Nintendo3DS mk2 :: 【DS】国盗り頭脳バトル信長の野望レビュー

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【DS】国盗り頭脳バトル信長の野望レビュー

発売元	コーエー（オフィシャルサイト）
発売日	2008/06/26
価格	5,040円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	波瀾盤上ストラテジー、Wi-Fi対応

スコアボード

総合ポイント: 81
難易度: 3.37
レビュー数: 43

スコアチャート

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【60点以上】
90.7%
【標準偏差】
12.44

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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■ 370人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
5pt	4pt	4pt	5pt	4pt	4pt	1pt

総合点
88pt

GOOD!

・オリジナリティ
「信長の野望」シリーズは基本的にシリーズが進むごとに1回のプレイで統一するまでの期間及びプレイ時間がものすごく掛かる事で知られるが（例えば戦争1つ万全の状態で行うにも、内政・軍備強化・外交などかなり間にクッションが入ることになる。すぐに戦争を行うのは余程の短期決戦でもない限り愚策）、1プレイに時間がかからないように超絶にシンプルな形にして、ルールも覚えやすくした（基本が兵種の3すくみによ
る戦闘など）ことは評価に値する。
またシンプルでルールが覚えやすく1プレイに決着が付くまで時間を余り要しない、ということはマルチプレイをするのにも適している。
昔の「信長」「三國志」シリーズではプレイヤー同士のマルチプレイも存在したが、時間がかかる事（慣れている人が面子の中にどの位居るかでも時間は変動する。慣れてない人にはルールをレクチャーすることもマナーです）やゲームのシステム自体の複雑化（ソロプレイでも時間が半端なくかかるのだから、マルチプレイをやろうものなら1年進めるだけでかなりの時間になりかねない）が相成ったこともあり、いつの間にかソロプレイ専用のゲームと化していった。
その点でルールをシンプルな陣取り合戦にし、「マルチプレイの楽しさ」を追求した点でも評価は高い。
・熱中度
1プレイが時間がかからないとはいえど、武将のレベルアップ（軍団に加えた武将は経験値が上がりレベルアップする。強化限界や特技の発動確率も上がるのでさらに有利になる）やプレイで手に入れた「名声」を使って新たな武将を獲得したりと、熱中させる要素も多い。
またシナリオモードも「織田信長編」の中盤まではチュートリアル的な要素が強いが、その後のシナリオモードはかなり頭を使う展開が多いため（また「特別編」という難易度の高いifシナリオも存在する）、それをクリアするのもかなり真剣になった（特定の章をクリアすると仲間になる武将もいるし、「戦乱」モードの選択できるマップが増えたりするので尚更）。

BAD/REQUEST

強いてあげると、武将事典などで現在の武将の経験値＆レベルが表示されないため、仲間を育てたい際にはやや不便に感じるところがあった位か。

COMMENT

「国盗り頭脳バトル」という枕詞が付いた形の「信長の野望」シリーズの新作だが、シンプルながらも味わい深く、本来シミュレーションの醍醐味であった「対人プレイの楽しさ」（人間はコンピューターを相手にするより遥かに手ごわい。慣れている人なら尚更）を追及した点で現在の「信長の野望」シリーズに勝るとも劣らない物を持つ作品として評価できる。
「信長の野望」シリーズの複雑化に敬遠していた方も、1プレイに時間がかからず熱中できるゲームをお探しの方も、夏の夜長に遊び倒してみてはいかがだろうか?

プレイ時間：60時間以上100時間未満（クリア済）
Ｍ１号さん [2008/07/11 掲載]

このレビューはオススメ？　

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■ 387人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
5pt	4pt	3pt	4pt	4pt	4pt	3pt

総合点
81pt

GOOD!

結論から言うと、実によい。

システムはそれほど複雑ではない。というか、やることはマップ上でユニットを毎ターン移動させることと、1回のゲームでまあ3回ほど使える切り札を使うことだけ。

しかし、システムがシンプルな分、ものすごく奥が深い。操作性もいいし、変な理不尽さがないので勝っても負けても納得がいく。

最初のほうはチュートリアルっぽくなっているが、わたしはむしろそれがよいと思った。少しずつのめり込めるから。

BAD/REQUEST

あえて言うなら、戦闘システムが説明不足。
というか、未だによくわからない点もある(防御側が複数兵科の場合どのような結果になるか、など)。このあたりが補足説明されれば、さらによくなるだろう。

COMMENT

プレイしてみて、なんとなく懐かしい感じがしました。

いったいどんな懐かしさなのか・・・しばらくしてわかりました。

このゲームは、光栄のシミュレーションゲームには似ていません。

実は、「マジック・ザ・ギャザリング」をはじめとする、トレーディングカードゲームの流れをくんでいると強烈に感じました(むろんゲームシステムのことです。カード収集などの要素はこのゲームにはありません)。そのような店で、異色作と言えるでしょう。オリジナリティ5点をつけます。

それだけに、ルーリングがもっとハッキリしていたほうがよいと思います。(ハッキリというのはシステムとして、と言う意味ではなく、プレーヤに与えられる知識として、と言うことです)。おそらくこの点はネット上にこれからどんどん情報が現れるでしょうから、何ら危惧することはないと思いますが。

プレイ時間：05時間以上10時間未満（未クリア）
とくえもんさん [2008/07/08 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 383人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	4pt	4pt	4pt	4pt	3pt

総合点
80pt

GOOD!

【ゲームバランス】
三つ巴・戦力・移動順・切り札といった個々のルールはシンプルにもかかわらず、これらの要素が絡み合ってゲーム展開がドラスティックに変化していくので、良く考えられているなと感じました。Wi-Fi対戦でも、序盤で優位にたっていてもあっさりと最下位になることなんてザラです。

【武将集め】
武将を獲得するためのポイントである「名声」はなかなか貯まりにくいのですが、お気に入りの武将を集めるのは楽しいです。今川氏真を引き当てて喜ぶのはこのゲームぐらいではないでしょうか。

【体験版】
ゲームそのものとはあまり関係がありませんが、公式サイトにあったプレイ動画等を見ていてもどういったゲームなのかよく把握できなかったのが体験版を遊んでみてどういったゲームかはっきりと理解できました。ネット対戦もできる体験版というのはなかなか例がありませんね。これぐらいの体験版があれば購入の判断に助かります。

BAD/REQUEST

【お気に入りの保存数】
こういうゲームではデッキ（軍団）編制も楽しみの1つだと思いますが、現状では1つしかお気に入りが保存できません。複数保存できるようにして欲しかったです。

【戦乱モードで戻れない】
戦乱モードでマップ選択→ルール設定→大名選択にまで行くと、戻るボタンがなくてルール設定に戻る方法がありません。

【大名制】
現状では8人の大名から1人を選んでそれから軍団を編制していきますが、単にある知行内で武将を選んで軍団を編制していくだけで良かったのではないかと思います。この8人では好みが別れるところではないかと。

COMMENT

よりによって強豪がひしめくような日に発売してしまったために全く存在感がありませんが、遊び始めたらハマってしまうゲームですよ。ただ「信長の野望」という冠がついていますが、旧来の信長シリーズとは趣の異なるゲームですので、その辺は注意してください。

興味のある方は公式サイトの体験版で遊んでみてはいかがでしょうか。どのようなゲームなのか外観がつかめると思います。