【DS】ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者 レビュー
発売元 | スクウェアエニックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008/11/01 |
価格 | 5,040円(税込) |
レーティング | 【B】12歳以上(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | RPG |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
■ 293人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
75pt
GOOD!
・キャラクター
前作のVPと違い、非常にキャラが活きてます。
1では死者を迎えにいき、そこでのストーリーを楽しむものでしたが、
今回は自分自身で死ぬ者を決められます。
ミシェルやミレイユ、フォーネルなどちょっとおかしい人たちまで仲間になってしまうのも人間味があっていいと思います。
・羽システム
賛否両論分かれますが、私は初めのうちは全くもって嫌なシステムだと思っていました。
戦闘に勝利する為とはいえ、仲間を自ら手にかけるのですから。
しかし、仲間を犠牲にしてのスキルの強力さ、バトルでのスタメンは決まってしまっていることから、そのうち使わないキャラは羽にすることが気が楽になっていました。
・戦闘システム
慣れるまでが大変です。
フィールドスキルを駆使し、カルマを常に要求の2倍達成するまでに3,4回の戦闘訓練が必要でしょう。
決め技はキャラそれぞれ固有なので、VP1のような爽快感も楽しめます。
・難易度
序盤だけ難しいです。
ニューゲームで羽を全く使わないと、とても難易度の高いゲームとなります。
逆に、羽を積極的に使うとサクサクとすすめます。
ただし一定期間中に羽を使いすぎるとゲームオーバーになってしまいますが…。
この辺のバランスの取り方は非常に上手いと思います。
・ストーリー
マルチストーリーシステムと言ってもさほど難しくもありません。
特に気にもせず分岐は選べます。
全ての仲間キャラクターと出会うためには3周プレイしなければなりませんが、ストーリーももちろん変わってくるため苦痛に感じません。
・音楽
非常にいいです。
VP1のアレンジが多く、ファンにはウケます。
BAD/REQUEST
一番良いエンディングを見るための道のりが辛いです。
初回のプレイで目指すとしたら、難易度5点は間違いないでしょう。
2周目以降はアイテムなど引き継げるのですが、2周目以降でも最後のボスは苦戦します。
バトルスキルに不満有り。
前作や前々作と違い、アイアンフィストなど常時発動するわけではありません。
発動率もそれほど高くないし、弓兵に攻撃されている時にアイアンフィストが発動しても…。
ガッツやファーストエイドなども弱化し、バトルスキルがバトルの対した要になっていません。
フィールド上に落ちているアイテムがしょぼい。
せっかく見つけて取りに行くのだから、もう少し良くしてもいいのではないでしょうか?
COMMENT
ナタリアの子やセンネル卿暗殺の真犯人など、
細部の伏線、楽しめました。
VPシリーズとして十分な作品だと思います。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt |
74pt
GOOD!
PSで初代のみプレイ経験ありです
連携を組み立ててダメージを稼ぐ戦闘システムはやっぱり面白い。
オーバーキルで得られる「カルマ」にもノルマが設定されており
単に敵を倒すだけでなくいかにカルマを稼ぐかも考えて
一つ一つ手順を組み立てることの楽しさがさらに活きる。
「咎」にスポットを当てた独特の仲間システム
仲間を犠牲にして得られる強大な力
難所もこれさえ使えば一気にクリアできるのだが
その代償が仲間の命。ただ単に消えるだけでなく、
それぞれの最期のシーンも用意されていたりして
他人を犠牲にすることへの罪悪感を一気に募らせる。
使うかどうかのジレンマで悩めるのは◎。
フルボイスのイベントシーンと美麗ムービー
別段こういうものは絶対必要だと思う人間ではないのですが
ここまでやられたら舌を巻くしかない。
DSでこれだけできるとは思わなかった。
BAD/REQUEST
戦闘は非常に楽しいのだが、
どうしてもキャラによる性能差がはっきりしており
効率を求めれば選択肢が一気に狭くなる。
隠しダンジョンではこの傾向がますます強くなり
大抵の人が似通ったパーティ構成に。
もうすこし性能の幅を増やして欲しかった。
遠距離攻撃があまりに強力すぎる
スクエアタイプのフィールド構成で
攻撃範囲が自キャラ中心n×nというのは反則。
弓の場合斜めに撃てば射程8マス。
各キャラの移動力は3?5マスなのでどう考えても強すぎ。
まして攻撃可能なキャラは一斉攻撃するので
仮に近くに敵弓兵が4人いるとすればキャラの被弾は16発分。
後半の高威力でこれをやられるとたまったもんじゃない。
インターフェイスがやや不親切
・最大で28キャラが仲間になるわけだが
編成画面でのキャラ選択はLRによる送りのみ。
これが隠しダンジョンでは非常にめんどくさい。
・中盤に高難易度MAPが多く、リセットしたくなっても
ソフトリセットが無いので電源切るしかない。
スキル・魔法・アイテムのバランスがイマイチ
・遠距離への対処もあるのでダッシュが全員必須。
そのため他のフィールドスキルがあまり目立たない。
・ほとんどのバトルスキルが確率発動になっており
確率も非常に曖昧なため死にスキルがやたらに多い。
・マイトレインフォースで魔法攻撃力も上がるのに
レデュースパワーで魔法攻撃力を下げられないのは何故?
・トレーニングが常時発動ではないのはバグでしょうか。
・蘇生アイテムに対して回復アイテムのコストが重すぎる。
・攻撃魔法はイグニートジャベリンが突出して安定しすぎ。
COMMENT
さほど期待はしておらず気まぐれで買ったのですが
意外にものめりこんでしまいました。
やはりこの戦闘システムは面白いですね。
ただ悪いところで書いたとおり
ちょっとバランスの悪さが目立ちます。
この辺りはもう少し調整をして欲しかったところ。
「タッチペン使わないならPSPで出せ」
という声もあるようですが
DSでこういうゲームがあってもいいのでは?
