【3DS】BRAVELY DEFAULT -FLYING FAIRY- レビュー
発売元 | スクウェアエニックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012/10/11 |
価格 | 6,090円(税込) |
レーティング | 【C】15歳以上(CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | RPG |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
■ 347人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt |
72pt
GOOD!
・システム
だいたいみなさんと同じイメージですが
(FF3+FF5+FFTA)/3+ブレイブ+デフォルト というところでしょうか
旧スクウェアRPGのシステムを生かしつつブレイブ・デフォルトの仕組みを加えることで
本作には存在しない「みだれうち」や「連続魔法」のような概念を比較簡単に再現でき、
また、防御=デフォルトとなり単なる守りだけじゃなく、のちの攻めへの昇華につながった点は良かったと思う
・キャラクター
敵味方それぞれ個性があってとても良かった。
特にアスタリスク所持者となり、戦うことになる敵キャラそれぞれにキャラが立っており
表には出さない目的のため戦うもの、過酷な境遇の末に今に至るもの
1ミリも同情しようもないゲス野郎、よくよく考えると倒して申し訳なくなる良人 などなど
一人除いて(下記参照)皆良い感じのキャラクターとして描かれていたと感じられた。
・ジョブ
ジョブの並びは大部分はFFプレイヤーならニヤリとするラインナップとなっている中
キャラデザインと中身については、FFそのままの「王道」とFFのイメージを異なる「アレンジ」がうまく融合しており
FFでのイメージを方や良い感じで継続、かたや良い感じで壊してくれたと感じた。
・音楽
素直に良かったと思います。
・グラフィック
冒頭のムービー良し、全体的にも3DSレベルではかなり良いとおもいます。
・バランス(良い点)
序盤?中盤にかけて、かなり死にやすいバランスになっており初見殺し・死に覚え前提のボス
道中も一歩間違えたら全滅な雑魚も少くなく、良い意味でキツめの難易度だったと思える。
BAD/REQUEST
ストーリー
ストーリー全体としてよいものとは思いますが
如何せん後半ダレてしまったというのが本音です。
特に引っかかった点として二箇所
・ストーリー後半?終盤のサブシナリオの流れが
現場に殴りこむ→(相手の主義主張を半分スルー気味に)ボコる→自分らが正しいと主張
という形式になってしまっていた。
結果ストーリー上倒したことが本当に良かったケースもあるので仕方なく
また、本当に納得行かないならシナリオ無視でも一向に構わない内容なのでスルーも手だとは思います。
・後半=終盤にかけて、どうしようもなく鬱陶しいキャラが一人
ネタバレにつながるので詳細は伏せますが、これは正直やっていて萎えました。
・バランス(悪い点)
敵先制率の高さ、逃げの成功率の低さが目立ち雑魚相手に先制、大損害、逃げられない、全滅
の泣きの目を幾度も見るハメとなった。
これについては後半につれ打開できるようなスキルが存在するが
これらを手に入れる頃には(先制されなければ)一撃ノーダメ安定の雑魚と化し
挙げ句の果てには終盤で手に入るジョブのスキルに「先制で雑魚敵を一掃する」スキルがあり
もはや戦闘すらないレベルにまで達する。
この点については良い点と表裏一体で、きつい雑魚敵のバランスをかなりアッパーなレベルで
調整していると考えられるが、個人的にマンネリを生みやすい一手な気がした。
・操作性
右:決定 左:キャンセル の仕様はいただけない
特に右:決定の誤作動で泣きを見ることもあったので、これはよろしくないと思う。
・レスポンスその他
戦闘速度について、通常は加速が行えるが「必殺技」使用時に加速不可となり
強制的に遅いレスポンスを強いられるのが苦痛となり、結局後半以降「必殺技」を使わなくなった。
また、イベントでパーティー解散→再編成時にサポートジョブ・アビリティ等が全リセットされ
再度セットしなおししなければならないケースが幾度かあり、かなり煩わしく感じた。
COMMENT
幾らか不満点はありましたが、旧FF作品をプレイした方には持って来いのシステムとして楽しめるRPGでした。
やや難ありますが、久しぶりに本腰を据えてRPGをやりたい、という方にはオススメの一本だと思います。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
59pt
GOOD!
昔なつかしのRPGを彷彿とさせるも、かといって古臭くもない雰囲気。
キャラ同士の会話が非常に楽しかった。声優はとても良かった。
ジョブ、アビリティの多彩さ。あれこれ考えるのが楽しい。
音楽。サントラを買うほどではないが、ゲームによく馴染んでいた。
特にバグもトラブルも無く。しっかりと作りこんである印象。
BAD/REQUEST
けっこう多数。
セーブデータが1つ。色々と試したいことがあってもそれが出来ない。
他の方に散々語られている中盤過ぎの展開。完璧に作業ゲーになってしまった。
バランスが悪すぎる。中盤以降、戦闘の7?8割が1ターンで終わってしまう大味さ。
9999ダメージが簡単に出すぎるのはがっかり。
黒魔法や時空魔法、召喚魔法の影がとことん薄かった。
COMMENT
なにかいろいろな意味で惜しいゲーム。
脚本も終盤もう少ししっかりしていたら…
戦闘ももう少しバランスが良ければ…
ほんと、この辺をもうちょっと頑張っていたら相当な傑作になっていたと思う。
音楽も良いんだけどイマイチ印象に残らない。
次回作に期待。このゲームはもっと面白くなる。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
82pt
GOOD!
