Nintendo3DS mk2 :: 【DS】不思議のダンジョン　風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイスレビュー

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【DS】不思議のダンジョン　風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイスレビュー

発売元	チュンソフト（オフィシャルサイト）
発売日	2010/12/09
価格	6,090円（税込）
レーティング	【Ｂ】12歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	RPG、Wi-Fi対応、プレイ人数：1人?2人

スコアボード

総合ポイント: 75
難易度: 2.48
レビュー数: 21

スコアチャート

不思議のダンジョン　風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイスレビューチャート

Check

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【60点以上】
81%
【標準偏差】
15.12

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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■ 372人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	3pt	5pt	4pt	5pt	2pt

総合点
81pt

GOOD!

□操作性
・もともと快適だった前作からさらに快適になった。
壷の中のアイテムを床に置く。空きのない壷に同種の飛び道具があればまとめて入れられる。
倉庫に整理コマンドが追加され使い勝手がよくなった。
自動振り向きをさらに細かく調整できるようになったなど。

・アイテムの識別状態の記録機能。
今までは記憶しておくか、自分で書き出してチェックしておく必要があったが
識別や名付をすれば記録されることでその必要がなくなった。
覚えておくこともゲーム性の1つだったのにという考え方もあるから
全面的に賛同はできないがやはり便利になってありたがたいと感じた。

□グラフィック
前作では割と簡素だったダンジョン造形。
今作ではハスの花が浮かんでいたり穴の底が描かれていたりと
それぞれのダンジョンにあった背景を作って雰囲気を出している。
キャラのドット絵は基本的に4の流用で出来はいいが新鮮味は薄い。

□全般
・メインストーリーをクリアすればただちにもっと不思議のダンジョンの開放。
ただし最初は50階までということで、その点で初代や4には劣るが
他のシリーズのように面倒な手順を踏む必要がないことはうれしい。

・もっと不思議
呪い師の腕輪や各種お香などの絶妙な性能の新アイテムによって
引くアイテムの組み合わせで攻略方法が多彩になっていて楽しい。

・特殊ダンジョン
埋めて埋めてたまに掘ってのおにぎり穴は個人的に大ヒット。
異次元の塔も面白い。99階まであれば尚良かった。

・石像の洞窟
いわゆるフェイの問題。ボリュームは150問と非常に多い。単に倉庫番だったりの問題も混じっているが。

・初心者への配慮
初心者の館の強化
アイテムロストへの配慮（ストーリでのアイテム紛失防止、タグによるアイテム紛失防止、やり直し草の強化）
地底の館というダンジョン：階層を選んで潜ることができ､初心者がなかなか辿り着けない深層の体験が気軽に出来るようになっている。
お約束事や定番戦法が多くなって初心者が入りにくくなっているシリーズだが
触れてさえもらえれば初心者でも楽しめるようになっている。

BAD/REQUEST

□全般
・特殊ダンジョン
シリーズ恒例の罠ダンが白紙の巻物で作業するダンジョンになってしまっている。
仲間を活かせるダンジョンがない。ンフーやバナナ王子のような存在は欲しかった。
全体的に前作と比べてちょっとアレンジパターンが少ない。

・地形変化-マグマゾーン
マグマの噴火活動が4と比べて非常に早くなっている。
そのためマグマゾーンはテンポが悪くなり非常に鬱陶しい。

・夜システム
4のときは新システムということで甘めに見ていたが、今回はもう要らないと感じた。
技性能に関わらず8つ登録なので一部の高性能な技しか使われなくなる。
事前に登録した8つの技で1フロアを探索するという単調なゲーム性が全く改善されていない。
ドコ？カイ弾という新技…階段の位置を察知。毎フロア使える。…これはどうかと？
この結果、今回最難関と言われるダンジョンが
4の置けずの洞窟以上に夜待ち即降りゲーになってしまっている。

□新システム
・新種道具が2種の持ち込み不可ダンジョンに出現する
作った新種道具の性能に左右される時点でこれら2つは持ち込み不可である意味をなさなくなっている。
ならば新種道具を作らない、落ちていても拾わなければいいのではという意見もあるが
誰もが一定のルールで体験を共有することにそのダンジョンの意味があると思う。
また高性能な新種道具前提でそれらのダンジョンの難易度が組まれているとも感じれず
結果、バランスを崩している。
この仕様によりこれら2つの持ち込み不可ダンジョンはかなり価値が下がってしまっていると思う。

