【3DS】真・女神転生IV レビュー(評価)

【3DS】真・女神転生IV レビュー

発売元	インデックス（オフィシャルサイト）
発売日	2013/05/23
価格	6,980円（税込）
レーティング	【Ｃ】15歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	セブンネットショッピング
タギングトップ3
タイトル概要	RPG

スコアボード

総合ポイント: 65
難易度: 2.62
レビュー数: 39

スコアチャート

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【60点以上】
59%
【標準偏差】
16.83

ユーザーレビュー

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■ 414人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	2pt	2pt	2pt	2pt	1pt	2pt

総合点
40pt

GOOD!

・メガテンのウリである悪魔合体の部分が検索機能搭載により便利で楽に
・定番のロウとニュートラルとカオスのルート分岐は健在
・３ＤＳの機能をいかした立体視はかなりがんばっていると思う

BAD/REQUEST

・回避不能に近いシンボルエンカウントがひたすらうざい
・シリーズ定番の敵出現を抑えるエストマの魔法仕様改悪によりシンボルエンカウントのうざさを軽減できない
・一部悪魔のデザインが明らかにスベっちゃっててゲンナリ
・過去シリーズとちがい印象に残るＢＧＭが皆無
・キャラがでかいためダンジョンのビジョンが悪く移動時にストレス
・プレスターン＋シンボルエンカウントによる頻繁な強制戦闘により戦闘のバランスが理不尽なことに
・真シリーズならではのダークで重厚な世界観ではなく、色々とうすっぺらい

COMMENT

過去、すべてのメガテンをプレイしてきました。このシリーズがとても好きです。
わけても真３はそのすばらしい出来に感激し、その次回作の発売をずっと待っていました。
しかし・・・今作は、期待が大きすぎたとかではなく、単純にＲＰＧとして、基幹システムに問題を抱えています。シンボルエンカウントによってやたら強制される戦闘、見えにくくわかりにくいＭＡＰなどがそれです。
およそ良ゲーと呼ばれるものは、ユーザーが長時間触れる部分でストレスを感じさせません。
過去作の真３あたりはその点が特にすばらしかったのですが、なぜこうなってしまったのか。
たとえていうなら、スーパーマリオのジャンプに関するプログラムが、アトランティスの謎のそれに置き換わってしまったかのような、もうなんかだめすぎてため息がでちゃうレベルの改悪です。
今作は初動がよくたくさん売れたそうですが、それは真３やペルソナ４が積み上げてきたブランド力によるものであり、今作そのものの出来が良かったからではありません。
開発陣には猛省をうながしたいですね。

プレイ時間：60時間以上100時間未満（クリア済）
残念至極さん [2013/07/02 掲載]

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■ 393人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	4pt	4pt	4pt	4pt	3pt

総合点
80pt

GOOD!

超人気シリーズ、ついに登場！
期待通りの作品だと思います。
いわゆるダンジョンＲＰＧです。

過去作品との比較という無粋な事はせずに、あくまで新作としてレビューしています

●登場する仲魔は４００種類以上
このゲームの最大の特徴です。敵として登場する悪魔とコンタクトを取り仲間にできます。
パーティーに加えて戦ってくれるのですが、この悪魔たちを合成し、新しい悪魔を作成できます。これを繰り返して強くなっていきます。
この仲間を「仲魔」と呼びます。これがなんと400種類以上

●緊張感ある戦闘システム
主人公の装備や、悪魔にはそれぞれ属性があり、その属性ごとに弱・耐・反射・吸収　などがあります。
弱点を突いて攻撃すると有利に展開し、行動回数が増えたりします。
逆もしかりで、弱点を突かれると一気に旗色が悪くなります。
結構、レベル差関係なく、弱点を突かれると敵にやられるんですよね。
最初、完璧主義の私はやられるたびにリセットしてやり直してました。
しかし、やたら死ぬし、面倒になって続けてたら難易度を操作できるようになりました。
なかなか味のある演出です。必見。

●女神転生らしいストーリー展開
最初は新シリーズらしい展開でしたが、徐々に女神転生らしくなっていきます。
シリーズを体験したことがあれば「なるほど」と思える演出が憎いです。
で、ストーリは独特です。善悪や宗教団体、第三勢力。
様々な登場人物や概念がある種、独特なのです。
敵として登場する悪魔は襲ってくるので、存在は悪なのですが、果たして本当にそうなのか？
そんなことを追及していく人たちが登場する哲学っぽい、ちょっと暗いストーリーです。

