【DS】ゼルダの伝説 大地の汽笛 レビュー
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■ 349人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 3pt | 1pt |
56pt
GOOD!
・簡単操作
ゼルダの伝説というと、操作が煩雑で硬派なゲームというイメージが強いですが、今作はタッチパネル一本での操作となっており、とても簡単に操作できます。それでいてボスの攻略の仕方や、奇抜なモブキャラなどのゼルダらしさをまったく失っていない作りで、変わらぬ気持ちでプレイできます。
・ミニゲームやサブイベントの数々
こなさなくてもかまわないミニゲームやサブイベントがたくさんあります。シナリオ攻略中にプレイして冒険を楽にするもよし、クリア後にじっくりやりこむもよしな内容となっています。
・映像とBGM
下手にリアリティを求めないトゥーンレンダリングなグラフィック、勇ましいBGMなどこのゲームの雰囲気によく合っています。
・ボスとの再戦
任意での再戦が可能な作りとなっています。ゼルダのボスはどれも特徴的なボスが多いので、再戦できる点は結構大きいです。
BAD/REQUEST
・全体的に新しさがない
はっきり言って自分が挙げたよい点の多くは前作にも言えるもので、今作の利点というものは自分にはほとんど感じられませんでした。
前作との差異はほとんどありませんね。船→汽車の移動が変わったが内容は基本同じで、戦闘システムも「夢幻の砂時計」そのままのシステムといってもよく、さらに前作で不満点とされていた、ワールドマップ上の移動速度だとか、パーツの変更の部分は改善されていません。
サブイベントもいわゆるお使いイベントばかりで、汽車の移動速度のせいもあり途中からだれてきます。
前作プレイ済みで、進歩のまるでない焼き直しのようなゲームが嫌いな人には向きません。
・DSの機能を無理に使わせようとする点
タッチした部分に主人公を移動させることでフィールドを移動しますが、移動の微調整がちょっと煩雑です。仕様上、予期せぬ場所に移動、ということはありませんが、移動し過ぎて落とし穴にダイブ、ということが頻繁に起こります。
十字キーでの移動をとりいれるだけでもだいぶ良くなるはずなのに、なぜか十字キーは使用できません。
その他、音声マイクを楽器の演奏につかわなけらばならず、うまく演奏できないと言ったことが起こったりします。これもボタン操作可能にすれば楽なのですが・・・
ただし、上記以外のDS機能はうまく働いていると言えます。
・64以降の据え置きゼルダと比べるとスケールダウン
ダンジョンのなぞ解き、ダンジョンの広大さ、操作の多彩さ、シナリオの壮大さ、どこをとっても据え置きにはかないません。今作も部分的には頑張ってはいるものの、ゼルダにそういうものを期待している場合、今作にそれを求めるのはちょっときついかもしれません。
COMMENT
個人的な見解としては、前作「夢幻の砂時計」はDS屈指の良作と断言でき、そのシステムのほとんどを流用した本作もかなり面白い部類に入るとは思います。
しかし前述のとおり、そのほとんどをいじらず、碌な改善も施さず微妙な変更点のみを加えただけなので真新しさはなく、個人的には前作の半分も楽しめなかったです。
シリーズ内でも、同じように流用が見られた64ゼルダ「ムジュラの仮面」では、アクション倍増や、雰囲気の一新、斬新な時間経過システムなど大きな進歩点が差別点として存在しており、流用元よりもこちらを押すプレイヤーも少なくないという成功作でしたが、今作は前作からの改善も進歩もないので、「ムジュラの仮面」のようにこの作品が前作よりも名声を得ることはないでしょう。
本作はアクション面も弱く、簡単操作ながら奥が深いわけでもありません。危なっかしいスタイルで華麗にボスを倒す、といったプレイする度の楽しみはないです。自分が前作は楽しめたのに、前作と変わらない今作がそれほど楽しめないのも、アクション面での飽きがあったせいかもしれません。
まとめると、確かに面白い内容で、それでいて誰にでも進められる難易度と操作性を誇るが、据え置きゼルダ並みのアクション性を求めていたり、前作との差異もないので前作の時点ですでに楽しめない場合は向きません。また、前作が楽しめてたとしても、今作では熱が冷めている場合もあります。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 2pt |
79pt
GOOD!
