Nintendo3DS mk2 :: 【DS】すばらしきこのせかいレビュー

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【DS】すばらしきこのせかいレビュー

発売元	スクウェアエニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2007/07/27
価格	5,980円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon（通常版／本体同梱版）／ YouTube
タギングトップ3
タイトル概要	タッチアクションRPG

スコアボード

総合ポイント: 79
難易度: 2.45
レビュー数: 156

スコアチャート

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【60点以上】
91.7%
【標準偏差】
13.08

ユーザーレビュー

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■ 321人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	4pt	3pt	3pt	2pt	2pt

総合点
59pt

GOOD!

[システム]
モンスターとのエンカウントを自分で選ぶことができる点は斬新に感じました。
故にテンポ良く進めることも出来ます。
クリア後もデータ引き継ぎしつつプレイでき、条件を満たせば追加シナリオ発生も嬉しいです。
[ストーリー]
特筆すべき点はありませんが悪くはなかったです。
[キャラ]
敵が魅力的なゲームは面白いものです。
[音楽]
ＤＳで初めてヘッドホン使いました。
[難易度]
敵の強さは最大で4段階、自分のレベルは1?現時点の最大レベルまで調整可。
敵は4段階ごとにドロップ種が変わり、自分のレベルが低いほどドロップしやすくなる。
周回プレイもできるのでどなたでも楽しめると思います。

BAD/REQUEST

[システム]
・移動中は上画面に地図を表示して欲しかった。
　一応メニューを開けば全体地図が見れるがおよそ地図として機能していない代物。
　各章ごとに行ける場所も限定されるし一周目は無駄な移動が多くなりがち。
・装備、バッジ画面が酷すぎる。
　装備は換装しにくいし、バッジは何を持っていて、何をマスターしているかが判り辛い。
・基礎攻撃力、防御力を上げる唯一の行動、食事に必要な腹減り度がリアルタイム依存。
　章→章で一日経過するのだからゲーム内時間を基準にするべきだったと思う。
・（周回プレイでも）取り返しの効かない要素があるにもかかわらずセーブ枠一つは辛い。
[キャラ]
（特に無し）
[音楽]
・強いて上げるならば移動、戦闘、イベント用音楽を自分で変更可にして欲しかった。
　折角ヘッドホンしている設定だし、用意された音楽も豊富なので。
[難易度]
・図鑑やアイテムコンプのために同じノイズを難易度変えて何度も戦闘するのは面倒。
　高難易度に設定していれば低難易度のドロップも同時判定されて欲しかった。

COMMENT

快適さは決してよくはありませんが戦闘は爽快ですし、
やりこみ要素もかなりあるためＲＰＧとしては十分の出来だと思います。
ストーリーの尺は長くもなく短くもない丁度いい程度に感じました。
アクション要素が強いですがテイルズ系を普通にクリアできる方なら大丈夫かと思います。
日本ではあまり評価されてないが故に安く購入できますし、
気になった方は試しにプレイしてみてはどうでしょうか。
クリアだけなら20時間前後、やりこみ込みならその3倍以上は楽しめます。

プレイ時間：わからない（クリア済）
みーさん [2009/06/27 掲載]

このレビューはオススメ？　

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■ 315人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	5pt	3pt	4pt	4pt	2pt

総合点
77pt

GOOD!

・渋谷という独特の雰囲気をもった現代日本の街をゲームの舞台としてること、またグラフィック、サウンド、ストーリー、ゲームシステムのそれぞれにおいてそれらしさを追求しているのが斬新かつ意欲的。
・敵とのエンカウントや戦闘の難易度を逐次ユーザーが自分で決定できるので遊びやすい（高い難易度に設定すれば相応のリターンがあるので安直に難易度を下げて終い、ということもない）。
・ヴォーカル入りのＢＧＭがふんだんに使用されておりゲームをいい感じに盛り上げている。特殊な作品世界とも調和しており、ＳＥとボイスにも力が入ってる。
・アイテムの売買や使用・装備がタッチペンでのドラッグで直感的に行える、移動がタッチペンとキーの両方対応、左利きでもプレイに支障無し、という感じに操作面で工夫がされてる。
・タッチペンで手軽に派手で多彩な技が繰り出せ、コンボを決めて敵を一蹴するのは楽しい。短時間でも遊び応えがあり、セーブも逐次可能なので合間にプレイするのにも適している。
・おまけ的要素のマーブルスラッシュが結構遊べたり、本編クリア後もレポート収集やバッジコンプリート、アナザーディシナリオなどのやり込み要素がある。ストーリーも展開の意外性や裏設定などがあって面白く、製品に満足感がある。

