【3DS】BRAVELY DEFAULT-For the Sequel-(ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル) レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013/12/05 |
価格 | 4,990円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | セブンネットショッピング / Amazon |
タギングトップ3 | ![]() ![]() ![]() |
タイトル概要 | ■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ セーブデータ数:3 ■ 前作所持者向け優待ダウンロード版:2,990円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
■ 430人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
62pt
GOOD!
前作も遊びました。
3DSでこれほどじっくり取り掛かれる正統派な王道RPGはあまりないのではないかと。
サブイベントも全部網羅すれば60時間は突破します。
ストーリーは、ほんの少しダークですが、ファンタジーな王道ものかと思います。ただ中盤以降が賛否両論分かれるところです。
2周目、3週目は根気強い人じゃないと厳しいかも。
プレイヤーキャラが(喧嘩などもしますが)基本的に仲が良く、嫌味なキャラもいませんでした。
BAD/REQUEST
×グラフィックの違い?
正直、前作とグラフィックの違いがそんなによくは分かりませんでした。
フロウエルの町は、比較写真で把握していましたが、
プレイ中は、「おっ、ここが違う!!」とはほとんど気づきませんでした。
×システム
アビリティの付け替えが面倒です。
でもこれをやらないとボスによっては手も足も出ません。
ボタン一つでアビリティの組み合わせをストックし、
組み合わせを選んで瞬時にセットできるようなシステムがあればなあと思います。
それと、前作に比べコストが高くなったアビリティがあります。これはちょっと厳しいですね。
前作もそうでしたが、魔法がそんなに強くありません。特に黒魔法。
弱点属性のあるボスが多い割に、魔法の威力自体がそれ程…なので本当に影が薄いです。
魔法剣で連続攻撃した方が、コスト的にもお得な感じがします。
今作、〜ジャ系があり、これは割と強いのですが
通信で来る強敵からゲノムドレインするしかありません。
×ストーリー
他の方も書いてますが…。
某キャラと同じ顔をした人物がいるんですが、某キャラの知り合い(仲間)、家族とも無反応。これはおかしすぎます。
そして敵側も、主人公側を止める理由が説明不足。
だからおまえは子供なんだ!!いいからやめろ!!とか言われただけじゃ反発を招くだけです。
これこれこういう重大な理由があるからこうしなければヤバイとか言ってくれなきゃ間違いなんて分かるはずもありません。
主人公側も、あまりに自分たちの視野に固執しすぎていて、全くの平行線。
十代という若さじゃ仕方ないかもしれませんが…。
第三者であるプレイヤーがヤキモキしっぱなしでした。
×終盤のストーリー
これもやはり、前作もそうでしたが。
この「繰り返し」想像以上にきついです。
同じクリスタルの魔物、クリスタル開放(X連打)、などなど。
キャラクターもうんざりしてますが動かすプレイヤーもうんざりです。
そして最後の展開。○○○○はともかく、最後の真ボスはポッと出という感じがするし、
どうしてその方法で力がつくのか理屈が分かりません。
なんかこう、真ボスそのものは別に切羽詰った事情があるわけではないというのもやる気がそげます…。
てかそんだけのことをずーっと続けていた神?で世界を○○のも朝飯前なら、
主人公達なんて一瞬で塵と化させることくらい出来そうなんですが…。
真ボスの目的がいい加減過ぎる割にやることが壮大すぎてちぐはぐです。
×サブイベント追加
歯ごたえのある組み合わせで戦闘が楽しめるわけですが、
ボスの組み合わせによってはめちゃくちゃキツイのと、初心者でも突破できそうなのと極端な感じです。
状態異常満載は、封じちゃえば完封できますし…。
人によって好みは分かれるかもしれませんが、この追加サブイベントのボスの組み合わせにいたるやり取りもご都合主義というか…あんたら、そんなほのぼのした仲間だったっけ?と言いたくなるような脱力感があります。
個人的に、ほのぼの話は好きなんですが、4章まで可愛い絵柄のキャラクターに似合わずえぐい展開が多かったので、なんとも言えない違和感があります。
違う世界だからかな?と思えばありなんでしょうけど。
COMMENT
ストーリーは、いったん違和感を感じてしまうと楽しめないかと思います。
かといって、あまり深く考えないと訳が分かりませんし(並行世界をあちこちまわるので)
戦闘は、ジョブや武器防具アクセサリー、アビリティの組み合わせなど多種多様で、
歯が立たないボスもこれらを変えるだけで充分戦えるようになったり出来たりするのでこれが分かると最高に楽しいです。
それだけにストーリー展開が本当に残念!