・登録した新種道具が消せない
変な性能、変な名前にしてしまって抹消したいなあと思っても消せない。
登録限界数まで新種道具を作って上書きするしかない。

・すれ違いで呼び込んだ人を消せない
変な人とすれ違って抹消したいなあと思っても消せない。
登録限界数まで呼び込んで上書きするしかない。
話しかけると新種道具を持っていた場合、強制的に登録されるのでもう大変。

・すれ違いの楽しみがない
メッセージは定型文の組み合わせと制限があるのが解せない。
DQ9や世界樹3のようにすれ違った人の冒険の記録を見れたらよかった。

・ワイヤレスでの対戦、協力プレイ
プレイヤーの数や層で考えるとオンラインじゃないと機会がない。
ゲーム性で考えてもどこまで充実させてもおまけの域を出ないだろう。
オンラインは救助や番付や道具交換など、冒険の補助的なベクトルで攻めていってもらいたい。

COMMENT

ちなみに今作は椙山さんの音楽がいっさい使われてなく
全曲が弟子の松尾さんの曲になっている。
椙山さんじゃないから駄目ってわけじゃないが、ないとやっぱり寂しい。
4みたいに共存がベスト。

2006年から2010年まで移植も含めてシレンシリーズが6作出たけれど4と5が飛びぬけていい出来だと思う。
4と5のどちらがいいかは好みの範疇なのでどちらを買っても満足できると思う。

プレイ時間：100時間以上（クリア済）
コッパ微塵さん [2011/02/01 掲載]

このレビューはオススメ？　

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■ 424人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
5pt	3pt	4pt	5pt	5pt	5pt	3pt

総合点
94pt

GOOD!

・４と比べて良くなった点
新アイテム（お香はかなり使い勝手が良くて、いいアイテムだと思う）
ＢＧＭが全体的に良くなっている。
マゼルン系の出現率が下がった。
気配察知、壁抜けの腕輪に頼るゲームではなくなった。
他ダンジョンはまだあまり行ってないので分からないが、人生の落とし穴（４で言うあがらず）がかなり面白い。祝福の巻物、祝福の壷、地の恵み、天の恵みなどが大量に出現して、深層まで潜れば盾をほぼＭＡＸ近くまで鍛えることができる。４のあがらずよりも出現アイテム等が増え、行動の選択肢が多く面白い。４では５０Ｆまでだったが９９Ｆまで挑めるようになってる。

・ＰＣ版風来のシレン外伝女剣士アスカと比べて良くなった点
矢稼ぎ、満腹度稼ぎの作業をやる必要が無い。
罠が少ないので罠チェックの必要が少ない（裏白蛇は罠が多すぎた）。

BAD/REQUEST

・新ダンジョンに潜るために条件が面倒臭すぎる。
ダンジョンをクリアする度に新しいダンジョンが出現…という方式の方が分かりやすくて良かった。その方がクリアし甲斐もある。

・非常に面白いのだがマニア向けすぎる為、売れない。
今作の売り上げでもしかしてこのシリーズは死んだのではないかと、危惧している。

・店やモンハウのＢＧＭは、任意でプレイヤーに過去作の曲と選べるようにして欲しかった。
過去の曲をもっと使っても良いと思う。

・夜ありダンジョンは一つでいい。メインに持ってくるほどのアイデアではない。

・９９Ｆを制覇した後に、ＰＣ版アスカのようにアイテムの出現率等を調整した（復活の草が出にくいor祝福できない、保存の壷が出にくい等）更に高難易度ダンジョンがあればよかった。

・ＰＣ版アスカと比べて悪くなった点
一部アイテムが無くなっている（大部屋の巻物、正面戦士の盾、かつおぶし等）故に、細かい点ではあるが、使い捨ての剣にかつおぶしを合成等のテクニックができなくなっている。
タイガーウホーンが別の部屋に投げてこない。
怪盗ペリカンが出ない。マゼルンよりも簡単に合成させてくれず、バランスの良いモンスターだったと思う。
おはらいの巻物、識別の巻物の出現率が低い。ノロージョ種に呪われるとほぼどうしようもない。

