【3DS】世界樹の迷宮IV 伝承の巨神 レビュー
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■ 387人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
63pt
GOOD!
【グラフィック】
3DSに媒体が変わったことでよりグラフィックが綺麗になりました。
敵キャラの動きも加わり、より表現が豊かになったと感じます。
FOEが見えるようになったのは、綺麗と思う反面、
戦闘するまで何か分からないという面白さは減りましたが、
いかにも強そうな敵が目前に迫ってきているドキドキ感は変わらなかったです。
状態異常が分かりやすくなったのも良いです。
【迷宮の謎解き】
移動床やワープ、FOEの配置による行動制限など、
地図を書きながら迷宮攻略を楽しむのがSQシリーズの魅力ですが、
今回もFOEの誘導やらあっちこっちに飛ばされるわ、
今までと少し違った感じで楽しめました。
それでも、シリーズ通して比べると簡単なのが多かった気がしますが。
【変わらない面白さ】
自分だけの地図を作る楽しさが、また一段と増えました。
地図アイコンがまた充実しました、床も色分け簡単になりました。
気球が出たことによる、高低差のあるマップを書くのも楽しかったです。
できた地図を友人と見比べると、これまた違う楽しさがあります。
【快適度】
休養がたった2レベルダウンで出来てしまう。
今作は、スキルを取るのに一定以上のレベルが必要という制限が出来たので、
休養しやすくなったのは有り難かったです。
あと、何より有り難いのは修行システム。
中盤から入ってくるキャラクターは、育て直さなきゃいけなくて、
どうしても敬遠しがちだったのですが、
これのお陰ですんなりメインPTへ迎えることが出来ました。
修行による上昇レベルも、大体メインPTレベルより少し低い程度。
いいバランスでした。
【ストーリー】
SQのストーリーは、メインではないと思っているのですが、
今回は今までよりもRPGらしい王道ストーリーっぽくなっていました。
終わりが良い方が好きなので、前作よりもストーリーが良く感じられました。
NPCが戦闘メンバーに加わるという試みも、個人的には良かったです。
BAD/REQUEST
【難易度の低下】
ノーマルでプレイしましたが、もう少し手応えが欲しかったです。
キャラグラだけで選んだメンバーが思いの外強すぎたのもありますが、
折角カジュアルがあるのだから、もっと本気出して苦しめにきて欲しかったです。
これがノーマルというなら、ハードがないと物足りないレベルでした。
アイテムに寄らないTP回復手段の方法の充実さ。
食材アイテム回収による、資金の豊富さによる買い物制限の無さ。
採取回数にスキルをふる必要がなくなり、戦闘系スキルが充実している。
ここまでキャラクター強化に特化しているなら、
敵ももう少し強化して欲しかったと思います。
修行システムも、それぞれ使用クラス固定でも良かったのでは……。
【階層が(更に)浅い】
ここは好みの分かれるところだと思います。
今までが全て一つの迷宮をひたすら潜る、上るものだったのに対し、
今回はそれをばらけさせた感じになります。
3で浅くなったのが、更に浅くなり、正直物足りないです。
折角の迷宮の謎解きの面白さも、それを試せる回数が少ないのでは
楽しさまで浅くなってしまいます。
【熱中度】
温い、浅い、ということで、熱中度は低かったです。
ですが、途中からストーリーが一気に進み出したので、
(あと、定番のおまけ迷宮が精神hage仕様と聞いたので)
そっちの方が気になって一気に進めてラスボスまで熱中しました。
王道ストーリーなので大どんでん返し、というわけにはいきませんが、
キャラクターにも魅力があり、最後までひっぱって貰いました。
【セーブが長い】
仕方ないとは思いますが、シリーズでダントツの遅さです。
保存対象が増えたので仕方ないとは思っていますし、
特に我慢出来ないほどではないのですが、
快適さは少し減りました。
体験版のセーブの早さがあった分、より遅く感じたのもあります。
COMMENT
1のみコンプリート、2と3はクリア済です。
引退無し、クリア時Lv56と、シリーズでクリア時の状態に変わりはないのですが、
ストーリー以外の満足度は階層と同じく浅いです。
個人的には、ひたすら1つの迷宮を潜るか上るかしたかった……。
外に目を向けながらも、一カ所はひたすら深い場所があって、
横と縦の広がり両方を堪能できれば良かったなと思います。
SQ初心者には4はおすすめだよー、といいたくもなるけど、
SQの面白さは4だけじゃ味わえないから!と強調した上で勧めるかなと。
4のおまけと言えないおまけ迷宮はこれからですが、
相変わらずがらっと雰囲気を変えてきていて楽しみです。
音楽は完全に好みの問題なので、あえて触れていません。
でも、音源が変わった為、雰囲気がかなり変わってしまったなと……。
背景や戦闘に曲が合わない、ということは無いのですが。
キャラグラだけで選んだ、夜夜盾印陣の組み合わせは、
ちょっと博打の極悪PTでした……メディックがサブのみって、
結構きつめの縛りだと思ったのに何という火力。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
80pt
GOOD!
