【3DS】BRAVELY DEFAULT -FLYING FAIRY- レビュー(評価)

【3DS】BRAVELY DEFAULT -FLYING FAIRY- レビュー

発売元	スクウェアエニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2012/10/11
価格	6,090円（税込）
レーティング	【Ｃ】15歳以上(CERO について)
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タギングトップ3
タイトル概要	RPG

スコアボード

総合ポイント: 68
難易度: 2.35
レビュー数: 48

スコアチャート

Check

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90-100

【60点以上】
70.8%
【標準偏差】
13.73

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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■ 358人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
1pt	4pt	4pt	2pt	2pt	3pt	3pt

総合点
48pt

GOOD!

サウンドとグラフィックは高水準。
サウンドは良BGM揃いで、ボイスもイベントシーンはほぼ全て入ってます。
グラフィックはフィールドは普通ですが、街は素晴らしい。
3DをONにすると飛び出す絵本のような感じで、とても綺麗。
あと個人的には召喚獣のデザインが好みだった。

目玉のブレイブ&デフォルトは、敵が強いのと相まって
防御コマンドが空気にならない・考える事が増える点で
うまく機能してるなと思った。

BAD/REQUEST

久々に酷いシナリオを経験した。
前半は良く言えば王道だが、悪く言えばありきたりな物で
SFCの頃からゲームやってる身としては「もう見飽きたよ…」という感じ。
サブシナリオのアスタリスク所持者には色々設定や繋がりが
あるのだが、あくまで「サブ」シナリオな上に
戦闘後ほぼ例外なく死亡するので本編にほとんど絡んでこない。
加えて、公式サイトでどういう人物か解説されてるので
「実は、○○が××をしていた黒幕だったんだ！」と明かされても
「うん、知ってた…」となることが多かった。
後半は…ネタバレになるので詳しくは言えないが
「コピペ」これに尽きる。これのせいで後半熱中度が急降下した。

ジョブシステムも…コピペとまでは言わないが、
アビリティ枠が決まっているので沢山ジョブを育てても
後半はほとんど使わない、という問題はFF5やFFレジェンズと変わらず。
たとえば回復役なんかは、24種中、白魔と薬師と導師の3つで十分。
せめてすっぴんの枠を広げてくれればなぁ。

音は、BGM自体には文句が無かったのだがイベントシーン中で
BGMが大きすぎて音声の邪魔になる事があった。
あとヴィクトリアの声…好みの問題もあるだろうが、
個別ボイスonoff機能があればコイツだけoffにしたいと思った。

その他、細かい点では
ブレイブを雑魚ボス問わずよく使うのにショートカットが無く
中盤以降ほとんど使わない「たたかう」がカーソル初期位置だとか
全体攻撃(回復)のカーソル位置記憶がされないとか
フィールドでセーブする時一々タッチが必要だとか
細かいけど頻繁に使うところに不親切な点が多いと感じた。

COMMENT

合格点ではあるが、事前の期待は下回る出来。
完全新作を謳いながらもFF3と5の雑種なあたり
いまのスクエニには新しい物を作る力が
無くなっているのかなぁ、と思ったり。

ブレイブ&デフォルトのシステム自体は悪くないので
次回作が出るならシナリオを何とかしてほしい。

プレイ時間：60時間以上100時間未満（クリア済）
おひさまさんさん [2012/12/21 掲載]

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■ 388人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	3pt	3pt	1pt	1pt	2pt	2pt

総合点
34pt

GOOD!

ゲーく開始直後，序盤をプレイしているときはFF5のような感覚を受けて懐かしさを感じました。
新しいブレイブ＆デフォルトシステムは，戦闘の戦略性を大幅に引き上げており，雑魚戦でも気を引けなくなって程よい緊張感でした。
絵本のようなグラフィックも古き良きファンタジーらしさを感じる点でした。
RevoさんのBGMも素晴らしかったです。

ですが・・・

BAD/REQUEST

ストーリーはネタバレになるので書きませんが，まさに「あれ…？」という感覚が中盤以降大きくなります。終盤では「…はぁ」というレベルです。
戦闘では，強いアビリティが急に増えるので，ブレイブ＆デフォルトシステムを考えて活用することがなくなっていきます。ボス戦では少しは考えて使わないと瞬殺されてしまうことはありますが，序盤の緊張感はなくなります。ここはバランス調整を失敗したということでしょう。
また，グラフィックだと，「歩いて行けない場所」や「入れないドア」などが増えてくるので，世界の広さを感じられなくなります。無断で侵入して怒られる程度のイベントはどこかに用意しておいて欲しかったです。
BGMも，同じ曲ばかりかかるようになるので，さすがに飽きていきます。もっとアレンジ曲を増やして欲しかったです。
演出の面では，イベントが少なすぎ，短すぎで，キャラクターに感情移入できませんでした。さらに，キャラクターの性格がころころ変わるので，キャラクターに意志が感じられませんでした。声優さんの演技も，キャラクターによって差があり，キャラボイスの個別オンオフが欲しかったくらいです。

