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【3DS】真・女神転生IV FINAL レビュー

真・女神転生IV FINAL
発売元 アトラスオフィシャルサイト
発売日 2016/02/10
価格 6,998円(税込)
レーティング 【C】15才以上対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3    
タイトル概要 ■ ジャンル:RPG
■ プレイ人数:1人

スコアボード

真・女神転生IV FINAL評価ランク
総合ポイント
77
難易度
2.69
レビュー数
16

スコアチャート 真・女神転生IV FINALレビューチャート


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70-79
31.3%
80-89
6.3%
90-100
【60点以上】
87.5%
【標準偏差】
11.07

ユーザーレビュー


584人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
5pt 4pt 4pt 5pt 5pt 5pt 2pt
総合点
97pt

GOOD!

・唯一無二の世界観
これは今作の良点というより女神転生シリーズ共通のものですが、ベーシックなファンタジーとはまるで違う、世紀末感溢れる仄暗い雰囲気はとても好きです。


・おなじみなの面白さを兼ね備えつつ新しく手の入ったシステム
メガテンの醍醐味、敵悪魔を交渉や合体によってパーティーに加える事のできる仲魔システムですが、今作では悪魔ごとに得意不得意の属性が追加され面白みが格段に増しました。前作無印4ではスキルを全部取っ替えられちゃう上に、ステータスの意味も大してない感じで、合体を重ねる度にドンドン味方悪魔が没個性化し「どの悪魔もガワが違うだけじゃない」といった印象を受け退屈でした。しかし今作は追加された要素により、悪魔に個性が生まれ従来シリーズと比べても悪魔合体においてロマンと実益があるような構成に意味が生まれとても楽しいです。(例えば前作やこれまでならジャックフロストなど氷系が得意そうな悪魔でも火炎系の魔法を使っても特に問題はなかったですが、今作はそこで氷系を使わせる旨味が出来るなど)。スキル特性が大幅に高いので、まるで使ってこなかったステータス異常系のスキルを使ってみようという気にもなりますし、コレは本当に面白い。

弱点をついたりクリティカルを出す事で戦闘が有利に運ぶプレスターンバトルにも「ニヤリ」という概念による緊張感が生まれ、ダレさせないつくりに。即死系の属性で使い勝手のイマイチだったハマムド系にダメージがついた事で利便性が増したのもグッド。


・前作より改善されたゲームバランス
前作無印4は序盤死にゲー後半ヌルゲーでバランスが悪いなと感じたのですが、今作では大幅に改善され、ヌルすぎずかといって理不尽過ぎない、適度なバランスだったと思います。またメガテンシリーズは大抵万能反射ゲーなど言われるくらい、とにかく後半敵の耐性がイヤラらしく後半入手可能な万能属性が文字通り万能なのでそれ使ってりゃいい、ぐらいのバランスでしたが今作は万能攻撃のMP消費が全般的にかなり大きく、導入されたスキル適正とニヤリの概念により、万能より貫通効果が付与された属性攻撃が光る場面が多く新鮮な気持ちになれた。某魔人も特定のダンジョンで必ず戦える仕様になってるのも嬉しい所


・魅力的なキャラによるシナリオ
今作はパートナーキャラという人間…じゃないのもいますけど、そうした仲間がいるのが特徴です、ゲーム的にサポートしてくれるんですが、物語的にも彼、彼女らが皆味のあるキャラで、正直ナンバリングメガテン「らしからぬ」シナリオが展開されますが、それがいい。メガテンでラブコメや燃える展開が見られるのは予想外ではありましたが個人的には凄く良かったです。ベタベタなガストンや棒っぽいのが魅力のアサヒちゃん、マロなトキなど、いいですねー


・「カッコいい」新悪魔
あまりこういう事は言いたくありませんが、前作の新デザインの悪魔の数々は、率直に言ってあまり好きになれなかったのですが、今回は皆シンプルにカッコ良かったり良デザインの悪魔が多く、リデザインされたハゲ閣下もコレなら好きになれそうでした。お気に入りは今まではパッとしなかったけどストーリー的にも能力的にも優遇されてるオーディンさんが好きです。


・十分なプレイボリューム
メインのストーリー分だけでも満足に足る量でして、加えてサブイベントや隠しダンジョン、コアユーザーの為に高難易度など


・DLCの内容が良好
蛇蝎のごとく嫌う方も多い追加コンテンツ商法ですが、今作の内容は中々に良いかと。真1主人公と共にスティーブンと戦えるなんてのは実にファン心理をついてくる代物でニクイ


