このソフトのレビューを書く

【3DS】真・女神転生IV レビュー

真・女神転生IV
発売元 インデックスオフィシャルサイト
発売日 2013/05/23
価格 6,980円(税込)
レーティング 【C】15歳以上(CERO について)
ショップ/リンク セブンネットショッピング
タギングトップ3    
タイトル概要 RPG

スコアボード

真・女神転生IV評価ランク
総合ポイント
65
難易度
2.62
レビュー数
39

スコアチャート 真・女神転生IVレビューチャート


0%
0-9
0%
10-19
2.6%
20-29
7.7%
30-39
20.5%
40-49
10.3%
50-59
12.8%
60-69
33.3%
70-79
12.8%
80-89
0%
90-100
【60点以上】
59%
【標準偏差】
16.83

ユーザーレビュー


289人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 3pt 3pt 3pt 2pt 1pt 2pt
総合点
49pt

GOOD!

女神転生らしい善とは?悪とは?というテーマのストーリー
出来ればPCにあった儀典女神転生のように追い詰められた人の闇の部分(特に残虐面とエロ面)を描いて欲しかったですが

どこでもセーブが出来る点は助かりました
これがぬるいと感じるなら自分ルールで決められた場所でしかセーブしなければ良いだけで、逆に決められた場所でしかセーブしたくても出来ない場合は自力では解決出来ないので本当に良い点だと思います

BAD/REQUEST

色々ありますが、一番は移動面です
過去作ではターミナルに移動する魔法やダンジョン脱出魔法がありましたが今作はありません
そのためクエストで何処何処に行くとなると歩いて行く羽目になるため非常に面倒です

また、雑魚敵がどれだけレベル差があっても全力で突っ込んできます
シンボルエンカウントだから避けて動けば良いと思うかもですが、数は多いし倒してもすぐに復活するしで進路上の敵は全て倒して全力で駆け抜けるしかありません

これらの関係で多くのサブクエストを放棄、あれからどうなった?と思う人の話も聞きに行っていません
終盤に空を飛ぶ乗り物が手に入りますが、これがまた不便で乗り降り出来る場所が決まっているし、その場所が「何故ここ?」という場所にあってほとんど使えません

カメラワークがよろしくなく、こちらが敵シンボルにボタンを押して攻撃を当てると先制出来るというものがありますが、これが上手くいきません
横から来る敵は良いのですが、前から来る敵は距離感が掴みづらく、後ろから来る敵はカメラを合わせようとして上手くいかずに逆に先制されるなんてザラです
このお陰で雑魚を退ける魔法のエストマは使いづらくて仕方ありません
また、はしごや飛び込む穴があってもいちいち視点を変えないと移動出来ず面倒です

制作側で流行っているのかプレスターンバトルのため、主人公や仲魔のスキルは皆似たり寄ったりになります
そして弱点のある悪魔は基本的に使いません
プレスターンバトルは好きではないので悪い点に上げさせていただきました

バランス面が悪く、序盤はしょっちゅう死にます
これは女神転生3の時もそんな感じでしたので、プレスターンバトルのせいと思っていましたが、中盤からは先制されなければそう簡単には死ぬ事は無く序盤の難易度が異常である事が分かりました

ストーリーの細かい点が不明のまま(少々ネタバレあります)
・・・・・・(ネタバレによる削除依頼により削除しました)・・・・・・
電気と食料の話は出てくるのに、じゃあ飲み水や酸素はどうしてるの?金町浄水場は無くなってそうだし、23区の少ない植物量で更に日光無いのに酸素大丈夫?という疑問は解決せず
東京の人が上に向かって岩を掘ってダメでした、で諦めるのが謎。なら横に掘れば良いのに何故掘らないで都内で腐っているのか?
砂漠の東京や悪魔人間だらけの東京って結局何だったの?過去?未来?平行世界?何の説明も無し
ヒカルっていたけど出てこないな、フジワラさん何も言わないけどあの女子高生なんだったの?と思っていたら・・・・・・(ネタバレにより削除しました)・・・・・・で出てきてビックリでしたので、他にもあの人(ナバールとかパン屋とか)どうなった?というのもあるのですが、サブクエストや全ルートをやれば分かる点があるのでしょうけど、移動が面倒でとてもやる気が起きませんでした

