NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

面白かったです。
このゲームは自分が石田三成になって、自分の軍の大名を動かして敵の徳川家康と戦っていきます。
その際に出てくる様々な大名や武将がとてもキャラが立っていて愛着がもてます。特にヒロイン系の女の子はみんな可愛かったです。
個人的には大谷や宇喜多、ガラシャがツボでした。

史実とは違う結果になるのか？とわくわくしながらすすめられました。
ところどころにコミカルな話があるのも自分的には○でした。

さらにいつでもセーブができるため、手が空いたときにちょこちょことやることができます。

これは良いところでもあり悪いところでもあるのですが、タッチペンでもボタン操作でもどちらでも操作することができます。
特にＤＳで出す必要性はなかったゲームです。
個人的には両方できるのはありがたかったですが。

BAD/REQUEST

このゲームは逆転裁判ととてもよく似ているため、どうしても比較してしまいますが、それでも良いゲームだと思います。
これをこうすれば良くなる、という点を挙げていきたいと思います。

ストーリーが1本道である。
最後の最後にストーリー分岐らしいものを見つけましたが、基本は1本道です。
間違った答えを５回選ぶと、ゲームオーバーとなってしまうため、制作者が出させたい答えを探って答える必要があります。
難易度は低めなのでそんなに難しくはないですが、たまに、結果は分かっているが、得ている情報の中のどれを選べばその結果を導き出せるのかが分からなくなります。

このゲームのシステムは大まかに、
戦う前の準備（人と話したり、周りを調べたり）
合戦（実際に自軍を動かして敵と戦う）
説得（逆転裁判の法廷のようなもの）とにわかれますが、
どれも最初から最後まで難易度が変わらず、易しめでした。

更に合戦パートがゲームの半分をしめているにもかかわらず、単調な作業のように感じられる場面も多々ありました。
使える戦略が毎回ほぼ同じものと決まっているため、またか・・・と思いながら大名達を動かしていくのは悲しかったです。

途中で出てこなくなる大名がいる。
これはキャラがとても立っているだけに、最後まで残念でした。

これ以降はネタバレになりますが、
相手の軍から寝返る武将が誰もいなかったことです。
この人もしかして・・・と期待してみても結局は相手の軍のままで、
こちらとしても攻撃しないわけにも行かず・・・といった感じで切なかったです。

あと天眼ですが、あれは最終形が決まっている上、何度もやり直しがきくので、
緊張感も何もなく、簡単なパズルをペナルティーなしで解かされてる気がしました。あれは正直いらなかったかもと思いました。

最後にボリュームですが、少し少ない気がします。
8時間もあれば終わると思いますが、そこはシナリオが良かったので納得します。
アドベンチャーとしても妥当な時間だと思います。
ただ、シナリオ分岐などのやり込み要素がない点を考えると、2周も3周も遊べないゲームですので、この値段でこの時間か・・・と思ってしまいます。
定価は高い気がしますね。
早く買って、早くやって、高いうちに売りましょう的なゲームになる予感がします。

COMMENT

色々と書きましたが、このゲームは今後も期待できる良いゲームだと思います。
一言で言えば逆転裁判のパクリのようなものですが（これは会社同士の因縁を感じますが・・・）、それに更にオリジナリティーをくわえているので十分楽しめます。
逆に、逆転裁判のようなしっかりしたゲームをベースにしているため、やっていて安心感がありました（笑）

ＤＳで発売と言うことで、年齢層を考えてか難易度的にはやさしすぎると言っても過言ではなかったので、もし続編が出るならせめてもう少し上げるか、
難易度を選べるようにして欲しいですね。