NintendoDS mk2 :: テイルズオブハーツレビュー

ジャンルメニュー：

テイルズオブハーツレビュー

発売元	バンダイナムコ（オフィシャルサイト）
発売日	2008/12/18
価格	6,650（税込）
レーティング	【Ｂ】12歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon（アニメムービーED ／ CGムービーED）
タギングトップ3
タイトル概要	心と出会うRPG

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	3pt	4pt	2pt	3pt	3pt	3pt

総合点
54pt

GOOD!

グラフィック
イノセンスやテンペストに比べて2Dになりかなり見やすい。色彩もそこそこキレイ。

サウンド
やはりDEENは神。op曲だけで高得点だが、ゲーム中の音楽やボイスも、音割れ等がなく良好。ただしあくまで「DSの割には良い」というレベル。高音質なわけではないので4点。

ボリューム
よくDSにこれだけ入ったもんだと本当に感心します。

ストーリー
「厨二病」と言われてしまうストーリーは個人の好みが決めることです。私は特別好きでもないですがテイルズは嫌いにはなれずつい遊んでしまいます。
近頃の藤島テイルズは世界観が意味不明（漢字表記カタカナ読みとか）でまさしく「厨二病」な感じでしたが、今回は「やっぱりテイルズはいのまた」という感じでわかりやすく、それでいてしっかりしています。（イラストレーター関係ないかもしれないけど製作チームが組まれてるのだろうから）

BAD/REQUEST

オリジナリティー
まだクンツァイト加入までのプレイですが…
?ヒロインが○○状態に陥る→天使疾患ですね。わかります。
?ソーマビルド→ソーディアンデバイスですね。わかります。
?主人公が「美人」と絶賛する人マリン→イレーヌさんの生まれ変わりでしょう。
?マリン＆カルセドニー→モデルはアガーテ＆ミルハウストにちがいない。
?ガードしないとゲージが溜まんない→TOD2じゃん
…テイルズファンとしてはコピペゲーに認定したいほど色々と「あれ？これ昔どっかで…」という感覚に襲われます。まだ半分も進んでないのに先が思いやられます。
魔狩りの剣＆六神将とかフォニム＆エアルとかダイクロフト＆ホドとか、バンナムは何考えてるんでしょうか。

グラフィック
通常画面はそれなりなのにムービーのこの画質の悪さ…ニコニ○のエコノミーじゃないんだからしっかりしろよ…せっかくのいい歌が台無しだよ…opの月のなかに真四角の画面割れが出た時は本当にがっかりした。

快適さ
容量の問題なのだろうがさすがに三人パーティ戦闘はつらい。回復と術技担当を入れなきゃ成り立ちません。すると必然的に前衛を一人で守らなければならない。これはつらい。

COMMENT

さんざん書きましたが、結論としては「残念なゲーム」と言わざるを得ません。
オリジナリティーのなさに関しては、コピーもとのアイディアがそれぞれ秀逸なのでコピペしても価値が下がる要因にはなりませんが、その他の部分はたった一つの変更で片付きます。それは「ハードをPSPにすること」。
まず思ったのが、このゲーム、DSで出すメリットが全くないのです。別にタッチペン操作するでもなし、WiFi通信使うわけでもなし…完全にバンナムの「金儲け」が目的でしょう。（DSゲーム→低コスト、ハイリターン）
もともとDSの過去二作よりもPSPのリメイク版シリーズのほうが断然評価が良かったはずなのです。テンペストを出すときバンナムは言いました「新ハードの可能性にチャレンジしたい」→失敗　イノセンスはリベンジでした。→失敗　一方で評判のいいPSPのリメイクたち。ファンはPSPでの作品に期待してたのです。→でもTOHはDS。「残念です」
まあ、いろいろ不満はありますがDS作品としては傑作と呼べるとおもいます。お勧めです。

プレイ時間：10時間以上20時間未満（未クリア）
ろんぷぅさん [2009/01/01 掲載]

このレビューはオススメ？