NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

・武将にコミカルなキャラクターをつけ、親しみやすい点。

・戦国時代最大の合戦「関が原の戦い」を、西軍の視点から描いたという意味ではゲームとして珍しいところです。基本的には史実の人物が多いため、学生さんには勉強になるかもしれません。

・インターフェイスがとっつきやすく、操作で迷うことはありませんでした。

・地味にマルチエンディングなところはいいと思います。

・音楽は丁寧に作曲されており、よくできていました。

BAD/REQUEST

・主人公の特殊の能力が、どういう理由でそれを得たのかという点に全く説明がありませんでした。

・すでに何名ものレビュアーが書いていることですが、「ＧＯＯＤ！」に記述した「とっつきやすい」という利点は、カプコンの「逆転裁判」シリーズにシステム、演出、ユーザーインターフェイスを酷似させたことにも原因があると考えられます。

・システムが酷似していることはよくあることですが、テキスト（台詞）の書き方、キャラクター付け、決めポーズなども「極力模倣しよう」という意図が明確でした。

・頭にふと浮かんだ言葉は「他人のふんどしで相撲」を取る。です。

・ストーリーは面白いのですが、いかんせんボリュームが少なかったのは残念です。

COMMENT

ＤＳのゲームの中では比較的丁寧に作ってはあるのですが、
もう少しシステム面、演出面でオリジナリティはつけられなかったのか？　と、思います。
制作側の「便乗」っぷりには呆れて声も出ません。
またボリュームも少なく、値段の割にはという評価は免れません。

金銭面で余裕があり、模倣に対して寛容で、逆転裁判と戦国時代が好きな方にはオススメできます。
逆転裁判シリーズを未プレイの方には、本家のほうから・・・と、オススメしておきます。