COMMENT

女神転生はナムコ製の2からほぼ全作プレイしていまして、プレイして未クリアなのはサターンの探偵と入れ替わるやつ(タイトルど忘れ)とX-BOXのNINEです
今回ヒーローパックという物が出ると聞いて、そういえば4はやっていなかったなと思い中古で購入
ニュートラルとナッシングルートクリア、カオスルートの序盤だけ見ています

今FINALをプレイしていて序盤で東京が岩に囲まれる経緯が説明されましたが、これは4に必要だった物だと思います。それとナバール、いつどうしてこうなったの?これは全くもって意味不明です
サブクエストなどで説明されているかもですけど移動がとにかく面倒で途中からはクリアに最短距離で全力疾走でした
そのためかもですが余りにも謎が多すぎるゲームでした

プレイ時間:40時間以上60時間未満(クリア済)
ぴのんさん [2018/04/11 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ


478人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 3pt 2pt 1pt 1pt 1pt 2pt
総合点
30pt

GOOD!

・オリジナリティ
シリーズ定番の悪魔合体の楽しさ
合体を繰り返し、自分の好みのスキルを付け、オリジナルの悪魔を作る
とても中毒性があり、レベルが上がるたびについ合体を繰り返してしまう。

邪教のおやじが可愛くなってたのも良かった。

稀少敵の復活
やりこみ要素で、昔のメガテンシリーズでは、定番のかなり低い確率で出てくる
レア敵なのですが、この敵を見たいがために何回もエンカウントしました。

グラフィックス
金子さんの絵も良いですが、主人公を書いた人の絵は個人的に好きです。
悪魔の絵に関しては、事前に情報があったため我慢してます。

BAD/REQUEST

・BGM
心に残る、つい口ずさんでしまう等の音楽がなかったです。
懐かしい音楽として、昔のシリーズで出た音楽があり、これは良いのですが
女神転生4としての、オリジナルの良い音楽は一つもなかった。

快適さ
主にゲームバランスの事なのですが、序盤はプレスターンバトルのシステムを
理解した戦闘をしないと、すぐにゲームオーバーになりますが、後半は万能魔法を
使うだけで戦闘が片付いてしまい、プレスターンバトルのシステムを完全に否定しています。

全体のマップが見にくい。
通行出来る部分と、通行出来ない部分の、区別が付きません。

熱中度
悪魔のステータスに開発者のやる気が感じられない。
従来のシリーズでは、「そこまでステータスこだわらなくても・・・」って
思うぐらい、全部の悪魔に細かなステータスが、付けられていたのですが
4の悪魔は平均的なステータスの悪魔が多くモチベが下がり残念です。

満足度
ストーリーに関して、個人的に一番ここが残念でした。
盛り上がりそうな場面が来たかと思ったら、全然盛り上がらず収束したりで、
ストーリーを楽しもうと思う気持ちが、後半は無くなってしまいました。

「このキャラ別にいなくてもストーリー進んだのに、なんで顔グラフィック付きで
出てきたんだろう?」って思うキャラが存在する、しかも一人とかじゃない。

COMMENT

総評
自分は真1・真2・真3・真IF・NINE・SJとプレイして、全部クリアまで
楽しんでいますが、真4は従来のメガテンシリーズのシステムを、利用した楽しさは
ありますが「真4」として単独で見た時の良い部分は見られず、シリーズ最低の出来でした。

プレイ時間:30時間以上40時間未満(クリア済)
KOZさん [2014/10/20 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ


523人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 4pt 4pt 3pt 4pt 3pt
総合点
74pt

GOOD!

・オリジナリティ4点について

仲魔システム、LCN(ロウカオスニュートラル)システム、
プレスターンバトルシステム等、このシリーズが事実上創始した
アイディアは数多し。

ただし、この作品単体としてはその進化発展版なので格段斬新な
仕掛けがあるわけではないです(その分、洗練はされている
と思いますが)。

ゆえにシリーズとしてはさらにプラス1点で、
この作品単体としてはマイナス1点かも。

・グラフィックス4点について

3Dダンジョン、特に東京世界の書き込みと取捨選択(実写そのまま
ではなくそれっぽく見せるセンス)は素晴らしいと思いました
(映画『ブラックレイン』の、「闇と霧で異化されたもうひとつの
メガロポリス東京」みたいな感じと言うか)。

