Nintendo3DS mk2 :: 【DS】真・女神転生 STRANGE JOURNEY レビュー

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【DS】真・女神転生 STRANGE JOURNEY レビュー

発売元	アトラス（オフィシャルサイト）
発売日	2009/10/08
価格	6,279円（税込）
レーティング	【Ｃ】15歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	RPG

スコアボード

総合ポイント: 75
難易度: 3.56
レビュー数: 77

スコアチャート

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7.8%

90-100

【60点以上】
77.9%
【標準偏差】
14.42

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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■ 421人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	3pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
73pt

GOOD!

いきすぎた物質主義により存亡の危機に陥った地球、
それでも科学の粋を結集して事態の解決にあたる人類、
そんな人類に世界のあるべき姿を語るイニシエの悪魔たち、
という構図がいかにもメガテンぽくて面白い、というか安心。

本筋とは別にたくさんのサブ的なミッションがあり、
個性豊かな悪魔たちと、ある意味、のんきな交流が持てる。
合体は相変わらず。レベル上げの作業感を払拭してくれる。
戦闘はオーソドックスで特筆すべき要素はないが、
弱点をつくと同属性の仲魔が加勢するシステムが地味にいい。
操作は簡潔、親切、快適。
下の画面に表示されるオートマッピングは便利すぎるくらい。

BAD/REQUEST

ストーリーを背後で支えるためのＳＦ的な説明が正直、冗長。
必要なんだろうが、意味がさっぱりわからないから困った。
頻繁に起こる内輪揉めにしても同じで、途中からボタン連打。
作り手の苦労を無下にするようだが、もっとシンプルでいい。
音楽は個人的には重厚なオーケストラよりロック多めがいい。

COMMENT

全体的にとても丁寧なつくりで、じっくり楽しむことができた。
でも一方では、かつてのメガテンワールドに立ち込めていた
わけのわからない不気味さ、粗暴さ、荒々しさみたいなものが
なりをひそめてしまったようにも感じた。教科書的というか。
とはいえ、とてもよくできたゲームです。おすすめ。

プレイ時間：40時間以上60時間未満（クリア済）
山田さん [2010/10/28 掲載]

このレビューはオススメ？　

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■ 467人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	2pt	2pt	1pt	1pt	2pt	1pt

総合点
30pt

GOOD!

真・女神転生はスーファミの頃からプレイしてます。
久々の真・女神転生ということで、期待して買いました。

・悪魔の数が多い。また悪魔が少しだけアニメーションする。
原画を取り込んで縮小し着色したものなので、絵そのものは荒いですが、
演出的には良かったと思います。

・悪魔の育成ができる。
真・女神転生3と違ってレベルアップしてもスキルを覚えないところに
若干不満はありますが、まぁいいんじゃないでしょうか。

・悪魔パスワード搭載
面白い試みだったと思います。

BAD/REQUEST

・音楽の数が少ない。
そんなにエリアは多くないのだし、1ダンジョンに1曲、用意してもらいたかったです。
後半から使い回しが目立ち、残念でした。方向性はいいんですけどね。

・ダンジョンを歩いていて面白くない。
バカのひとつおぼえのように、ダークゾーンと一方通行の連続だったりして苦痛。
隠し扉もその向きを向いていないと発見出来ないなど・・・歩いていて楽しくありませんでした。
敵出現率もなぜだか高めになっていて、敵の出現を抑えながらでないと
やっていられなかった。セクターDあたりからただ面倒なだけでつまらなくなりましたね。

・ストーリーがつまらない。
地球環境の破壊や人間のモラルに怒る悪魔の怒りという、非常に安っぽい、
ちっぽけな視点でのストーリーが残念でした。
これがメガテンらしい世界観とか、一緒にされちゃ困るという感じですね。
頼るものすがるものがない、荒れ果てた世界で、悪魔の力を利用しながら
生き抜くというのが、メガテンであるはずですが、このゲームは役に立たない仲間との
三文芝居を見させられながら進むだけという、お粗末なストーリーでした。

・ほとんど制限なしにスキル継承ができる
スキル継承に関してはもう少しガチガチに法則を組んでもいいんじゃないかと思います。
基本的に何でもかんでもできるというのは面白くない。もう少し頭を使うような
システムにして欲しいです。