・シリーズの良さを変に弄らず生かしていること。
マップの描き方、キャラクターメイキングなど「これぞ世界樹!」という要素がぶれていないため、コレジャナイ感がなく、安心して遊べます。
また、モンスターも歴代で登場しているものも多く、世界樹の雰囲気を満喫できます。
勿論新しいモンスターもいるので、それを見るのも楽しいです。
・新要素の取り入れ方も上手い
新要素として挙げられるのは
*小迷宮・大地などの新たなマップ要素
*NPCが仲間になる(ネタばれになりますので誰とは書けませんが)
*希少個体の存在(金色に光る少し強くて経験点の多い個体)
などでしょうか。
大地に関しては少し要望もあるのですが、適度なスパイスとなっていて良いと思います。
・改良すべきところはきちんと改良している
前作「星海の来訪者」からスタートしたサブクラスと「宝典による能力値の底上げ」ですが、前作ではサブクラスはクラス固有スキル以外の全てのスキルを、宝典は無制限――つまり、魔法職でもSTR(ちから)が99、剣士でもTEC(かしこさ)が99、などといったことができてしまえる状態でした(勿論大変な手間がかかりますが)
今作では、「サブクラスでは固有スキル以外のスキルも、レベルは半分まで」「宝典は各能力につき10ずつ」という制限がかかり、何をメイン職にするのか、ということの重要性が初代や2作目同様になりつつも、サブクラスをどう生かすかが問われる構成となり、プレイヤーによるキャラメイクの幅が広がったといえるのではないでしょうか。
また、今作の「大地」のシステムは前作「大航海」の流れを組んでいると思うのですが、歩数制限が無くなった他、FOEと戦ったり、大地で出会えるNPCもモブではなくなったりと細かな工夫が見られます。
それから、これはシリーズを追うごとに……という感じですが、今作もマップメイク用のアイコンや床色が増えました。
水面が塗れるのが非常に有難く、また恒例のワープを描くのに数字アイコンが非常に役立ちました。
そして、これは3DSにハードが変わったからだと思うのですが、自分のギルドカードが保存できるというのが個人的には非常に有難かったです。
前作では友人のすれ違い記録を見せてもらう以外、自分の成長を確認する手段が無かったので。
・グラフィックについて
モンスターの3D化については賛否両論あるようですが、私は非常に気に入りました。
なんといってもモーションが大変可愛らしいです。
その他、モンスター図鑑では今まで見られなかった魔物の背後なども見られるようになっていて、3Dならではだと思います。
FOEがモンスターグラフィック表示になったのは、どんなモンスターなのか解らないドキドキ感が無くなったとも言えますが、事前に予測ができる(カマキリなら逃げる等)のも悪くないなと思いました。また、やはりフィールドをモンスターが歩いているのを見られるのは楽しいです。
また、ポリゴン化して最大のメリットは、待機モーションを含めた「動き」にあると思います。
攻撃すると花が開く、膨らんで爆発する等等……最後の方に登場するモンスターで、登場時は必ず眠っているモンスターがいるのですが、眠っているモーションと起きてからのモーションが違うのも、ポリゴンならではだと思います。
・サブクラスについて
前述の通り、取得できるスキルの上限が変わったのは変化をつけるために良かったと思います!
