NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

・久々に遊べた、本家本元の「がんばれゴエモン」。
・今作品のウリであるグラフィックは、ひとつひとつが丁寧に作られている。
・音楽が良質。また、サウンドテストで過去作品の音楽のアレンジ版が聴ける。
・インパクト戦の操作が一新された面(悪い面でもある)。タッチパネルでインパクトを操作しつつ、十字キーでゴエモンを操作する忙しさが、逆に面白かったかも。
・フィールドをタッチして「のすとら君」を見つけるのは、ＤＳのシステムを上手く利用している。
・全体的に難易度が低く、一部を除いてはサクサク進められる。

BAD/REQUEST

・ライフが常に固定で、過去作品にあった「銀(金)の招き猫」を集める楽しみがない。
・他の方が書いているとおり、本編でところどころ理不尽なくらいに操作がむずかしい部分があり、サクサク進ませてくれない。
・キャラクターの使いやすさに差がある。サスケとヤエが使いづらく、たいがいの面はゴエモンで進められるので、つい使用頻度がゴエモンに偏りがち。
・武器の強さのバランスがいまいちとれていない。
・術の修得やよろずやの商品など、何にしても物価が高い。その割に、サブイベントをクリアしないと財布が大きくならない。
・２Ｄ視点のステージではタッチで仕掛けを動かしつつゴエモンたちを操作していく面があり、アクションに慣れていないとミスしやすい(しかもミスしたらたいがい即死)。
・クリア後の追加要素が少ない。
・GBA版「ゴエモン1・2」との連動要素が少ない。ちょっとがっかり。

COMMENT

・良くも悪くも、本家のゴエモンが帰ってきて満足。ファンなら一度はやるべき。個人的にはSFC・N64に次いで良い出来のゴエモン。ただし今回はアクション要素よりRPGの要素が大きいため、SFC版の「２」「４(きらきら道中)」より、「１(ゆき姫救出絵巻)」「３」の、N64版の「でろでろ道中」より「ネオ桃山幕府」のゴエモンを好む方におすすめ。