戦闘は携帯機の容量の関係か、前作のような3Dポリゴンキャラでは
なく平面ですが、「金子一馬(+α)の画集である」と思えば、
むしろそれに価値を見いだせないこともないかも(サターン版
『ソウルハッカーズ』と当時買った画集の画質の違いに
愕然とした身には、今回の解像度はまさに画集です……若干
小さいけれど)。

あと、グラフィクス5点は据え置き大容量の海外3Dゲームと同じ
土俵では携帯機にはあげられない気がします(余程に斬新な
センスでもなければ)。


・音楽4点について

映画のBGM程には聞き終わった後に耳から去らず、
昔のゲーム音楽程にはメロディアスではなく、中庸です。
個人的にはサントラで買いたいレベルでした。

あと、声優さんは全員素晴らしい仕事だったと思いました
(短い論評ですが他に言いようがない)。


・熱中度3点について

テンポの良さ(レベルの上がりやすさ、ダンジョンの簡略化)
BGM、音声の良さ
読み込み、操作性の良さ等、
ストレスを感じさせる要素が極端に少ない。

メッセージ等、ゲーム展開の微妙な違いに合わせてきめ細かく
変えてある部分も多く、鬼気迫る意気込みを感じました。

BAD/REQUEST

・快適さ4点について

他の方も指摘されていますが
ダメージフィールド゙の無効化手段が無い、
シンボルエンカウントの無効化手段が面倒、
セーブポイント直行手段がない、
等が「アラ」として目立ってしまうというか。

アメとムチのバランスが広い(しんどいけど見返りも大きい)
ゲームが良いゲームであるとするならば、「アラ」として指摘した
部分も「アメ」として用意しておく、という選択肢もあったのでは
(他の部分でも書きましたが仲魔に希少な「アメ」として
持たせれば、仲魔の有難味の減衰も補えたような)。

・難易度3点について

他の方も指摘されていますが、戦闘は段々簡単になっていきます。
プレスターンバトルという基本システムは序盤雑魚から終盤の
ボス群まで共通なので、このシステムの大原則、「対策手段の数が
決定的な戦力差となる」に基づき、対策手段の乏しい序盤が
一番全滅し易いわけです。

その分、対策手段の収集がゲームの醍醐味の大きな部分を
占める事になります(嘗てのRPGの金言「新しい武器を
売っていない町は町に非ず」の様に)。

しかし、数値のインフレで終盤まで引っ張れる武器防具と違って、
耐性スキルは差を付けにくい(しかも仲魔システムの制約で
敵雑魚のHPは主人公側と大きな差がつけられず、
数値の幅を出せない)。

結果、中〜終盤入口には主人公側の「最強の布陣」が完成して
しまい、あとの戦闘は消化試合風味となってしまう――これを
補う大きな制約が実は「主人公死亡=ゲームオーバー」だった
わけです。

この制約下ではどれだけ完璧な仲間を備えようと戦闘は万全に
ならないわけで、これが戦闘の緊張感を担保する大きな要因でした
(某世紀末格ゲーに習っていえば「強者と弱者には絶望的な戦力差が
あるが、強者も一瞬の油断やミスであっけなく死んでしまう」
ゲームバランスがメガテンの世界観にもよく
フィットしていたと言うか)。

今回それを(様々な理由はあるでしょうが)撤廃してしまった
ことが、戦闘バランスの「弛緩」を生んだと個人的には思います。

・ストーリーについて

BADの項目に入れてしまいましたが、ストーリーに関しては

・個人の好みの差が大きい
・詳しく触れるとネタバレになる

の二点から、具体的には書きません。
commentの部分に大まかな印象を記したので参照してください。
簡単に言うと

「語られない部分はゲーム内に散りばめられた手がかりから
不完全な形で補完せざるを得ず、それは最初に指摘しておく
べきだろう」
という物です。

COMMENT

・自分の嗜好について

ファミコンの『女神転生』からリアルタイムでやってます
(ペルソナ系は3、4しかやってませんが、ありだと思います)。 
基本、このシリーズのファンなので、あばたもえくぼな意見に
なっている点はあると思います。

三周してナッシングエンドを含む全ルートを回りました
(ダウンロードコンテンツは無し)。

・ゲーム自体について

というか、戦闘について。
仲魔のデータ調整のあたりで制作スタッフが力尽きた感が
ひしひしと伝わってきます(セリフ回りの鬼気迫る作りこみと
仲魔ステータスの適当さは一種ギャップです)。