・戦闘がつまらない。
終盤は真面目に弱点をつくとかよりも、万能属性スキルを連発していた方がはるかに効率的で
簡単にクリアできます。こういう作りはどうかと思いますが。

COMMENT

このゲームのためにDSを買いましたが、正直言ってガッカリしました。
少なくとも私は、「メガテンをやっている」という気分には浸れませんでしたね。
つまんないけど最低でも1回はクリアしておこうという気持ちだけでなんとかクリアしましたが、
中盤以降はダンジョンを歩くこと自体が苦痛で、戦闘も適当に流してました。
かつてメガテンを作ったスタッフは金子さんぐらいしかいないのでしょうが、
それにしてもアトラスはメガテンの名を汚すつまらないゲームを世に出してしまったものです。
こんなものしか作れないのでは、今後のメガテンには期待できないです。

プレイ時間：30時間以上40時間未満（クリア済）
猫戦車さん [2010/09/12 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 407人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	2pt	3pt	2pt	1pt	3pt	2pt

総合点
43pt

GOOD!

メガテンシリーズはほぼ全てプレイしています。

・メガテンであること。シリーズ特有の終末的な世界観はある程度再現されています。ストーリーもおどろどろしく，そこそこ楽しめました。「真」らしく，属性によるストーリー展開の違いもあります。

・硬派。ストーリー，キャラクター，BGM，どれをとってもとにかく硬派です。今の時代にこのようにプレーヤーを選ぶ作品を出そうとしている姿勢は，大いに評価に値します。

・戦闘システム。プレスターン制度を廃し，古いタイプのオーソドックスな戦闘システムに戻した点は個人的には○。主人公があまり強くないのもいいです。

・マップ。昔のメガテンのように，広大かつ意地悪なフィールドです。探索にやりがいがあります。これでも昔の作品に較べればだいぶマシですが。

BAD/REQUEST

シリーズのファンだけに，厳しめに採点します。

・ストーリー。最後にちょっとだけ分岐がありますが，基本的には一本道です。しかもお使い系イベントの繰り返し。二週目は全く楽しめませんでした。

・ゲームバランス。後半のボス戦では基本的に「ボスの特徴把握→全滅／リセット→特徴に合わせたパーティー作成」という作業が必須になります。最近のメガテンシリーズはだいたいそうですが，ここまであからさまに「予習」が必要なバランスになると，もはや難易度云々で片付けられるものではなく，単純に「事務的作業」です。ボス前にしっかり配置されているセーブポイントのお陰で緊張感も全くありません。ifのように全滅＝やり直しではなかったら，もう少しおもしろくなっていたのかもしれません。

・戦闘。新しい要素の一つとしてco-opがありますが，悪魔の属性の違いを生かすためだけに後付されたもののように感じられました。爽快感もなくイマイチです。またアンノウンも結局最初のエンカウントの時にしか現れないので，上記のゲームバランスと相まって，緊張感が感じられませんでした。

・悪魔の種類。2Dということでまあまあ多くの種類が用意されているのですが，10年以上使い回しているものがほとんどなので，さすがにもういい加減飽きてきました。PS2の3Dの悪魔は逆に新鮮だったのですが。

・悪魔育成。今回の最大の売りだったようですが，全然楽しめませんでした。アトラスの用意した掲示板で自慢しあうだけではちょっと・・・。WiFi対戦なんかがあったら楽しめたかもしれません。

・グラフィック。イベント時の絵の数が少なすぎます。せっかくのダークな世界観が，しっかりと表現できていません。内容的に「DSでは絵にできない」ということもあったとは思いますが，もう少し工夫して欲しかったです。しかし何故か船移動の時だけ3DCGです。毎度同じ画像の使い回しですが。

COMMENT

世界樹の迷宮シリーズで作り上げたDS用フォーマットをベースに，メガテンを作ってみたという感じです。期待が大きかっただけにとても残念な内容でした。正直「真」の名を冠するに値しないと思います。ストーリーがストーリーだけに，「絶望感」というものが最大のポイントであったはずなのに，ゲーム自体に緊張感がないために，ただ単に作業的で冗長な点ばかりが印象に残りました。メガテンシリーズで初めて売りに出しました。もっと練り込んだ次回作に期待しています。