NintendoDS mk2 :: 大神伝〜小さき太陽〜レビュー

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大神伝〜小さき太陽〜レビュー

発売元	カプコン（オフィシャルサイト）
発売日	2010/09/30
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	アクションアドベンチャー

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	4pt	4pt	4pt	2pt	1pt

総合点
74pt

GOOD!

【墨絵調のグラフィックス】
大神シリーズの売りのひとつですが、DSながら見事に表現されてました。前作と比べてしまうとさすがに劣りますが、この作品単体で見た場合ではまったく気になりません。

【筆しらべ】
もう一つの売り、筆しらべとタッチパネルの相性が抜群。前作ではコントローラでの操作でしたので、いくつかの筆しらべが中々上手く書けずイライラしたこともありましたが、今回はあまりそういうことはありませんでした。ここに関しては前作を上回ってると思います。

【和風の音楽】
墨絵調のグラフィックスと良く合ってます。誰もが知ってる童謡をオマージュしたような楽曲もあり、場を盛り上げてくれました。

【明るいノリ】
これも前作からの特長ですが、しっかりと引き継がれてます。相棒や町の人とのかけあいも終始コントや漫才のようで和みました。

BAD/REQUEST

【メニュー画面の操作性】
今作で一番気になったのはここでした。それなりに項目が多いので、ボタン操作よりもタッチペンでの操作のほうが速くてスムーズだろう・・・と思いきや、このタッチペンでの操作が曲者でした。ボタン操作のほうを基本につくっているのか、タッチペンを使っても項目を2度タッチしないと決定できません（1度目で選択、2度目で決定）。これはかなり煩わしかったです。

【カメラ】
前作では右スティックで自由に動かせましたが、今作ではボタン数の関係上タッチパネルに割り当てられており、自分で操作することが困難（特に戦闘中）。にもかかわらず、自動ではあまり良い位置に動いてくれません（特に戦闘中）。また筆しらべ中にカメラが動かせなくなったので、運悪く筆しらべが使いづらい構図になったときは一度筆しらべ画面を解除しなければならず、面倒でした。

【疾走感】
ハードの性能上仕方のないところもありますけど、ダッシュができなくなり、フィールドが狭くなったせいで、前作で感じられた広いフィールドを駆け回る疾走感がほとんど失われてしまってました。また神器を振るうアクションもややもっさりしていて、爽快感に欠けます。

COMMENT

前作（PS2版）プレイ済み。

購入前は、前作からハードが携帯機に変わり、スタッフも変わって大丈夫だろうか？と思っていたんですが杞憂でした。前作の特長はしっかりと受け継がれてましたし、ハードの性能面で前作から劣ってしまった要素も、DSソフトの中で見れば高水準にまとまっていたと思います。

ストーリーに関しては、前作をやっていないとわかりづらいことも多いので、今作をやる前にまず前作をプレイすることをオススメします。（一応今作中でも前作の説明はありますが、かなり断片的で正直わかりにくいと思いますし）

プレイ時間：20時間以上30時間未満（クリア済）
平家さん [2010/11/08 掲載]

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