てたのはX、Yボタンで操作可能ですが
?、?ボタンはタッチにしか対応していません
使用するのにタッチしか対応していないのはともかく、選択時は普通にボタン(A選択し、Aで配置するなど)で操作させて欲しいです
■カメラアングルが悪い
目の前が崖なのか、下り坂なのか判別できません
下り坂だと思って歩いていったら・・・あぁぁぁぁ。
COMMENT
少年編?で神器?を2つ集めたところです
かなり序盤だとは思いますが、精神的に疲れてきたのでレビュー投稿します
最後までプレイするかは正直分かりません
プレイしていて感じたのは、音楽やゲーム性は「ゼルダ」だけど、それ以上のものは何も無いということ
アクションが楽しいわけでも、謎解きが楽しいわけでもなく、惰性で遊ぶしかありませんでした
また、セーブしてもスタート地点に戻される(村の中からワープできるようにもなりますが)のも、モチベーション下げた要因だと思います
出来が悪いとは思いませんが、何をオススメしてよいのか分かりません
発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
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メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
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Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
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真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
-
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
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G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
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ゼノブレイド
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デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
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アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
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Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
-
パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
▼オリジナリティ:L注目(Z注目)に、ワンボタンマルチアクションと、現代の3Dアクションゲームの礎を作った名作として、その基本システムの完成度の高さには感心しきり。現在では当たり前となっているロックオンシステムも、このゲームこそがその源流で、そしてリアルタイムで触れることができたことを思うと特別感慨深いものがあります。
▼「裏」搭載:今まで入手困難だった「時のオカリナ:裏」を左右反転モードで追加収録し、実質ボリュームは64版の二倍以上という太っ腹っぷり。その遊び応えは半端ではなく、謎解きの鬼畜化(特に魂の神殿なんかは最終盤ダンジョンに相応しい凄まじい歯応えに)のみならず、オリジナルを何度もクリアしたことがある人間でも頭がこんがらがる左右反転が思いの外良い刺激になっており、実に新鮮な気分で楽しむことができました(個人的な意見ですが、左右反転には主流になりつつある右利きリンクに合せるという意味合いもあるのではないかと)。
また、ダンジョンギミックのカオスさは表の比ではありません…特にジャブジャブ様の体内なんてシュールの極致で初見は仰天(もしくは爆笑)必至。
▼グラフィックの向上:64版から諸々の点で凄まじくパワーアップ。個人的には鞘のショルダーベルトがちゃんと追加されたのが嬉しい限り(あれがなかったせいで64のリンクは間延び気味だったので)。あと、地味にトワイライトプリンセスの剣回しアクションが逆輸入されているのも見どころ。
▼細部のブラッシュアップ:ブーツのワンタッチ切り替えや、一部ダンジョンの攻略補助シンボル追加等、諸々の面で敷居が下げられて遊び易さが格段に増しています。
BAD/REQUEST
▼L注目の挙動の悪さ:当時こそ世界に先駆けていた秀逸なロックオンシステムですが、実装が当然となった現在の水準からすると、お世辞にも優れたシステムとは言い難いです。ロックオン対象の切り替えがややこしく、また少し距離が空いただけですぐロックが外れてしまい、思い通りに対象を狙えないのはかなりストレス(特にメグ戦、ボンゴボンゴ戦においてはこの障害が致命的です)。
