Nintendo3DS mk2 :: 【DS】ファイアーエムブレム新・紋章の謎〜光と影の英雄〜レビュー

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【DS】ファイアーエムブレム新・紋章の謎〜光と影の英雄〜レビュー

発売元	任天堂（オフィシャルサイト）
発売日	2010/07/15
価格	4,800円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	ロールプレイングシミュレーション、Wi-Fi対応

スコアボード

総合ポイント: 75
難易度: 3.08
レビュー数: 39

スコアチャート

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【60点以上】
82.1%
【標準偏差】
14.27

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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■ 432人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	2pt	3pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
71pt

GOOD!

・操作性・快適性に関しては殆ど文句なし。ボタン操作・タッチペンの両方に対応し、どちらでも快適に遊ぶことができる。戦闘もさくさく進みテンポがいい。「エムブレム」と「ウォーズ」の両シリーズはは毎回この部分の出来が圧倒的にいい。

・スーパーファミコン版の「紋章の謎」は序盤（2?3章）がかなり高難度だったので、そういった意味ではプロローグの追加はユニット育成の機会も増え、難易度をいい塩梅に調整してくれてるとは感じる。

・マイユニット絡みを中心に会話イベントが増えたので、ストーリー上ではイベントのない地味なキャラにも見せ場が増えた、と言う意味では嬉しい。

・ユニットを失わない「カジュアルモード」は、個人的には間口を広める意味でもアリだとは思う。昔よりは大分ヌルくなったFEだが、それでも決して簡単なゲームではない。そういう意味では今回のこのシステム、ある意味、究極の解決策とも言える（ちょっと力技的手法な気はするが）。初心者には徹底して敷居を下げてあげる親切な姿勢を忘れないで欲しい。

・オマケモード「新・アカネイア戦記」（サテラビュー版のリメイク）はうれしい要素。追加配信されるシナリオも巧い具合に本編を保管してくれていると感じた。

BAD/REQUEST

・このシリーズはプレイヤー毎の腕前の差が極めて大きなシリーズだと思う。通信対戦とかあっても自分より極端に巧いプレイヤーか極端にヘタなプレイヤーにしか当たらず、一方的な展開になりがち。加えてどうも改造してる輩とかもいる気配が。個人的にはファイアーエムブレムで対戦の要素は要らない。通信対戦の要素があるせいで通常の１人プレイに余計な制約が生まれている（ドーピングアイテムの数が厳しく制限されているため、ヘタレ成長しかしないハズレキャラとかを無理矢理育てられない）のが不満。

・操作性は100点に近いと思うが、タッチペンでの操作を優先するためか画面に表示されるマップが狭く、広範囲を確認し辛いのは気になる。GBAシリーズではそれを考慮して全体的にユニットの移動力を低めに設定することで解決していたが、スーパーファミコンのリメイクの本作では移動力が全体的に高め（一部、オリジナル版より高まってるクラスさえある）なので、画面スクロールの機会が多くなり、やや見づらさがある。

・前作「新・暗黒竜」で導入された兵種変更システムだが、やっぱりリメイクである本作には合わない部分があるかなあ、とは感じる。キャラ毎に持つイメージが固まってるってのもあるし、エンディング後が決まっちゃってるので騎士で使い続けたのにエンディングでは「魔法学園を作って民から支持された」とか言われてもピンと来ない。システム自体の発想は面白いから全否定はしないが、リメイクである本作よりは完全新作向けのシステムだよなあ、とは感じる。あと、成長率が武器攻撃向け・魔法向けに特化し過ぎてしまう欠点も前作から引きずったままだと思ってもみたり。

・難易度が多数用意されてるのは良いが、難度毎の落差が大き過ぎるように感じた。上の難しい方はもはやついていく気も起きないのでどうでもいいが、ノーマルとハードでも差が大きいのはちょっと残念に感じた。

・個人的にはこちらで散々言われてるほどクラス間の格差ってのは感じなかったが、むしろユニット間の格差は大きいように感じた。初期値から成長率まで細かく調整が入っているが、何故か妙にペガサス三姉妹だけ強化されてるのはちょっとやり過ぎだと思う。三姉妹はトライアングルアタックと言う固有の技を使える上に、明らかに会話・イベント等の数の多さでも優遇されている。その分をもうちょっとスポットライトの当たらない地味なユニットにも振り分けてほしかった（カシムが詐欺師と呼ばれるようになった経緯とかオレルアンズの葛藤とか）。

・ちょっとマイユニットが周りからチヤホヤされ過ぎな気はする。原作では他のキャラが喋ってたセリフまで奪ってるのはちょっと納得がいかない部分も。

・戦闘アニメがチープ。パターンの多さでスーパーファミコン三作、動きの良さでゲームボーイアドバンス三作より明らかに劣る。もうちょっと頑張ってもらいたかった。

・仲間になるユニットが増えているの反して出撃可能な枠は増えてないので、ベンチ入りユニットばかり大量に発生する…。もうちょっと出撃枠多くてもいいのではないかと感じた。

・個人的な好みでしかないかもしれんのだが、キャラデザインはやっぱり「暁の女神」以前の方がしっくりくる。海外進出を狙って敢えてデザインの方向性を変えてるのかもしれんが、ファイアーエムブレムは元々日本で育ったゲーム。弾数もある任天堂だし、FEまでムリに海外を意識し過ぎんでもいいと思うのだが。