例えば『不思議のダンジョン』シリーズの肝はアイテムや
モンスター、罠のアイディアではなく、
「それらがどういう進行タイミングで出てくるか」
にかかっていると個人的には思うわけですが、
これはこのゲームでも同様かと。

敵悪魔は主人公側を対処不能な手段で容赦なく攻撃し、
仲魔(アイテム)はそれを見事に打ち破るお助けマンとして現れ、
そして敵悪魔は引き立て役として存分に敗れ去る、
これを短いサイクルあるいは(先読みを加えた)、長いサイクルで
繰り返して快感のリズムを刻む事でプレイヤーに良ゲーだと
思わせる、そういう構成が中後半に終わってしまっているような。

具体的には無効系スキルが手に入る直前には、それに該当する
系統の強スキルを使ってくる強敵悪魔を配置し、プレイヤーの
語り草にするべきだし、強力な仲間が手に入り、無双状態になった
後にはその仲間の弱点を突く悪魔を用意しておき、プレイヤーを
愕然とさせるべきです(魅了の廃止や悪魔耐性の身体・精神部門の
多様性の無さは色々勿体ない)。

今回、仲魔のスキル構成はプレイヤーの任意なったわけですが、
その結果仲間自体は完成されたスキル構成を運ぶためだけの
遺伝子キャリアに堕してしまった感は否めない。

攻撃回数や攻撃属性、バッドステータス耐性をもっと出し入れする
事で仲魔を個性化することは可能だったのではと。

・ストーリーについて

結局このシリーズは円環の物語というか、映画の『寅さん』というか、
ゲームでいえば『ゼルダの伝説』というか。

共通するモチーフや舞台、ストーリー構成を最新の技術や現代の
世相から拾い上げた様々な意匠でその都度「語りなおしている」
作品であると(無限発電炉ヤマトのくだりは嫌でも「アレ」を
類推する)。

かつて岡田耕治氏らがインタビューでかすかに触れていた悪魔合体
技術の来歴や邪教の館の主の正体、スティーブンの目論見や法の神と
の決着がシリーズが進むことで明らかになっていく訳ではなく、
ただただ回り還る(決して答えのない)人間普遍の問いかけを
重ねていく話であると。

そう思えば、これはこれでありかなと個人的には思うわけですが、
「謎やフックで引っ張ったからには最後にそれを明示する義務が
作者にはある」というこれまた至極まっとうな主張を掲げる人から
見れば、いろいろ納得のいかない結末かも。

……円環が螺旋に変わる可能性も見てみたいですが、より大きな
円弧を描いて始まりの場所に連結されるだけ、という可能性の方が
よりはっきり見えてしまry

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
kjtsさん [2014/04/21 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ


569人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 3pt 4pt 3pt 3pt 3pt
総合点
69pt

GOOD!

タイトルに女神転生とついたシリーズはファミコン時代以来かなと思います
ただ、デビルサバイバー1と2はやったので、それもシリーズに含むのであればそれ以来ということになります

クリアまで30時間強でした

DSや3DSでアトラスのゲームはいくつかやってますが安定感があります
どのソフトも品質の管理がしっかりされていて、目立った欠点はほとんどありません
今作もプレイしていてストレスがほとんどありませんでした

難しいのは、何を長所として挙げれば良いのかという点ですが
他のレビュアーみたいに過去作と比較してどうというのはよくわからないので、他のゲームと比較することになりますが
・かなりのボリューム感
・独特の戦闘システム
・悪魔合体による新しい悪魔の作成
・美麗なグラフィック
・ボス戦の多さ
・バローズアプリ取得の自由度
・何をするにも動作は軽快でロード時間は0、セーブするのも一瞬
といったところでしょうか

BAD/REQUEST

欠点として感じたのは、長所にも挙げた悪魔合体かなと
悪魔合体そのものはワクワク感もあり楽しいのですが、中盤から終盤にかけて、合体させてまで欲しいと思える悪魔が全く出てこず、これならば今使っている悪魔と大差ないというのが続きました
飛び抜けた長所やスキルを持った悪魔が出てくれば、何をおいても合体しようとしたでしょうけど

これが特に問題となった理由は、高レベルのスキルがほとんど価値を持たないこと
長所にも挙げた独特の戦闘システムにより、弱点から外れた上位の魔法を使うよりも、下位の魔法で弱点を突くほうが圧倒的に意味がある