グラフィックでは確かに劣るでしょうが
面白さはこちらでも遜色ないと思います。
重いストーリーや(初回のみ)きつめの難易度で
好みはかなり別れると思いますが
やりこむ要素は相当深くまで用意されてるので
気に入った人ならどこまでも遊べるでしょう。
個人的にはおすすめです。
発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
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メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
-
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
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真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
-
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
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G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
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ゼノブレイド
- 2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
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デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
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アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
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Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
-
パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
・シミュ要素とVP戦闘がマッチしている。
シミュ要素とVPのお馴染みの戦闘システムが上手くマッチしていて、非常に戦略性のあるバトルを楽しめる。
・戦闘は爽快感抜群。
一見なんだか縮こまった感じで、従来の戦闘よりも爽快感が無くなっているのではないか?と思われがちだが、実際プレイしてみると、抜群に良い効果音のお陰もあって、従来の戦闘と同じくらい爽快感のある戦闘を楽しめる。
・ボリュームがある。
本編は分岐やEDが複数あって、一周するだけならば短いが、全て見たら自分は30時間くらいになったし(それぞれのEDによってルートが違って、仲間になるキャラやイベントが違ってくるため周回プレイしても飽きない)、クリア後の隠しダンジョンもボリュームがあるため、全体として携帯機ということを考えると非常に長く遊べる。
・音楽が良い。
半分以上VP1の曲のアレンジだが、元々VP1の曲自体良いものが多かったし、新曲も良い曲が多いため、、全体的に良い。
また、戦闘フィールドの曲はほぼノリの良い曲のため、ダレてくることがない。
・戦闘シーンはもちろんイベントもほぼフルボイス。
所々ボイスの無いイベントもあるが、携帯機なのに戦闘シーン喋りまくりで(キャラ数も多いのに)イベントも喋るのは凄い。
・ドットキャラが意外と良い。
事前情報では、一見小さいしショボいかな?と思ったが、実際プレイしてみると、割とよく動くし、普通に良いと思えた。
・羽根無しプレイは難易度が高いがやりがいがある。
難易度は人によって変わってくるであろうから一概には言えないが、自分の場合、初回は羽根無しプレイで進めたため、非常に難易度が高かった。しかしそれは理不尽に高いのではなく、何とかすれば切り抜けられる難易度。基本的にレベル上げという概念が存在しない今作のため、投げ出してしまう人は多そうではあるが、スキルを見直し、戦い方を創意工夫すればちゃんと乗り越えられる。その考える過程が楽しい。非常にスリリングで緊張感のあるバトルが楽しめた。
・隠しダンジョンが楽しい。
ボリュームのところでも少し触れたが、隠しダンジョンがボリュームもかなりあって楽しい。
これぞトライエースの隠しダンジョン、といった感じ。
多くのキャラクターが登場し、仲間になるし、いつものネタ満載のイベントも健在。
また、周回プレイをするごとに敵やアイテム、イベントの一部などが変わるため、非常に長く遊べる。
BAD/REQUEST
・少しテンポが悪いと思う時がある。
一回一回戦闘シーンに切り替わるため、味方のターンは良いが、敵のターンで一回一回切り替わってると最初の頃は微妙にウザったく感じる。
出来ることならばシームレスで戦闘に突入してほしかった。
まあそれでもプレイしていると慣れてきて気にならなくなる程度なのだが。
・戦闘フィールドの曲が、戦闘を挟むと最初から流れる仕様。
後半のメロディーが聴けないため、出来れば戦闘を挟んでも、味方のターン時は戦闘挟んだらまた途中から流れる仕様にしてほしかった。
・攻撃範囲の広い敵が多い。
味方側は基本魔術師か弓闘士しか遠距離攻撃は出来ないが、敵側は、割と遠距離攻撃を持っている敵が多いため、少し理不尽に感じる。
・二周目は一気にヌルゲーと化す。
二周目ではアイテムやスキルが引き継げるため、最初から強い装備品を装備してプレイすることが出来る。
そのため、一気にヌルゲーと化す。
引き継げるのはアイテムのみにするか、または難易度選択があってほしかった。
・アレンジはされているが半分以上の曲がVP1の使いまわし。
GOODでも書いて、確かに曲自体は良いのだが、前作と同じダンジョンが舞台だから同じ曲を使用、ならわかるが、全く関係ないのにVP1の曲を使いまくってるのは、手抜き感があり、少し残念に思った。
COMMENT
自分はSRPGはほとんどやらないし好きでもないが、初回羽根無しプレイでクリアすることが出来た。
だから、シミュ要素を懸念してるがVP自体は好きという方でも、買っても問題はないと思われる。
若干のテンポの悪さだけが目立った短所で、その他はあまり目立った短所は無い、非常に完成度の高い作品に思えた。
(そのテンポ自体些細なことで、じきに慣れるが)
携帯機という制約のあるハードで、切り落とすべき所は切り落とし、全体的に上手く纏め上げた、といった印象。
しかしながら、人によって感じる難易度が違ってくるし、基本的にレベル上げは出来ないゲームなため(その代わりが羽根システム)、かなり人を選ぶゲームではあると思う。
それでも完成度は高いため、合う人にとっては十分満足のいくゲームであると思われる。
自分は携帯機のRPGでは一番だと思った。
VP、特に初代VPが好きな人ならば、まず間違いなくハマることが出来る作品。
シミュで嫌悪感抱いてる方も、一度手にとってプレイしてみることをお勧めする。