まぁ、そんな小難しい事は気にせずにｹﾞｰﾑは楽しめますので・・・

BAD/REQUEST

個人的に気になったところ
・東京が舞台なのですが、関東人ではない私には場所の位置関係がイマイチつかめない。
　「次は池袋」に向かいなさい　→　それどっち方向？　→　グーグルマップみて移動　笑
・ストーリは独特。人を選ぶところはあるかも
・仲魔を増やす作業は慣れないときは「ムカッー！」ってするかも。

あとは過去の作品とはちょっとだけ違うかもしれません。
基本的なシステムは同じですが、ストーリーや細かい点は違うかも。
ストレンジジャーニーを体験して、同じ感覚で始めるとちょっと違うって感じるかもしれません。

意味が分からないとは思いますが、「基本一緒なんだけど、なんだかちょっと違う」んです。
コトバにするのが難しいです。ちょっとだけ違うんです。

とにかく、過去作品をとても大事にしている人には多少、気になる点かもしれません。

COMMENT

女神転生は１からやっています。
ペルソナシリーズも大好き。
アトラスＲＰＧはおもしろいですね！

ペルソナシリーズよりは人を選ぶ作品だとは思いますが、まぁ誰が遊んでも面白いと思います。
※ペルソナシリーズよりも世界観が重たい印象。あんなにポップじゃない。
世界樹の迷宮よりも難易度は高くないと思う。
※あそこまでの戦略性は求められないし、コツコツしなくても大丈夫。

つまり、その中間にある感じかな
アトラス系が好きでしたら間違いなくオススメできます。
ただ、上記したように過去の作品にインスパイアされている人でしたら、ちょっと「違う」って拒否する人もいるかもです。
けど、ファンならやるべきです。

私自身は十分楽しめましたし、良作だとオススメできます。

プレイ時間：30時間以上40時間未満（未クリア）
わんこさん [2013/07/02 掲載]

このレビューはオススメ？　

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■ 379人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	3pt	4pt	4pt	3pt	4pt

総合点
75pt

GOOD!

メガテンならではのバトル難易度＆スカウトのドキドキ感。１歩間違えば即全滅もある。
シリーズファンは、納得のデキではないかと。
製作はアトラスのチームマニアクスなので大安定。
メインストーリーに関わるイベントに関しては、ほとんどボイス収録されている。

BAD/REQUEST

フィールドで敵のエンカウントシンボルが、突然現れ、これでもかというくらい執拗に追ってくる(笑)
レベルを上げれば１００％逃げる事が可能だが、先を急いでいるときは少しストレスになる。
あと、個人的にオススメ合体リスト機能は必要ないと思った。悪魔合体は個人の好みが分かれるところなので。

COMMENT

メイン、サイドクエストを受注し、達成して進めていくＲＰＧ。

難易度設定ができるようになり、初心者でもある程度遊べるように配慮されている。（イージーを選択するには、２回全滅する必要あり）

シリーズファンなら買い。ってか、ファンならもう買ってますよねww

メガテンシリーズは敵の弱点をいかに効率よく見つけて攻め込むかがバトルの醍醐味なので、攻略を見ながらのプレイは絶対にお勧めしません。行き詰まった時だけの参考にしてください。面白さ、ハラハラ感が半減します。

最初は『スカウトに失敗たくらいで１ターンで全滅って・・・！』という場面が何度かあると思います。しかし！ある程度レベルを上げ、悪魔合体の要領を得ると、俄然面白くなりますので、途中でくじけないでください！
そこから先がメガテンの真髄です！！

女神転生の世界へ！ぜひ貴方も！

プレイ時間：20時間以上30時間未満（未クリア）
monsukeさん [2013/07/02 掲載]

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■ 349人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	2pt	2pt	2pt	2pt	3pt

総合点
45pt

GOOD!