それと、加入時期ですが遅いのはもう初代から続く伝統なのかな……と。
3のように周回しないと全職解放されないというわけではなかったですし、サブクラスがあるぶん初代(私はまったく使いませんでした)の時よりも意義があって良いと思います。
また、これも前述しましたがNPCが仲間になるのですが、彼らは新職業に対応したキャラクターなので、彼らを使えば他のキャラクターに比べてレベルを上げるのが辛い、ということも無いと思います。NPCには固有グラフィックがあるのも良かったです。
・体験版について
セーブデータを全て引き継げる体験版、良いですね!
予約済みでしたがフライングで遊ぶことができて、なんだか得をしたような気分です。
体験版の内容も、小迷宮、大地、迷宮と全部体験できて、良い感じだなと思いました。
何より、とりあえずやってみて面白かったから買おう、という人を増やしたり、買ってみたもののマップを描くのが性に合わないからやめてしまったという人を減らしたりすることもできると思います。
・周回要素について
前作の「クエストなど殆ど全てが終わった状態で、新職解放と分岐ストーリー、図鑑埋めの為だけに周回しなければならない」というものから大幅な進化を遂げたと思います。
特に、職業が周回しなくても揃う、クエストは全部もう一回できる、というのが良かったです。
BAD/REQUEST
まず、次回作では是非やめていただきたいものを挙げます。
*QRクエストの存在
QRコードの存在そのものを否定する物ではありません。
自分のギルドカードを保存できたり、普段会えない友人とSkypeなどでギルカ交換できるのは素晴らしいと思っています。
ただ、QRクエストの特に「図鑑に登録されるモンスターがでるもの」これはぜひ撤廃して頂きたいと思います。
攻略本の特典等で「報酬の良い通常モンスター(あるいはFOE)討伐クエスト」があるのはいいと思います。ですが、いくらコンプリート条件には含まれないとはいえ、モンスター図鑑に穴が空くのは気になります。それに、後に――たとえば、いずれ発売されるであろう5をプレイしてから4をやろうと思った人等は絶対にできなくなってしまう要素だからです。
以上、是非廃止して頂きたいことでした。
これ以下につきましては極めて個人的な意見であり、面白さを左右しているとは言えないかもしれません。特に難易度については今作のカジュアルモードでも厳しいという意見も耳にしますので、完全に個人差だと思います。
*大地の改善要望
エンカウントがFOEとしか無い為、若干気が抜けたかな、と思います。
大地での行動範囲がそのままストーリー進行に直結するなど、面白くはあったのですが……大航海からの進化の結果ですし、更なる改良を次回作に期待です。
*迷宮について
今までのシリーズでは「2層の樹海磁軸から入って1層のボスを倒す」といったことができたのですが、今作はそれが不可能です(一応樹海同士を行き来する事は可能なのですが、樹海磁軸からはかなり遠い上に物語終盤で漸く可能になります)
個人的な意見になりますが、大きな一つの迷宮の周りに大地があって、小迷宮が散らばっている、というスタイルの方が良かったかもしれません。
こちらも次回作に期待しています。
*難易度について
難易度は……ちょっと、低くなってましたね。
勿論苦戦する事や全滅する事もあるので、歴代世界樹に慣れてしまっているだけなのかもしれませんが。
折角カジュアルモードがあるのですから、もう少し苦戦する仕様にしても大丈夫な気がします。
*希少個体について
悪い点でも何でもないのですが、できればモンスター図鑑で希少個体も見られるようにしていただければと思います。どのモンスターの希少個体を倒したか、確認できればきっと面白いと思います!(希少個体大好きです)
*グラフィックについて
モンスターではなく、キャラクターの方なのですが……。
3の時のように同じグラの色違いでも表情が違う、等会った方が良いと思います。
今回モノノフの男性、フォートレスの女性くらいしかポーズとか変わって無かったので……。
それか、素のキャラクターのグラフィック+職業ごとのバリエーションにしてもいいかも、と思います。
モンスターは3D、人間は2Dという使い分けは大好きです!