相手の弱点を突くことで味方の行動回数が増えるのですが、極端な話、全員が弱点を突けば、全員が2回行動できます
ドラクエに例えれば、氷が弱点の敵であれば、全員がメラゾーマを使うよりも、全員がヒャドを使ったほうが強い
上位魔法と下位魔法で目立った違いを感じられるほど威力に差はありません
だから、序盤に悪魔合体で氷、炎、風など、いろんなスキルを持たせてしまえば、後は絶対に欲しいと思えるほどの能力を持った悪魔はほとんど出てきません

とはいえたまには出てきます
全体回復魔法を持っていたり、蘇生魔法を持っていたり、反射や万能属性の魔法を持っていたり
そういう悪魔が出てくれば悪魔合体をする価値を感じます
しかし、そんな合体は滅多にないわけで、悪魔の種類の多さの割に、本当に意味があると思える合体機会は少なかった
制作者が悪魔の種類を増やすということに視点が行き過ぎていて、同じような能力の悪魔を作りすぎたんじゃないかとも感じます

全ての悪魔があらゆるスキルを継承できるため、全部の悪魔に同じスキル構成を組むことができるわけで、それも悪魔の差別化を無くし、悪魔合体の価値を落としている理由かもしれません

そういう意味で、もう少し悪魔の特徴に差別化が欲しかった
アイデアとしては
・固定スキル
・種族ごとの特徴
・得手不得手をさらに明確化する
・取得価値の高いスキルを増やす

例えば、種族特有の固定スキルを作るとか
低コストで使える得意スキルがあるとか、逆に全く使えないスキルがあるとか
例えば、炎が苦手な悪魔は炎系のスキルの使用もできないとか、小さい悪魔は物理攻撃ができないとか
そういう風に悪魔の差別化を行うとともにスキルの価値も差別化する
魔法の威力が魔力に依存しすぎているので、もっとスキルそのものの威力に依存するようにする

そういったバランス調整をすることで、より次のランクの悪魔への欲が出てくるのではないかと思います

ついでに言いますと、戦闘においてテトラカーンとマカラカーンの威力がすさまじかったと思いました
ものすごく苦戦するボスでも、この2種類のスキルがあると楽勝すぎるくらい楽勝でした
MPの消費は激しいですが、これらを使える悪魔を2体以上用意して、さらにMP吸収魔法を覚えさせれば、最終盤の万能属性攻撃を使ってくるボスまではどんなボスも完封できます
反射すれば敵にダメージを跳ね返せると同時に、敵のターンの攻撃回数も潰せる
それまでボスに強力な攻撃で2〜3回行動されていたのが、カキーンの1回行動で終わるわけで

まあ、そういう極端な結果になるのがこのゲームの戦闘の特徴なのかもしれませんが

COMMENT

総評としては、十分に面白いです

他の方のレビューに多く書かれていた絵に関するマイナス点はほとんどわかりませんでした
シリーズ初心者みたいな自分としても、確かにメデューサとルシファーには若干の違和感がありましたが、そんなものなのかなと流した程度です
やはりシリーズを通してやっている方たちには思い入れがあるのかもしれませんが

このゲームが他のRPGと大きく違う点があるとすれば、やはり戦闘システムでしょう
ドラクエみたいな普通の2D戦闘ではありますが、キャラが成長するのではなく、プレーヤーが成長することで戦闘が有利になります
レベルアップで強くなって倒せなかった敵が倒せるようになるとかはほとんどありません
武器や防具に関しても同様です
実際、初期装備のままでクリアできますし、最後のほうに手に入る装備を買っても初期装備と差はほとんどありません
装備なんてただの飾りです。偉い人にはわからないかもしれませんが

戦闘を有利にする唯一の方法はプレーヤーの技術です
2周目をやっていますが、引き継ぎは最低限だけにして、1周目と同じような強さで戦ってますが、2周目のほうが遥かに楽に感じます

そういう点を楽しいと思える人であれば、お勧めできます

プレイ時間:40時間以上60時間未満(クリア済)
PIAさん [2014/01/24 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ


539人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 2pt 4pt 3pt 4pt 2pt 2pt
総合点
65pt

GOOD!