・BGM
メガテン特有のロック調のサウンドはもちろん、終盤のボス戦の音楽が、イベント効果と相まって実に素晴らしい。

BAD/REQUEST

・ストーリーライン自体は極めて単調
メインのストーリー自体は前作から完全続き物な上に、ほとんど「前作主人公を助けよう」というお使いイベント、キャラクター掛け合いとかのイベントみたいのは面白いんですが、基本的なストーリーはダラーっとしているのが少し。


・マップ中の無駄ギミック
色々ギミックがあるんですが、特に面倒なだけで面白くはないです。


・大半は使い回しの素材
当たり前といえば当たり前なのですが、マップとかゲームエンジンとかは使い回しなんで、人によっては既視感でうんざりするかもしれません


・ラストダンジョンのダルさ
長い、複雑、敵もそこそこにはカタい。メガテンはラストダンジョンがキツイというのはある種伝統なんですが、そういう伝統はいらなかった…。


・引き継ぎの仕様
クリアデータをセーブする際に引き継ぎ仕様を選択しなけばいけないのは不便。毎回ラスボス倒せと?

・一部合体が理不尽
事故らなきゃ無理の英雄さんはどうにかしてくれませんかね?


・装備品
大分有用性が上がったとはいえ、やはりかかる費用と効果を考えるとイマイチな装備品の数々。

COMMENT

メガテンシリーズファンでシリーズは大体プレイ、前作4もプレイ済み。前作は調整の甘さが目立ち、改良すれば名作になるのでは?と思っていたので、そうしたコンセプトの作品が発売するとあってこれは良作なのではと期待して購入。

最初はフリン助けるゲーかよ…と一瞬嫌な予感がしましたが、メガテンらしからぬキャラとシナリオに、改められたゲームバランス、シリーズ中でも屈指の出来の仲魔システムなど最期まで熱中してプレイできました。

身も蓋もない事を言ってしまうと真3マニクロやP4Gなど、完全版になると完成度が高まり名作になるのはある種クリアして当然のハードルなのかもしれませんが、まぁ期待に応えてくれたというのはとても嬉しく、満足です。

メガテンファンは勿論、3DSで良作RPGをお探しの方は是非。

プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
豆腐紳士さん(Webサイト) [2016/09/04 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ


554人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 3pt 4pt 4pt 4pt 5pt 3pt
総合点
80pt

GOOD!

・オリジナリティ3点について

本作は端的に言えば前作『真女神転生4』の改良発展版です。

ゲームを構成する素材の多くを前作から使いまわしていますが、
それは単なる手抜きではなく、生じた余裕リソースを
ゲーム本体の完成度向上にありったけ注ぎ込んだような恰好になっています
(具体例としては『ゼルダの伝説 時のオカリナ』と『同 ムジュラの仮面』
の様な関係に似ています。ストーリー自体がほぼ完全新規な点も含めて)。

ゆえに操作性等、プレイアビリティに関しては「もう元には戻れない」レベルで快適です。
が、当然オリジナリティに関しては点数が辛くなります。

こういう作り方のゲームが生まれる背景は不幸なものだったり逆に幸福なものだったり
しますが、間違いなくレアケースであり(移植を機に作られた完全版ともまた少し違いますし)、
「ぼくのかんがえたさいこうの○○」を現実に遊べる機会を公式が提供してくれた
という現象に独創性を認めるなら、プラス1点かも。

・グラフィックス4点について

前述したようにグラフィックも含めた素材は前作の使いまわしが多いのですが、
前作より機種がグレードアップした分(3DS→NEW3DS)、一部に3DCGの
モンスター(悪魔)も居たりして、それらのクオリティは高いです。

また、イベントシーン等のアニメや一枚絵が最後まで
力尽きることなく高水準だった点もマル。

後、把握しなければならない情報量の多いゲームなのですが、
それらがストレスなく把握できるよう配置されている点は
多分受け手が考えている以上に凄い仕事が詰まってるんだろうなと。




・音楽4点について

映画のBGM程には聞き終わった後に耳から去らず、
昔のゲーム音楽程にはメロディアスではなく、中庸です。
(これは前作同様です)。
BGM自体も使いまわしが多いのですが、却って盛り上げる効果が高かった気がするのは
演出のセンスと元々の質の確かさかと(特に前作戦闘BGMの再利用)。

