Nintendo3DS mk2 :: 【DS】逆転裁判4 レビュー

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【DS】逆転裁判4 レビュー

発売元	カプコン（オフィシャルサイト）
発売日	2007/04/12
価格	5,040円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ YouTube
タギングトップ3
タイトル概要	法廷バトル、（廉価版、2008年4月24日発売：2,100円）

スコアボード

総合ポイント: 60
難易度: 1.87
レビュー数: 222

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【60点以上】
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16.66

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■ 222人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	3pt	2pt	2pt	2pt	3pt	2pt

総合点
51pt

GOOD!

・DSの性能を生かした科学捜査が増えたところ
・ムービーや3D表現がでてきて、表現力がアップしたところ
・タッチペンでの直感的な操作ができた

BAD/REQUEST

・新主人公、新キャラに期待していたのだが、前作シリーズのキャラに比べはるかに印象が薄く、存在感が感じられなかった。
・キャラデザインが「かっこいい」「きれい」は描けているのだが、「おもしろい」というのが、全くなく、「気持ち悪い」としか感じないキャラがいた。
・前作キャラの登場が中途半端で、絡みも少なく寂しく思った。
・このシリーズはいつもトリックなどで？と思うシーンが出てくるのだが、今回は多すぎた。とりわけ、○○○の行動が不可解すぎて、腹が立った。
・音楽がちっともいいと感じなかった。特に追い詰めるシーンで緊張感がまったく感じられなく台無しだった。
・移動が相変わらず不便で、DSになったのだから新しいシステムを考えてほしかった。
・新システム「みぬく」はあまり盛り上がらなかったように思う。これなら、サイコロックのほうがよかった。
・ラストの展開は正直理解できなかった。このシリーズの根幹を揺るがしかねない終わり方に納得がいかない。

COMMENT

ずっと楽しみに待っていたシリーズだけに、今作は非常に残念でならなかった。「裁判」を題材にした斬新なゲームだったのももはや過去の話ではあるが、このシリーズの醍醐味である、「逆転する」快感が今回は全くなかったように思う。

新キャラクターがどれも印象が薄く、あの逆転裁判シリーズとはとても思えない。キャラデザインの担当が変わった影響は大きいと思うが、シナリオの時点のキャラ付けも失敗していたのではないか。
具体的にいえば、王泥喜がなぜ弁護士になったかもわからないし、牙流検事は最初から真実を求めているので、真犯人を養護するようなこともせず、弁護士の敵では全くなかった。（どちらも前作では重点が置かれたポイントだと思う。）
またダメージを与えたときのリアクションがつまらなく、ちっとも快感を感じなかった。
私個人が前作シリーズへの思いが強すぎるというのもあるかもしれないが、今作はあまり人にお勧めできない。逆転裁判を全く知らない人がやるのにも、前作を知っている人がやるのにも作りが中途半端すぎると思うからだ。
また、悪いところでも書いたが、上からの命令とはいえ、「○○○○○」を無理矢理導入したのは失敗だと思う。証拠が全てでないのなら、今までやってきたことはなんなのか・・・・。次回作ではどうなってしまうのか不安でしょうがない。
また、成歩堂の登場も上からの指示らしいが、完全に主人公を食ってしまっている。王泥喜の存在感の薄さは彼のせいもあるだろう。
今後続編が出るのかは知らないが、もうこのシリーズに期待するのはやめようと思う。

プレイ時間：20時間以上30時間未満（クリア済）
かなさん [2008/02/16 掲載]

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■ 242人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	4pt	2pt	2pt	3pt	1pt	1pt

総合点
49pt

GOOD!

■逆転裁判なところ
やはりムジュンを見つけてそれをつきつけて、真実に辿り着く設定は面白い

■ミヌキちゃん
可愛い

■完成されたシステム
最早完成されたものにいろいろ付け足していくという状況の逆転裁判
ムジュンを見つけるのはとても楽しいです
よってオリジナリティーは３(普通)で

■絵は綺麗(ムービー除く)
綺麗です、動きもあれだけ出来れば上出来です
ただムービーは汚いし要らないかも(第3話の)

BAD/REQUEST

多いです

■ストーリーの作りこみが甘い
説明なしの終わる話があります、しかも多くの疑問を残して進んでいくので、これに不満を感じない人はいないかと思います。ネタバレは書かないようにしたいので、「第3話」とだけ言っておきます。まぁ第3話だけでなく、今回は疑問、謎を解決しないままストーリーが進んで終わっていくという状況が多い気がします

■キャラ設定がイマイチなだけでなく、個性のないキャラが多い
話に単調さを感じることが多かったです。
オドロキくん、ナルホドくんとキャラ一緒じゃないですか・・・いじられてつっ込んでって感じで・・・

