【DS】ナイツ・イン・ザ・ナイトメア レビュー
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ソート(デフォルト:ALL)
■ 362人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 3pt |
72pt
GOOD!
・オリジナリティあふれるシステム
誰もが言っているように、他に類を見ないゲームです。
SRPGに分類されていますが、プレイ感覚はむしろ、ボードゲーム+シューティングといったところ。マウスカーソルが自機を兼ねているイメージです。
しかも、新機軸のゲームながらかなり完成されたシステムで、様々な要素があり奥が深く、戦略性も高いです。
・ドット絵がきれい
キャラ、敵、エフェクトともに戦闘中のドット絵はとてもクオリティが高いです。まさに職人技。
立ち絵もしっかり書き込まれていて、キャラの書き分けも結構されています。
・BGM
個人的に神曲というほどの曲はないと思いますが、全体的に出来がよく、世界観にもマッチしていて、曲数も豊富で飽きにくいです。
・難易度設定
絶対に詰まないよう、色々な救済措置が用意されているため、弾避けが苦手でも基本のゲームシステムさえ把握できれば必ずクリアはできます。
一方、クリア後に選択できる高難易度モードはなかなかシビアで、前述の様々な要素を駆使することになり、コアユーザーも満足できる仕上がりになっています。
BAD/REQUEST
・斬新すぎるシステム
皆さんが言っているように、利点でもあり欠点でもあります。
ルール覚えるのめんどい、という人には根本的に向かないでしょう。
基礎的な部分を把握するだけで30分はかかります。しかも、最近のゲームと違い、メインシナリオ中にチュートリアルが入らないので、「とりあえず遊びながら覚える」のはまず無理です。
このゲームのチュートリアルは「ゲーム内に取説が入ってる」というスタイルで、総項目数も多く、最初はうんざりしがちです。取説を読むのが嫌いな人には向かないでしょう。
ゲームの進行度合いに応じて閲覧できる項目が増えていく、という設定の方がよかったのでは。
すごく濃いゲームで、戦闘中はかなり忙しく、慣れないうちは精神の消耗が激しいので、息抜き程度に軽くプレイしたい、という人にも向かないでしょう。
・ストーリー
結構安直で、取り立てて褒めるところはないです。時系列がバラバラで細部を把握しにくいのも困りもの。物語としてつまらないゲームはできない、という人には向かないでしょう。
・UIが不親切
戦闘周りのシステムはよく出来てるんですが、イベントスキップの出来がイマイチ。
スキップボタンが表示されるまで1秒くらいかかったり、戦闘までに3?4回スキップする必要があったりと、何度もリセットしたり周回プレイしたりするには不便です。
タイトル画面の項目が細く、続きからプレイしたいのにニューゲームに触っちゃった、なんてこともよくあります。
戦闘画面は煩雑で、全て有益な情報なのですが慣れるまでは訳がわからないでしょう。これはもうしょうがないんですが。
COMMENT
とにかくコノミワカレル作品で、「すごく面白いけど、安易に人にお勧めはできない」というのが大方の意見のようです。
私も同感で、合わない人には全く魅力を感じられないでしょう。
一方、「がっつりゲームをしたい」「斬新なゲームをしたい」という人なら、だいたいドツボにはまると思うので、公式HPなどでしっかりと情報を確認したうえで、ぜひ手に取ってみてください。
今なら中古で1500円くらいで買えますよ。そしてその価値は十分すぎるほどにあります。
私は8周、200時間プレイしてもまだまだ飽きてませんし。
PSP版も発売されましたが、音質、画質に拘らないならDS版の方が操作感はいいらしいので(私はPSP持ってませんが)、DS持ってるならこちらがいいのではないでしょうか。
最後に、プレイ時にはタッチ画面防護シートの使用を強くお勧めします。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 3pt |
52pt
GOOD!