COMMENT
色々述べましたが、総評としては大変面白かったです。
改善した方が良さそうな点もありますが、スタッフさんは次回作に繋げるセーブの存在からして新たな世界樹を作る気満々なようなので、更にパワーアップした世界樹を期待してます。
あ、モンスターのモーションは是非続けて頂きたいです! 可愛い……!
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
68pt
GOOD!
・戦闘が面白い
世界樹の面白さは主として戦闘の面白さにあると思っている
キャラクターを育成し、戦術を構築し
数ターン後の戦局を睨みながらコマンドを選択していく面白さは世界樹ならではの醍醐味
今回はやや難易度が低下してはいるが、面白さ自体は損なわれていないと思う
また、JRPGで冷遇されがちな魔法使い職が強いのも世界樹の良いところだと思う
打たれ弱く、MP(世界樹ではTP)を消費しなければ何もできない魔法使いが低火力だと
単なるゴミ職業にしかならない訳だが、そういうJRPGが多すぎるように感じる
・バランスの改善
近作ではサブクラスシステムがブラッシュアップされ
サブ職が本職を食ってしまうというケースがほとんど無くなった
10職にそれぞれの価値があり、使ってみたいと思わせる魅力を持っている
また、シリーズが続くにつれ、いわゆる外れスキルの類が減少し
近作ではどのスキルを伸ばしてもそれなりに戦える調整となっている
その上休養が2レベルダウンで行えるようになったため
比較的気楽にスキルを振り直すこともできるようになっている
(いっそレベル据え置きでもいいくらいだと思っているが)
BAD/REQUEST
・ダンジョンが薄い
フィールド要素が加わり、小迷宮が追加されたことの影響だと思うが
ダンジョンの階数が少なく、面積も狭い
一つの階層が3階しかなく、階層をクリアするたびフィールドに放り出されるので
同じダンジョンにどんどん潜っていくというシンプルな没入感が無くなった
また、3からショートカット開通作業の繰り返しという側面が強かったが
近作ではより顕著になった
進むべきか(糸で)引き返すべきかという葛藤とはほぼ無縁
・マイルド調整
GOODでも軽く触れたが、難易度はシリーズで最も低い
カジュアル、食物という救済措置もあるのだから
デフォルトの難易度はシリーズ過去作と同等で良かったのではないか
また、バランスの良化について評価したが
あまりに角が取れすぎて、過去作のような破天荒な魅力が無くなったのも事実
思わぬ事故で全滅という理不尽な事態もほぼ無くなったが
引き換えに探索の緊張感も失われた
その他細かい不満点として
・ソフトリセットがなくなった
・セーブに要する時間が長くなった
・相変わらずセーブデータが一つしか取れない
・いい加減宿の連泊を実装してください
などをあげておく
UIも改善されてきているが、まだまだ改善の余地があるのではないか
例えば街でBを二回押せば外に出れるようにするとか
(店でBを二回押せば街に出れるんだから、出来なくはないはず)
COMMENT
全作コンプ済
色々と悪いところを書いたが
近作も安心して遊べるクオリティの高いRPGだったと思う
ただ、このシリーズは毎回面白くなり続けているように感じていたので
この4で初めて停滞を感じたのも事実
シリーズが続くことでのマンネリ感は否定できない
雑魚敵などはいい加減一新してほしいし
ボスキャラでも三竜に匹敵する、シリーズの顔となれる強敵を生み出してほしい
期待の大きさゆえに、あえて苦言を呈します
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt |
77pt
GOOD!