あと、今作でコストが上がったアビリティが出来たのも残念です…。
ただ、携帯機でここまでの作品は本当に今までなかったかと思います。
だからこそ次回作にも期待したいです。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 1pt | 2pt | 2pt | 3pt |
39pt
GOOD!
・戦闘システム
例えるならFF5。
ナイトや白魔道師といったジョブだったり、ブーストをかけて1ターンで複数回行動できるターン制だったりと、過去のゲームでも見た事あるような物だが、バランス良く作られている。
ジョブ間パワーバランスも良く、全く使えないというジョブは無い。
使い辛いと思えるジョブも、別ジョブでアビリティを覚えて、それを付けると格段に使い易くなったりと、複数のジョブを極めて、自分なりの戦い方を模索できる事も楽しい。
・ボリューム
後半に水増しがあるのが残念だが、サブイベント等も回収しつつクリアまですると60〜80時間以上はかかると思う。
序盤は王道的な感じで進み、中盤で衝撃の展開が有りと、中盤までならメリハリの利いた展開となっている。
・音楽
ダンジョンの曲が合ってなかったように思う以外は良かった。
特に配信ボスの魔王戦の曲は、狂気とメルヘンさが混ざった感じで気に入った。
BAD/REQUEST
・戦闘システム
魔法が弱い。最強魔法を使い、大量のMPを消費して、敵の弱点を付いて、それでようやく物理の殴りダメージと同等といった所。
それと召喚魔法がダサい。奇抜さを狙ったのだろうが、全く世界観に合っておらず変。
レベルのカンストが早い。メインストーリのクリア前に99のカンストに達してしまった。
ジョブはまだ半分ほどしか極めてないので丁度良いと思うが、キャラレベルのカンストは早すぎると思う。成長の楽しみも無い。
敵味方共に火力が高く、特に雑魚戦は1ターンでやるかやられるかの勝負になってしまう。
ブレイブという1ターンで複数回行動できるシステムで、大技を連発して倒すのが最初から最後までの常套手段だった
・後半の繰り返し作業
面倒臭いの一言。
何度も何度も同じダンジョンに潜り、同じ敵と戦い、同じ展開を繰り返す。
その際のイベントでXボタンを連打する事になるのだが、連打回数が200回以上必要と多すぎる。
さらにその数百回の連打を、20回ほど繰り返しやらされる。
特定の場面では1000回以上の連打も必要になったりと、とても面倒でつまらない。
・ストーリが矛盾だらけ、展開が強引
かなりのネタバレなので詳しく書けないが、息子や兄弟のように親しくしていた家族が、同じ顔をした人物に無反応。普通なら、息子と同じ顔、同じ外見をした人物が目の前に現れたら、驚くか勘違いするかするだろうに、誰も何も言わない。
主人公達も非常に幼稚と言うか、考えの足りない連中で、自分と価値観の違う者は全て皆殺しにしていく。
さらに問題なのが、その価値観と言うのがヒロインの所属する宗教の宗教観のみという、非常に視野の狭い偏った価値観だという事。
それに白か黒かの二元論でしか考えられない仲間が加わって、「私の考えと違う!私は白!お前は黒!だから死ね!」と言い、次々虐殺していく。
他には、所謂「黒幕」的な存在が居るのだが、それをストーリー上で隠すために、存在を知ってる人が何も説明しない。
世界を守ろうとしている敵が居るのだが、そんな事を知らない主人公達と敵対して「何故邪魔をする!」とか怒る。そして行動の理由を問う主人公らに「お前は知らなくて良い」「説明しても分からないだろう」と言って何も説明せず、結果知恵の足りない主人公に殺される。
そして黒幕の存在が明らかになったからと言って、主人公達が更生する事も無く、
「それだと自分達が間違ってる事になるから信じない」と、とんでもなく身勝手な理屈で跳ね除け、変わらず虐殺を繰り返す。
まとめると、登場人物全員が知恵の足りない自己中で、俺が正義の思考だけで猛進する展開が延々と続く。
またその黒幕も全然隠れておらず、登場後5分もしないうちに怪しさ全開。30分もしないうちに確信へと変わるレベルだった。
パワーバランスも無茶苦茶。
