【DS】逆転検事2 レビュー
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
■ 356人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt |
77pt
GOOD!
大手レビューサイトはきっと開発関係者の方も見てるだろうと思い
投稿させて頂きました。
良い点は概ね他の方に同じ。
シリーズをすべてプレイ済みですが、本作も良い出来です。
新要素のロジックチェスは
アドベンチャーゲームでいうところの交渉フェイズですね。
他ゲームのと違うところとして、「表情が変わった時に攻めるか」など
選択の指針が明確に提示されるところがとても良いと思いました。
他のゲームの交渉フェイズだと答えの選び方があいまいで
どれが正解かわかりづらかったりしますからね。
BAD/REQUEST
4、検事1、検事2とどれも最終話で一本に繋がるようなストーリーの敷き方をしています。
確かにキャラクターや展開が最後に収束するというのは
壮大で、伏線に驚いたりして大きなカタルシスを生んだりするのですが、
今回は少々あざとさがすぎます。
どの話にも「現時点では意味不明だけど後々に明かされるんだろうな」的な伏線が出てきて
プレイヤーはそれを覚えていなくてはならないので負担が大きいです。
1話でこうだった人物が2話では立ち位置を変えて登場したりするので、
そこらへんを頭で整理するのにもプレイしていて疲れました。
逆転3で味をしめましたか?
4以降、完全に単独なお遊び回がなく残念です。
手軽さが消えているのはストーリーだけでなく、矛盾つきつけパートにもあります。
4あたりまでは「ストーリーを理解しなくとも今の画面内と証拠一覧を眺めれば解決できる」ような
工夫がなされていましたが、今作はこれが通じません。
バックログ機能も相変わらずないため、適当に読み流していると
いざつきつけ強制画面にいっても正答がわからず、とても困ったことになります。
逆転シリーズは携帯ゲームです。
つきつける画面でセーブして中断なんてことは容易に起こります。
次電源つけたらストーリーなんか忘れちゃったりします。
でも、今のその画面と証拠一覧を眺めれば矛盾は発見できる、そんなユーザーフレンドリーが逆転シリーズだったはずです。
今作では再読不可能な箇所にヒントがあったりします。
バックログ、これだけ指摘があっても未だにつけないということはポリシーがあって
つける気がないんでしょう。それは理解できます。
ただ、つけないならつけないなりに、過去の文章を読みなおさなくても
解けるような工夫をなくさないでほしかったと思います。
それと最後にもう一つ。
○○○○を捕まえてほしかった。
ヤツは今回も再登場しましたが、またもや逃げおおせてしまいましたね。
作中で殺人を犯したにも関わらず、捕まっていないのはヤツだけです。
しかも妙にカッコイイみたいな役周りまでもらってるし。
今回ヤツをだしたのは今度こそ逮捕するためだと思ってましたが…。
法をテーマにしてるのだからヤツはきっちり捕まえんとだめでしょう…。
COMMENT
BADが長くてすみません。
GOODは今更いうまでもないと思うので大幅に省略。
もちろん素晴らしいゲームでした。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt | 1pt |
76pt
GOOD!
前作のように最終話が冗長ではなく、盛り上がったまま一気に最後までプレイ出来ました。
中盤以降のバランスがよかったと思います。
今後の展開を予想させつつ、お決まりの部分、既視感のある部分は裏をかく。
また、自然と裏を読みたくなるような展開になっています。
ストーリー上で表現したいことを明確に提示しており、非常に分かりやすいです。
多少過剰と思えるほどですが、これぐらいがちょうどいいとも感じました。
シリーズファンならニヤリとしてしまうようなちょっとした演出も多く、
プレイヤー心理を非常によく計算していると感じました。
演出面では効果的でもテンポの悪化に繋がっていた部分はバッサリ切り捨て、
テンポを重視したのは個人的に高評価です。
登場キャラクターは非常に魅力的な人物ばかりです。
相変わらず、表情豊かに動きますね。
今後の作品でも登場してくれることを期待したいです。
曲は癖のある物を除外し、完成度の高いもので構成されている印象です。
もちろん、前作の雰囲気は踏襲されていました。
BAD/REQUEST
前半が少し長く、盛り上がりに欠けます。
クリアした後思い返せば必要な部分だったとも感じますが、
実際にプレイしている間は多少だれました。
常に連打でちょうどいい読解ペースです。
DSのボタンが不調にならないか心配になりました。
せめて、真相ゲージがゼロになってやり直しとなっても、
読み進めたところまではスキップ利用できるようにして欲しかったです。
こういったシステム面はまるで変化が有りません。
ゲームとしての新たな試みといった挑戦的な面は見受けられません。
新システムも、過去作のものを改良して導入した程度にしか感じませんでした。
宣伝で散々売りにしていた部分はほとんどオマケでした。
CM詐欺というほどではないですが、メインになるようなものでもありません。
COMMENT
逆転裁判は1?4と蘇る逆転。逆転検事も前作をプレイしています。
過去作で問題とされた部分への雪辱戦と言ったところが見受けられます。
前作と同程度の作り込みだろうと侮っていましたが、いい意味で裏切られました。
逆転シリーズの中でも完成度は屈指です。
シリーズファンならずとも楽しめるとは思いますが、
旧作をプレイしておいた方がより楽しめるのは間違いないでしょう。
今後の逆転裁判、逆転検事にも期待の持てる一作でした。
発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
-
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
-
