NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

オリジナリティ：シリーズ物なので大きな変化はないですが、細かいシステムは変えようという意思が感じられる。いい悪いは別にして。よって３点。
グラフィックス：今まで通りドット絵は綺麗なのはもちろん、今作はキャラの立ち絵が世界観にばっちりあってると思います。敵も味方も滑らかに動くのがGOOD。５点。
音楽：悪魔城エントランスなど盛り上がりつつも疾走感溢れる曲がGOOD。あと、おまけレコードで初代ソングが聴けるのも地味によい。４点。
熱中度：賛否両論かもしれませんが、全アイテムを取るためにはクリア後にハードレベル１モードをクリアしなくてはならなかったり、ボスをノーダメージで倒さなくてはならなかったりします。それに向けて道中、ボスの攻略パターンを構築していく楽しさは悪魔城シリーズの醍醐味でしょう。５点。
満足感：熱中度と通ずる部分がありますが、ノーダメージでボスを倒したときの満足感、特に幾度となく失敗している場合の達成感はなかなかのものです。５点。
快適さ：キャラは入力したらすぐその方向に動いてくれますし（妙な感性力がない）、誤操作でスライディングやハート消費技を出してしまう人の為にそれらのオンオフもあるのがいいです。４点。
難易度：プレイスタイルによります。完璧を目指してノーダメージでメダルを取って、という人は難しいでしょうが（４点?５点）、回復アイテムを使ってとりあえずエンディングを見る、という人はそんなに難しくありません（２点）。

BAD/REQUEST

オリジナリティ：良くも悪くも大きな変化はないです。前作のギャラリーオブラビリンスより前々作の蒼月の十字架よりのシステムです。
熱中度：私は好きなのでよかったですが、サブイベントが確率でドロップするアイテムを届けたり、色々なマップからモンスターなどを探したりというのがあるので、面倒と感じる人は感じるかもしれません。そんなに多くはないのですが。
快適さ：武器での攻撃が同じ武器を両手に装備しないと連続攻撃の隙が大きくなってしまいます。ここは別に同じ武器じゃなくてもよかったのでは……という気はしないでも無かったです。製作側としては、同じ武器じゃないと隙が大きいのではなく、同じ武器にすると隙が小さくなる、という発想なんでしょうが。
難易度：GOODの欄でそんなに難しくないと書きましたが、アクションゲームを全く触ったことのない人はそれでも苦戦するかもしれません。

COMMENT

アクションゲームのシリーズ物として高いレベルでまとまっていると思います。
GBAのサークルオブザムーンから携帯ゲーム機の悪魔城は良くも悪くもあまり変わっていません。ですので、携帯ゲーム機の悪魔城をやって面白いと感じた方はやってみるといいと思います。
唯一と言うか、評価とは関係ないところで残念なことは、今作は鞭を使えるキャラが誰一人いません。おまけ含めて。