あと、声優さんは今回も全員素晴らしい仕事だったと思いました
(個人的にはヒロインは初聴きから段々馴染んでいく感覚でしたが)。

・快適さ5点について


前作からの改良点で印象に残ったものを順不同で並べます。

セーブファイル数が2→5(本体1 SDカード4)に増加

魅了スキルの復活(仲魔が敵ボスに全快魔法で完全回復等、普通にあります。
対処や対策を怠れば強みが逆手に取られる良い仕様だと個人的には思っています)

結界(ミニダンジョン)のマップ表示廃止(あれネズミの知能テストっぽかったので)

エストマ(敵回避)の自動化(アクション回避自体は残す点が
このゲーム全体のおもてなし精神を象徴している気が)

ダメージゾーンがリソース消費により無効化可能

二身合体の復活(検索合体との使い分けで手順が効率化できる点が何とも快適)

仲魔ステータスの練り込み強化(得意スキルの導入、所持スキルの個性化――特に
無効化等重要スキルが希少化というか、一種宝探し状態になっている点――、能力値やHP、MPの
メリハリ強化、それでいて、最強クラスの悪魔でも耐性等が圧倒的有利では無いというバランス感覚)

きりが無いのでこの辺にしますが、とにかく凄まじい磨き込みというか、
宮本茂の「ゲームを完成させるまでのテンションの高い状態もだが、
完成した後クールダウンして磨きこんで行く過程も好き(大意)」
を地で行ってるというか。


・熱中度4点について

ゲームシステム自体はあまりにも快適でストレスを感じさせる要素が
無いのですが、ストーリーについて若干……(後述します)。



・難易度2点について

戦闘の難易度はゲーム中ほぼいつでもおオプションメニューから再選択可能です。
エンディングに格差はありません。
ストーリーで詰まる所はまず無いでしょう。
課金なしで一番難しいという「大戦」でやりましたが、前作の3に比べるとそこまで死にません。

理由としては、敵の奇襲が稀(シンボルエンカウントの動きが温め)、
恐らく敵AIは一ターンに同一スキルの回数制限を設定されている
(開幕マハザンマ×8みたいな事が起こらない)点。

また今作は、前述したように有用なスキルが希少化されており(持ってる悪魔が極端に少ない)、
突出して強い悪魔も居ないので中、終盤でもすんなり最強布陣は組めなくなっているような。

BAD/REQUEST

・ストーリーについて

色々言われているようですが、以下自分が考えてまとめたあくまで個人の意見です。

今作のストーリーは典型的な「軍師不在のシナリオ」です。

これはゲーム出身のシナリオライターである虚淵玄氏がラジオか何かで発言していた、

「ゲームのシナリオライターとは何をする人か? そもそもゲームの責任者である
ディレクターは作りたいシーンや見せたい展開は色々頭にあるのだが、
それがどこでどう繋がっているのかつじつま合わせについてはあまり考えていない。
そこでシナリオライターは『こうすれば自然にその様なストーリーになります』と
軍師の様に策を講じるのがその役割なんです(大意)」

に基づくものです。

あくまで個人的な感想ですが、今作のシナリオ担当スタッフのポテンシャルは高いと思います。

・ロウとカオスというマンネリズムを打破する多神連合という発想。

元々神話のクロスオーバー的なゲーム(小説)だったわけで、
このなんでもあり感は新しい鉱脈の再発見というか。

・顔四文字様にこの上なく相応しい因果応報な運命の演出

例の書物の天地創造やバベル崩壊の章は成立年代的に出エジプトやアブラハムの章より
断然新しく、それから考えるにダグザのように野良神やってたあの方が

「モーセよ、お前は俺の預言者となって全ての神を悪魔に堕すのだ」

とかなんとかやり遂げた末の、信者の観測により天地創造の功績も横取りしたのが
今のあのお方だと考えれば、第二段階のあの姿も納得というか。

・やたらとよく描けてる一部のキャラクター

傲慢で孤独なキャラがこちらの再三の歩み寄りに対して
そっと一歩を踏み出す姿をゲームならではの
インタラクティブな枠組みで表現する演出。

あるいはとあるキャラに、ゲームシステム上
「プレイヤーに対してやってはいけない行為」の上位ランクに位置するであろう
凶行をやらせておきながら、むしろそのキャラの感じた怒りと悲しみを
プレイヤーに共感させるセリフ回しの上手さ。

