ポケットモンスター ブラック/ホワイト レビュー
発売元 | ポケモン(オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2010/09/18 |
価格 | 4,800(税込) |
レーティング | 【A】全年齢(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(ブラック / ホワイト) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | RPG、Wi-Fi対応 |
ポケットモンスター ブラック/ホワイトのTOPページへ戻る
スコアボード
- 総合ポイント
- 56
- 難易度
- 1.99
- レビュー数
- 131
スコアチャート
発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
-
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
-
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
-
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
-
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
-
G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
-
ゼノブレイド
- 2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
-
デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
-
アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
-
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
-
パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
ポケモンシリーズは過去に4作ほどプレイしました。
対戦はあまりしない人間の評価です。
・戦闘テンポ
HPゲージの減少速度が上がり、メッセージもボタン操作で送れるようになり、
1ターンにかかる時間が短くなりました。
ただ、素のメッセージ表示速度があまりにも遅いため、
常にボタン連打しなければならず、大事なメッセージも読み飛ばしてしまいます。
・便利ボタン
アイテムを複数登録できるようになりました。カスタマイズ性が高くて良いと思います。
スプレーや穴抜けの紐が登録できないのは残念。
・wifiランダム対戦
バトレボがなくてもできるようになりました。意外でした。切断が多いようですが。
・戦闘中ポケモンが動く
全ポケモンが動くようにしたのは相当苦労したのではないかと思います。
・クリアまで新ポケモンだけ
試み自体は良かったと思います。
が、個人的には、デザインの残念なポケモンが多く、
見るたびに微妙な気分になりました。好みの問題ですが。
BAD/REQUEST
■なぜタブーに触れたのか(長いです、ごめんなさい)
群れや親から切り離され、ボールやボックスに閉じ込められ、戦いの道具にされる。
ポケモンはそれで幸せなのか?
誰もが一度は考えるでしょう。
ポケモンというゲームにおける最大のタブーと言っていいと思います。
捕まえたポケモンはすぐに懐いてくれるんだ、強いものに従うのは動物的本能だ、
ポケモンはトレーナーに捕まえられて戦うことに喜びを感じる生き物なんだ、と都合よく解釈したり、
ゲームだから、と誤魔化したりして来たわけです。
そして、今回登場したのがプラズマ団。ポケモンの開放を呼びかける組織です。
驚きました。
公式がこの問題に敢て踏み込んできたわけです。
いったいどんな結末を用意しているのだろう。
プラズマ団の活動の活動を見て、衝突して、でも向こうの主張も正しいんじゃないかとちょっぴり悩んだりして、
ポケモンと人間のあり方について改めて考えさせられるような物語になるんだろうな、
と、期待しました。
で、フタを開けてみると、
プラズマ団は、物語の序盤から、野生ポケモンを虐待したり、他人のポケモンを盗んだりと、
口先だけの滅茶苦茶な集団として描かれ、
幼馴染やジムリーダーや博士などの主要キャラから満場一致で否定されてしまいました。
「ポケモンは好きで人間と一緒にいるんだ」という都合のいい解釈が繰り返され、
「その気になれば自由に逃げられる」というトンデモ設定まで登場しました。
「色々な考えを認めるべき」という主張を、これでもかというくらい、しつこく繰り返しておきながら、
主人公に選択肢は一切なく、ポケモン開放を食い止める「英雄」として強制的にプラズマ団と戦わされました。
ただただ不快でした。
タブーに敢て触れておきながら、納得のいく答えも出さず、「ポケモン開放を唱える組織」と戦わせる。
戦いたくありません。不快でした。
「ポケモンの自由」というテーマについてゲーム中で扱ったことが正解だったとは到底思えません。
■その他(手短に)
・これまでのシリーズと違い、マップが1本道であり、事あるごとに次の行き先や行動を指示され、
どこへ行っても幼馴染やNや博士に付きまとわれるため、冒険している感じが全くない。
出来の悪い観光ツアーに参加した気分。
・イベント、町の住人、トレーナー、全てにおいて説教臭い
・ポケモンそっちのけで人間ばかり出しゃばる
・共に戦い抜いてきた6匹のポケモンの内1匹を外し、伝説のポケモンを加えて最終バトルに挑む、という展開。
伝説を入れないという選択肢もあるとはいえ、このような企画が通ったこと自体が信じられない。
・主人公もポケモンもそっちのけなオープニング、エンディング。特に2回目以降のエンディングは酷すぎる
・橋、ジムの仕掛け、ヒウンシティのビルなど、見掛け倒しで中身のないものが多い。CMで見せるために作りました、と言わんばかり。
・ジムリーダーの手持ちポケモンの数が少なく、弱い。
・幼馴染との戦闘が多すぎる。特にチェレンは出てくるタイミングがワンパターンすぎて消化試合と化している。
・7賢人、ダークトリニティ、女神の存在意義が分からない。取り敢えず出せばカッコイイとでも思ったのだろうか。
・エンカウント率が異常に高い
・度の過ぎた下ネタ
・ミュージカルにゲーム性が皆無
・季節の変化という要素がほとんど生かせていない
・ゲーム中で木の実が栽培できない、努力値を下げる木の実の入手が困難
・UIの劣化が激しい。特にボックス。ユーザーの目線に立ったゲーム設計がされていない。
・橋、路線図など、ゲームと直接関係ない部分がやたらと作りこまれていたり、
演出過剰でテンポの悪い部分があったり、無駄なキャラや設定がやたらと多かったりと、
全体的に製作側の自己主張、自己満足が目立つような気がする。
・シリアルによる露骨な課金商法。せめてランダムはやめるべき。
・PGLやフリーフォールバグに対する対応
COMMENT
これまでのポケモンとは方向性のかけ離れたゲーム。
同じスタッフが作ったとは思えません。
自分は全く受け入れられませんでした。
ポケモンだから大丈夫だろう、と思っていた物の多くが破壊されました。
それでもある程度楽しめたのは、「ポケモン」という元のゲームの完成度が高かったからでしょう。
次回作は、主人公が昆虫採集の旅に出ていろいろな冒険をするゲームに戻してほしい、と願うばかりです。