▼アイテムボタン数の不足:X・Yボタンに加え、タッチパネル上のI・IIボタンを含めて計四つのアイテムボタンがあるわけですが、物理ボタン三つだった64版に比べて劇的に操作性が良くなっているわけではありません。特に常にセットしておきたい弓矢とフックショットとメガトンハンマーの内、必ず一つは仮想ボタンに割り振るかその都度付け替えせねばならず、使い勝手が微妙になってしまいます。
まあこれはソフトというよりは3DSというハード自体の問題なのですが…(だから過度にライト層に阿らない設計にしておけば良かったのに)
▼裏のギミックのわかりづらさ:これは明確に欠点と言えるかどうかは微妙ですが…裏のダンジョンギミックのスイッチはその殆どが非常に分かりづらい配置(何気ない壁の模様に紛れ込んでいる等)になっており、箱庭ゼルダ未経験者や目の悪い人にはクソゲー呼ばわりされてもおかしくないレベル(そのため表クリアまで裏に入れない仕様にしたのは個人的に正解だったと思います)。
また、裏は表以上に攻略順序により強く依存しており、序盤のダンジョンを攻略していることが前提の重要なギミックが、後半のダンジョンで"全くのノーヒント"で登場します。そのため、大人時代に入ってからすぐさま登場する、表にはなかったギミックをちゃんと覚えておかなかったり、シーケンスブレイクで順序を無視してダンジョン突入したりすると、確実に詰みます。
▼3DS本体に優しくない操作要求:リーデッド等のしがみつきを振りほどくのにレバガチャが必要になるわけですが、GB時代程の耐久性を持たなくなった現行の任天堂携帯ハードにとっては理不尽としか言いようがないです。そのためついつい操作が緩くなり、気が付けばリンクがやられていることもしばしば…(さらにダメージ二倍システムと相まって裏のリーデッドの存在は最早鬼畜レベル)
プレイヤーは屍系ダンジョンでは3DSの寿命を取るかリンクの命を取るかの二者択一を迫られます…振りほどきの難易度はちゃんと携帯機向けに調整して欲しかった。
▼釣り堀のいい加減な操作説明:本作で一番頭に来たのが実はこれ。サクッと景品獲得して出て行こうと思っていたら、普通サイズの魚ですら巻き上げ中にあっさり逃げられるの何ので泥沼状態に…明らかに64版から仕様が変更されているとしか思えないです(64の時は大物でも時間はかかりこそすれ逃げられることは滅多になかったのに)。
その癖操作説明の看板には「Aボタンで巻き上げるだけ」としか書かれておらず、実質必須操作の竿振りについては全く言及されていないのはおかしい。お陰でひたすらネット上でやり方を調べるも正解と言える攻略法はなく、ひたすら悶々とする羽目に…結局最後は偶然足元まで寄って来た時点で食いついた大物を即釣り上げというラッキーで何とか目標達成しました。
あのとんでもない徒労感、正直もう二度と釣りはやりたくないです。
▼その他
・フックショットのポインタが刺さり判定表示になっているのに的に刺さらない、あるいはその逆もあったりでかなり不正確(特に裏ではものすごく気づきにくい標的を狙わなければならない場面も多々あるので最悪詰みかねないです)
・オリジナルから格段に改良されたとはいえ、現在の水準だとポリゴンモデリングがかなり荒い
・大人リンクの顔のモデリングに違和感あり(なんか妙に左右の目が寄り気味で、正面からだと素直に二枚目に見えないです…対してゼルダ姫は普通に美人という落差)
・逆に表より体感難易度が下がっている気さえする裏闇の神殿(あのいやらしい手首モンスターの部屋がなくなっただけで随分と心理的抵抗感が減りました)
・特殊服入手後はカラーリング以外存在意義がなくなるコキリの服(防御力補正等で何らかの差別化が欲しかったところ)
・両手剣を持っていると中ボス・ボス戦でマスターソードを使う意味がほぼなくなってしまう(ラスボス戦ですら…そもそも盾で防げない攻撃が多過ぎるのが問題)
・氷の矢は相変わらず要らない子(炎の矢は裏では必須アイテムとなっているのに…)
・ボスチャレンジはライフと装備が固定されており自由度がない(ムジュラのようにその時のステータスのまま挑めるものとばかり思っていましたが…)
COMMENT
New3DSLL使用、裏まで完全攻略済み。発表当時から興味はあったものの、中々3DSを買う機会がなく、ムジュラリメイクに合せてようやく購入。
オリジナルの表に加え、裏(初見プレイ)も合わさったボリュームに大満足(ただし釣り堀は除く)。3DS最初期のソフトであり、既にNew3DS対応した後発のムジュラもラインナップされた現在は一見古びた旧作と認識されてしまいそうですが、実際はそんなことはなく、現在でもまだまだ十分通用する完成度(何より中古価格が如実にそれを物語っています)。
まだ手に取っていない方には、64版未プレイ既プレイ問わずお勧めの傑作。変に捻りがない分、ムジュラよりもとっつきやすいはずですし。
余談ですが、個人的には夢をみる島DXやふしぎの木の実といったGBゼルダシリーズを、3DS対応でリメイクして欲しいところ。VCでオリジナルが遊べるのですが、如何せんあの対応操作ボタン数の少なさは今となっては非常にキツいものがありますので…