いずれも素晴らしい演出だと思います。が、ですが、その反面というか、
そういう(恐らく)描きたい部分や演出、それに対して、それらを無理なく繋ぐための
シークエンスの出来に差がありすぎるというか。

以下、あくまで個人的に思う、作劇上やってはいけない
(受容者が萎えるであろう)演出というものを列挙します。

・選べない選択肢

これはゲームならではというか、「いいえ」をえらんだら「そんなひどい……」でループ、
もしくは、本筋イベントが一切進まなくなるものです。

で、選んだ結果「なんでそんな事をしたんだ!」みたいな事を作中で非難されたりすれば
なんだかなぁ、としか思えません。例えば間違いなく本作に影響された某傑作SRPGには
「バルマムッサの虐殺」というイベントがありますが、これが「虐殺しないと本編が進まない」
だったなら、製作者の一人よがりっぷりに辟易する以外の感想は出てこないでしょう。

もしその展開がどうしてもディレクターの望む方向だというなら、シナリオ軍師の出番でしょう。
「僕と契約してry」が成立するように選択者の他の選択肢を巧妙に奪って行く腕の見せ所というか。


・伏線なしに人質獲得に成功する人質作戦

これを見たらだれでも「今までもこれからも毎回それをやればいーじゃん」としか。
だからこれは無造作に使ってはいけない禁じ手というか、
「ある人物にある行動を強制させたい」ならシナリオ軍師に何か策を講じて貰うべきかと。

・バレバレなのに見抜けない替え玉

まだしも後催眠なり、寄生なり、作中人物たちが見抜けなかった理由付けが
なければ、彼らが愚か、もしくは駒に見えてしまいます。


・場面の入退場のご都合主義

大物敵の顔見せ、あるいは敵の包囲網からの主人公の脱出、
こういう定番の演出シーンでは「なぜそのキャラは出入り可能なのか?」
をきっちりルーリングして受け手に明示しないと「おい、止めろよ」とか
「なんで見逃す?」という感想しか出てこなくなります。
「『歌舞伎』として納得してね」というのが演出家の意向なら、
それはシナリオ全体を「歌舞伎」ワールドで包むようなセンスが必須かと。

総じて、ご都合主義というか、製作者の意図(都合)が露骨に見えてしまうシナリオは
「やらされてる感」が先立って、受け手をなえさせるわけで、
その手の誘導的言動を担うキャラに対しても悪印象を抱いてしまいます
(今作に於いては一部女性キャラ陣が相当割を食っているように思いました)。

COMMENT

今作に対する個人的な総評としては、

「前作の素材流用で開発リソースに余裕を持たせた結果、普通ではありえないレベルで
完成度を高めた作品であり、ただ一点を除いて文句のつけようのない傑作である。
ただ、シナリオについては良い部分と悪い部分がハッキリしており、あまりにも
ご都合主義なシナリオ展開は他の部分の出来が良いだけに、どうしても目につく。
しかし、シナリオ自体も展開の強引さ以外は随所に光る部分があり、画竜点睛というか
真に惜しい作品である」と。

まあ、ぶっちゃけ、今作のシナリオが他のシリーズ作品に比べて格別劣ってるとは
思いませんが(ご都合主義はある意味いつもの事な気もするので)、
今回はRPGジャンルにおける王道的なシナリオだった事と、他の部分があまりにも
完成度が高かったせいで、悪い部分が目立ってしまったかなと。

そういう意味では「神作品に最も近づいた佳作」辺りでしょうか。

個人的には「どうして駄目だったか?」がハッキリしているので、次回作は
「約束された勝利の神作品」がリリースされる姿しか思い浮かばないのですが、
出るんでしょうかね? 次回作。

展開的にもこのシリーズ(FC時代も含めた)は例の四文字様が顔見せした、
ある意味綺麗に完結してしまった作品の後にこそ、高く評価される衝撃作が
出てきた過去があるわけで、大いに期待してしまうのですが。

ウオーッ! アトラス・バンザイ!! 開発チーム・バンザイ!! 
真女神転生シリーズ・バンザイ!!! 急反発するんだからぁ……成せばなるんだからぁ……
(某上野のモブ風に)

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
kjtsさん [2016/07/16 掲載]

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518人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 3pt 3pt 2pt 2pt 2pt 2pt
総合点
48pt

GOOD!