スティングならではのオリジナリティ。他にはない事は確か。
ユニットクラスや敵ユニットのイメージイラストが美麗。イラスト本が欲しくなる。
オープニングのBGMが荘厳な感じ。
シリーズ?特有のライトユーザーお断りは健在。
ゲームオーバーになってもそこからリトライできる。
BAD/REQUEST
非常に残念です。
<いろいろと制約がありすぎる>
自ユニットの攻撃方向や移動制限などは将棋に似ていると思ったが、全8ユニットに対して、全4方向に向けるのは2ユニット、移動できるのは3ユニット、段差を登れても降りる事は不可・・・できないことが多すぎる。せめて攻撃方向は全ユニットに4方向を付けて欲しかった。敵ユニットはスイスイと動ける。
よくよく考えると不自然な制約・・・。
<ストーリーが不可解というか処理しれきない>
淡々と進んでいく物語。難解なのはともかく、バックログとかで読み直す事が出来ないので、すごい置いてけぼりを食らう。台詞の中で「○○○の奴がいれば・・・」なんてのがあればもう、ほぼお手上げ。誰だっけ?って感じ。とにかくナントナク進んでいる感あり。
<仲間に入れたらそれまで>
そのキャラユニットに関するイベントは出現時にあるくらいで、あとはほぼ皆無。
せいぜい経験値を与える時やバトル中など、ちょこちょこと台詞を聞けるのみ。
100人仲間になるRPGとかに、よくあるような仕様。
<プレイヤーの処遇>
プレイヤーは王様?の魂を操って物語を進めていく感じだが、正直、最初なにがなんだか分からずじまい。仲間にするユニットは全て魂の状態(死んだ事になっている?)だと認識するまで、時間がかかった。やはりバックログが無い弊害かもしれない。
<長期戦は覚悟のバトル>
戦略を練るだけでも時間がかかるのに中断セーブが無いため、時間がないとプレイできない。だから本当はもっと属性武器とか練りたいのだが、ゴリ押しする事が多い。リヴィエラ・ユグドラの時はよかった。
<だから理解しづらい>
その章ごとのプロローグの文章がオートで進むため、難しい漢字も相まって読み損ねる時がある。オープニングデモの騎士団紹介文もそう。
<武器アイテムの処理>
同じ武器名が多数存在し、残り使用回数やレベルなんかで区切られていて、それを統合したりするのがだんだん煩雑になってくる。一応並び順などのソート機能は付いているが、同じ条件のアイテムの自動統合機能が付いているとよかった。
COMMENT
リヴィエラ・ユグドラ(ともにGBA)をこよなく愛した自分としては、残念な感想になりました。リヴィエラの時はキャラを前面に出しつつ、いかに効率よく敵を倒してアイテム収集やキャラ攻略に明け暮れ、ユグドラはキャラの露出は控えたが、基本は守りつつも戦略・戦術に特化したすばらしい作品でした。
が、今作品は、キャラは控えめ、制約は両作と比較しても非常に多い、中断セーブ無し、よりわかりづらいシステム、勝手に進んでいく物語と、バトルシステムそのものは良好なのにダメなところが多すぎでした。
一応30時間くらいプレイしたのですが、だんだんテンションが下がって、面倒くさくなってやらなくなってしまいました。
ちなみにリヴィエラの総プレイ時間は約180時間、ユグドラは約160時間です。この差はなんなのでしょうね・・・。
時代に左右されないスティングという会社、次はお願いします。
発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
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星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
-
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
-
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
-
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
-
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
-
G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
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ゼノブレイド
- 2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
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デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
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アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
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Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
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パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
まず何よりもゲームシステム
軽い気持ちで買ったライトユーザーを奈落の底に突き落とすような、変態的に複雑で詰め込みまくったこのシステムを、1時間2時間で理解できるとは思わないほうが良い。その10倍やったとしてもまだまだ足りないであろう。
「○○のようなシステム」と言った表現で表すことは全く持って不可能であり、ここまで独創性を突き詰めることができたスティングには拍手を送りたい。
そのため細かいレビューは非常に難しい。「いいからやって見ろ」としか言えない。
細かい部分であえて言うとすれば音楽が良い・ドット絵のキャラクターがよく書き込まれていて可愛いなどを挙げることが出来る。
この2つはどちらも公式サイトである程度確認できるので、まずは行ってみてはどうだろうか。
BAD/REQUEST
長所として挙げたシステムは、人によっては最大の短所となりえるだろう。
つまり、残念ながらDSの主要ターゲットであろうライトユーザーは完全にお呼びでないというゲームなのである。据え置きゲーム以上にじっくりと腰をすえてやるようなゲームであって、「軽くちょっとした時間潰しにやるか」というゲームでは無い。(1回の戦闘でかるく30分以上かかることもあり、中断セーブも無いためそもそもそういったスタンスではプレイ出来ない。)
過去のレビュアーの方々も仰られているが、とにかく人を選ぶゲームである。
こちらも細かい部分を挙げてると、若干タクティクス画面のユーザインタフェースが悪いように感じた。基本的にタッチペンオンリーであるが、タクティクス画面では十字キーやボタンでの、選択及び決定をさせて欲しかった。タッチペンではちょっと細かすぎてツラいところがあった。
COMMENT
DSのゲームは、中身の全く無い安上がりのゲームしか無いと感じている人には是非やって欲しい。むしろ、PSPや箱のゲームを遥かに凌駕する濃いゲームであり、このゲームをやらずしてDSのソフトを語るなど笑止千万と言っても過言ではない。
なおこのゲームは、難易度を選択できる(イージー・ノーマル・ハード・ナイトメア)が、イージーは完全に蛇足だと思う。恐らくはライトユーザーのために用意したのであろうが、何も考えずともクリアできてしまうような難易度で、このゲームの面白さが何一つ分からないようなバランスになってしまっている。絶対にイージーモードでプレイするべきではない。
初回イージーモードでやってしまったせいで、このゲームを勘違いしたユーザーも少なからずいるのではないか。