COMMENT

全体的には，クソゲー一歩手前の普通ゲーという感覚でした。
次回作が出るとしたら，FFシリーズのように世界感やキャラクターが一新されると思うので，期待はしておきます。もっとキャラクターに人間らしさが感じられるようにしてほしいですね。個人的には，この4人には，他人を思いやる心がなく，「光の戦士」の素質がないと思いました。

プレイ時間：60時間以上100時間未満（クリア済）
ウルトラマンネクサス７さん [2013/01/10 掲載]

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■ 373人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	3pt	2pt	2pt	2pt	3pt	1pt

総合点
45pt

GOOD!

･発売までに数回、体験版を出し、
その体験版に対するユーザーの意見を聞き入れ、改善させてから発売に至った、その姿勢は好感を持てる。

･この作品ではワールドマップを歩ける。
昔のRPGは当たり前のようにワールドマップを歩けたが、最近のRPGはワールドマップを歩かせてくれないものが多いので。

BAD/REQUEST

･イベントになると紙芝居方式の表現となる。ちゃんとマップの中で表現して欲しかった。

･主人公キャラをひとりとして名前変更出来ない。

･フェイスチャットがあるが、ノンボイス。

･バトルでは常に味方パーティが数的優位。敵が一度に8体くらい出現するとか、そういうドキドキは皆無。

･バトルのオートが無いから、めんどくさくなってくると、なんだかんだでAボタン連打ゲーになってくる。

･今回のヒロインは、とって付けたかのような背負ってる感で、なんか嫌。

･街のお店がグラフィック割愛。お店の入口の扉に触れると、売っているモノが表示される仕様。

･右ボタンが決定ボタンってのは、やめてほしかった。ついうっかり右を押して、お店で要らないアイテムを間違って購入してしまう。

･復興とかをゲームにするのは、嬉しくない。

COMMENT

最近流行りの、カードなんちゃらや、課金なんちゃらや、ソーシャルなんちゃらに比べれば、ちゃんとゲーム。
暇つぶしにどうぞ。

プレイ時間：10時間以上20時間未満（クリア済）
ダウソタウソさん [2012/11/22 掲載]

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■ 359人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	4pt	2pt	0pt	1pt	1pt	1pt

総合点
26pt

GOOD!

・グラフィック　4 pt

グラフィックは非常に良く，立体視のバランスも良くできている。
若干画面が暗く感じるが，逆に神秘的に感じた。建物などのオブジェクトやクリスタルの質感もグッド。
キャラクターのデザインやモデリングも良し。

BAD/REQUEST

・オリジナリティ　2 pt

ブレイブとデフォルトというシステムは，最初こそ物珍しかったが，後々になって非常に単調であることに気づく。後述の操作性の悪さからも，このシステムは洗練されているとはいえない。
ジョブチェンジシステム自体は既往のものなので評価しない。

・音楽　2 pt

悪くはないのだが，全体的に耳に残らなかった。もっとメロディーをハッキリさせたほうが良いと思う。サントラを買う意欲はわかなかった。

・熱中度　0 pt

脱力感がすごい，これに尽きる。ストーリーが全体的にひどいものの，前半はそれなりに楽しめたが，後半に入っての展開があまりにもつらすぎる。作業に続く作業で，もうゲーム画面を見ないレベル。せめてダンジョンや街の構造を変えたり，BGMを別のアレンジに変えたりして欲しかった。スタッフは本当にプレイヤーを楽しませようとしているのかと，激しく疑問に思った。

・満足感　1 pt

満足感はない。コミュニケーションの重要性をひしひしと感じた。

・快適さ　1 pt

操作性が悪い。片手操作用にスライドパッドや方向キーの左右が，決定キーとキャンセルキーを兼ねており，ミスが多い。また，カーソル位置の記憶も中途半端で，戦闘のたびにいちいちカーソルを移動させるのが面倒。カーソルの反応が悪いのもストレスの原因になる。戦闘では使用しないLRキーを，ブレイブとデフォルトに当てるべきだった。
さらに，メニュー画面のレイアウトが悪い。メニュー画面は上下逆にすべきだろう。せっかくの立体視なのに，エアリーやキャラクターの姿をアップで見れないのはおかしいと言える。
また，タッチパネルを有効活用できていない。セーブを行うのに，タッチ操作が2回と，キー操作が2回必要になる。どちらかの操作で行えるようにすべき。

COMMENT

・難易度　簡単

最序盤はなかなかの難易度だが，ストーリーを進めていくと，とてつもなく強いジョブ，アビリティが入手でき，それ以降ヌルヌルに。

・総評

あまり人に勧められないゲームであると感じた。CERO C指定なので，一応15歳以上を対象としているはずだが，全体的に登場人物の心情描写に乏しく，高校生や大学生では物語として楽しめないだろう。何よりも，命の扱いが軽すぎる。こういうものも時代の流れなのかもしれないが，考え無しに人を殺すゲームはどうなのだろうかと思った次第。

プレイ時間：100時間以上（クリア済）
風の谷のポスドクさん [2013/01/10 掲載]

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■ 344人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	3pt	3pt	3pt	2pt	2pt

総合点
57pt

GOOD!