1人で1国を無傷で攻め落とせるほど強い騎士を、田舎の羊飼いに過ぎない主人公が殺すとか、話の展開が無茶苦茶過ぎる。
ジョブの設定も強引。
一応設定はあるが、それを知らなかった主人公が、何故ジョブの鍵となるアイテムを、当然の如く収集し続けたのか。行動が意味不明。
FFの、クリスタルに宿る英雄の魂が〜の方が説得力がある。
突然何の説明も無く時間を止める主人公達も意味不明。
なぜ田舎の酪農家の子供が、当然の如く時間を止めるのか…。
全体的に、ラノベでありそうな主人公補正全開のチープ展開とご都合主義、それとループした世界観をRPGにして失敗した感じ。
・子供に残虐なセリフを言わせ過ぎ。
とあるキャラの声優に子供が使われているのだが、セリフが過激で残虐な物ばかり。
「くびり殺す」「八つ裂きにする」「いたぶり殺す」等、幼児に喋らす事が躊躇われる物ばかり。
開発者の常識と節度が無い。
しかも下手糞。まあ子供に演技力を求めるのも酷だが、なら最初から子役など使わなければ良いだけの話。
・敵味方の頭身の差
主人公らは3頭身なのに対し、敵は5頭身ほどあり、並ぶと非常に滑稽な絵になる。
・ネット環境前提
スクエニのメンバーズサイトに登録して、設定資料やらアバターの衣装やら、色々と購入しないと100%の要素を楽しめない。
リアルマネーで時間停止のアイテムを売ってたり、あらゆる所で金を毟り取ろうとする、卑しい性根が見えている。
企業としてお金を稼ぐのは当然だろうが、こうあからさまだと客としては不快なだけ。
COMMENT
前作のBDFFは未プレイ。
ネタバレ的な情報も入手せず、全くの白紙状態からプレイしました。
・オリジナリティ 2点
ジョブのバランスは良いが、ジョブにしろシナリオにしろ、全部どこかで見た事有る物ばかり。
しかも上手く組み合っておらず、矛盾とご都合主義だらけ。
・グラフィック 3点
頭身の差や、一部ジョブのデザインは気になるが、それ以外は良かった。
・音楽 3点
全体的に気に入ったが、そうでない物あったのと、一部声優が下手だったので、まあ平均点くらい。
・熱中度 1点
後半のループ作業が酷い。ボタンの連打作業がしつこい。
オプションで敵の出現率を0%に出来るから良かったものの、もしこの機能がなかったら、間違いなくクリア前に売っていた。
・満足度 2点
話の展開や世界観の設定は無茶苦茶で、全く感情移入できなかったが、戦闘は楽しかった。
ジョブやアビリティの組み合わせを模索して、ボスの攻略法を探すのもやりがいがあり、何だかんだ言ってもクリアまでは遊べた。
・快適さ 2点
ループ作業が不快。
左手だけで操作できるようになっているのは便利だが、その弊害で両手操作時が面倒になっている。
・難易度 3点
難易度ノーマルで、敵の弱点だけでなく行動パターン(3ターン毎に大技を出す等)も把握し、適切に補助魔法や防御を行う必要がある程度に難しい。
レベルもすぐにカンストするので、詰まったらレベルを上げてゴリ押しというのは不可能。
特にサブイベントや配信のボスはかなり強い。一手のミスが全滅になるレベル。
・感想
レベル上げやジョブの活用法など、戦闘を楽しみたい人にはオススメできる。
ストーリ重視で、物語や世界に没頭したい人にはオススメできない。
私はどちらも当てはまるプレイスタイルですが、話の強引さや設定の矛盾が気になって、戦闘にも集中できなかった結果に終わりました。
1つ1つの要素はどれも見た事の有る物で、所謂名作の美味しい所取りなゲームなのですが、それぞれが全く混じり合っておらず、大量の矛盾が生じています。
例えるなら、数々の名画を切り刻んで、そのパーツを組み合わせたパズルのような感じ。
非常に勿体無い作品でした。
世界観の設定や話の展開を丁寧に作って、矛盾や強引さを無くせば、名作に成り得たかもしれない。
今作の個人的な点数や満足度は低いですが、点数以上の可能性を感じました。
すでに情報も公開され始めている続編には期待したいです。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt |
83pt
GOOD!
