NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

結論から言うと、実によい。

システムはそれほど複雑ではない。というか、やることはマップ上でユニットを毎ターン移動させることと、1回のゲームでまあ3回ほど使える切り札を使うことだけ。

しかし、システムがシンプルな分、ものすごく奥が深い。操作性もいいし、変な理不尽さがないので勝っても負けても納得がいく。

最初のほうはチュートリアルっぽくなっているが、わたしはむしろそれがよいと思った。少しずつのめり込めるから。

BAD/REQUEST

あえて言うなら、戦闘システムが説明不足。
というか、未だによくわからない点もある(防御側が複数兵科の場合どのような結果になるか、など)。このあたりが補足説明されれば、さらによくなるだろう。

COMMENT

プレイしてみて、なんとなく懐かしい感じがしました。

いったいどんな懐かしさなのか・・・しばらくしてわかりました。

このゲームは、光栄のシミュレーションゲームには似ていません。

実は、「マジック・ザ・ギャザリング」をはじめとする、トレーディングカードゲームの流れをくんでいると強烈に感じました(むろんゲームシステムのことです。カード収集などの要素はこのゲームにはありません)。そのような店で、異色作と言えるでしょう。オリジナリティ5点をつけます。

それだけに、ルーリングがもっとハッキリしていたほうがよいと思います。(ハッキリというのはシステムとして、と言う意味ではなく、プレーヤに与えられる知識として、と言うことです)。おそらくこの点はネット上にこれからどんどん情報が現れるでしょうから、何ら危惧することはないと思いますが。