COMMENT

９９Ｆを目指すつもりでやれば、非常に面白いゲームであるとこは疑いない。
クリアするまで止められない中毒性がある。

・個人的にあったら良いなと思う要素
魔物大部屋の巻物　モンハウ＋大部屋
店の巻物　部屋に店が出現する
敵をオーラ状態にするモンスター（過去作のカンガルー系の位置づけに近い）
卵　部屋にしばらく置いておくと孵化して仲間になる。放っておくとモンスターが壊しに来る。
　　食べると満腹度が回復する。

プレイ時間：20時間以上30時間未満（未クリア）
私が大佐ださん [2011/01/06 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 377人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	4pt	4pt	2pt	2pt	3pt	3pt

総合点
51pt

GOOD!

・前作の正当進化として見ると
前作「4」で好評だった要素である、武器・盾の成長システム（今作ではその成長システムに準じて成長する仲間も存在する）、昼夜システム（今作ではアイテムに装備中、時間経過を無くす腕輪も存在するので「夜が苦手」という人はそれを装備するのも良い）、「石像の洞窟」などのおまけダンジョン（出題数も増え、やり応えは抜群。むしろ解く事よりご褒美のアイテムがありがたい）、クリア後の追加ダンジョン（様々なルールが決められているダンジョンだが、そのルールも多彩でダンジョンの数も多い）が引き継がれ、さらにパワーアップしている所は評価できる。
また今作では秘伝の甕にアイテムを入れることで、様々な効果を追加した「新種道具」に変化させることができるなどの追加要素もあるので、長いこと楽しめるかと。
「新種道具」には問題もあるのだが、それは「悪かった所」にて語りたい。

BAD/REQUEST

・新種道具について
今回の肝である「新種道具」だが、これも入れるアイテム次第ではレアなアイテムの能力が容易に手に入り、ゲームをつまらなくする危険性があるのはいただけなかった。
武器・盾は能力がついていても合成できないというデメリットのほうが勝るので新種道具を作りにくいため、腕輪をついつい新種道具にしがちだが、そうすると様々な腕輪の効果がついてしまい（例えば力の腕輪に透視（道具感知＋気配察知）の腕輪の効果、道具感知の腕輪に鑑定師の腕輪の効果など）、それだけでゲームバランスを破壊しかねない（また恐ろしいことに、クリア後の一部のダンジョンでも登録した新種道具は登場する）。
腕輪にそうした強力な能力が来るのなら、「シレンGB2」や「アスカ」のように、「攻撃を受けるとヒビが入り壊れる」という副作用をつけないと反則に近くなるのだし（前者は腕輪が合成して印を付けられる為に、後者はデフォルトで腕輪を2個着けられ、また腕輪装備で「奥義」を使えるなどの便利な効果もあったためバランス的に腕輪にヒビが入るようにしたのだろうが。最も印数は少ないが壊れない腕輪が存在したり、共鳴で腕輪が壊れなくなるなどの救済措置はあったが）。
また、一度新種道具として登録すると新種道具の店で購入もできるようになるため、場合によってはレアアイテムのコピーにもつながりかねない（新種道具のベースとなったアイテムの能力は引き継がれるため、結果的にコピーしてる事になる。最も買うためのギタンは必要だが）のもレアアイテムの稀少性を下げることになり、こちらの熱中度を下げる原因ともなった。
他の方がおっしゃるようにすれ違い通信での他のプレイヤーへの配信が期待できないので、結局自分で使った方が早いのも、ゲームバランスの崩壊を促進しかねないので、ゲームバランスの崩壊が嫌な人はできるだけ草・巻物などの1回限りの消耗品を新種道具にするか、最初から作らないかしたほうが良いだろう。

COMMENT

好評だった「4」のシステムを正統進化させているため、プレイのやりがいは相変わらずあるが、「新種道具」に対してどういうスタンスで望むか次第で難易度のさじ加減が変わってしまう所はプレイヤーによって賛否分かれるだろう。
冬休み・年末年始など時間を取れるこの時期こそ、じっくり腰を据えてプレイしたい1作である。