Nintendo3DS mk2 :: 【DS】メタルマックス3 レビュー

【DS】ジャンルメニュー：

【DS】メタルマックス3 レビュー

発売元	角川ゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2010/07/29
価格	6,090円（税込）
レーティング	【Ｂ】12歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon（通常版／限定版）
タギングトップ3
タイトル概要	RPG

スコアボード

総合ポイント: 71
難易度: 2.59
レビュー数: 37

スコアチャート

Check

0-9

10-19

20-29

2.7%

30-39

5.4%

40-49

10.8%

50-59

8.1%

60-69

56.8%

70-79

16.2%

80-89

90-100

【60点以上】
81.1%
【標準偏差】
11.66

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

« 前へ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
次へ »

■ 387人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
5pt	4pt	2pt	4pt	3pt	3pt	2pt

総合点
71pt

GOOD!

〇実物とちょっと違う戦闘車両・いろいろ変な怪物・荒野を気ままに進む感覚。この雰囲気は他では味わえない。シリーズものという点を考慮してもやっぱりオリジナリティは際立っている。５点。

〇特典漫画『夢見るカルメン』が想像以上に面白かった。正直言って、タロミオはゲーム本編のどのNPCよりも格好イイ。非情だが余韻のある筋立てもイイ。読む前はあまり期待していなかったが、特典付きを買ってよかったと思える出来だった。

〇マルチパーティ制。外見で選ぶも良し性能で決めるも良し。楽しい。

〇雑魚敵からの逃走が容易であること。たいてい成功する。

BAD/REQUEST

×音楽は旧来どおり門倉氏の手によるものだが、全体的にがっかり。17年も経てば氏のスタイルも変わるだろうしMM２が凄すぎたというのもあるだろうけれど。お尋ね者は特徴無し。あえて２点。

×主人公とコーラ。彼らの魅力が薄い。というか元アレの男がさらわれたお嬢様助けに行くって構図が大変つまらない。普通のRPGすぎる。見捨てておきたかった。それだとラスボスと戦えないけど。
　主人公は最強のレベル１という触れ込みで宣伝していたが、ほんとうに強い。ただそれだけ。ゲームの面白さにつながらないどころか、ハラハラするべき一番最初の賞金首戦を単なるボタン連打ゲーに変えてしまった。その罪は果てしなく重い、と思う。また、記憶を求めての旅なのに最後はウヤムヤ。会話文は軽くてダサい。寡黙でひ弱だった旧作の主人公の方が、遥かにいかしている。
　コーラは成長する女性ではあるけれど、だからどうした、という印象。銃を振り回すほどアクが強くもないし、献身的な愛を行動で示したりとかもない。なんとなく惚れてくれる美少女。こんな人はメインで出さなくてもいい。

×戦闘モードが戦闘中変えられない、アニメをoffにできない、防御できない、乗り降りが煩雑、要らない鉄屑を自動で搭載してしまう、などなど。システム面でこまかいストレスが溜まる。

××ギャルゲーステッカー。webで教えるパスワード。

COMMENT

■17年ぶりの第３作というこのゲーム。実際に遊ぶまで心配でもあり楽しみでもありました。蓋をあけてみればじゅうぶん楽しんだけれど、やっぱり人を選ぶゲームなのは間違いないと思います。重厚なストーリーとか、美麗なムービーやエンディングは欠片もありません。それでも2010年のRPGとして通用するのがすごい。心情的にはもっと高い評価です。

　個人的にはwizとかのキャラ作成型RPGが好みなので、その要素とメタルマックスが組み合わさった本作品はマイベスト……に、なりそうでならなかった。上述したように、主人公とヒロインが余計という印象が終始つきまといました。人によっては自分と真逆で、通りすがりの冒険者みたいな仲間は欲しくないって方もいらっしゃるんでしょうけど。でも冒険者の性格とか妄想でおぎなうのはメチャクチャ楽しかったりするよ！と、オッサンは思う。
　
　とにかく今回は自由度の加減が中途半端なイメージで（戦車改造なんかもそう）、そこが非常にもったいない。続編がもしあれば、最初から４人キャラメイクして、お気に入り戦車をポンポン作り変えながら旅したいものです。

プレイ時間：60時間以上100時間未満（クリア済）
ろーとんさん [2010/08/30 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 424人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	4pt	4pt	2pt	0pt	3pt

総合点
58pt

GOOD!