■「みぬく」
これは正直要らなかったような・・・ムジュンを暴く今までのものとは違います
サイコロックっぽいですが、まだサイコロックは論理的に崩していくので面白かった。これは証人の心理的な影響による変化を観察してイチャモンをつけるもの。
うーん、正直微妙でした。

また明らかに「みぬく」を使う場面をこちらが誤った時、スキップが出来ないので最後までみぬく時のスローな証言を聞かなければならなかった・・・

■３話のムービー
要らなかったです、スキップも出来ず正直うっとおしかった
音楽的も暗い感じのものだったし

もう３話のつまらなさは凄かったです、ストーリーは単調だし疑問は多いしキャラに魅力はないしで、発売日に購入して16日にクリアしたのですが、３話は熱中出来ず少しずつ進めるしかなく３日も費やしました・・・よって熱中度は低めで。

■音楽がイマイチ
耳に残ってる音楽は茜の曲だけです・・・何か耳に残ってます
後は普通でしたね、音楽は神がかった曲が多かった作品なんですが・・・

■快適さ(ゲームバランス)
怒ってしまうほど疑問謎をそのままにストーリーが進んでいきます
バランス云々の問題

COMMENT

逆転裁判の続編を期待して購入しましたが、正直主人公の変更は大失敗だったと思います。また作りこみが間違いなく甘い。
アドベンチャーはストーリーが命です。また逆転裁判という大作の続編なのですから、良く吟味して万人が疑問を残したままストーリーを進めていくという「普通のアドベンチャー」と同じであってはならないと思いました。

非常に残念な作品です

ただ限定版の辞典は個人的にはかなりお気に入りです。
これのために限定版を買いましたし

ゲームは微妙でしたが限定版の付属品は満足しているので満足度は３にします

個人的な意見ですが、発売日に限定版以外は買う価値があったのか？と疑問に思ってしまう内容でした。

逆転裁判５はまたナルホドくん主人公で作って下さい
４は番外編として僕の中では思い込むことにしました

プレイ時間：10時間以上20時間未満（クリア済）
逆裁マニアさん [2008/02/16 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 240人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	3pt	2pt	3pt	3pt	3pt	2pt

総合点
61pt

GOOD!

矛盾の指摘は相変わらずの面白さ。
今回はヒントが結構多いので、この4がシリーズ初プレイの人でもつまるところは少ないと思う。
（反面、シリーズ経験者にとっては物足りなさを感じる部分もあるかもしれない）

BAD/REQUEST

今回導入された新要素がことごとく空振りしてるように思えた。
まず新要素の「みぬく」だが、面白さがよくわからない。
文章のどこが怪しいのか探る余地はあっても基本は絵の間違い探しのようなもの。
矛盾を叩きつけるような爽快感が感じられない。
さらに、足跡検出やX線検査など余計なミニゲームとすら思える単調作業が多すぎる。
極めつけは終盤の新要素。ネタバレになるから詳しくは書かないが
どうにも逆転裁判らしさを感じられず、何のためにこんな要素を加えたのか実に疑問。

熱中度に関してだが、このゲームのキモとも言える裁判パートが全く盛り上がらないため、あまり熱中できなかった。
あまり「敵」らしくない検事。盛り上がらない音楽。
決定的に欠けている「逆転の快感」などが要因だろうか。
探偵パートもひたすら単調。
やたら話が長い上に、前作までにあったサイコロックのようなアクセントもないため
（サイコロック自体は終盤に登場）ダレ気味。

全体的なストーリーに関して。とにかく言いたいことがたくさんあるのだが、
すべての不満をぶちまけるとネタバレになってしまうので、とりあえず一つだけ。
「主人公の影が薄すぎ」

COMMENT

今までの逆転裁判は常に期待を上回る出来だった。
だから当然、4にもいつものように期待していた。
むしろ、今回は主人公が変わり「新章開廷！」というコピーもあって、
いつも以上に期待を膨らませていたくらいかもしれない。
だがプレイを終えてみれば、残念ながら期待を上回る出来では到底なかった。
当然、期待が大きすぎたという部分はあるし、
これだけシリーズが続けば、
自分の中にマンネリを感じる部分があったのかもしれない。
それにしても今回は、グイグイ引き込まれるようなストーリーやキャラの魅力が、
決定的に足りなかったように思える。
前作まではそれこそ徹夜してクリアするくらい熱中できていたのだが、
今回は2話3話あたりで少しダレてしまった。
決して今回の4が駄作というわけではない。十分に良いゲームだとは思う。
それでも逆転裁判にはこの程度の出来でまとまってほしくはない。