【3DS】新・世界樹の迷宮２ファフニールの騎士レビュー(評価)

【3DS】新・世界樹の迷宮２ファフニールの騎士レビュー

発売元	アトラス（オフィシャルサイト）
発売日	2014/11/27
価格	6,458円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象 (CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：3DダンジョンRPG ■ プレイ人数：1人 ■ セーブデータ数：9 ■ ダウンロード版：5,400円

スコアボード

総合ポイント: 77
難易度: 2.75
レビュー数: 16

スコアチャート

Check

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18.8%

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6.3%

90-100

【60点以上】
75%
【標準偏差】
20.29

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

■ 311人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	4pt	3pt	3pt	4pt	3pt	2pt

総合点
68pt

GOOD!

ストーリーモードは単純に楽しいです。
なにせキャラが個性豊かなので見ていて飽きないんです。
会話なんかがとても面白い。
レシピを作り上げていくのも気に入りました。
難易度もサクサク進行していく感じで、あんまり難しいと逆に嫌なので
これくらいがちょうど良かったです。
さらにクラシックモードもあって、一部改変されてるにで
新たな気分で挑めるのが良かったです。

BAD/REQUEST

職業の落差が激しいですね。
いっぱい種類があるんだけど主役の職が最優遇されまくりで
他が完全に目立たなくなってしまってます。
種類増えればどうしても格差って出てくるけど
もっと極端に一長一短を取り入れて欲しいですね。
偏りが激しすぎました。

COMMENT

大まかに言ってよくできたゲームで、たっぷり楽しみました。
キャラクターがみんな活き活きしてて会話が良かったのだ一番だったと思ってます。
期待を裏切らない出来でした。

プレイ時間：40時間以上60時間未満（クリア済）
ほしがおか七色さん [2017/04/27 掲載]

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■ 365人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	3pt	4pt	4pt	3pt	4pt	2pt

総合点
72pt

GOOD!

不便すぎる仕様で理不尽な難度を誇っていた世界樹2が
近年の仕様に調整されプレイしやすくなって復活。
昨今では御馴染みになった難易度変更があり
初プレイから所謂廃人まで幅のあるスタイルでプレイできる。
セーブデータようやく複数になりストーリーとクラシックで
データを使い分けてプレイできるようになった。
細かく選べる周回引継ぎの要素選択や新旧のBGMやキャラ絵。
など、システム面は良好な方向に仕上がってると感じました。

ストーリーでのそれぞれが個性が出ていて見ていて楽しい。
追加された料理システムなどと相まって個々の性格がよく出ている。

FOEを避けるギミックの進化
単純に柱を回り込み避けるだけではなくマップギミックを使って
対処したり弱体化できるシステムはパズル的な面白さがあり
新鮮な気分でダンジョンを進められました。

グリモアシステムの改良
前作はとにかく施行回数と運を重ねて高性能品を求める
手間ばかりかかる仕様で大変残念でしたが
今回はリサイクルとQR交換により任意の最高LVグリモアが
容易に入手可能で痒い所を補えるシステムになっています。
安易なプレイ時間の水増しを謀るソシャゲもどきが増える中で
この改良は素直に評価できると思います。
ユニーク付きは自力で入手する必要があるものの
そこは趣味のやりこみの領域なので気になりません。

フォースブーストとフォースブレイク
リキャストのある必殺技と探索中一回限りの大技で
メリハリのある戦闘ができます。
癖のあるものもありますが基本的にどの職の技でも強力で
必要な状況に応じて投入することでプレイの幅ができてます。

BAD/REQUEST

ストーリーモード厚遇
職間格差がかなり露骨であり特に主人公の職は飛びぬけて高性能。
下位互換の職が生まれており元が自由にパーティーを組んで
プレイするゲームに足した要素としてはかなり歪に感じます。
図鑑が埋められなかった前作ほどではないにしろ
新職がストーリー固有キャラ限定で転職でも使えないという仕様は
フリーキャラで遊ぶゲームに最強の伝説の勇者を足されたようで
あまり好ましく思えませんでした。
ラスボス隠しボスでもBGMが主人公の必殺技で専用曲に
替えられてしまうというのもなんだかなあ、という気分です。

グリモアのつけかえが不便
少ない枠を必要な状況にあわせて変更するたびにレストランまで戻って
装備チェンジという作業が相当な頻度で発生します。
前作のグリモア仕様ならともかくここは変更してほしかった。

