Nintendo3DS mk2 :: 【DS】テイルズオブハーツレビュー

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【DS】テイルズオブハーツレビュー

発売元	バンダイナムコ（オフィシャルサイト）
発売日	2008/12/18
価格	6,650円（税込）
レーティング	【Ｂ】12歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon（アニメムービーED ／ CGムービーED）
タギングトップ3
タイトル概要	心と出会うRPG

スコアボード

総合ポイント: 72
難易度: 2.17
レビュー数: 88

スコアチャート

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90-100

【60点以上】
73.9%
【標準偏差】
15.5

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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■ 359人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	4pt	3pt	4pt	5pt	4pt	3pt

総合点
80pt

GOOD!

・ストーリー面
携帯機とは思えないほど、とにかくボリュームがある。１周目のプレイであればおそらく最低30時間、平均45時間はクリアまでにかかるんじゃないか、というほど。愉快なサブイベントも豊富で、全てをクリアしようとすればさらに10時間以上はかかると思われる。
キャラは主人公とヒロイン『以外』のメンバーが良い味を出している。前半はあんまり好感持てないようなキャラも、物語が進み態度が軟化していくにつれて、かえって良い印象を持てるようになった(逆に、当初と印象がそれほど変わらない主人公とヒロインの影が薄くなってしまっている原因でもあるのだが)。
あとフルボイスとまではいかないまでも、かなりの量の声が入っている。これらの音声はクリア後に自由に聞く事ができるようになるので、うっかり聞き飛ばしてしまっても安心。
ムービーは長さ自体はそれほどないものの、要所要所にしっかりと入っている。感覚的にはTOE以上、TOD2と同等ぐらい。

・システム面
戦闘はPS2版TODを踏襲した2D戦闘で、技を使うのに大きな制限がない爽快感のある戦闘。かといって難易度が低いというわけでは無く、使う技の属性や挙動を考えなけければ全滅も免れないシビアな部分もあるのでやり応えはある。また今回は援護攻撃もあるので、相手に有利な属性を持っていない場合でも有利にコンボを決めやすい点も高評価。
ダンジョンは前作イノセンスと違い、いろいろな謎解きを要するやり応え十分なものになった。その分頭を悩ませる必要があるが、いろいろ試みればヒントも出るし、解けないというほどでもないちょうど良いレベル。またダンジョンの構成自体もシンプルになり、迷いにくくなっている。
育成面ではソーマビルドやアクセサリ合成といった、とにかく素材集めが重要になるシステム。その時点では宝箱からしか手に入らないようなアイテムをどのキャラの育成に使うか、もしくはアクセサリを作るかと頭を悩ませるのはなかなか面白い。
その他、モンスター図鑑やコレクター図鑑、あらすじといった近年のシリーズにある要素は完備されており、特に「?が足りない」と感じる部分は少ない。

BAD/REQUEST

・ストーリー面
シリーズ恒例ではあるが、展開は急過ぎる感がある。特に最初、主人公が話の流れに微妙に合わない不自然な説明を何度も入れてくるあたりは辛かった(これはすぐマシになったが)。また(伏線らしきものはあるが)突然の新しい敵の出現や、それまでの目的があっさり覆されてしまうなど、引き伸ばし感があることも事実。
あと前述のとおり、主人公とヒロインの影が薄い。これは主人公は全体を通して印象が変わらず、ヒロインは心情の変化が作業的なためと思われる。
あと骨を折る、頭を砕こうとする等のややオーバー気味の残酷描写も目立つ。その割にそれをされた主人公側がピンピンしてるので、必要性があまり感じられなかったりもする。

・システム面
戦闘は戦術性はあるものの、技の性能に極端な差があるため、一部の強力な技を覚えてしまうとその技に依存しがちになる。そのため、勝つだけならコンボを考えるよりその技を連発する方が早いという事になってしまい、すこし底が浅くなってしまう。
ソーマビルドは特定の部分を優先的に伸ばす事は出来ても、最終的な育成の自由度が低くなってしまっているのがマイナス点。
また、今回のランダムダンジョンであるスピルメイズはサブイベントのたびに必ずと言っていいほどこなさなければならず、前作のギルドダンジョンほどではないものの冗長な感がある。

COMMENT

全体的には据え置き機のシリーズ作に匹敵すると思える作品。価格は高いものの、それだけの価値は十分にある。DSの最大容量ソフトであり、ときたま処理落ちするほど機能を十分に使いきっている分、DSテイルズオブシリーズの集大成と言えるが、逆に言うとDS作品でこれ以上は望めないのではないかという感もある。それだけに、次回作はどのようなアピールをしてくるのかに期待したい。

プレイ時間：60時間以上100時間未満（未クリア）
ko-maさん [2009/01/01 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 394人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	4pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
80pt

GOOD!

