NintendoDS mk2 :: 悪魔城ドラキュラ奪われた刻印レビュー

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悪魔城ドラキュラ奪われた刻印レビュー

発売元	コナミ（オフィシャルサイト）
発売日	2008/10/23
価格	5,250（税込）
レーティング	【Ｂ】12歳以上(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	横スクロール型探索アクション、プレイ人数：1人?4人、Wi-Fi対応

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
4pt	3pt	3pt	3pt	4pt	4pt	2pt

総合点
71pt

GOOD!

２週(NORMALとHARD)、隠しクリア済です。
あと2D系のドラキュラはほとんど全部やったと思います。

今作も2D探索アクションとして安定して遊べる内容。
難易度は一見難しいように見えて実はシリーズで見たらさほど難しくない。比較的簡単な部類だと思います。特にボス戦はパターン探しが出来れば、ノーダメージもそんなに大変ではなく、そのパターン探しも何度かトライすることで素直に見つかるもののように思えました。ゴリ押す人には難しく感じるかもしれませんが、じっくり攻略を考える人にはそのへんのおもしろみがあると思います。
敵やギミックなどはおなじみの「ドラキュラ」であり、ファンとしては安心ですね。加えて磁石のグリフなどのギミックは新しくておもしろかったです。

今回のはパターンの通用性、隠しモードの趣向、ボス戦の特典などを考えると低ダメージ攻略が普通の人でも出来そうな感じの作りになってる感じがしました。もちろん練習は必要ですが、がんばれば出来そう、という感じです。そう思い返すと過去シリーズではポーションのような回復アイテムをよく使った記憶がありますが、今回は一度も使ってません。これは自分としてはよかったなーと思います。

ゲームそのものやシステムはいいところを継承しており、悪く言えばあまり代わり映えはしないのですが、オリジナリティは既に高いレベルにいると思います(シリーズ内でのオリジナリティではなく、2Dアクションとしてのオリジナリティ)

音楽はすいません。電車内でやってて音を消してるのであまり聞いてません。たまに家でやるときには音を鳴らしてますが悪くはなかったと思います。

BAD/REQUEST

■ドラキュラとしてのオリジナリティ
そろそろ飽きてきましたｗ携帯機のシリーズは敵から能力を奪う系のものが多いです。今回も同じ。これはこれでおもしろいとしても、そろそろ感動しなくなります。逆に鞭一本でどう挑むか！みたいなシンプルさ＋面構成や敵の攻撃のバランス調整というゲームとしては難しいことをドラキュラには望みたいです

■鞭がついに出てこない
ついに出てこなかった気が･･･
これまでは間接的にでも出てきたんですけどねー
なんとなく「ドラキュラ」である必然性を感じない作品です。ストーリーの前提が「ベルモンド家がいない」というものなので仕方ないですが、ドラキュラが単に魔王という存在でしかなく、なんか倒しても倒さなくてもどうでもいいや、みたいな感じがｗ

■難易度とボリューム
たぶんアクション得意な人には物足りないです。初見で倒せるボスも多いですし、パターン構築も数度見ればわかる感じです。私が最初「難易度高いなー」と思ったのは単にゲーム序盤において自分の攻撃力が少なかったからで、中盤以降は逆に簡単になっていく感じがしてきます。
ボリューム不足については多くの方が指摘していますが、確かに面構成にもあると思いますが、試行錯誤して攻略していくという難易度の部分のボリューム不足が自分としては大きいな、と思います。結果的にはライトユーザ向けのドラキュラなんじゃないかな、と。