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
-
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
-
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
-
G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
-
ゼノブレイド
- 2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
-
デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
-
アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
-
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
-
パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
・ストーリーの練り込み
すばらしいの一言。前作より大いに洗練されています。
・グラフィック、モーション
見ているだけで面白いです。
とくに黒幕のモーションは見ているだけで飽きません。
・BGM
追及の曲はいつも通りカッコイイです。
ただ曲がいいだけに、流しどころをもう少し考えてほしかった。
裁判シリーズでは追及はここぞというところでしか流れませんが、検事シリーズではちょいちょい流れます。
せっかくのカッコイイ曲も何度も流されてはありがたみがわかなくなってしまいます。
まあそんなに文句を言うほどでもないのですが。
対決(尋問)の曲も大詰めのところは前作同様素晴らしいです。
尋問曲が大詰めでガラリと変わるのは検事シリーズならではなので次作でもぜひお願いしたいです。
・細部への手入れ
前作で、あれ?と感じたようなかゆいところにも手が行き届いています。
明らかに、目に見えて洗練されています。
制作側の、品質を良くしようという意気込みがこちらに伝わってきます。
BAD/REQUEST
・一話一話が少し長く感じる
筆者は暇人なものですから時間だけはあるのであまりこういった点は気にとめないのですが、それにしてもちょっと長ったらしいです。もう少しうまくまとめることもできたはずです。
・ロジックチェス
証拠品がやや多すぎる感がある。
しかしやっているうちにどんなものを求められているのかわかってきますので心配いりません。
・今作からプレイする人に不親切
通常のゲームなら説明しなければならないようなところをスピンオフという立場上説明していません(というよりできないのか)。
これは今作で初めて逆転シリーズをプレイするという人には痛いです。
まあこれはしかたないかな。
・美雲の存在価値
ただのドロボウマニアの女の子になってしまっている。
しいて言えば「ぬすみちゃん」?
思い切って本物のドロボウにしてしまったほうがよかったのでは。
COMMENT
逆転シリーズはすべてプレイ済みです。
クリア後の率直な感想は、「面白かった!!」です。
個人的には、このサイトで得点の高い裁判3よりも出来がいい(筆者は裁判3があまり好きではない)と思う。少なくとも裁判4などよりは遥かに素晴らしい。
逆転シリーズにおいて裁判1に次ぐ名作と言っていいでしょう。
シリーズ6作目でスピンオフ2作目ときたら普通はダレそうなものですが、今作は見事に期待をいい方向に裏切ってくれました。
前作もそうでしたが、巧舟さんが関わっていないということで、「どうせつまらない出来なんだろう」と思っていましたが、そんなことはなく、予想を上回る出来でした。
まずストーリー面が素晴らしい。
よく練りこんで作ったのがよくわかります。製作者の熱意が感じられる。
黒幕も意外な人物なのだけれど、前作のようなポッと出のキャラではなく、かといって奇を衒いすぎているところもない。
よく考えてみればこいつを怪しむ機会は最終話以前から与えられているのがわかるし、クリアしてみると、制作側が意図的にこいつを黒幕だと思わせないためのカモフラージュをしっかりしているのもよくわかる。これはたいへん素晴らしい。
最終話ですべてのエピソードが一つに収束していく過程も鳥肌もの。今作の良さはストーリーに尽きる。
あえて文句をつけるなら、オジサンとヒロインをいま一つ持て余してしまったこと。
特にオジサンはいいキャラクターだっただけに、もう少し出番を増やしてほしかった。
美雲は前述のとおりただのドロボウマニアになり下がってしまっていて、いま一つキャラクターとしての重要性を感じられなかった。
(これは勝手な希望だが、どうせなら美雲を本物の泥棒にしてしまって、最初は美雲を忌み嫌うミツルギが次第に柔軟になっていき時には泥棒の力を借りて真実を見つける…みたいな展開が見たかった。)
あと2をプレイした人ならわかると思うが、ミリカに少々違和感が。
あの事件を経たのにまだ法廷をショーだのなんだの言っていたりするのはオカシイ。
あと細かいことだが、できれば会話文のウィンドウに表示される名前は、シンではなく彼の場合ミツルギでお願いしたかった。
裁判ではおそらく男性キャラは苗字、女性キャラは名前と意識的に区別されていたと思うが、検事ではバラバラ。
まあナルホドはほとんど女性キャラを下の名前で読んでいたからそれで構わなかったのだろうけど、
ミツルギが女性キャラをなれなれしく下の名前で呼ぶのは違和感があるのでウィンドウに表示される名前とこんがらがってしまうのを防ぐためにも仕方なかったのだろう。
グラフィックも主張しすぎず適度なバランスでグッド。
BGMもipodに入れるくらい好きです。
トリックがやや強引なのはご愛敬。
個人的には最高傑作と言われる裁判3よりよっぽどいい出来です。
注意してほしいのは、今作を最大限に違和感なく楽しむには逆転裁判シリーズをせめて1だけはプレイしておくことです。
あと検事1をプレイしておけば問題ないかも。
とにかく今作は総じて良い。