・オリジナリティ
人の心の迷宮やらソーマやらはよかったと思います
あと自由度が高いところも

・グラフィック
全体的に高いレベルでまとまってます

・音楽
全体的に良かったと思います、「なにこのBGMｗ」というのが１つもなかったので4

・熱中度
結構遊べましたね、戦闘が楽しかったです
あとサブイベント多いですね、本編と合わせてボリュームがすごいです

・快適さ
特に問題はないかと

・その他
キャラクターが全員好きです、とくにヒスイがかっこよくて
治癒石は自分的には当たりですね、料理の食材買うのがメンドクサイのでこっちのほうが楽
主な歴代キャラクターの総出演

BAD/REQUEST

・ストーリー
キャラクターは全員好きですけど、微妙。色々「スピリア」とか面白そうな物を持ってるのに全く活かせてないというか、要するにつまらないです

・ショップで素材を買う時に今必要なものぐらい表示してほしかった

・空飛ぶ敵が強い、まあコネクトパネルで大体対応できますが

COMMENT

いやあ楽しかったです、戦闘が特に
確かに皆さん仰る通り技連発で勝てますけど、コンボをつなげていく爽快感が自分にはヒットしました
あとアーマー化させないようにコンボをつなげていくことも可能ですよ

プレイ時間：わからない（クリア済）
tottoさん [2009/02/01 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 371人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	3pt	4pt	4pt	4pt	4pt	3pt

総合点
78pt

GOOD!

ストーリー、サブシステムなど、全体的にやり込みがいのある作品に仕上がっています。音楽なども印象に残る素晴らしい曲が揃っており、また、ストーリーも魅力溢れ、「ソーマ」を上手く組み込んだ武器強化などのシステムは、完成度の高いものとなっています。また、そのおかげで武器をわざわざ新たな町で購入する必要がなくなったので、準備の手間がなくなり、装備に困ることもなくなりました。キャラクターカスタマイズも自由度が上がり、イノセンスの様に、あるいはそれ以上にキャラクターの成長の幅が広まりました。術士を前衛向けに育成することもでき、イノセンスのスタイルとはまた違った成長要素を楽しむことが出来ます。ダンジョンがやりがいのあるものになったのと、スピルリンクにより数が増えたのも個人的には嬉しいところ。また、フィールドの移動がともかく速いので、テンポも良いです。何よりも、ストーリーを追うだけでかなりのプレイ時間を要するところは特筆すべき点です。キャラクターもかなり個性が強く、ムービーの完成度もここに書ききれない程の素晴らしさ。喋りまくるサポートキャラなど、ボリュームは確実に前作を上回っています。ボイスも前作以上に挿入されています。

BAD/REQUEST

これはシリーズの特質として仕方ないかもしれないですが、序盤の展開が唐突に感じました。あと、諸処で若干唐突なのも気になります。とはいえ、全体としてみれば些細です。また、非常に些細な点の指摘になりますが、戦闘に関しても、イノセンスと比べると、若干そのボリュームは落ちています。しかし、ここはドットである以上仕方のない点です。というより、前作の完成度が高すぎたことによることなので、ここは気にすべき点ではありません。一番気になったのは、音源がイベント時に小さくなることです。イヤホンをつけると改善されますが、せっかくの音楽が音源の低下により周りの効果音に負けてしまう点は残念でした。音質も少し悪いかも？また、街道はやめて頂きたかったです。広いワールドマップで十分。無駄に容量を使っている様に感じました。また、雑魚が良く動きます。そんなに強くないにも関わらず、知能が高すぎです。そんなに戦略性を追求しなくても良かったのではと思いました。あと、料理がなくなったのは残念です。たしかに治癒石のカスタマイズは面白いですが、そこを削る必要はなかったのではないでしょうか？システムも自由度が高い反面、難解で、後戻り不可の強化も気になります。

COMMENT

細かな指摘はありますが、テイルズの本家が制作していることもあり、完成度はシリーズの中でも随一、傑作といっても過言ではありません。表現が２Ｄであることについては、評価がわかれるところかもしれませんが、ここは製作者の都合という事であまりお気になさらずに。おそらく３Ｄも出来たでしょうが、スタッフがドットの方が良いといったことなので。ともかく、値段以上、とは申しませんが、確実にご購入頂いても損はしない事は確かです。ボリュームもなぜ最初からここまでしなかったのかと言うくらい凄い仕様になっているので、何か新作を求めている人はこのソフトをお買い求め頂くことをおすすめします。久々にやり応えのあるソフトでした。ただ、先に記載致しましたが、料理が今回は廃止されています。また、スキットが若干少なく感じられるかもしれません。個人と致しましては、一度ＣＧ版の方のご購入をお推めします。私はアニメ版を買いましたが、ＣＧの方が完成度の高さを感じることが出来るかもしれません。本編として、恥じない出来でした。ちなみに、この作品は２ＧＲＯＭですが、前のセガのワールドデストラクションも同じ容量でした。つまり、そういう事です。主題歌も傑作です。