【ジョブシステム】
FF５の進化版と言ったところでしょうか。
ジョブの種類も豊富ですし、物語の進行と共にサポートアビリティ枠が増えていくので、敵がなかなかの歯応えになる中盤辺りは特に「この組合せなら楽になるかも」「こういう作戦で行くと面白いかも」とあれこれ思考錯誤するのがとても面白いです。
服装デザインもカッコイイ物からコミカルな物、セクシーな物と色々あったので、飽きずに楽しめました。

【声優陣】
豪華です。しかも個性派揃いです。
主役４人を含めみんな声に特徴があるので、目を瞑っていても誰が喋っているかハッキリ分かると思います。

BAD/REQUEST

【シナリオ】
神シナリオと評判のシュタゲと同じライターさんという事ですが、この作品に関しては完全に失敗です。
ただ恐らくライターさんとしては「こんな感じのを書いて下さい」というオファーを受けての挑戦だったと思われますので、失敗の原因はそもそものコンセプトを企画した側にあるのかも知れませんが。
RPGでしかも本作のようにある程度自由に空間を移動する事が出来る環境において並行世界＆ループの話を扱うというのは、かなり無理があったと思います。
そのような無理な試みをした為に、プレイしたら誰でも気づくくらい多くの粗や矛盾がこの作品には生じてしまっています。下記はその一例です。
・百歩譲って初回は若気の至りで多くの失敗をしてしまったのも仕方ないかも知れませんが、何度もやり直すチャンスを与えられていながら全く過去の反省を生かす事なく一切の話し合いを放棄し無用な殺戮を繰り返す主人公達。
・家族ぐるみで付き合いの長かった幼馴染の顔を完全に忘れ去っている人がいる。
・全部分かっているはずなのに、誰にも事実を伝えようとしない人がいる。
等々。
おかげで最終的に主人公達がどんなに頑張って目的を達成しても、それは自分達が愚かだった為に生じた大きなマイナスを何とかチャラにしただけであって、決して何かプラスの行いをしたようには見えませんでした。
世が世なら全員この後どこかに幽閉または投獄されても文句は言えないレベルです。
あと、セリフ回しがクドいという評価が多いそうですがそれに加えて個人的に、「?なのだが・・・な。」という余り普通は使わない言い回しがやたら多用されているのですが、一度違和感を覚えたら気になってしょうがありませんでした。

【子役起用】
割と頻繁に登場するあるキャラの声を最近人気の子役が担当していますが、明らかにミスキャストです。
これは最早許せるか許せないかの問題で、このキャスティングを「これ以上ないくらい合ってる！」とか「最高！」とか評価する人がいるとは思えません。
芝居と学芸会の区別も出来ていないレベルの子役を無理にこういう作品に出すのは、多くのバッシングも受けるでしょうし、本人の為にもならないのではないでしょうか。

COMMENT

【音楽】
GoodでもBadでもないので、こちらで述べます。
音楽担当のRevoという人の曲を聴くのは初めてだったのですが、この作品だけに関して言うなら、特に素晴らしい出来ではありません。
RPGという非常に曲のバリエーションをつけ易いジャンルである事、弦一徹ストリングスという一流の演奏集団を使える環境にある事を考慮すると、やや作曲・編曲技術が不足しているかも知れません。
主旋律重視でバックのアレンジに緩急の乏しい曲が多いので、最初は良く感じても飽きが来やすいと思います。
アスタリスク所持者戦の曲とか、その典型例ではないでしょうか。
ただ、このRevo氏はゲーム音楽のノリに関しての理解力が高く、「この場面ではこういう曲が合う」「こういう曲ならプレイヤーのテンションが上がる」という感覚に長けていて、そういう面では植松氏や浜渦氏よりも上だと思います。
「王道RPG」の音楽を担当するにはうってつけの人材かも知れません。
続編が出るなら是非また音楽担当になってほしいです。

【総評】
シナリオの失敗が評価を悪くしていると言わざるを得ません。
プレイ途中の人の評価が高くてクリア済みの人の評価がそうでもないのは、確実に後半部のシナリオの影響だと思います。
総合して、良い所も悪い所もある、まずまずのゲームでした。