すれ違いがネット接続で可能になった点。いまさら感が非常に強いが、アトラスのスタッフが、自分たちのソフトはせいぜい10万本のオーダーでしか売れないことに向き合い、ユーザーの利便性を向上させようとしたことは評価したい。ただし、「こういう機能が必要なのはソウルハッカーズ以降全部だろ」というツッコミは必要だが。
久々に○○○がラスボスとして登場したのも、オールドファンとしてはうれしかったかもしれない。ただし、後述するBADな点がPS版メガテン2と被るので、メガテン2以来のラスボス登場が悪夢につながっているような印象を持ったことも確か。

BAD/REQUEST

バグ、バグ、バグ、それに尽きる。序盤から終盤まで、いたるところでフリーズ発生。3DSの初期画面までリセットされてしまうこともあった。ここまでバグがひどいのは、上述のPS版メガテン2以来と思う。バグフリーズがどこで発生するか予測できないので、セーブしていないと数時間分のプレイがパーになることもあり、熱中度、満足度、快適さを著しく損なってしまっている。バグ修正のパッチ?も配信されたが、それを適用しても全く改善は見られなかった。
アトラスのQAチームはいったい何をやっているんでしょうね。クレジットにはでかでかと名前を出していたようだけど。

COMMENT

「なってねえ、全くなってねえなあ、アトラスのQAチームは」と、錦糸町のマスターならおっしゃるでしょう。バグの山のソフトを平気で売りに出すという、ユーザーの信頼を裏切るようなことをするのは、ある意味アトラスのお家芸(PS版メガテン2が代表例)ではあるけれども、それによってユーザー離れが起きているということを、もっと深刻に考える必要があるでしょう。
ペルソナ5で今回と似たようなことが起こったら、アトラス終了ですよ。まあ、それを認識しているのか、しっかりバグをとるために?発売延期が続いていますけれどね。QAチームの方は、まじめにお仕事に励んでください。

プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
メガテンは1からやってますさん [2016/05/07 掲載]

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517人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 3pt 3pt 4pt 4pt 3pt
総合点
74pt

GOOD!

前作、真IVから引き続きプレイしました
難易度は戦争(ノーマル)でやりました

今作が他のRPGと比べて面白いと思えるのは、悪魔合体と、それらの悪魔でパーティーを作ってボスを攻略するというところになると思います
本当に数多の種類の悪魔からパーティーを作るわけですが

例えば、次のボスの弱点(炎攻撃とか雷攻撃とか)に特化した悪魔、どの戦闘でもある程度活躍できる汎用悪魔、回復に特化した悪魔、補助に特化した悪魔
それらを組み合わせて、パーティーを作っていくのが一番の楽しみでしょうか

汎用悪魔だけではボスに苦労する反面、悪魔を揃える数も少なくてすむし、悪魔合体の労力は減る
一方、次のボスの弱点に特化した悪魔だけだと、雑魚相手や次の次のボスに使えなかったりするし、そもそもそのパーティーを作る労力も半端ない
だから、汎用に使える悪魔を抱えつつ、次のボスに特化した悪魔を1匹2匹作って混ぜるとか
そういう風に最小限の苦労でボスを攻略できるように考えることになると思います

前作では、あらゆる悪魔にあらゆるスキルを同じように継承できたため、全部の悪魔に全種類のスキルを持たせて、どのボスにも同じパーティーで挑むような結果になり、悪魔合体もほとんど行わず、少し退屈なところがあったのですが

今作は、スキル適性というのが追加されたため、悪魔合体に戦略性が生まれました
例えば、風の攻撃がものすごく強くて使用回数も多い悪魔、といったのがいたりして、次のボスの弱点が風だったりすると、その悪魔を1匹は混ぜたいという感じで悪魔合体を考えられる
回復が苦手な悪魔に回復を持たせても、すぐにMPが尽きて息切れするし、そうなると他の得意なスキルまでも使えなくなってしまう
適性がぴったりと一致した悪魔は多少レベルが劣るようになっても長く使える

こういう風に適性とスキルの組み合わせが一致するような悪魔が作れた時はかなり気持ちいいです
ただ、素材として使った場合は、合体後の悪魔はそのスキルを苦手としていたりする事もあるため、継承を考えるときは、素材として使うためにそのスキルを持たせるのか、それとも戦力としてそのスキルを持たせるのかの判断がまた難しい

