Nintendo3DS mk2 :: 【DS】ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモアレビュー

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【DS】ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモアレビュー

発売元	スクウェアエニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2007/10/25
価格	5,040円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ YouTube
タギングトップ3
タイトル概要	シミュレーションRPG

スコアボード

総合ポイント: 67
難易度: 1.64
レビュー数: 67

スコアチャート

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90-100

【60点以上】
59.7%
【標準偏差】
14.79

ユーザーレビュー

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■ 359人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
5pt	4pt	3pt	5pt	5pt	4pt	2pt

総合点
91pt

GOOD!

■大量のクエスト。
６０時間以上やっていますが、未だにクエストに終わりがない。
このボリュームはＤＳではありあえない。

■ロウの改善。
前作に比べてロウは単なる縛りプレイではなく、「破らなければ恩恵を得られる」状態に変わった。
ロウは各地で批判を浴びてはいますが、これがあるから飽きが来ないとも言えます。

■アビリティを覚えさせるのがハマる。
様々な武器をセットし、ＡＰを貯めて強くしていくのですが「次は何を覚えさせよう」等々考えさせられて面白い。

■非戦闘メンバーも「派遣」でＡＰとＥｘを貯められる。
成長率の悪いジョブに衝かせていても、ＡＰは入るので調整が効いた。

■オウガ?ＦＦＴの流れを持っているだけあってオリジナリティは最高峰。
ただし、オウガシリーズやＦＦＴのようなストーリーを期待してはいけません。

■各種族によって成長率が違い、個性が豊か。
後半に仲間をやとってもアビリティがない！とお嘆きのアナタ。
例えばレベルの高いン・モゥの黒魔道士を雇うと、魔力が最高レベルに成長した状態で雇えます。
あとは方向性を決めていれば、初期メンバーにも匹敵する強さを得られる。初期メンバーは成長率が悪くともアビリティで戦える。

■タッチペンの排除。
これは英断だと思います。無理にタッチペン対応やタッチペンOnlyにしている作品がありますが、正直ストレスの元。
こういうＳＲＰＧでそういうのはいりません。

BAD/REQUEST

■ストーリーがないに等しい。
クエストクリア型のゲームなので仕方ありませんが、前作のような少し悲しく儚い考えさせられる物語を期待していたのでかなりガッカリです。
いくら子ども向けとは言え、小学生が冒険しているのを眺めているようなチープな物語です。

■ロウにイラつく。
ノックバック禁止等はこちらの意図では守れない。いくらロウが改善されたとは言え、かなり不快感を感じます。
ロウによって繰り返されるクエストが単調じゃなくなり、頭を使う編成をしなければならないのは分かるのですが…
敵はロウ関係なく動いている姿を見ると、やっぱり縛りプレイに感じてしまいます。
せめて敵にロウ違反を誘発させるなどの工夫が出来るのなら、公平だったのに。

■固定キャラに魅力がない
こういうシリーズでは珍しいほどに感情移入できませんでした。
ＦＦ１２の登場人物も居ますが、終盤で役に立たない為ただのファンサービス＆拡散商法ですね。ヴァン＆パンネロの性格もFF12というより、FF12RWのヴァンです。
種族とジョブはそこそこ豊富ですが、男女区別は欲しかった。
バンガを魔法系で育てる奴なんて居ないだろうし。

■似たアビリティが多い。
一件多くのジョブがありますが、闘士とホワイトモンクとモーグリナイトのスキルが同じであったり、結局は姿が違うだけという印象。
それならやはりジョブを増やすより、男女差をつけてグラフィックを増やして欲しかった。

COMMENT

こういうゲームは編成が一番楽しめると思っているので、私はかなり楽しめました。
しかしやっぱりオウガ、ＦＦＴには遠く及ばない。

発展はしているので、『内容的に』オウガ系の作品を期待したいところ。

何だかんだ、DSのSRPGの中では最高峰です。

プレイ時間：60時間以上100時間未満（クリア済）
ハサさん [2007/11/21 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 375人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	4pt	5pt	5pt	4pt	3pt

総合点
90pt

GOOD!

