【DS】テイルズ オブ ハーツ レビュー
発売元 | バンダイナムコ(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008/12/18 |
価格 | 6,650円(税込) |
レーティング | 【B】12歳以上(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(アニメムービーED / CGムービーED) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 心と出会うRPG |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
■ 560人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 2pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt |
71pt
GOOD!
・バトル
今作で最も評価が高いところですね。かなり熱中します。TP制ではないので、好きな技を好きなように好きなだけ連携でき、手軽に爽快なバトルを楽しめます。
また、タッチパネルを使って控えメンバーを呼び出し、援護してもらうというのはすごく良かったです。シリーズファンにとっては、歴代キャラクターが援護しに来てくれるのも嬉しいところ。
・キャラクター
主人公以外のキャラクターがみんないい味出してます。コハクはちょっと変わったところもあるけど可愛い。ヒスイとベリルは見ていて楽しいし、キメるところはしっかりキメる。イネスは強く頼れるお姉さんといった感じでしょうか。クンツァイトは初登場した時の印象とラストでの印象がガラッと変わって、良かったですね。あと、機械人ならではのボケとツッコミも楽しかった。
・ストーリー
心に残るようないいストーリーではないですが、悪い点を指摘するほどでもないように感じました。パーティーキャラがあんまり関係してないものの、名場面と言えるようなシーンが一つだけありましたので、GOODに書かせてもらいます。
・ボリューム
他の方々もおっしゃっている通り、携帯機とは思えないボリュームです。ストーリー本編をクリアするのに50時間、その後サブイベントや隠しダンジョンやらをクリアするのに20時間ほどかかって、計70時間プレイしました。自分はじっくりプレイする方なのでもう少し早くクリアできるのだとは思いますが、「軽くプレイしたいな」というのには向かいないかも。
・ダンジョン
複雑すぎず、かといって飽きてしまうほど単調な作りにもなっておらず、探索していて楽しかったです。
・その他
ボイスはたっぷり入っていて、イノセンスのようなガッカリ感はないと思います。
あと、ムービーがオープニングとエンディングだけということはなく、8個あるので、「できればアニメ版がいいけど、どうせムービー少ないだろうからCG版でいいや」と考えてるとちょっとテンション下がってしまうかも。
クリアすると解放されるミュージアムでBGMやムービー、ボイス、チャットを聞けるのは嬉しいオマケでした。
BAD/REQUEST
・キャラクター
もう本当に主人公がとんでもなくウザくて気持ち悪いです。「青臭い」で済ませられれば問題ないのでしょうが、自分的には「いや、こいつ何言ってんの?」という展開が多すぎて序盤から一気に嫌いになりました。ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、根拠もないのに「そんなはずない!」とか言ったり、慎重な判断をしている人を挑発した挙句逆ギレしたり、自分が傷つけた相手に対して問題が解決してもないのに言い寄ったり……。とにかく見ていて気持ち悪く、感情移入が全くできませんでした。個人的には、今作最大のマイナスポイントです。
また、シリアスな感じだったキャラが敵対しなくなった途端ギャグキャラっぽくなってしまうのが少し気になりました。
・バトル
上で「手軽に爽快」と書きましたが、悪く言えば一部の強力な技を連発してればいいだけの単純で楽なバトルとも言えてしまいます。そのような技(もしくはシステム)のせいで、バトルの難易度はあまり高くなく、ボスでも緊張感がなかったですね。ライフボトルは隠しボスを除けば合計しても10本も使いませんでした。難易度ノーマルでの話なので、ハードにすればいいだけの話でしょうから、そんなに問題ないとは思いますが。
また、仲間のAIが頭悪いです。HPがかなり減ってるのに回復してくれなかったり、敵の目の前で詠唱を始めたり。プレイヤーがフォローすればいいのだけれど、たまにイラっとします。
・グラフィック
可もなく不可もなくといった感じ。実際プレイしてみると全然気にならないのですが、買うかどうか迷っていたときに動画でプレイ画面を見たとき「ショボいな」と感じたので、BADに書かせてもらいます。
・エンディング
いろいろと突っ込みどころがあって、シリアスなのに笑ってしまったり、「それでいいのか?」と突っ込んでしまうことがありました。個人的にはあまり納得のいくものではなくて、残念です。
・音楽
テイルズシリーズをプレイすると少なくとも1曲か2曲は好きになる曲があるのですが、今作では耳に残る曲が一つもありませんでした。同じ携帯機でもイノセンスもマイソロ2も好きになった曲があったので、単純に今回が残念だったんじゃないかなと思います。
・ダンジョン
スピルメイズと呼ばれる入る度に形が変わる歩数制限付きのダンジョンがあり、ストーリー本編でもサブイベントでもこのスピルメイズに潜るのですが、隠しダンジョンもこれだったので全然面白味・新鮮味がありませんでした。普通のダンジョンにしてくれればよかったのに
・その他
期間限定のサブイベントが多かったのが残念です。自分は一度クリアしてからまとめてサブイベントをやるタイプなのですが、結構な数のサブイベントが期間限定で遊べませんでした。
あと、武器防具に関してですが、素材を集めて強化するという感じなので、お店で買ったり宝箱から強力な武器を入手するということはないです。これはこれで楽しいので別にBADというほどのことでもないのですが、一応こちらに書いておきます。
COMMENT
いろいろとBADに書きましたが、評価を大きく下げているのは主人公についてだけなので、全体的にはかなり楽しめました。
サブイベントも多く、温泉イベントやナム孤島などもあり、「ああ、テイルズやってるな」という感じを存分に味わえます。
ボリュームがありすぎて2周目をやる気になれなかったのですが、それも込みで考えると本当に長く遊べるゲームだと思います。
テイルズ好きだけど携帯機はなんかなーと考えている人や、ストーリーよりもバトルを重視するRPGファンに強くオススメしたいですね。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt |
70pt
GOOD!