●ストーリー
当初はまぁそれなりといったところでしたが、ある程度進むと真シリーズ恒例の舞台での活動が主となり、その後は何時もの世界観と王道展開なのでファンは違和感無くプレイ出来ると思います。

●仲魔の成長
低レベル帯の悪魔でもスキルを入れ替えてレベリングする事により最後まで戦力として連れ歩く事が出来ます。
HPMPの伸びこそ高レベル帯悪魔に及ばないものの、必要ならばスキルで補え反面ステータスの伸びは良く以前の御霊等の底上げもいらないため低悪魔スキーには有り難いです。

●プレイヤーの成長
仲魔からスキルを教わる事で主人公もそのスキルを使用出来るようになります。
便宜上物理型・魔法型・補助型・回復型といったように好きなスキル構成を組む事が出来ます。

●豊富なクエスト
所謂サブクエストの類いは多くボリュームがあります。

●BGM
女神転生の世界観に相応しい良曲が多いです。

●周回要素
本作も当然ながらマルチエンディング形式になっているため、全属性エンディングを目指してプレイされる方も多いと思います。
二周目からの再スタートはそのまま引継ぎorほぼ1からも選べるので、好みで選ぶ事が出来ます。

BAD/REQUEST

●悪魔絵
伝統の金子絵は新旧揃っておりそこがちょいとアンバランスにも思えますがそこは微々たる事で、真に問題なのが外注絵師の悪魔です。
特に外注悪魔のボス格は最後まで酷いの一言明らかに浮いています、自分はメドューサ戦で暗いシルエットが晴れた瞬間リアルに腰が砕けました。
全部が全部とは言いません。
一般悪魔では悪くない絵もありますし、ミノタウロスは個人的には結構好きです。
だけど要所やラストまでアレはないでしょう。
一気に盛り下がると言っても過言ではなく、何故あれらの絵にGOサインを出したのか理解に苦しみます。

●シンボルエンカウント
今作では敵のシンボルと衝突するか斬りかかる事で戦闘が発生します。
問題となるのが敵の移動速度が軒並み早い事です。
走って逃げれない事はないですが、前方を塞がれていると戦いをまず強要されます。
そのためプレイヤーはシンボルに斬りかかる事で先制攻撃を仕掛けるor防ぐのですが微妙に当て辛いので分かっていたのに敵に突っ込まれて先制される事態も有りがちです。
この面倒な所を避けるために存在するのがエストマソードですが、結局斬りかかる動作が必要な上に外れると更にストレスが貯まります。
またこちらが99レベルでも敵は1レベルだろうが軒並み好戦的なため戦闘が不要な場面でも発生しやすくダルいです。

●プレスターンバトル
真IIIより継承したもので要は弱点属性を攻めると行動回数が増える仕様なのだが上記の敵の移動速度が早い事で、不意を付かれた際に範囲魔法orブレス=全滅が有りがちなパターンになってしまっています。
また後半には一部スキルでドッカン戦闘終了が多く新要素である「ニヤリ」共々生かしきれていないように思います。
このシステム自体は好きなだけにちょっと勿体無い。

●仲魔の個性
良い点にも上げましたが今作は継承縛りもほぼ無いため自由に悪魔をカスタマイズ出来ます。
しかし従来のように悪魔毎に継承縛りや型がある方が個性的な仲魔が作りやすいかもしれません。

COMMENT

個人的には真・女神転生のナンバリングに相応しく楽しめました。
ただ大味気味な戦闘バランスと特に悪魔絵だけは次作があるならマジで何とかして下さい。

それと良く不満点に挙げられるDLCは自分はアリだと思っています。
はっきり言ってどれも普通にプレイする上で不要な内容ですし、火力に関しても充分過ぎる程出せるため課金悪魔のスキルを用いる必要性が有りません。
そもそも本編で使用してもオーバーキルですし、言わばコアファン層向けの要素だと思っています。
稼ぎ用のクエや装備にしてもファンの選択肢の範疇ではないですかね。

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
赤らーくさん [2013/10/29 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ




レビュー投稿フォーム

【3DS】真・女神転生IV
レビュー投稿フォーム

レビューを投稿する前に

レビューをご投稿して頂ける皆様には心より感謝しております。
あらかじめ下記注意事項のご確認をよろしくお願いいたします。

  • 投稿時、IPアドレス等も取得されます。
  • ゲーム関連会社・proxyサーバー・公共施設(ネットカフェ等)からの投稿が確認された場合、投稿内容に関係なく削除対象となります(多重や不正投稿の緩和のため)。ご自宅のパソコンからよろしくお願いします。
  • ルールにより、最低5時間以上プレイしてから投稿するようよろしくお願いします。(5時間未満が確認された場合、削除対象となります)
  • 改訂稿はこちらからよろしくお願いします。
  • 自分の名前(HN)が固定されていない方へ