まず始めに、私は世界樹の迷宮3が発売されてベスト盤になってから
初めて購入しプレイしましたが即日売りに出しました。
そんな人間が4にドはまりした経緯を記入しますので参考になれば幸いです。
【音楽】
場面場面に合った音楽。
重厚感を感じて世界樹の世界そのものを広げています。
安っぽくない音質。
レベル上げの戦いが苦に感じない理由として
音楽の良さもあげられるのではないでしょうか。
【グラフィック】
綺麗です。
モンスターがとにかく動きます。
バッタ系のモンスターは足とかリアルで
気持ち悪いレベルです。
【システム】
コマンド入力なのでかなりアナログです。
私はアナログタイプのシステムが好きなので
これが一番楽しいです。
面倒な時はLボタンでオートも出来ます。
【キャラクター】
まずチーム名を決めます。
その次に自分の好きなキャラでチームを組みます。
キャラがそれぞれ個性的で
どの子をチームに入れるかかなり迷いました。
そして自分のチーム名を何にするか、、
これも相当悩みました。
途中で仲間に出来るキャラが増えて来て
その子達もかなり魅力的なのですが
レベル1から育て上げて、いいチームワークになってきた
初期メンバーの入れ替えが考え難く
私はまだ使用はしていません。。
【難易度】
難易度を下げることが出来ますが
私は下げるの否定派なので下げていません。
故に甘くありません。
きっちり育てていかないと即効全滅させられます。
F.O.Eなる”存在が確認出来る明らかに強い敵”が
迷宮内にうろついていますが
そいつら以外でも調子に乗ってさくさく進めていると
突如強い敵が出て来て冷や汗を掻く、
最悪全滅させられるという鬼畜ゲーです。
「可愛いこのモンスター!」なんて陽気に構えて
フルぼっこにされた時には悶絶したり、
ようやく地図が完成に近付いて一度街に戻って
セーブしとけばいいのにもう少しだけうろついて
レベル上げしよ?♪ってうろうろしてたら
突如強敵に遭遇して全滅させられたりと
良い意味で落ち着きません(笑)
そう、これこそが鬼畜ゲーの真髄だ!って感じです。
可愛いモンスターが激強というギャップに
果てしない魅力を感じます。
【オリジナルティ】
一つの小説を読んでいるようなゲームです。
自分で地図を書き、余計な背景を一切取り除き
ナレーションでこちら側に想像させる空間作り。
全てにおいてオリジナリティにあふれています。
以前3を購入した時私はここが馴染めませんでした。
「何で自分で地図を書かなければいけないんだ」
「だから何をすればいいの?ちゃんと説明してくれー」
「キャラがほぼ出てこない!!!なんだこれ!」
と思い、つまらないと思ったのです。
全てお膳立てしてくれるゲームに慣れ切っていたからだと思います。
今はその気持ちが正反対に動いています。
地図が完成した時のあの達成感は
体験した人にしか分からない感動だと思います。
同じゲームをしているけれど個々の地図がある、
他の人は同じ迷宮でどんな地図を書いているのかなと
と考えただけでわくわくしてしまいます。
【すれ違い】
擦れ違い通信も出来ます。
貰えるのは秘宝情報と、相手のキャラが気に入れば
ギルドに登録して仲間にすることが出来ます。
私は仲間にすることは考えていませんが
他の方がどんなチームを作っているかに興味があり
擦れ違いが楽しくて仕方ありません。
レベル99の人に会った時には愕然としましたが。。
【レベル上げ】
このゲームは武器を強化すれば何とかなる
というゲームではありませんので
しっかりレベル上げが必要です。
時々出て来る稀少個体のモンスターを倒すと
経験値が倍に貰えるのでF.O.Eの稀少個体を
見つけた時には冒険者魂に火が付きます。
今までレベル上げが面倒でさよならしてきたゲームが
山ほどありますが、世界樹に関しては
レベル上げが全く辛くないのが不思議です。
【とにかくおすすめしたいので】
無料ダウンロードで一度遊んで頂くことをお勧めします。
レベル10まで上げられます。
気にいったら製品版を購入し、データを引き継げばOKです。
(データ引き継ぎはボタン一つなので難しくありません)
BAD/REQUEST
悪い点が今の所見つかりません。。。
私は悪い点とは感じませんが下記箇所は
もしかすると人気がないかもしれません。
・迷宮内にセーブポイントが少ない
というかむしろ迷宮内に無いと言っても過言ではない。
スタート地点に一か所あるのみ。
あとは街に戻るしかない。
(一瞬で街に戻るアイテムはあります)
・セーブ出来るスロットが1つしかない。
・キャラが全く喋らない。
・レベル上げがポイントになるので