COMMENT

総論としては順調に進歩を遂げたナンバーであるという印象。
難のあったグリモアシステムにも改良があって利用しやすくなり
他所のゲームがソシャゲの悪い部分マネしたような時間稼ぎ延命を増やす中
快適なプレイができるような方向に進んでいるのは大変好ましく思いました。
この調子で良い新作が出ることを期待しています。

プレイ時間：40時間以上60時間未満（クリア済）
藤田和英雄さん [2015/01/26 掲載]

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■ 454人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	5pt	5pt	5pt	5pt	3pt

総合点
92pt

GOOD!

・BGM
　ギンヌンガのBGM、アレンジのBGMなどがとても良かったです。聴いているととても熱中してプレイすることができました。旧世界樹の迷宮ⅡのBGMも戦闘中以外でいつでも切り替えて聴くことができるところが良かったです。

・料理システム
　戦略の幅が広がったり料理を宣伝することができる所が楽しめました。

・グリモアシステムの改善
　新1で不便だと言われていたグリモアがトレードやリサイクルをすることができるようになったところが良かったです。

・ボイス・セリフの多さ
　料理開発後の会話や小休止していると会話が流れてくるところが良かったです。

・セーブスロットの増加
　新1ではセーブスロットが１つしかなくて不満がありましたが、今回はゲーム本体に１つ、SDカードに8つというように合計で９つのセーブデータを保管できるようになったところが良かったです。

・マッピングシステム
　マッピングの配色数が8つに増えたところが良かったです。また、オートパイロット機能も使いやすくなっておりレベルを上げるときに便利でした。

・宿屋のイベント
　冒険者メンバーのキャラと１対１で話せるところが良かったです。

BAD/REQUEST

・ムービー
　ゲームの容量が足りなかったのかは分かりませんが、一場面の描写のみでキャラがまばたきをしているだけだったところが不満でした。

・DLC
　他のレビュアーの中にも指摘がありましたが、マッピングに影響するようなDLCは止めてほしいです。DLCはあくまでもおまけの要素であってほしいです。ただ、キャラクターデザインのDLCはOKだと思います。

・職業間格差
　バードやメディックはまだフォースブレイクの技で救いがありますが、ソードマンやブシドーがファフニールと比べると全体的に劣っています。クラシックではかなり気になりましたのでそこが不満でした。

COMMENT

　全体的にとても楽しめたと思います。ただ、このゲームの特質上、探索して街に戻り宿屋で休んでまた探索・・という単純作業になりやすいです。料理の宣伝で多少は解消されましたが、カバーしきれていないと思います。個人的にはカードゲームのようなミニゲーム要素などがあれば探索の気晴らしにもなるんじゃないかなとプレイ中に感じました。
　長々と書き込みましたが非常によく楽しめたので新3も完成したら購入してみたいと感じました。

プレイ時間：100時間以上（クリア済）
ダクタァツキモゥリさん [2015/05/29 掲載]

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■ 375人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
1pt	2pt	5pt	3pt	1pt	2pt	2pt

総合点
42pt

GOOD!

・セーブデータが複数作れるようになりました
前作新世界樹1ではストーリー・クラシックと二つのモードがあるにも関わらずセーブデータがひとつしか作れない
などふざけた仕様で大ブーイングだったわけですが
今作ではちゃんと分けられます
むしろモードが別にあるならそれが正常だろうと言う気がしますが

・ストーリーモード優遇が減った
前作新世界樹1ではストーリーモードでないと利用できない施設コマンドや入る事すらできないダンジョンなどあんまりな仕様でしたが
今作では大丈夫です

・バグが直りました
リメイク前の世界樹2はバグゲーとして有名でした
特に特定職のスキルを使うと全く逆の効果でスキル使ったこっちが不利になるバグなどもありました
しかし今作ではちゃんと直っています
直って無かったら問題ですが

・音楽がいい
新規の曲も素晴らしい
音楽が良くない世界樹なんてありえませんのでわざわざ書く必要あるのかという感じですが
非常に良かったので

BAD/REQUEST

・グリモアシステム
なぜこの駄システムをまた採用したのか
非常に評判が悪かったはずなのですが声が聞こえなかったのか無視したのか
面倒くさい＋キャラの差が減り試行錯誤の幅が減るというこのシステム
いいかやめるべきですよ