COMMENT

　ファイアーエムブレムシリーズはスーパーファミコンサテラビュー「アカネイア戦記」以外は全部プレイ・クリア済み（ただし「蒼炎」以降の高難度除く）。ただしFE歴は長いが腕前はヘッポコ。一応、シナリオは一通りクリアしたので「クリア済み」としたが、最高難度の方は未クリア。

　前作「新・暗黒竜」なんかは普通に進めて再開不能になるバグなんかはあるし、開発者の自己満足的な考えを押し付けられてるしで「FEどうなっちゃうのよ！？」とか不安に思っていたが、前作から間が空いた期間中に色々反省したのか、かなり持ち直しているように感じた。色々追加要素が多いので移植と言うよりは新作に近い感じになってしまっているが、これはこれで遊べる内容だったので良かったとは思う。

　リメイクが続いたので、できればそろそろ新作を遊んでみたい。

プレイ時間：100時間以上（クリア済）
酢昆布森左衛門さん [2011/05/02 掲載]

このレビューはオススメ？　

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■ 414人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	4pt	5pt	5pt	4pt	5pt

総合点
85pt

GOOD!

SFCプレイ済　シリーズファン

・難易度
幅広い難易度から選べるのが良かった。最高難易度のルナティックが理不尽とか言われたりしてますが、それなら下の難易度のマニアックでやればいいだけなので５つの難易度ができるのは大変良かった。

・マップセーブ
本作はマップの途中で一回だけ使えるセーブポイントが配置おり、マップ終盤でユニットがやられてもあるていど途中から再開できる。このゲームの間口を広げる意味でも良いと思う。リセットしてでのキャラ育成にも活用でき、私のようなキャラを育てるのが好きな人にもありがたいシステムだったと思う。

・快適さ
全体的にテンポがよくプレイ中に不満を感じるものはほぼなかった。（１つあり）

BAD/REQUEST

・ユニット間のバランス
シリーズでいつものことだか高難易度の終盤マップですばやさ上限が低いユニットが役にたたない。

・終章出撃枠
最後は自分が育てたお気に入りのユニットを出撃させたい。終章の前を説得マップにして最後は戦うだけのマップにしてほしかった。終章はかなり残念。

・快適さ
移動力の高いユニットだと行動範囲を全部見渡せない。快適さで唯一の不満。

・戦闘アニメ
もうちょっとがんばってください。

・ボリューム
いつもに比べてちょっと少ないかな。そのぶん難易度がたくさんあると考えればいいけど。

COMMENT

・兵種変更
面白いシステムだと思うけど、クラシックモードでは出来なくても良かったかも。

本作は本当に出来が良かった。
次回作が楽しみ。

プレイ時間：わからない（クリア済）
DEEDさん [2011/04/24 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 440人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	3pt	4pt	5pt	5pt	4pt	4pt

総合点
88pt

GOOD!

FEはシリーズ通じて初プレイです。ここのレビューが好評だったので買いました。
このレビューもFEをやったことのない方に読んでもらいたいです。

ハードまでクリア済みです。

・ユニットは１度死んだらロスト！
このゲームの魅力です。
しかも他のSRPGにありがちな強いユニット１体で敵陣に切り込む！をすると大抵死にます。
自分はどうしても誰も殺さずに最後までクリアしたい人間なので、
このシステムに慣れるまでは何回もリセットしました。

・独特のレベルアップシステム
このゲームの能力アップは完全にランダムなので、
レベルアップしてもひとつも能力が上がらないなんてウソみたいなことが普通にあります。
しかしランダムを逆にとってリセットを繰り返しすことで、
自分の愛着のあるキャラをエースにすることができます。
育成するゲームは好きなので、ここもハマったところです。

・シミュレーションとしての魅力
武器の３すくみ、使用回数の制限等のルールや
セーブポイントの絶妙な配置と個数でシミュレーションとして完成度が高いです。

BAD/REQUEST

気に入ったからこそ、直してほしい点が目立ちました。

・素早さ至上主義
終盤になると素早さのないユニットは役に立ちません。
兵種毎にパラメータの上限が決まっているからはっきりと使えない兵種が出てきます。

・突拍子もなく仲間になるユニット
特に後半になるとなんの脈絡もなく仲間に加わるユニット（しかも使えない）が多いです。
個人的にはマイユニットやカタリナよりこっちのほうが無理矢理な気がしました。

・画面が見づらい。
通常画面とマップ全景の中間のズームが欲しかったかなと。

・ボリューム
この倍とは言いませんが、1.5倍くらいのボリュームがあっても良かったと思います。

・戦闘アニメ
多分私のような初プレイの人間でも、あっと言う間に見なくなると思います。
でも戦闘アニメがこのゲームの魅力ではないと思うので別にいいです。

COMMENT

FE初プレイですが猛烈にハマりました。

出撃人数の12人は確かに少ないですが、
選ぶ楽しみもあるのでマイナス評価はしません。

兵種変更は面白いですが、キャラの魅力を損なうという点には賛同します。
シーダのジェネラルとか、ナバールのパラディンは違和感ありありでした。

マイユニットとカタリナですが初めてやった人間からしても、
ストーリー上浮いているのはわかりました。
でもカタリナがかわいいので大目に見ます（笑）

是非とも次は新作を出していただきたいところです。