戦闘バランスがよく、雑魚戦で苦労する事が少ない

町の人の依頼を受けたりと、自分の好きなペースで物語を進める事ができる
良くも悪くも、FC時代のRPGといった印象

BAD/REQUEST

■携帯機なのにセーブが面倒
セーブできるポイントが「一部の町」
ダンジョン攻略中に中断セーブなんて存在していない

■台詞が長い（ウザイ）
セーブしますか？＞上書きしますか？＞消えますが宜しいですか？
毎回聞かれるのはうんざり

■イベントが長い場合がある
町に入って依頼を受けたら30分町から出れない事があった
･･･セーブができないんです。
「セーブして終わらせよう」と思って、町に入ったらイベント発生して･･･
泣く泣く電源切断しました。

COMMENT

FC、SFCでプレイしているかのような感覚です
作品自体はとても面白く、多くの方にオススメできます。

が、途中セーブがしづらいため長時間プレイできる方に限定されます。
現在15時間ぐらいプレイしていますが、4回ほどセーブできずに電源切りました･･･
※快適さを0点にした理由です

ダンジョン入って、入り口塞がれ、出口が見つからずに････
ダンジョン内でもセーブポイントを用意してもらいたいです
※全滅すれば、スタート地点に戻る事は可能です
　ただし、町中イベント中はどうにもなりません

セーブの仕様さえ変えてくれれば･･･残念です

プレイ時間：10時間以上20時間未満（未クリア）
アルさん [2010/08/30 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 379人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	3pt	3pt	4pt	4pt	2pt	3pt

総合点
70pt

GOOD!

◇オリジナリティ
初代から続く「剣と魔法のファンタジー」に背を向けた、良い意味で我が道を貫く作品。
他作品にはない「乗り物と生身の使い分け」というシステムによりRPGのキモである戦闘に幅が広がっている。

◇グラフィックス
可もなく不可もなく。キャラクターはおおむね許容範囲。
しかし肝心のクルマが、育てていくほどにダサくなっていくのは何とかならなかっただろうか……。

◇音楽
音源の問題で不満を持つ人もいるようだが、聞ければ良い程度の耳しか持っていない自分には充分。
それよりも過去作の名曲をキチンと踏襲したイメージで曲を作っていたのに好感を持った。

◇熱中度
やりこみ要素が半端なく、やろうと思えば数百時間を費やせる。
もちろんストーリーを追うだけならば通常のRPGをプレイする程度の時間で片付けられるので、サクッとクリアしたいという人にもおすすめ。

◇満足感
まず何よりも「メタルマックスの正統続編」が出た事が非常に嬉しい。
以前にDSで出た系譜を継ぐ作品「鋼の季節」と比べても素直にこちらの方に軍配を上げられる。

BAD/REQUEST

◇快適さ
この作品の不満点を一手に請け負ってしまいそうなのが、この快適さに関わる部分。
挙げていけばキリがない。
・エンカウントがやたらと高い
・未踏破部分のワールドマップが塗りつぶしではなく影を重ねているだけなので、画面を傾けると透けて見えてしまう
・戦車を改造すればするほどカスタマイズの自由度がなくなる（固定の武器が装備される）
・一度改造した戦車を元の段階に戻せない（個別の武器は出来る仕様なのに何故？）
・システム上あってしかるべき説明がされていないものが多い
・各種バグ、フリーズ
etc,etc...

どれもあと少し手を加えるなり対策をすれば解決できた問題なのにと思うと非常にもったいない。
往年のファンは我慢できても、新規のプレイヤーには辛く感じられるだろう。

COMMENT

メタルマックスの全ての良い部分を引き出し、そして足かせを嵌められた作品。
ゲームの内容そのものではなくシステムという対策可能なものが足を引っ張っているのがもったいなくて仕方ない。

エンカウントはせめて2週目からは低減またはゼロに出来るアイテムを持たせるなどすれば簡単に解決できたことであり、戦車の改造も「元に戻す」というひと手間を加えれば済んだだけの話。
バグやフリーズはまあ開発環境の問題もあるだろうから仕方のないことかもしれないが。

もっとも鋼の季節で猛威を振るった「フルタッチオペレーション」という諸悪の根源を撤廃し、素直にボタン操作でプレイできるようになっただけでも快適といえるのかもしれない。
下を見て「アレよりまし」と言っているうちはまだまだであるが。

それでもゲームとして見れば充分に良い出来であり、新品価格を出しても満足できる内容になっているとは思う。
また次回作が出るならば、メタルマックスの味は損ねないままにこういった快適性にも目を向けて製作して欲しい。
そうすれば、某国民的ファンタジーRPGにも決して引けをとらないものになると信じている。