NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

想像よりもボリュームがしっかりあった
DSでこれなら大満足かな。
大神で出来たことを何個か割愛することにより少ない容量でも満足する仕上がりに。
穴掘りができない、頭突きができない、えさやりできない・人に○書いても反応しない等
寂しいところはあれど
乗ってる人によって町の人の反応が違う・チビ一匹の時によって反応が違うというのは
プレイしていて嬉しい気配り。
ツヅラオの寺の後ろの壁などに反応してくれる等、細やかな気配りが心地よかった。
ゲーム性も満足。面白かった。ミニゲーム風なのも相変わらず面白い。
筆しらべ対決もかなり楽しかったのでもっとやりたかった。

登場人物が皆子供というのもキャッチーでいい
乗ってる人によってできることが変わるのも面白い
登場する相棒の子供たちがみんな可愛らしい。個性もしっかりある。

クロウが一番お気に入りでした。

BAD/REQUEST

チビテラス。正直言って好きになれなかった。

アマ公は動物らしさを重視していたがチビ公は間逆を行った。
無礼や無礼講など、動物ならではの良さを追及していた大神とあまりにも違いすぎる
反応がいちいちマンガチックで人間臭い。神聖さが無くなっている。媚びすぎている。
犬（オオカミ）の目からボロボロ涙が落ちるってどういうことだろう。そしてそれを前足で拭うってどういうことだろう…。それ以外にも反応がいちいちリアルじゃなかった。ある意味でそれはキャッチーというか万人受けできるものになったのだろうけど、私にとってはガッカリだった。
また、神さまらしさがまったくないところも気になった。アマ公はとぼけているようでしっかりと神さまという立ち位置にいる。プレーヤーとの思考が剥離する部分など面白かったんだけど。


ナナミは子供ってことにしていいのだろうか？源氏物語のくだりは茶番でした

マンプク…本人は別に悪くないんですが何でこんな終盤でこんなコミカルな子を出したんでしょう。初期に出してほしかった。

大神の話に介入し過ぎ。もっと独立してほしかった

取り逃しやすい宝箱（しかも中身が重要アイテム）がかなりある。配慮の行き届いたゲームでこれなので、意図的にしたんだと思いますが。二週目プレイ前提でしょうか。
しかし最終決戦の宝箱はもう面倒で途中で取りに行くの放棄しました。宝箱に執着することがゲームとしてつまらなくなっていたので。


結末。泣きました。悲しかった。大神プレイ時の「悲しみ以外で流す涙」の嬉しさと感動はどこへ…。終わりよければすべてよし、って言葉にある通り結末はとても重要でそのゲームのすべてを表すと思うので、大神との明確な違いをここで実感しました。あー作った人が違うんだなぁと…
正直、がんばってここまで来たんだから結末はきれいごと・ご都合主義でよかったのに。
昔話（風）なんだし。大神は途中の悲壮な展開を乗り越えた上での最後の大団円が気持ちよかったので惚れ込んだんですが…。

大神伝、二週目プレイしようかと思ったんですが結局やれないままです。
（削除依頼があり削除しました。　理由:ネタバレ）

続編前提のような最後の引っ張り方も好きではありません。クニヌシがあんな風に〆ても…

COMMENT

結局、ゲーム性はとてもよかったけど、主人公まわりのキャラクターと結末が好きになれませんでした。大神に続編が出たことはとても嬉しかったけど、やっぱり同じ人に作ってほしいなあ。基本となる部分にやはり明確な違いが出ています。それでも途中まではかなり楽しめたんですけど…残念。
ただ、大神と比べるとキャッチーで万人向けかもしれません。チビ公のあの雰囲気を好きになれるなら。でも大神好きの自分としては、大神シリーズに興味を持った人には大神の方をオススメします。