NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

■戦闘システム
リメDのを元にしたシステム。
特技や奥義の枠に囚われず、CGが許す限り自由にコンボを繋げられる点は実に良い。
連打ゲーやハメゲーになるという声もありますが、
他の敵の妨害が多くて長時間ハメで入られるほど簡単なゲームでも無いので、
個人的にはそんな印象は無かった。
■術技
全員肉弾戦が可能。また性能が被っている技があまり無い。
テイルズでよくある既存の技二つを繋げただけの手抜き技も今回は少ない。
■治癒石
料理の代わりとなるシステム。料理より全然良い。
予め条件を設定しておけば自動で回復を使用しておくので、
料理のように戦闘後使用を忘れるなんてことが無い。
食材を揃える手間も面倒なレシピ集めも必要も無く、お金のみで強化できる点も良い。
■装備の廃止
初期装備をどんどん強化していく仕様です。
従来のシリーズでは攻撃や防御の値しか変動しないものばかりで、
果たして武器と防具は必要か？と思っていました。
強化システムなら武器への出費も無駄にはならないから、いつでも気軽に強化出来る。
■援護システム
控えのキャラクターも援護に駆けつけ、
特殊アイテムで歴代キャラや同社キャラも助太刀に来るシステム。
とても良いです。是非他テイルズでも欲しいシステム。
ただ、戦闘中はタッチパネルに指が届きにくいのが難点かな
■ボリューム
DSでもこんなボリュームの作品が作れるんですね。
シナリオは殆どフルボイスで、よく詰め込めたなと。
寄り道なども含めて全プレイ時間は60時間程、現在は周回でやり込み中です。
■スキットや戦闘終了台詞
毎度の事ながらテイルズのスキットは秀逸
小ネタも多く、笑えるものが多くて個人的には好きです。

BAD/REQUEST

■ヒロイン
見ていて苛苛することが多い。
ネタバレにならない程度に書きますが、
主人公が瀕死の重症から回復したばかりなのに、世界救済を強いるヒロイン
それに消極的な態度を示したら平手打ちの始末
彼女の為だけに今まで散々頑張って来たのにこの仕打ちは酷すぎる。
庇い様がない程の殺人鬼への仲間の仇討ちを止めに入るシーンでも嫌悪感が上昇した。
■術技の最大セット数4つだけ。
タッチパネルとバグによって、ショートカット機能を代用することが難しい為本当に4つだけ
コンボが自由に繋げられ、今まで以上に戦闘に幅があるだけ残念で悔やまれる。
■出現モンスターの数が多い
中ボス級の強い敵一体＜それなりに強い雑魚4体　になってしまっている。
鋼体や詠唱の速さの関係で数の暴力で向かって来る敵の方が強い。
敵の思念術の詠唱速度も速いので、
複数から拘束系の術でハメられHPの半分がごっそり削られることも珍しくない
■味方のAI
一人プレイをしているみたい。
戦闘参加人数が3人だから、一人一人の役目が一層重くなるはずなのに味方が役立たず。
援護システムで呼んだキャラの方が良い働きをする。
いい加減敵の目前で詠唱を開始するのも止めて欲しい。
■スピルメイズ
今作最悪の要素。
TOSの隠しダンジョンのようなシステムのダンジョン。
仕掛けも何も無いただ単調な迷路。これが本編にまで終始関係してくる。
途中セーブポイントも無いから中断も出来ない。
ダンジョン内ではリンクカウンターと呼ばれるもの尽きたらゲームオーバーだが、移動による消費量が酷い。
5階層のものでもスムーズに行って最低10戦は強いられることになる。
10階層のものも存在し、行き止まりでリンクカウンターが尽きてゲームオーバーは憤慨もの。
出現モンスターも同種ばかりの登場で飽きる。
■デバッグで簡単に見つかるであろうバグが複数ある。
ちゃんとデバッグしたのでしょうか？
■ソーサラーリングが使いづらい
十字キーだと微妙な調整が難しい。
ただ当てるだけの仕掛けばかりなので、
普通のスイッチで良かったのでは？
■カルセドニー隊の扱い
道中長い間一緒に冒険することになるのに戦闘は不参加
リチアは設定上戦えなくても納得出来るが、彼らが戦わないのは不自然
技やスキルは固定でレベルだけ変動のキャラにすれば、
手間も取らずに無理なくパーティINも望めたと思うが･･･
また、ペリドットとバイロクスにスキット絵が無くて
スキットにも名前しか登場しないのは気持ちが悪い。
上記理由で共闘感が全く無い。

COMMENT

アニメーション版を買いました。

これより以前のDSテイルズにあまり馴染めず期待はしていませんでしたが、
思ったより楽しめました。
携帯機なのでやりこみ易さは一番です。