前作は未プレイ。
往年の古典的システムを踏襲し、斬新なストーリーを切り口にプレイする人を魅了させてくれる。RPG特有の喜怒哀楽をしっかりと含み、個人の選択、世界の対立、重大な信条。場面は常に変わりつつも、芯となる考え方はブレない。
ブレイブ・デフォルトシステムによる戦術の深さも面白い。超攻撃的から超守備的まで、パーティーのあり方によって戦術の幅が広がる。
場面にはそれに適した音楽が華を添える。立ち向かい、時には退く、その流れの中でしっかりと芯がありつつ、邪魔をしないBGMはまるでオーケストラを聴いているかのような素晴らしさがある。
ゲーム内の図鑑はやりこみ要素を助長する。アイテム、モンスター、ストーリー。メインストーリーをやったらそれで終わりではなく、ますますゲームに没頭させる。
BAD/REQUEST
ある事情から、同じストーリーを再プレイをしているような状況になる。キャラの掘り下げとしては重要なのかもしれないが、同じストーリーを繰り返すというのは少々いただけない。
メインストーリーはまだしも、サブイベントでの敵を強化し過ぎではなかろうか。いわゆるハメ技を使わなければ、まず倒せないような布陣となっている。
COMMENT
伝統的なFF(FF3)を踏襲しつつ、それからの脱却を図ろうとした作品であり、携帯型ゲーム機RPGでは非常に味のある作品となっている。前作からの改善点を盛り込んでいるからこそのプレーヤーを考慮したゲーム性は、万人にオススメしたい。

発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
-
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
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Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
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真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
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真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
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G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
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ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
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ゼノブレイド
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デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
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アッコでポン!イカサマ放浪記
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Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
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パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
前作は、クリアはしませんでしたがプレイ済み。
・ストーリーが練られている
他のかたと意見が分かれてしまいますが、本作のストーリーはとても練られているように感じました。
そして、章を進めるごとに視点が広がっていき、判断基準が小から大へ移り変わるのが実感でき、ある意味で生きかた、物事の捉えかたを学べる、ゲームにしておくにはもったいない話だと感じます。
しかし、他のかたが仰る理由も理解できます。
必然的に同じことを何度も繰り返す状態に陥るので、ゲームとしては「…」な流れになってしまいます。
同時に制作側が幾重にもマインドトラップを仕掛けているので、下手をすると本質に行き着く前に離脱(=クリア)されてしまうこともあるのかなと。
最初は勧善懲悪ものでまだ若い主人公たちが自らの判断基準で物事を白と黒に分けて突き進みます。
しかし、章を進めて行くと自分たちが促されるままに白と黒に分けて考えていることを知り、悩みます。
ここで全貌を見せつつ、ある重要なキャラクターが重要なアドバイスをした後で、それぞれの道、生きる意味を与えてくれる…のですが、これがまたマインドトラップ。
ここで「従う」と本質にたどり着けなくなってしまいます。
主人公たちの生き様、成長を見ている反面、プレイヤー側にも「本当の“正しさ”とは何か?」と問いかけ判断させる、見事な物語の展開に脱帽しました。
流れと内容が見事にマッチした秀逸な作品だと感じました。
・原点回帰的RPG
FFIIIやFFVを思い出させるジョブシステムにアビリティ、キャラクターの個性を上手く表現できるのは昨今のシステムが複雑化しているRPGにはない魅力でした。
どれを育てれば良いのか、強力過ぎるアビリティはあるものの、ボスの倒しかたにも特定の解答がなく、極端なアビリティ設定をしなければ勝てるバランス調整も絶妙です。
・キャラクターデザインが素朴
昨今、目が大きくてアニメっぽいキャラクターのゲームが増えているのですが、極端過ぎず可愛過ぎずな素朴なキャラクターたちでとても感情移入がしやすいです。
また、主人公が一切しゃべらないRPGと同じように、主人公たちがまるで自分たちのように意見を出し、ぶつかりあいながら進んで行くのが、ゲームへの没入感を高めているようにも感じます。
BAD/REQUEST
・後半の展開
べた褒めしましたが、やはり後半の流れはちょっと辛いです。
前作より少しは改善されたのですが、全く同じ話をするキャラクターはSP稼ぎ用の無駄な作業と化すのはやはり辛いなと思います。
・声優
エアリーはワカメちゃんにしか見えませんし、老師もマスオさん。
そのうち気にならなくなりますが、ヴィクトリアは酷いです…
頑張ったのはわかるんですけど、台詞を言えていない部分もあるなど、ちょっとやり過ぎです…
・レベルの限界がすぐに来る
レベルのほか、ジョブレベルがあるんですけど、レベルはすぐ限界に到達できます。
おかげで経験値二倍アクセサリ、アビリティはほとんど無意味です。
もう少し、レベル限界に到達するまでを遠くしてくれても良かったのかなと思います。
COMMENT
物語が…と仰っているレビュアーさんにも、できればもう一度最後の最後までプレイしていただけたらと思います。
そして、物語に出てくるキャラクターは最初っからいる“あのキャラ”も悪いようで良いキャラも全てを見据えたキャラも、全て「自分が判断する材料」にしかなりません。
最終的には主人公ではなく、自分がどう判断するかが重要です。
プレイヤーの判断がそのまま主人公たちに反映される、昨今では珍しい硬派な面を持った秀逸な作品。
マスコミ関係の仕事をしていますが、本作は「物事の捉えかた」で悩んでいる人が、たとえ非ゲーマーでもオススメしたいと思いました。
この物語を考えた人に直にお会いしてみたいです。