○膨大なやり込み要素
　２００時間はかかるというそのボリューム
　本編クリアだけでも数十時間かかるというから大変だ
　その長さゆえにサブクエストも自分で進めていくと
　かなりの時間が必要なのだが
　結構多くのクエストで派遣でのクリアが可能なので
　楽をしようと思えば楽できる

○キャラクターカスタマイズの楽しさ
　ジョブ、アビリティの数が凄いことになっている
　FF関連のゲームで一番多いんでは？というくらいの多さ

○ロウの扱いの変更
　前作では「破ったらお仕置き！」だったのだが
　今作では「守ったらいいことあるよ、破っても別に…」となった
　気にせず破りまくってのプレイでも支障は無いのだが
　守っているとアイテムなどが入手できる
　これがいい感じにプレイに緊張感を保たせてくれる

○音楽
　やはりヘッドフォンの有無で全然違う
　DSではかなりがんばっている方だと思う

○操作系統と画面の切り替え
　タッチパネルではなく完全ボタンのみの操作で安心
　ミニゲーム程度はタッチパネルがあってもいいとは思った
　またメイン画面を上下どちらか自由に変更できる
　こういう細かい心遣いは嬉しい

○グラフィック
　変に粗いポリゴンではなく
　FF12RWで見られた温かみのあるドット絵
　前作の雰囲気をそのまんま継承している

○２画面を生かした情報の見易さ
　勝利条件、ロウ、クランアビリティ、行動順が
　サブ画面で全部表示されていてとても見やすい
　攻撃で敵ユニットにカーソルを合わせると
　弱点、半減、無効、吸収の各属性がアイコンで表示される

○アビリティマスターの表示
　クエストをクリアしてAPを入手すると
　アビリティをマスターしたキャラが居るかどうか
　クリア画面で表示され
　ユニット画面では該当キャラがアクションしていて
　アビリティ調整のタイミングを把握しやすい

○ステージ開始前のユニット一覧
　ユニット一覧に移動する前にフィールドに配置したキャラはアクションしている
　誰を調整すればいいか一目で分るので大変よろしい

BAD/REQUEST

○フィールド画面で多少見難いところがある
　木や壁などで隠れて見えにくいことがある
　隠れている部分が侵入不可なのか通常侵入可なのか
　一見しただけでは判別ができない
　視点変更ができれば良かった

○シンボル配置が無くなった
　これは悪い…とまでは言えないかもしれないけど
　前作ではシンボル配置の仕方によって
　入手できるアイテムに変化があり
　シンボル配置でのみ入手できるアイテムがあったりして
　どう配置すれば自分の求めるアイテムが手に入るか悩みまくった
　が、今作では各所の地形などは固定されていて
　シンボル配置の要素は無くなった
　アイテム入手はロウ遵守に移行した格好だが
　これは好みの分かれるところかもしれない
　悩む必要が無くなったので良いところになるのかも？

○セーブ画面
　これは非常に細かいとは思うのだが
　メイン画面を上にしている場合
　セーブ画面も上表示にして欲しかった
　設定でメイン上にしてもセーブ画面は下強制なので

○ヘルプ表示
　ジョブチェンジ画面ではデフォルトでヘルプ表示の方が良かった
　チェンジ条件を確認するのにいちいち
　Ｙを押して表示させないといけないので

○素早さが極端に低い敵の弱点が確認できないことがある
　素早さが低すぎてサブ画面の行動順に入らない場合
　先に述べた弱点属性の確認が出来ない
　ユニットステータスでも弱点は見れないのでこれにはちょっとだけ参った

○多少テンポの遅い部分もある
　戦闘開始時の勝利条件、ロウの表示の仕方や
　戦闘中のキャラ移動など
　人によってはこの辺がもっさりと感じられるかもしれない
　高速モードがあれば良かった