ある程度レベル上げの作業が必要になる。
COMMENT
【人を選ぶゲーム】
好みが真っ二つに分かれるゲームだと思います。
4まで出ているのでコアなファンがいることは明白だと思いますが
私のように以前かじった時には
”全く面白さを感じることが出来なかった人間”が
これほどまでにハマるというのも
その時の状況、感覚、などで受け止め方が変化するのかもしれません。
自分でも恐ろしくなるほどに久々にゲームにドはまりしています。
とにかく面白いです。

発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
-
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
-
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
-
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
-
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
-
G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
-
ゼノブレイド
- 2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
-
デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
-
アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
-
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
-
パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
世界樹の迷宮シリーズをプレイするのは今作がはじめてです。
ウィザードリィや女神転生に代表されるような一人称視点のダンジョンがなんとなく嫌だなあと食わず嫌いをしていたので、手を出してみるのが遅くなってしまいました。
結論から言うと、一人称だからこそ面白みがあるゲームという印象でした。
世界樹の初心者として、レビューを書かせていただこうと思います。
【独特なMAPシステム】
世界樹の迷宮シリーズでは、ほとんどのRPGに見受けられるような自動記入のマップではなく、プレイヤー自身が自分で踏破した部分を記入していくマッピング方式が取られています。
方眼紙がDS下画面に用意されており、そこにアイコンや枠線など描き込んでいく方式ですので、誰がやっても同じ地図にはならない部分が面白みのミソです。
アイコンも「扉にはこのアイコン」というものが決まっていないので(それでもいくつかはユニバーサルデザインのような分かり易い形状を取っている)、プレイヤー自身が地図をどう表現するかは自由に決定することができます。
綺麗で分かり易いマップができると、自分自身で嬉しくなるものです。
ダンジョン攻略の要素にマッピングの面白さを特徴として追求した作品は、星の数ほどあるゲームの中でも世界樹シリーズだけと言っても良いでしょう。
【シンボル的とランダムエンカウント】
ダンジョンには2種類の敵が存在します。
シンボル敵とランダム敵です。
シンボルはFOEと呼ばれ、その時点ではプレイヤーより数段強力なモンスターとなっています。そのため、ダンジョンの特性(抜け穴や一方通行)を利用して、FOEを回避する必要があります。
ランダム敵はエンカウント方式で出現します。基本的に戦う機会が圧倒的に多いのはこちらの敵だと思っていただいて構いません。昔のDQやFF方式です。
この2種類の敵が存在することで、ダンジョン探索の緊張感に深みが生まれています。
FOEが近くにいると追跡されて全滅する緊張感が格段に増え、そうした状況下でもお構いなしにランダムエンカウントするので、ダンジョンを進む一歩一歩に気を遣いながら、敵の気配を察知する必要性があります。
【キャラの育成】
レベルの上昇とともにスキルポイントが与えられ、それをスキルキャップに振ることで各種スキルを入手して強くなっていきます。
レベル100だとしてもすべてのスキルは入手できないので、同じ職業(戦士や魔法使い)でもまったく違ったキャラ性能の差別化を生むことができます。
画一的な最強をつくりだすことはできませんが、キャラ育成の多様性が認められていることで、オリジナリティのある1人を育成できることが良い部分だと感じます。