オリジナリティ
戦闘で書かせていただきますが、援護システムが本当に秀逸です。
グラフィック、音楽
これはよくも悪くも、遊びのボリュームを追求した結果になっていると思います。
よく言えば味のあるドット、音源。悪く言えば適当なフィールドとピコピコ音。
曲自体は良い物が多いし、隠しダンジョン専用通常戦闘曲などは嬉しい点でした!
熱中度、満足感
とにかく戦闘が楽しいですね。確かに初期技や一部の技の連発でも勝ててしまいますし、
実は連打のペナルティがあることも認識されない程度なんでしょう。
しかし僕個人の意見としては、ユーザーは全ての楽しみを製作者から受動的に受け取るのではいけないと思っています。能動的にこのゲームを楽しもうとする姿勢が重要だと。
つまり、せっかく自由に技を繋げられて空中戦も出来るシステム、しても技も多彩なのだから
自分でコンボを繋げて楽しんだ方がせっかくのゲームを楽しめるのではないか、と。
私も面倒な気分の時はチサイショウ!食らえ!食らえ!で切り抜けますが。
ストーリー
個人的にはすごく好みです。ベタな恋愛シーンも含めて「青臭い」(褒め言葉)テイルズ感が出ています。
カルセドニーとシング、カルと部下、カルセドニーから伸びる人間関係の線はどれも特に大好きです。
後、強大な敵の登場タイミングや部下の個性も趣味とあってました。
変態おじさんは、まぁ心の物語には必要な人ですよね笑
援護パネルはナムコの過去作キャラを積極的に使おうという姿勢を上手く用いた良いシステムですね。
BAD/REQUEST
快適さ
やはり、素材集めが辛いですね・・・というより、エボルブしても前のスキルはまだ習得出来る!という解説が無いおかげで無理に素材集めに奔走してしまいました。
後、最終技を二者択一にする必要はないかと思います。
難易度
雑魚敵にうざいのが多いです。ガードし続けるとダメなシステムで長時間の範囲判定があるガス攻撃は反則では?しかも判定終わる前に敵が動くので2体にやられるとダメージブレイクも意味ナシ。
後、剛体×ブラスト×体重重い敵はかなりの面倒さ。
スピルメイズ
状況によっては行き止まりからゲームオーバーもありえます。それはひどい・・・
そして、待っているだけで効果が終わる「スピルカウンターの消費量が上がりました」は嫌がらせとしか思えないです
COMMENT
不満点もありますが、据え置きクラスのボリュームは本当です!