まあ、いずれにせよ、前作は中盤以降は滅多に合体させる価値を感じなかったですが、今作は都度いろいろと考えながら合体を行っていくのが楽しかったです

他の要素としては、作品のボリュームは満足できるものでした
それに加えて、人によってはいくらでもやりこめると思います

あともう1点、ラスボスが良かったです
このボスを倒さないと話が終わった気がしないもので

BAD/REQUEST

悪い点としては、致命的なところは特に思いつかないですが

サブクエストのトレーニングが個人的には好きになれなかったです
というのも一番最初のトレーニングですらクリアできなかったからです
あまりにも1つの正解しか認めないというパズルになりすぎていて、その答えを見つけるのも複雑だったため、このサブクエストは全くやりませんでした

あと今作は、悪魔合体の機会が前作よりも遥かに多くなったのは喜ばしい事ですが、そのため常にマッカ(お金)がギリギリどころか全く足りず、マッカを集める作業にかなりの時間がかかりました
この稼ぎの労力がもう少し減ると嬉しかったです

あとは、ターン数経過で仲間のゲージがMAXになると大量に援護してもらえるというシステムは、大味すぎるんじゃないかなと思います
ボス戦の前でゲージをMAXまで溜めるような作業的な戦闘をした人も多いのではないでしょうか
かといってメインパートナー以外は見ているだけというのもどうかとも思うので・・・

例えば、戦闘開始時にゲージはリセットされて、各ターンの行動や敵味方のステータスの状態で評価点を出してゲージが増えるとか(それもまた意味不明かもしれませんが)
パートナーに行動を待機してもらうと増えるとか(毎ターン選択するのが面倒そうですが)
増えるだけじゃなく減る要素もあるとか・・・・

少なくとも、発動はメシアバーストのように号令コマンドみたいなほうが良いような気はします

結局、これしかないというようなアイデアは浮かばないですが、今作はパートナーが多い分、それを戦闘要素でもっとうまく使えるような改善があると良いなあという感じです
最後までメインパートナーに選ばなかったキャラも何人かいたし

COMMENT

全体的に前作の使い回しと言われればそうなのですが、個人的にはそこはあまり気になりません
一言で言うならば、前作は制作するだけで手いっぱいという感じで、今作はそれを進化あるいは深化させて完成されたという印象です
Windowsじゃないですが、試行錯誤して新要素を大量に入れる新作と、前作の欠点を排除していく事に注力した完成度の高い新作があっても良いような気がします

前作をプレイ済のほうが楽しめると思います
いろいろと懐かしさを感じました

また、前作をプレイ済のほうが戦闘は楽に進められると思います
このゲームの戦闘は、キャラのレベルよりもプレーヤースキルのほうに依存するところが大きいと思いますので
戦闘のバランスは前作と比べてかなり上手に調整されており、前作みたいに運がなければ絶対に勝てないようなボスとか、寝ててもボタン連打で勝てるようなボスはいなかったです

あと前作と違って装備品は全くの飾りという感じではなくなってました
装備の見た目も前作よりはだいぶマシになってました
前作は着ぐるみみたいな変な見た目の装備ばかりだったので

フィールド上の敵に剣を当てやすくなったものよかったです

ストーリーは凡庸な感じがしましたが、嫌いではないです

総じて十分に楽しめました
レベルでごり押すのではなく、攻略要素を探っていくタイプの戦闘が好きな人には特にお勧めできそうです

プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
PIAさん [2016/04/14 掲載]

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446人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 4pt 4pt 4pt 3pt 4pt
総合点
76pt

GOOD!

■オリジナリティ
基本的にはシリーズ特有のプレスターンバトルと、
4から導入されたニヤリシステムを継承しています。

しかし、今回から導入された「ニヤリ時に追加効果」という要素のおかげで、
非常に戦闘の幅が広がり面白くなりました。

悪魔ごとに苦手・得意属性も追加され、
マイナス補正がつく属性は使いものにならない程度の性能になるので、
悪魔ごとに個性が出るのも良いです。
(4では「結局どの悪魔使ってもほとんど同じじゃん」という状態だったので

■グラフィックス
3DSとしてはかなり頑張ってる方じゃないでしょうか。
基本的には2D絵ですが、一部3Dで作られているボスや、ダンジョンはよく出来ています。

■熱中度
ラストまで飽きずに遊ぶことが出来ました。
初見ではかなりの苦戦を強いられるボスが多く、
複数の勢力がそれぞれの目的を持って入り乱れるストーリーは中だるみする事も無く、
とても楽しめました。

