Nintendo3DS mk2 :: 【DS】放課後少年レビュー

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【DS】放課後少年レビュー

発売元	コナミ（オフィシャルサイト）
発売日	2008/01/31
価格	5,229円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	放課後ドラマ

スコアボード

総合ポイント: 67
難易度: 1.86
レビュー数: 7

スコアチャート

Check

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【60点以上】
100%
【標準偏差】
3.38

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

■ 336人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	4pt	5pt	3pt	4pt	4pt	1pt

総合点
74pt

GOOD!

・オープニングの自転車のベルの音、夕方の豆腐屋のラッパ、チャルメラ。引越しが近づくと物憂げになるＢＧＭ・・・
音が非常に凝っていて郷愁を誘われる。

・会話パターンの豊富さ。大体こういう生活ＡＤＶでは毎日同じ一言を繰り返す住民が多いものだが、同級生との会話があまりかぶる事が無かった。

・グラフィクが綺麗。キャラも一般受けする絵で馴染みやすい。

・集めたメンコやスー消しが持ち越し出来る。二週目でないと出ないイベントも有り。

BAD/REQUEST

・文字通り「放課後」からスタートするので一日が短い。

・フラフープやホッピングの回数は、記録を伸ばしてもストーリーとは殆ど絡まない為、熱心に達成する気が起きない。

・「七不思議」の一つで、既にある物を持っているとイベントが進行しなくなる。

・仲良くなる会話が出るのがランダム。普通に進めていたら友好度が足りず、見送りに来てくれない子がいて寂しかった。

・「懐メロ」が家のラジカセでないと聴けない。ＢＧＭとして流したかった。

COMMENT

どうせ「ぼくなつ」の二番煎じだろう、位の気持ちで購入しましたが、予想外に完成度が高く感じました。あちらはあちらの、こちらはこちらの面白さがあると思います。

ラジカセでＴＶの音楽を録ろうとするとお父さんの声が入っちゃったり、昔ならではのエピソードが丁寧に練られていると感じました。
逆にその辺が実感沸かない現代の子は楽しめないかも？

最初から引っ越すというエンディングは分かっていたのに、それでも最後はうるっときました。
後半になってＢＧＭが変わると「もうそろそろ引越しか・・・」と感情移入し過ぎて、やってる間中切なかったです。是非２作目希望。

熱中してやるタイプのゲームではないですが、「脳トレ」辺りから入った大人にもお勧め。

プレイ時間：20時間以上30時間未満（クリア済）
霧雨さん [2008/02/28 掲載]

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■ 305人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	4pt	3pt	4pt	3pt	2pt

総合点
67pt

GOOD!

・50年代の遊びや、当時流行ったもの（元ネタをぼかしていますが）、曲の視聴が楽しめる。
・DSの機能を生かした遊びが楽しめる。
・クラスメイトの好感度によって起こる様々なイベントなど、自由度が高い。
・収集品についても入手方法が様々で、一回のプレイではコンプリート不可
・ほのぼのした世界観。たいてい誰しもやったことのある行動が楽しめる。
・いかにお金が大事かがわかります。
・劇中のイベント（転校・お別れ）について、たいていの人は感情移入できるのでは？

BAD/REQUEST

・BGMを変えるにはいちいち特定の場所に行かないといけない。しかも曲がランダムなので自分で選べない。カセットテープ曲（フルボーカル）がBGMで流せない。
・クラスメイトの好感度について、好感度アップのイベントがランダム。一度選択肢を誤ると以後発生しないイベントもある。
・イベントについても時間帯がシビア。一度逃すと終わり。
・特定の人物にあるものを渡すイベントで、その人物に会っても別の話しかしてくれず、イベント発生しない時期がある。
・フラフープ、ホッピング、ケンケンパはただボタンを押すだけ、しかも判定がシビア。「こういう遊びがあったね?」的な存在でしかない。
・高感度の良かった生徒についてはエンディング後の後日談が出るが、そんなに何回もゲームしないと思う。

COMMENT

「ぼくのなつやすみ」と比較されがちですが、シチュエーションや舞台が違うので別物と考えたほうがいいです。
大人の事情で「ぼくのなつやすみ」はDSでは出せないので、こういうソフトがDSで出てくれてよかった。

プレイ時間：わからない（クリア済）
Cool Kさん [2008/02/19 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

■ 300人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	4pt	4pt	3pt	3pt	3pt	2pt

総合点
64pt

GOOD!

昭和５０年代はリアルタイムで生きていたわけではありませんが
田舎町の雰囲気や、放課後遊び歩いた原風景を思い起こさせるような
グラフィックや音楽は素晴らしいと思います。

特に音楽はかなりの出来ではないかと。
夕方や別れなどのシーン毎に、良い曲が充てられてます。

１回で収集物を全て集める事はまず不可能、
その上２周目以降の隠しキャラやストーリー派生も結構あるので、
２、３回やりたくなるようなスルメ的要素もあります。

BAD/REQUEST

目先の目標も大きな目標も特にない（あると言えばあるけど・・・）
ゲームなので、達成感はあまりない。
むしろミニゲームや収集物といった、
ゲームの本筋から逸脱した所にしか達成感がない。
シナリオで達成感（かなりハードルの高いエンディング）を得るには、
それこそ試行錯誤を繰り返し、何回もやる必要がある。
これは、このゲームの好き嫌いが分かれる大きな要因かと思う。

また、「ぼくのなつやすみ」と雰囲気的に比較されがちだが、
「ぼくなつ」と違い、自然との触れ合いが本当に少ない。
水切りやブランコジャンプなど「放課後の遊び」は多いが、
虫取りや魚釣り、植物採集などといった要素はゼロに近い。
これもマイナス。

タイムテーブルによって友人の居場所は変わるが、
親密度アップの会話が出るかどうかランダムなのは厳しい。
ランダム＋会う機会の少ない友人と親しくなるのは至難の業、
逆に固定で親密度が上がるイベント発生がある友人とはすぐ親しくなる。

クリア時に収集物などが２周目以降に持ち越されるが、
セーブデータ選択画面から収集物などが見れないのは不親切。
いちいちゲーム本編を始めてからでないと見れないというのは
最近のゲームではあまり知らない。ユーザーへの配慮が足りない。

あとは、バグが散見される。
一部ではセーブ時のバグも噂されているが、私は一度もない。
ピンポンダッシュ後に主人公が消えてしまう現象は２度ほどあった。

COMMENT

「何をしなければいけない」とかいう目的が特にないゲームなので、
１周目の途中で飽きてしまった人には、合わないと思います。
逆に１周目を終えてまだやりたいと思った人は、確実にはまります。

ただ、全体的に良い雰囲気を作り出しているものの
「作りが甘い」という感じが物凄くします。
インターフェイスなどユーザーに親切なものを心掛けたと
どこかのインタビューで開発者の方が語っておられましたけど
デバッグ不足、不親切な部分の散見、
そしてこれだけシナリオ派生が多いのに、攻略本の予定もなく情報も激薄。
ちょっと勿体無いです。細かい部分でマイナスが多過ぎ。
ただ、それらに目をつむれば良いゲームです。
特にこの時代をリアルタイムで楽しんだ世代の方は、
一見の価値はあるのではと思います。