・ストーリーキャラ優遇
前作と言えば主人公のハイランダーとヒロインのガンナー職があまりにも強すぎると言う声が多かったわけですが
今作でも主人公ファフニールとヒロインプリンセスが強すぎです
特にファフニールはブシドーのプリンセスはバードの上位互換です
ブシドーとバードの立場がありません

・ストーリーが酷い
前作もストーリーは評判よくありませんでしたが今作はそれ以下です
前作はラスボス最終決戦など盛り上がるだろうところがあったのに今作はそれさえなしです
さらに言えば相互や矛盾などがボロボロ出る始末です
ストーリーが売りのストーリーモードでこの出来ってどうなってるの

・ＤＬＣの酷さ
マップをすべて埋めるためにはDLC
31階に行くためには（ry
温泉エロイベントを（
あまりにも酷すぎます
マップ埋めが売りのゲームでマップ埋めにDLCとか何考えてるのか
メガテン4といいペルソナＱといい調子乗りすぎだろうと

個人的にはエロDLCが一番嫌いです
裸体（勿論R-18ほどじゃないですよ）イラストが見れるDLCイベントなわけですがあまりにも醜い
世界樹ファンと言えば日向さんのイラストのためかそういう趣向が好きな人が多いですが
公式でやるのは違うだろうと
パンチラで喜んでる人にスカートめくってパンツ見せ付けているようなものです
ドン引きするわ
宿で一枚絵が出たりとなんか世界樹っぽくないなと思いますたが
これは完全に世界樹じゃないだろとおかしいだろと

COMMENT

今作で売り上げがガクッと激減しましたがそりゃそうだろという感じです
まぁ前作新世界樹1が酷かったのでその反動も大きいでしょうが
今作ではDLCなどそれ以上にやらかしてしまっています
一部のコアなファンに支えられているアトラス作品でそのファンを蔑ろにしてはこうなって当然でしょう
おそらく出るだろう新世界樹3では今作の影響でさらに下がるのではないでしょうか

ぜひとも世界樹5では挽回できるよう頑張って欲しいと思います
ファン達から完全に見捨てられないうちに

プレイ時間：40時間以上60時間未満（未クリア）
motoさん [2014/12/17 掲載]

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■ 346人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	4pt	4pt	4pt	4pt	4pt

総合点
80pt

GOOD!

・グリモア要素
　新１からの要素ですが、スキルを一つずつ装備する形式となり、扱いやすくなっています。入手率が上がったこと、さらにいらないグリモアの利用法が増えたのもハクスラ的に大正解。
　結果として、自由にいろんなスキルを試しながら攻略していくという、遊び幅の広いゲーム性を獲得しています。
　このあたりは、スキルツリーを計画的に伸ばしていく従来のゲーム性とは異なっています。賛否あるとは思いますが、従来シリーズのように強スキルや地雷スキルが混在している状況であれば、このくらい緩いほうが自分は好みです。

・ＦＯＥパズルの強化
　ＦＯＥ回避は、それ自体がパズルとして成立しています。
　言ってしまえば、マップを手書きするという世界樹のキモそのものが、このＦＯＥ回避のためにあります。従って、このパズルの出来栄えがいいというのは、それだけでこのゲームの品質を高めてくれていると思っています。

・フロアジャンプ
　やはり賛否のあるこの瞬間移動要素ですが、個人的には歓迎しています。
　探索感が薄れるデメリットはありますが、そもそも一度通ったからこそジャンプができるわけです。同じハードルを２度３度とクリアすることは、探索の作業化を生んでしまいます。それならば、おいしいところからすぐ始められるというのは、よいシステムだと思っています。
　明らかなデメリットは、リソース管理の面白さが削れてしまっている点でしょう。
　ただ、この点については従来シリーズでもしばしば見られたことです。また、終盤になるにつれて管理そのものがストレスになってくるのもまた、事実だと思っています。

・ボリューム
　たっぷりです。今さらこのシリーズについて言うべきことでもありませんが。

・敵ＨＰの増大化
　良い点と悪い点が含まれていますが、良い点としては、速攻が不可能になっています。きちんと敵のパターンを理解して、対処することが必要となっています。