BAD/REQUEST

・キャラクターの成長手段である食事が実時間で制限されてたり、バッジの進化にも実時間や通信が必要だったりするのが少々面倒。
・マップ間のつながりがわかりにくく長距離の移動が面倒。チャプター毎に通行可能・不能が違うのもややこしく感じる（そういう苦労を乗り越えるのもゲーム性の一つなのかもしれないが）。
・二画面バトルはいろいろ要素が盛り込まれてるのだが遊びこなすのは中々難しく、敵が強く余裕が無い場合とかだと「上画面はキー連打、下画面はひたすらつつく」という感じの大味なプレイになりがち。下画面でドラッグなどの応答が鈍いのもちょっと困る。
・トップメニューやチャプター選択など、操作でキーが使えない場面もあり、所々不便。
・バッジやアイテムのコンプリートをする上で、特定のバッジを落とすノイズの出現時期や、各店舗の販売品などをメモする必要があるのが面倒（まあ攻略本やサイトを利用すれば済みますが）。

COMMENT

あらゆる面で意欲的な作品だと思うので総合点は高くなりましたが、本質的なゲーム性の部分でマウスアクションゲーム的な底の浅さも感じるので、「新しいジャンルを切り開く傑作」とまではいえないかもしれません。ストーリーも楽しめはしたのですが、「エヴァンゲリオン」風というかアニメ的な感じで、底は結構浅いかもしれません。

それでも手軽で爽快な戦闘は十分楽しく、ストーリーの先や裏話も気になって、本編クリア後もレポートとバッジのコンプが終わるまでのめりこんでプレイしました。

音楽についてはＧＯＯＤで挙げたようにかなり力が入ってるので5点評価にしました。ただ渋谷がテーマということで曲調そのものは好みがわかれるかも。

プレイ時間：100時間以上（クリア済）
ゆたきょんさん(Webサイト) [2009/03/26 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 323人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	5pt	3pt	4pt	3pt	2pt

総合点
74pt

GOOD!

タッチペンによるアクションで敵を倒していく、アクション的要素が新しいです。
うまくコンボを決めたときの爽快感はかなりのものです。
慣れれば簡単に出せるのもポイント高いですね（ちょっと疲れますが）。

なにより、ストリートっぽい（？）サウンドにやられました。
ストーリーを楽しむ上ではもちろんのこと、
バトルの爽快感、
フィールド散策時の高揚感、
レアバッジゲット時の嬉しさ等々、
全ての場面において、このサウンドの秀逸さがプラスに働いていると思います。
思わずCD化されてねーの？　と探してしまったほどです。
アイテムのCDを買うことで、BGMが選べるってのも最高。文句なし。
フィールド移動時の「Call me」って曲が大好きです。やばい。

野村氏によるイラストもさすがというか、スタイリッシュでかっこいい。
アイテム集めもファッション感覚で楽しいです。

また、イージー、ノーマルではガチャプレイでも何とかなるのに対し、
ハード＆アルティメットでは考えてやんないとボスに手も足も出ない、
という難易度設定が非常に適切であると感じました。

ストーリーも悪くないと思います。
ヒントなしでも大体想像がついてしまうのですが、
テンポよくしっかり演出されたイベントが続いていくので飽きません。
また、主人公たちの心境がしっかりと描写されていますので
違和感や疑問を抱くことなく楽しむことが出来ます。
（最後の「彼」の存在というか目的は、ちょっと微妙ですが＾＾；）

BAD/REQUEST

通信を前提としたバッジシステム。
購入したのが発売から1年近くたってからだったので、
交換しようにも誰もプレイしてねーし、
すれ違い通信も、東京で一日ふらふらしてても大した収穫無しとかザラで、
なんだかなぁ、と。そこまでヒットすると思ってたんですかね。

上画面と下画面の同時操作は非常に煩雑であり、
ちゃんとやれる人いんのかよ？？　という感じです。
私は上画面の操作が苦手のため、クリア後に出現する裏ステージで相当苦労しました。
それでも本編はハードでクリアできましたので、
問題ないっちゃないのかもしれませんが。

COMMENT

ストーリーは好みが分かれるというか、
作品全体を通じて提示されている価値観が、
「今時の若者的ストリート風かっこよさ」といったよーなものであるため、
受け付けない方も多いと思います。

また、主人公ネクくんの性格も、
「ありがちな斜に構えた現代の若者像」という感じで
鼻につく方もいらっしゃるのではと思います。
カッコつけてんじゃねーよガキが！　などと、おっさんである私は思ってしまいましたが
エンディングまでたどり着いてみると、
なんだか嘘のようにネクくんを好きになっている自分がいました。
カッコつけまくってた過去の自分に対する同族嫌悪だったのでしょうか……。

いろいろ書きましたが、DSの性能をフルに活かした
良くできているいいゲームであると思います。
オタクっぽさがないゲームですので、
普段RPGとかやんねーし、って若者にもってこい、なんじゃないでしょうか。