実際初回プレイ時は「え?まだ終わらないの?あそこにも行けるの?」と嬉々としてプレイしていました。
最近のテイルズの快適なシステムを持ちながらアクの強すぎない若々しくて暖かいストーリーを楽しめる。そして100時間越えも出来るようなボリュームもある。テイルズオブの新しい基準となり得る良作だと思います。
発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
-
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
-
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
-
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
-
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
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G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
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ゼノブレイド
- 2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
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デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
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アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
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Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
-
パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
テイルズシリーズは初プレイです
このゲームの一番の良い点はボリュームの多さだと思っています
個人的に、携帯ゲーム機は通勤や移動の時間潰し的な用途が多いため、なるべく長持ちしてくれるゲームが向いています
その点、このゲームはクリアまで35時間かかり、普通のRPGの2倍は楽しめました
さらに驚くほど多いサブイベント、クリア後の隠しダンジョン、小ネタなどを網羅していくとその倍くらいは楽しめます
周回プレイは引き継ぎポイント制で、加えてキャラクターの成長をある程度選択的に選べ、また戦闘中の操作キャラも自由に選べるので、2周目以降もいろんな楽しみ方ができると思います
とにかく「長く遊べる」という点で高評価です
ゲームの内容としては、このシリーズは全てそうなのかもしれませんが、とにかく戦闘が楽しかった
ただし、難易度はHard推奨です
1周目でも最初の数時間でNormalでは物足りなくなり、以降ずっとラスボス以外はHardで通しました(ラスボスにはHardで勝てず、泣く泣くNormalに戻しました)
Hardだと、戦闘では一瞬も目が離せないほどギリギリの戦闘を楽しめます
また、上で書きましたが、戦闘の楽しみ方が多様です
操作キャラは最終的に6人いますが、技が個々人に固有で重複せずバラエティーに富んでいて、なおかつキャラ毎に鈍足だったり軽快だったりで移動速度が全く違うし、魔法系だったり物理系だったり、連発攻撃系だったり一撃系だったり、武器が隣接系だったり飛び道具系だったり、どのキャラを動かしても固有の戦略と楽しみ方があります
あと、タッチパネルを使って戦闘に参加していないキャラで支援させることが可能なので、どのキャラのどの技を支援に使うか、逆に言うと誰を戦闘に参加させないかなどで戦略性が生まれます
究極のところ、格ゲーのような2D戦闘を楽しむゲームであって、シナリオなどはおまけだと言ってもいいくらいかもしれません(とはいえシナリオもとてもよく作られていました)
アニメやボイスの量が多かったのも個人的には良かったところです
といいますが、DSでここまで詰め込めるということに驚いたといったほうが正しいかもしれません
良い点というと上記で収まりますが、これで十分に良ゲーだと思っています
BAD/REQUEST
まず、ゲームの全体的な印象ですが、最近やったゲームの中では比較的低年齢向けかなと思います
これには以下があります
・ファンタジー要素がより色濃い世界観とグラフィック
・言動が比較的幼いキャラクター達
・安っぽい音源を鳴らしているような音楽
・ダンジョンやMAP移動が全て道沿いというか線になっている
その他にも、文字では表現できない感覚的なものがいっぱいあり、ドラクエよりもさらに低年齢向けの創りかなと思います
これはこれで一つの方向性なのでしょうが、個人的には物足りないと思いました
次に、良い点であげた戦闘面ですが、技の種類が非常に多く、名前を考えるだけでも相当に大変だっただろうと思うくらいなのですが、その分使えない技が多い
このあたりは消費EPや威力を調整することでうまくバランスすると思うのですが、いかんせん主人公であれば技を出す時の隙が少ないものばかりを重宝してしまいます
最終的にどのプレーヤーも同じ技を使うようになるのではないかと思うので、強い(もしくは便利)な技は消費EPを増やすなどの調整がもう少し欲しかったところです
あと難易度の設定に関してですが
ゲームの途中でいくらでも変えられるのですが、Hard、Mania、Unknownなどの難しい難易度でプレイする意味が自己満足くらいしかないというのが不満です
実際はGradeが多くもらえたりするのですが、目に見えて増えるわけではないので、弱い難易度で2回戦うほうがマシということになったりしてるので、もう少し難しい難易度でプレイした時の報酬があっても良いのではないかなと
あと、難易度を一つ上げるといきなりボスのHPが倍くらいになるというのは、設定が極端すぎるのではないかなとも思います
その他に、ダンジョンに関してですが
いくつかのダンジョンの仕掛けが難しすぎて、突破するまでに入口から奥まで20往復したりして何時間も彷徨ったりする場面がありました
wikiを見ると、まさに行き詰まりかけたその部分ばかりが質問事項でピックアップされていたので、皆同じようなところで詰まるのではないかと思います
そういう部分はもう少し親切にしてほしいところです
あとはAIですかね
味方キャラが敵のど真ん中に突っ込んでいって、何をするのかと思いきや、詠唱を始めてボコボコにされたりするのは唖然とするしかありませんでした
COMMENT
このシリーズは初めてでしたが、似たようなゲームが出ればまた買うと思います
シリーズの他のものも買おうかどうか迷っていますが、基本的にDSしかやらないので、新作に期待という感じでしょうか
悪い点もそれなりに挙げましたが、致命的なものは無く、全体的な印象としては「よく創りこまれているなあ」というものでした
すごく面白かったですし、特にじっくり一つのゲームをやり込むタイプの人にはお勧めです