行動回数の貯蓄と消費を行って複数回行動で畳みかけるブレイブ&デフォルトのシステムが面白い。
道中の敵をさくさくと片付ける爽快感と、無防備な姿を晒せばたちまち全滅の危機に陥る緊張感が両立されている。
また、シナリオは翻弄されながらも奮闘する主人公たちに感情移入できてよかった。
エンディングに感じては詳しく触れられないが、序盤から中盤でプレイヤーが得た常識を根底から覆すようなどんでん返しも仕込まれており、ラストの盛り上がりも面白かった。
ジョブシステムはFFで採用されているものと似ているが、サポートアビリティの組み合わせや、BP周りのスキルを組み合わせたコンボが楽しいため、新しいアビリティを覚えるのが楽しみになってくる。
グラフィックはやや粗めだが、投身の低いキャラクターで人形劇のように展開されるイベントシーンではあのくらいがちょうどいいとも思える程度である。
吉田明彦氏の描いた可愛いキャラクターがよく再現されているのでグラフィックは良いと思う。
音楽に関しては記憶に残るものばかりで、良い曲がそろい踏み。
評判を聞く限りではゲームに携わるのは初めての方だそうだが、ゲームにマッチした音楽で非常に聴きやすかった。
BAD/REQUEST
一部ジョブの異常な強さ
BPを制御したり供給する特技が非常に強力で、習得すると一気に難易度が下がってしまう
また、その特技に依存しきってしまってせっかくの多彩なアビリティが腐ってしまうことも。
物理アタッカーがモンクばかりだった人も多いのではないだろうか。
エンディングについて
詳細は触れないが、真エンディングにたどり着くには「黒幕の掌で最後まで踊り続ける」という選択が必要になる。
黒幕の存在や、その意図を理解しているのにそれに従い続け、騙され続ける(キャラクターは)のをストレスに感じてしまう。
COMMENT
FFシリーズはあまり精通していません(FFT,FF12程度)が、吉田明彦氏のキャラデザインに釣られて買ったクチです。
ふたを開けてみるとバトルの楽しさはもちろん、
壮大なストーリーや世界観、質のいい音楽で一気にのめり込んでしまいました。
難易度はそれなりだけど爽快感が強いため、RPGの入門としてもおススメできると思います。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt |
69pt
GOOD!
■シナリオ
万人受けを狙うが為に薄くて盛り上がりに欠ける昨今のRPGと違って、起承転結が明確で展開に惹きつけられます。
またキャラ絵に反して、ときに重く鬱な展開があるところは賛否が分かれるかも。
■音楽
世界観を損ねることなく、時に操作の手を止める程に聞き入ってしまう、
そんな印象に残る音楽がいくつかありました。
■声優
単に\"プロだから\"という一言で済ませられない程、喜怒哀楽の表現が良いです。
「哀しみを湛えたヒロイン」、「無邪気な妖精」など特にメインキャラの個性をちゃんと引き出しています。
■難易度
終盤「レベルを上げてゴリ押し」では通用しない、適度な緊張が保たれています。
他によくある難易度の調整機能が"無い"のも、
ユーザーがモチベーションと達成感を得るのにかえって良い手段と言えます。
BAD/REQUEST
バトルが快適さをやや引き下げています。
■バトル
・必殺技が早送りできない
・1戦闘あたりでボタンを押す回数が多い
・ブレイブを多用するとコマンドで何を選んだかわからなくなる(一覧表示して欲しかった)
・good/badステータス効果が重複したときに把握しづらい(アイコン、カウント表示して欲しい)
・ランダムよりシンボルエンカウントの方が良い(マップの構造上無理か・・・)
■ジョブ
・死にジョブ、スキルがある(これは仕方ないかも)
COMMENT
「オーソドックス」とか「原点回帰」などの言葉から地味な印象を受けがちですが、
全編細部に渡って丁寧かつこだわりを持って作られており十分に及第点です。
FFといえば、剣と魔法そしてクリスタル。
それを置き去りにした近作のFFナンバリングタイトルに対するアンチテーゼともいうべき本作。
スクエニ内部から出たFFの方向性に対する危機感が具現化したのがこのゲームなのでは、
との思いに至らしめる作品でした。
ゲームとしてのチャレンジはもちろん、この作品に込めたスタッフの想い、タイトルとシナリオに秘めたられた謎を、
是非自身の手で確かめてみてください。
最後にエンディング後のスタッフロールで"シナリオ 林直孝(5pb.)の表記をみて納得。
スタッフ内の賛否を押し切って氏を採用したであろうこと、私は支持します。
発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
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星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
-
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
-
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
-
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
-
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
-
G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
