NintendoDS mk2 :: 探偵･癸生川探偵事件譚仮面幻影殺人事件レビュー

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探偵･癸生川探偵事件譚仮面幻影殺人事件レビュー

発売元	元気（オフィシャルサイト）
発売日	2005/03/24
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	タッチ選択式アドベンチャー

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	3pt	4pt	4pt	1pt	4pt	2pt

総合点
63pt

GOOD!

・DSならではのタッチペンでの操作は快適でした。
・2画面を非常にうまく使ってる。ネットゲーム中に画面と横で見ている伊綱が同時に見れたり話せたりできるのは新鮮でした
・キャラクターの個性が強い。見てて面白い
・音楽が状況や場所に非常にマッチしている
・ストーリー展開には基本的に満足できた（ラスト（終章）のぞく）
・評価ランクがあるので二回目以降もプレイする気にさせてくれる
・OPアニメが綺麗

BAD/REQUEST

・キャラ自体は良いだけにグラフィックデザインはなんかのっぺりとしてる感じ（好みなんですが・・）
・ほとんどヒントなしで謎を解かなければいけないと思うところが存在する（詳しくは書けませんが暗証番号とか掲示板の選択のところとか）
・癸生川の行動や存在価値が謎すぎる。癸生川側の捜査もできるようにして欲しかった
・ストーリーの性質上なのかもしれないが話しの進みが思い出したやひらめいたとかで進んでいくのが多すぎる気が・・推理ゲームといいきってしまえばそうなんですがもう少しヒントを散りばめながらの展開（証拠アイテムとか）があってもよかったのでは
・残った謎が多い（アバターの数人とか・・）
・詳細は感想欄に書きますがとにかくラスト（終章）！もちろん好みは別れると思いますが・・正直これのおかげで一番盛り上がらなければいけないと思われる終盤がこのせいでブチ壊しですね

COMMENT

一言で言い表すとすごく残念です
ストーリーはあれだけ斬新ですごく盛り上がりを見せ正直自分も時間が経つのを忘れるくらい熱中しました
それだけにラストのアレはどうかと・・これは正直納得できません（ストーリーよりもゲームの進め方が特に）
どんでん返しというよりも今まで自分がやってきた事が無駄みたいないい回しでやたら難しいエゴを並べて無理やり話しを解決に導かせるこのラストはどうかと・・
せめてこのラストの展開が自分自身で解決できるような形で進められたら間違いなく傑作になっていたと思うだけにすごく残念です・・（悪い所にも書いてますがせめて癸生川側で捜査とかできればまだだいぶマシになったかも）
ただ不思議とこのシリーズに対する興味が出てきた事も否定はできません
なので携帯アプリゲームの方はまだ未体験なのでこれからやってみようと思います
　
シナリオライターの生王氏に対して一言（実在の人かは知りませんがあえて）
「これは小説ではなくゲームなんです」
　
でも次回作には期待しています
今度は発売日に買わせていただくと思います