■満足感
システム、世界観、ストーリー、キャラどれも満足しています。
前作(4)は非常に不満点の多い作品でしたが、
駄目だった部分が今回はしっかり改善されていました。

ストーリーやキャラもメガテンらしい重苦しさと、
最近人気のペルソナのライトな感じが上手く合わさっていたと思います。
基本的には今までより軽い雰囲気になっている分、
ダグザルートに突入してからの「メガテンらしいダークさ」が際立っていました。

■快適さ
特に可もなく不可もなく、と言ったところでしょうか。
バグが多く報告されているようですが、
今の所私は遭遇したことが無いです。

■難易度
ノーマル(戦争)で遊びましたが、かなり歯ごたえが有りました。
仲魔に得意・不得意属性が出来たために
前作のように簡単に最強の仲魔を作る事は出来なくなりましたし、
ボス、ダンジョンともに工夫をこらした強敵が多かったです。

個人的に前作で特に不満だったのがダンジョンの簡単さで、
ラストダンジョンですら非常にぬるくて「こんなのメガテンじゃない!」と思っていました。
しかし今回のラストダンジョンは非常に広い上に複雑で、進むこと自体が困難。
「これだよ、これがメガテンだよ!」と嬉しくなりました。

BAD/REQUEST

■使い回しの多さ
4からの素材の使い回しが非常に多く、気になりました。
ここまで使いまわしておいて、
定価で7000円するというのは納得できません。

■ロウ・カオスルートが無いも同然
ロウ・カオスルートは無いも同然です。
ニュートラルルート以外は「打ち切りEND」みたいな存在。

”中庸も一つじゃない”がテーマなのは良いのですが、
そのテーマを引き立たせる為に、
ロウ・カオスルートもちゃんと作って欲しかったです。

■選択肢の無意味さ
ストーリー中で度々求められる選択肢はほぼ無意味。
ラスト付近での選択肢だけで展開が決まってしまうので、
周回プレイする楽しみが減っています。

COMMENT

4の不満点がしっかり改善されており、とても楽しめました。
メガテンらしさも健在で、
4で一度は失望したものの、これなら次回作が(有れば)期待できます。

しかし、4のできが悪かった事と、
タイトルが悪い(ただの完全版と思われそう)こと、
前作ありきの内容であること等から、
非常に売上が悪いようなのが残念です…。

4でガッカリした方にこそ、本作を遊んで欲しいと思います。

プレイ時間:40時間以上60時間未満(クリア済)
ひろきんさん [2016/03/23 掲載]

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【3DS】真・女神転生IV FINAL
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飽きがなくどれだけ長く遊べるか

一通りプレイして面白かったか。総合的な評価

ゲームバランス、操作性や分かりやすさなど

プレイ時間:通算プレイ時間です。クリア時間ではありません
「クリア済」:原則「エンディングまでたどりついた」が基準です

「真・女神転生IV FINAL」の”特徴”や、”良い”と思ったものにチェックして下さい。

  • どんな人にも向いている
  • プレイヤーで好みが分かれるソフト
  • ファンを対象としているソフト
  • 初心者でも無理なく楽しめるソフト
  • 女性を対象にしたゲーム
  • 昔のプレイヤーを対象とにしているソフト
  • キャラクターが魅力的
  • リアリティな演出
  • ストーリーがよく練られている
  • ゲームのシステムが優れている
  • 爽快感抜群でストレス発散できる
  • ユーザー同士で楽しめる
  • 緊張感のあるゲーム
  • 対戦が燃える!
  • 自分の好きなように遊べる
  • 攻略情報を参照してプレイすると楽しめる
  • 細かい操作が求められている
  • 続編物で前作のプレイを推奨
  • オンラインが楽しめる
  • やればやるほど隠された楽しさが出てくる
  • 手先よりも頭を使うゲーム
  • 少しの時間で楽しめる(息抜き)
  • 長い時間楽しめる(やり込み)
  • 特に秀でたところはない…

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サイト情報


2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
NARUTO -ナルト- 忍列伝

2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
チャリ走 DX

2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
星のカービィ ロボボプラネット

2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
PROJECT X ZONE

2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール

2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション

2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
3次元エアホッケー

2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁

2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
New International ハイパースポーツ DS

2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”

2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち

2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム

2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ

2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町

2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI

2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
ゼノブレイド

2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編

2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
アッコでポン!イカサマ放浪記

2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト

2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
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