基本は前作のDSと同じ。あれの続編。なので前作が楽しめた人は問題なし。
ちょっと変わった表現をするならDQ9に似てる。移動が機関車だったり。相棒のサンディがゼルダ姫になってたり。ただ本作の方が全てにおいて丁寧に雰囲気を損ねないように作ってるので好感が持てる。
満点をつけた熱中度は疲れるまで一気にやってしまうから。なんでここまで熱中しちゃうんでしょうね?猫目リンクの仕草がいちいち可愛いからなんでしょか?謎解きとかが丁度いい按配だからでしょか?お馬鹿なキャラだったり敵のリアクションが楽しかったり?自分でもよくわからないんだけど、きっとそういうの全部なんだと思います。
あとシステム的なことでは汽車が線路の上しか走れないってのはよかった。DQ9のように汽車が空を飛んでいくらでも好きなところにいけますよ、ってのよりこういう風に進める場所が限定されていることによって詰まった時にどこに行けばいいのかがすぐにわかってほとんど迷うことがなかった。
もうひとつ、ゼルダ姫の憑依システムもとてもよかった。今作からの新システムだとは思うんだけど、リターンオブイシターを彷彿とさせる感じでお互いの長所短所を補い合いながら迷宮を進んでる感があってゼルダ姫がお荷物と思わせない作りがステキだった。
あと非常に細かいことだけど左利き用操作ができるのが嬉しかった。私は左利きなのでできればペンを左手で持って操作したい人だから。
BAD/REQUEST
猫目リンクが嫌いな人はけっこう辛い。
前作が嫌いな人も辛い。
タッチペンの操作が嫌いな人はたぶん無理。タッチペンでしか操作しないから。
あとGOODで書いたわかりやすい汽車での移動だが、自分の好き勝手行けないということは裏を返せば終盤になって行きたいところが明確にある時は時間はかかるわ障害を避けてかないといけなくなるわで面倒になってくる。
セッションはコツを掴むまではけっこうムズイ。タッチペン押しっぱなしであとはスライドするだけでいいことに気がつくまでは難しく感じた。
COMMENT
有名シリーズの続編は最近けっこうコケたり期待外れだったりすることが多いんですが、これは素直に期待通り楽しめました。ゼルダ姫が良くも悪くも今作では弾けてていいです。新境地開拓ってやつですか。
ただし既存のゲームの文法とは違ったところもありますので、タッチペン操作がメインなこととセッション(息を吹き付けつつタッチペンで操作)を受け入れられるかどうかで評価はかなり変わるでしょう。
そこ以外はいつもの任天堂ゲームです。丁寧に作られてます。
発売スケジュール
- 2017/07/20
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レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
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チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
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星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
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PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
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ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
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初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
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3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
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メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
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New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
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Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
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イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
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真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
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ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
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探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
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探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
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真・女神転生 STRANGE JOURNEY
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GOOD!
オリジナリティー:3点
ゼルダならではのほんのりとした世界観はそのままに、汽車での移動形式といった一風変わった要素を加えて、おなじみの謎解きもDSをフルにつかった工夫されております。
さらに今回はゼルダと共闘ができます。ただゼルダがファントムに乗り移って力仕事をするのはイメージに思いっ切りそぐわないですが。
点は4点にしようかとも思いましたが敢えて厳しめに。
音楽:4点
密かに今作の目玉ではといえる。
特に(長く聴くことになる)フィールドや神の塔の曲は非常に耳に残るものであり
のどかな曲調でもハマれる曲はちゃんと作れるもんだと感心した
思わずサントラが欲しくなった
他に大地の笛で吹く曲も音色が非常に良かった。時のオカリナの時程は印象に残らなかったが。
熱中度:4点
やはりシリーズのお約束を守りつつも、数々のダンジョンやミニゲームの楽しさはしっかりと守られている。
難易度:2点
トワプリや夢幻の砂時計等最近のヌルいシリーズよりは少し上がって、バランスの取れた難易度になった。
仕掛け、戦闘とも要求されるアクション性が多少シビアになって、DSのACTでは割と難しい方の部類。
それでも過去作のゼルダに比べたらそれ程難しいわけではないが。
BAD/REQUEST
快適さ:1点
今作における最大の不満点がこれ
タッチペンの操作等に問題点は無いのだが、問題は大地の笛を使うシーン。
イベントシーン等やらされている感が強く、加えてマイクの反応が悪く音色が出ないことも多々あった。
些細な1項目に過ぎないと思われるかも知れないが、これだけで評価に致命傷を与えかねない程重大なものである。
COMMENT
お約束を守った保守的なゲームながら
新鮮な世界観に緻密なバランスでのめり込めるような工夫が施されているのは流石。
子供向けのトゥーン絵も絵本の世界の様で親しみが湧いてくる。
前作夢幻で最も味のあったラインバックの子孫が出てきたのもニヤリ、性格は相変わらず。
ただし、笛を吹くイベント等やらされているシーンがあるのはいただけないし、任天堂らしくもない。