-
ゼノブレイド
- 2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
-
デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
-
アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
-
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
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パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
【ただの回帰路線じゃない】
回帰路線を掲げるゲームなど今では珍しくありませんが、そのなかでもこの作品は異彩を放つものでした。
昔懐かしのシステムをただ世襲したというだけではなく、新しい試みや現代のゲームのよさ、技術をうまく取り入れており、そのすべてがほどよく破たんなく、しっかりとまとまっています。
ストーリーやシステムもわかりやすく、それでいてオリジナリティを感じさせるものになっています。
それらすべてが高いレベルでまとめられていると感じました。
【グラフィック】
一枚絵の水彩画に見えるような背景でもしっかり奥行があって、立体的になっています。
ただグラフィックが綺麗というだけではなく、芸術的にも素晴らしいと思います。
【ストーリー】
王道で非常にわかりやすいストーリーです。
ユーザーに努力を強いることなく、すんなりと入ってくるので、まあ概ね万人ウケといっていいと思います。
少々行動の動機付けが弱い感もあるのですが、この重々しくない作風には返って合っているように思いました。
【戦闘システム】
簡単に言うと行動ターンを前借りしたり、何もしないで後に取っておいたりできます。
雑魚敵相手なら前借りで畳み掛ければいいのですが、ボス戦ではそうはいかず、ある程度の駆け引きが必要になります。
特別おもしろいシステムだとは思いませんが、あまり見たことのないシステムなので、オリジナリティかなと思います。
【ジョブシステム】
やっぱりこれですね。
物語を進める活力として、ジョブの成長を早く見たいというのが大きな助けになっています。
どんどん増えていくジョブも外見性能ともに個性的で、どのキャラにどのジョブを任せるか等、考える楽しみも大きいものでした。
BAD/REQUEST
【ストーリー】
よくも悪くも王道ですね。さらにここ数年の作品によく見られる○○○要素、または○○○○要素(ネタバレ回避)ありです。
こういった要素を持つ作品は、某アニメ作品のヒットからここ最近急増しており、食傷気味だった私としては「またかー」と大きく萎えることになりました。
○○○ものだとわかった瞬間、私のなかでシナリオを追う楽しみが消えてしまい、プレイを断念しました。
【難易度】
難易度は高いです。
でもなんでしょう。
もっと正確に言うと、難しいというよりは……ただ死にやすい。
ボス戦では最大HP超えダメージ当たり前(防御しない場合)、雑魚的でも半分超えなんて珍しくないです。
ゆえに「とにかく死にやすいので早く片をつけたい→だからパワーゲーム」という戦術になりがちです。
だって状態以上や特殊スキルを駆使して倒すより、パワーゲームのほうが遥かに楽で早くて確実で、被ダメも少ないですもの。
じわじわとプレイヤーを追い詰めるとか、しっかり練られた戦術が必要という意味の高難易度ではく、ひたすら数字が求められるパワーゲーム……という意味のちょっとばかりチープな高難易度でした。
まあこういうのは他作品でも多いんですが……
もうちょっと「ゴリ押しじゃ無理だったけど、考えてやればちゃんと進めた!」という気持ちにさせてほしかったです。
【快適性】
こういった回帰路線の作品をプレイしていつも思うのが
「なんでリトライないの?」
ということです。
ボス戦は直前にセーブポイントがあるから問題ないとしても、この作品の難易度では雑魚的に崩されることも多く、プレイしたぶんが無駄になったとうなだれることが何度かありました。
古き良き作品への回帰を目指すのはいいのですが、昔のゲームの悪いところまで真似しなくてもいいのではないでしょうか。
あとはプログラム上の問題なのか、仲間がパーティーから一時離脱するとアビリティが外れます。
わざわざ「外れるよ」「付け直してね」と、そのつど警告までしてくれるのですから、なんとかならなかったのでしょうか。
COMMENT
「なんだかゲームが進化する方向性とユーザーニーズがずれてきたような……」
そんな想いを持ったユーザーは私だけではないはずです。
クリエイターの努力は感じるものの、「誰がよろこぶの?」という不思議な箇所に力が入れられていたり、とっつきにくい仕様が増えたり、難解すぎて何が真実かわからないストーリーだったり。
私はそんな現状のゲームに辟易するとともに、ファンとして残念に感じていました。
そんななか、はっとさせてくれたのがこのゲームでした。
「変に技巧を凝らさずとも、これでいいんだよ」
そう思わず呟いてしまうような作品でした。
だってこれで十分おもしろいのですから。
昔ながらのゲームのおもしろさと、現代の技術。それぞれのいいところをうまく融合したすばらしい作品でした。
最近よく見られる難解すぎるストーリーや凝りすぎた戦闘システムに辟易している方には非常におすすめできるRPGです。