◆３Dマップは丁寧に作りこまれ、歩きまわるのが楽しい。

◆２箇所セーブが出来る

◆ボリュームがある

BAD/REQUEST

◆シリーズの根幹イメージをなす重要悪魔のデザインが多数変更され
　それらは悪魔の設定に沿ったデザインとかけ離れすぎており
　これはイラストレーターではなく、依頼した側の問題と感じる。

◆耳に残るBGMがほとんど無かった。

◆近年のメガテンといえば緊張感のある戦闘が知られているものの
　今作では難易度が高いのではなく、ただ単にバランス調整が放棄されている。
　例えば、自分よりレベルの高い敵に斬りかかり先制攻撃を奪って全滅させても
　追加戦闘で現れた敵が無理やり先制攻撃をかけてきて、
　そのままゲームオーバーになる事も少なくない。
　真３で感じたプレスターンの爽快感も失われた。

◆プレスターンのポイント獲得だけでも充分なアドバンテージなのに
　ニヤリなんてものを追加した理屈が解らない。

◆インターフェイスの煩雑さ
　
　・戦闘中、デビルアナライズで確認する際、エネミーと仲魔の選択で
　　最低２回ボタンを押すことが必要となる。
　　デビルアナライズで仲魔を見る頻度の低さを考えれば
　　Yボタンを押した後、即左端の敵のステータスを表示させ、左右で対象切替、
　　上下で敵味方切替を行えば良いのではなかったか。

　・メニュー画面でステータスを確認する際も
　　確認前にパーティーと悪魔全書の選択を強いられる。
　　悪魔全書は邪教の館で確認できるのだから、
　　ステータスの項目から選ばせる必要は無い。

　・ガントレットの儀式の際歩いていくシーンや
　　眠りから目を覚ますシーンのまばたき演出など
　　イベントスキップを使用しても糞長く、意味の薄い場面が多い。

　・はしごやマンホールを使用する際、
　　いちいち上下ボタンを押してからでないと移動できない。
　　決定ボタンだけで良かった。

　・クエストを受ける際、いちいち黒板を見せられるが、いらない。

◆陳腐なストーリー。
　上から出される命令を淡々とこなす作業で、
　これまでの作品に比べてモラルを問われる展開が少なく、先への興味も持ち難い。

◆見にくい全体マップ。似たような建造物ばかりで何がどこにあるのか解りづらい。

◆悪魔の数は多いが、考えなしにステータスが均等に割り振られたものが多く、
　水増しされているだけの印象が強い。
　合体時に合成先の基本スキルさえも消すことが出来るせいで
　悪魔の個性が失われ、数字の塊にしか見えない。

◆邪教の館は便利なように見えて、操作の面倒くささから使いにくく感じる。
　魔神や女神などの上位種族を作った時の達成感も無い。

◆敵を倒してお金を得られなくなったことによるメリットを何も感じない。
　発掘品は２桁?３桁の安物がほとんどで、雀の涙。

◆バロウズアプリは自由に育成する楽しみをあたえたというよりは
　自由を束縛され、動きづらくなった印象のほうが強い。

◆有料DLCによるバランス崩壊。
　使わなければいいという問題ではなく、こういうものが存在しているだけで
　時間をかけた育成に意義を見出しにくくなってしまう。
　出すとしても、１ヶ月以上間を空けるべきだった。
　
◆高レベル化するとイベントクリア時の経験値で
　補欠悪魔のレベルが上がりまくり、スキル獲得・変化・アイテム伝授等で時間がかかりすぎる。
　それらの作業を１つのボタンでやりすごせるならまだいいが、
　いちいち「はい・いいえ」の選択やY・Aボタンのやりくりで手間がかかる。

◆悪魔の会話パターンが決まりきっており、生き物としての存在感を感じない。
　興奮して話が通じなくなることもなく、
　全て２，３回ものを与えて切り上げるだけの繰り返し。

COMMENT

期待していただけに今作の内容にはがっかりで、
GOODの項目を埋めるのにとても苦労しました。
真シリーズの看板を背負っていなければ、まだ良かったんでしょうが、
今後もこういう路線になるとすれば残念です。

今作の戦闘は高難易度なのではなく理不尽なだけで
カロンの存在はその尻拭いでしかなく、開発陣に対しての救済です。

SJで感じたインターフェイスやエフェクトの煩雑さの改善も期待しましたが
おそらく開発者はそれに対して問題意識を全く感じていないかのような作りでした。

色々な意味で、期待が裏切られました。