・フォース
　いわゆる切り札ですが、新１のブーストよりも切り札らしく、旧２と違って回数制限がついています。敵の行動パターンも「ＨＰが低くなると苛烈な攻撃をしてくる」というものが多いので、それに合わせてフォースを使うという、大変に熱い戦闘を味わうことができます。
　ただし、悪い点もあるのでそれについては後述。

BAD/REQUEST

・職バランスの悪さ
　これまでもそうでしたが、今回も強い職、弱い職が存在します。
　さらに主人公の特別職が、あらゆる意味でのアタッカー上位互換として君臨することとなっています。
　ただ、これについてはそもそも自分の場合、「クラシックモードはオマケ」くらいに考えて新１から遊んでおりますので（キャラ作って遊ぶのは散々やったし）、正直ほとんど気にはなりませんでした。２周めでキャラメイクして差に気づいたわけですが、まあ格差は前からあったし、あとは愛だよなあと思うくらいです。もちろん個人差はあると思います。

・グリモアのつけ外しが一括でできない
　そのままです。複数のパーティを切り替えながら遊ぼうと思うと、そのたびに１つずつ取り外す必要があります。これはフォローのしようもなく×

・敵ＨＰに対して火力が必須となる
　速攻は不可能になりましたが、それでも火力は必要となります。
　特に、前述の「ＨＰが低くなると攻撃が苛烈に」という点が、この構造に拍車をかけています。苛烈な攻撃を受け続けるのは不可能なので、一刻も早く倒しきる火力が必要となるというわけです。
　ただ、この点については「切り札で劇的に決める」というコンセプトを活かすための調整であることは明らかで、調整不足は否めないものの、これはこれで方向としてアリだよなあというのが個人的な感想です。（実際プレイ中は、切り札で決めるタイミングを見計らう面白さにハマっておりました）。

・スキルレベルの限界突破による格差
　完璧なバランス調整が存在しない以上、今作にも普通に優秀スキルは存在するわけですが、そんな優秀スキルをさらにグリモアで強化すると、とんでもなく優秀、まさに必須というスキルが誕生することになります。
　これはどうなのかと物議を醸すわけですが、まあ、壊れスキルって前からそんなもんだったよなというのが正直なところでしょうか。日の当たらないスキルには申し訳ないですが、これはこれでロマンとも思います。そもそも、そんなスキルを用意する頃には相当な終盤になっているわけで、面白さの趨勢に大きな影響を与えるものでもないように思います。クリアしてから本番だ、という気持ちはわからなくはないのですが、それは一般的ではないでしょうから。

COMMENT

　まず、理解しておかなければならないこととして、４までのナンバリングタイトルと、新１以降のシリーズとでは、ベースのシステムこそ一緒ながら、まったく違う遊びが提供されています。
　それは、スキルを自由に付け替えができるグリモア要素により、ゲーム性の中心にハック＆スラッシュが置かれたことです。
　ハック＆スラッシュについて雑に説明すると、要はギャンブル要素ですね。一喜一憂というやつです。
　この点は実際大きな物議を醸しているわけですが、ハクスラ大好きかつ世界樹大好きな自分としてはこれほどの大好物もなく、ＧＯＯＤにこれらの要素を取り上げさせていただきました。

　自分はナンバリングも全作プレイ済みなのですが、これまでもずっと、使ってみるまでどれが強いのかわからず、伸ばしてしまえば手軽には戻せず、さらには地雷スキルだったりバグがあったりした時の悲しみといったら、というスキルツリーの負の面にストレスを感じてきました。
　確かに、情報を得てからの最適構築、あるいはロマン構築というスキルツリーの遊びは大変に楽しいものです。また、強敵にスキルツリーを再構築して、より低いレベルながら勝利する面白さについても、十分に味わってきています。
　しかし、それだけが遊びということはないと思います。
　気軽に取りたいもののスキルツリーを伸ばしつつ、足りないところは手に入れたグリモアでやりくりする。面白いもの、いいものが手に入ったら喜び、それによって強敵を粉砕する。そんな運に左右された緩い遊びであってもいいと思っています。

　と、ストーリーについて触れていませんでした。個人的には、こんなものかな、というくらいです。そもそも、ストーリーのいいゲームなんてごくごく少数ではないでしょうか？　このゲームのキモはそこではない、とは言っておきます（ただ、それでも最後の展開は熱くなりました）。