「通りすがり」「匿名」「名無し」など……禁止です。

任意。非掲載時の連絡の際に使用されます。予期せぬ不備や事実誤認、誤って規約に抵触してしまい、それらによる削除依頼もありますので、アドレス記載を強く推奨します。(連絡するだけなのでフリーメールも可です)


ご自身のブログ等が無い方、レビュアー登録していない方は空欄。

PR URL>URLをご自由にご記入いただくことで、ブログ、おすすめのサイトやアフィリエイトなど、公序良俗に反しない範囲でリンクを設置することができます。
レビュアーID>レビュアー登録によりレビュアーIDが発行され、レビュアーの嗜好などを紹介したページへリンクされます。仮登録された方で本登録が完了していない方は「仮登録中」とご記入ください。レビュアーID登録者はパスワードを記入しないようご注意ください。
レビュアー登録はこちら(別ウィンドウ)

注意事項
  • 「GOOD!」「BAD/Request」の欄は、何がどう良かったのか(悪かったのか)最低何かひとつでも”ゲーム中身”とその理由を具体的に記載して下さい。例えば「グラフィックが良い」”のみ”の記載は、他にゲーム内容が書かれていなければ50文字以上でも「ゲーム内容記載漏れに抵触」と削除依頼されます。この場合「どうグラフィックが良いのか」「どの部分でグラフィックスが良いと思ったのか」”中身”を記載して下さい。
  • 批判ではなく誹謗・中傷。他レビュアーに対する批判。ネタバレ等はしないようよろしくお願いします。(該当部分を削除する事もあります)

  入力文字数:0

  入力文字数:0

総評として該当ソフトの感想・自分の嗜好・プレイ環境や購入動機等


  入力文字数:0
点数に関する注意事項

ソフトに対する満足度に関わらず、項目に沿った判断で採点して下さい。 総合点計算機計算機
「廉価版や中古により、定価より安く買えた」「高く売れたから」などの理由で”加点”するのは禁止となっています


独自性。過去にない斬新なアイデア

綺麗な画像、ムービー、キャラクターなど

BGM、音楽、効果音など

飽きがなくどれだけ長く遊べるか

一通りプレイして面白かったか。総合的な評価

ゲームバランス、操作性や分かりやすさなど

プレイ時間:通算プレイ時間です。クリア時間ではありません
「クリア済」:原則「エンディングまでたどりついた」が基準です

「真・女神転生IV」の”特徴”や、”良い”と思ったものにチェックして下さい。

  • どんな人にも向いている
  • プレイヤーで好みが分かれるソフト
  • ファンを対象としているソフト
  • 初心者でも無理なく楽しめるソフト
  • 女性を対象にしたゲーム
  • 昔のプレイヤーを対象とにしているソフト
  • キャラクターが魅力的
  • リアリティな演出
  • ストーリーがよく練られている
  • ゲームのシステムが優れている
  • 爽快感抜群でストレス発散できる
  • ユーザー同士で楽しめる
  • 緊張感のあるゲーム
  • 対戦が燃える!
  • 自分の好きなように遊べる
  • 攻略情報を参照してプレイすると楽しめる
  • 細かい操作が求められている
  • 続編物で前作のプレイを推奨
  • オンラインが楽しめる
  • やればやるほど隠された楽しさが出てくる
  • 手先よりも頭を使うゲーム
  • 少しの時間で楽しめる(息抜き)
  • 長い時間楽しめる(やり込み)
  • 特に秀でたところはない…

■ 投稿すると、掲載基準の規約(削除ガイドライン)や注意事項に同意したとしています。













サイト情報


2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
NARUTO -ナルト- 忍列伝

2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
チャリ走 DX

2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
星のカービィ ロボボプラネット

2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
PROJECT X ZONE

2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール

2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション

2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
3次元エアホッケー

2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁

2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
New International ハイパースポーツ DS

2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”

2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち

2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム

2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ

2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町

2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI

2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
ゼノブレイド

2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編

2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
アッコでポン!イカサマ放浪記

2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト

2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS

2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語