ダンジョンをに生息する敵の性能にも様々なものがあるので、いつも同じパーティメンバーを使用するというわけにもいかず、そのダンジョンごとに合わせたパーティ構成が必須です。
RPGでキャラ育成がここまで楽しいゲームもなかなかないのでは。
BAD/REQUEST
世界樹シリーズは独特なシステムを取っている以上、人によっては気になる部分もあるだろうなと感じました。ここではそうした個人差のある部分について言及していきます。
【ストーリーの展開について】
世界樹の迷宮には誰か一人の主人公がいません。
プレイヤーは冒険者として世界樹の世界で生きることになりますが、その分身はおらず、ゲームはプレイヤー自身に向かって話をしてきます。
例えば、「ここに泉がある。あなたは喉が渇いている。もし望むならこの水を飲んで、喉の渇きを潤してもいい」というような問いかけ。
往年のゲームブックを想起させる言い回しに、戸惑う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうした点で、ゲームへの没入感はかなり個人差がありそうだと懸念されます。
ちなみに、私はあまり感情移入できなかった部類です。
キャラクター同士の掛け合いや会話など、キャラ本体が生きてストーリーを進めるゲームではないので、プレイヤーが自分で自分をゲームの中に置いてやる努力が必要です。
【敵の強さ、難易度】
RPGにしては珍しく、油断しているとあっという間に全滅します。
特に初期のダンジョンでは2、3戦闘するとメンバーがもうボロボロ、という状況が多いです。
世界樹シリーズの難易度構成は、初期が最も難易度が高くそこから緩やかに難易度が低下していくというコンセプトが取られているようです。
ランダムエンカウントでも凶悪な強さの敵が出現することもあり、敵攻撃の当たり所の運が悪いと、主力メンバーを一気に持ってかれ、そのまま全滅します。
そういった意味で、テンポよくストーリーだけを楽しみたい方は、ダンジョンの攻略にストレスを感じるかもしれません。
【ダンジョンの個性】
迷宮と呼ばれるダンジョンをクリアしていくのが今作の目的ですが、迷宮内で起きるイベントはともかく、迷宮のビジュアルが大きく変化しません。
自分でマッピングするというゲームの特性上、基本的に直線で構成されているため、複雑なダンジョンの構成は取れないのでしょう。
迷宮攻略を難しくさせるギミックは何種類かありますが(各FOEの動きやワープゾーンなど)、進めても進めても目新しさがないのは、すこし残念でした。
【タッチペン至上主義】
マッピングや街での移動やメインメニューの選択・戦闘のコマンドなど、下画面でタッチを行う機会が非常に多いです。そのため、タッチペンを常に利き手に持っている必要があり、なかなか外出先では遊びにくい仕様になっていました。
一応ボタン入力もできるのですが、どんなときでもまずボタンを一回押して入力方式を切り替えねばならないので、やはりタッチに比べて選択がワンクッション遅いです。
私はボタン入力でゲームを進めたい古い人間なので、タッチペン多用にはときおりストレスを感じる部分もありました。
COMMENT
一人称視点というだけで「やだやだー!」と食わず嫌いを起こしていたことに、反省を覚える作品でした。
システム周りが独特でありながらも洗練されているので、タッチペンでのゲーム操作に違和感や抵抗がなければ、直感的に楽しめるゲームデザインになっています。
しかし、私はストーリーの運び方やタッチペン方式になかなか慣れることができず、またダンジョンでの全滅が多いことによる攻略のテンポ運びの遅さにイライラしてしまい、中盤のダンジョンをクリアしたところで飽きがきて、売却してしまいました。
ただし、ゲーム自体が悪くてつまらないというわけでは決してないので、上記の良い点や悪い点、また他のレビュアーの方が感じた感想などを比較・参考にしていただいて、購入に踏み切るか否かを決めていただくと良いと思います。
システムがユニークであるが故に癖も強いですが、独特さに面白みを見つけることができれば、高評価に値するゲームなのだと思います。
だからこそ第4作目が発売されるくらい、根強いファンも多いのでしょう。
個人的には人を選ぶゲームだと感じましたが、人によってはずっと遊び続けたい良作である可能性を大きく秘めているので、気になっている人は是非トライしてみてはいかがでしょうか。
それでは、今回のレビューを締めさせていただきます。
お読みいただいて、ありがとうございました。