NintendoDS mk2 :: 不思議のダンジョン　風来のシレン4　神の眼と悪魔のヘソレビュー

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不思議のダンジョン　風来のシレン4　神の眼と悪魔のヘソレビュー

発売元	スパイク（オフィシャルサイト）
発売日	2010/02/25
価格	6,090（税込）
レーティング	【Ｂ】12歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	ダンジョンRPG、Wi-Fi対応

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	4pt	3pt	4pt	5pt	4pt	5pt

総合点
83pt

GOOD!

トルネコ、シレンシリーズそれなりにやっている者です。現在あがらず、浜辺の魔洞などクリアしたところです。

今回の良い点は

１．やり直し草、復活草、タグシステムにより鍛えた装備品を失ってしまう壮大な絶望感を味わう危険性が減少した。初心者のみならずベテラン組にも良心的なシステム。

２．エキストラダンジョンが多くやりこみ要素が多い。

３．武具の成長システム。今までのシリーズだと、最終的に装備する武具は一つに決まりがちであったが今回は武具それぞれに特徴があり、自分のお気に入りを育てようという気になる。

４．未識別アイテムの図鑑システム。いままでだといちいち名前を入力せねばならずめんどうだった。今作では一度手に入れたアイテムは図鑑に登録され図鑑から名前を簡単に引っ張り出せるため非常に快適になった。

５．昼夜システムの導入により、装備品が完璧でも夜になると慎重に行動せざるをえず、適度な緊張感を保てる。このシステムは成功のように思う。

BAD/REQUEST

悪かった点、改善が求められる点は、

１．素振りで回復できない。これによりいちいち足踏みしなければならず、足踏みのやりすぎで敵に攻撃をくらうこともしばしば。

２．レベルが上がるごとに回復のスピードが早くならない。深層の敵ほどダメージが大きいのに回復が遅いのはつらい。その分回復の腕輪の役割が大きくはなっているが、もう少し回復は早くていいと思う。

３．完全に腕輪ゲームに陥っている。浜辺の魔洞など難所は特定の腕輪がないとクリアは困難になってしまっている。腕輪以外でもう少しバランスを整えたほうがよいと思う。

４．倉庫のキャパが小さい。せっかくいろんな武具を育てようにも倉庫のキャパが小さいので育てると逆に他のアイテムを圧迫してしまいがち。

５．仲間の存在。仲間により特徴があるが一部の仲間は全く使い道がなく存在価値がなくなっている。はぐれるとか意味分からん…

６．武具の個性をもう少し明確にして欲しい。成長システムはいいアイデアだと思うが育てたいと思うほどの個性があるものは少なく、結局基本値が高い武具しか使わなくなってしまう。弱い武器でも成長させると強力になる、他にはない特徴が出るなどの仕組みが欲しかった。

COMMENT

いろいろ悪い点を書きましたが気になるほどの欠点ではなく、全体的にはシリーズでも屈指の出来だと思います。丁寧に作りこまれた感がすごく伝わってきます。

難しいが決してクリアできないほどではないという絶妙なバランスを保っているため、クリア後の充実感は通常のゲームでは味わえないものがあります。

ただ難しいので好みは分かれると思います。何か難しいゲームがしたいという方にはオススメです！

プレイ時間：30時間以上40時間未満（クリア済）
もたおさん [2010/04/04 掲載]

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