NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

□常に上画面に目的が表示される
　上画面の下部に『○○へ行こう！』等、次の目的が表示されるので、
　時間を空けたために、目的を忘れても大丈夫

□カットイン演出の派手さ
　エンカウントのカットインや試合時のカットインなど、
　それなりに派手で見るのが楽しい

□マップ上に人間が表示される
　どのあたりにキャラクターがいるのかわかる為、人間を探すときの目安になる

□タッチペン操作が軽快（試合時）
　深い戦力性を必要とせず、直感的に操作ができるので、良システムだと思う
　慣れるまでは難しいですが、上達がわかるので楽しい

□アニメの質が良い
　絵柄も安定していて、尚且つ綺麗である点が良い

BAD/REQUEST

■演出を飛ばせない
　試合時のカットインを一度見たことがあるなら、
　次からは画面をタッチして、飛ばすことができればよかった
　これが試合のテンポを悪くしている一因でもある

■キャラクターの容姿
　1000人キャラクターがいますが、970人は（失礼ですが）変顔です。
　愛着が沸かず、例え強力な必殺技を覚えたとしても、使う気になりません

■キャラクターの成長の無個性
　1000人もいるのに、成長パターンは5通りだけ。
　固有必殺技でしか差別化を図っておらず、上述の容姿と加えて残念な事に

■Wi-fi接続の糞使用
　この手のゲームでは、やっぱり対人戦が楽しいと思うのだが、
　Wi-fiでできるのはキャラクターのダウンロードだけ。
　上述の２つの件もあり、全く魅力を感じない。
　また、1年間も律儀にダウンロードする人間などいないため、不必要

■やりこみ要素皆無
　一通りゲームをクリアした後の、クリア得点がほぼ無い。
　・ラスボスのウラチームと対戦
　・秘伝書が買える
　くらいしか無く、ストーリーもラスボス戦直前に戻るため、
　クリア後のその後が見れず、つまらない。
　まして、ラスボス前は街の人間が大変な事になるため、
　その中で再スタートは精神的に痛いものがあった（ネタバレを避けます）

■審判のファウル
　技で相手をふっ飛ばしたり、ボールを抱えて突進しても大丈夫なルールで、
　オフサイドはいらない。ファウルの判定も不明瞭。
　相手のブロックをかわして、なぜファウルをもらうのか

■属性が無意味
　風林火山の属性があるが、
　特に意識しなくても強い技は強く、弱い技は弱い。
　自分と違う属性の技をボンボン覚えていく選手がいるのも納得がいかない。

■逃げるのデメリット
　なぜ逃げて熱血ポイントと友情ポイントが下がるのか

■スカウトのメリットが無い
　スカウトができるようになっても、
　チームのレベルが足りないためにスカウトができなかったり、
　スカウトできるレベルになる頃には、仲間が強くなりすぎて
　スカウトする対象が弱いために、結局ベンチ。
　自分好みの選手を探す手段くらいに考えたほうが良いかも

■タッチペン操作が不快（RPGパート時）
　わかりづらいの一言。十字キーでの操作が無難。
　また、オブジェの見えない壁が広く、通れそうに見えて通れない部分が多い

■一度に仲間にできる人数に制限がある
　2軍の枠も埋まってしまうと、仲間を解雇しなくてはならないが、
　再び仲間にすると、ステータスが初期値に戻ってしまう。
　サッカー部員が1000人超えをするのを避けるためなら、
　せめてステータスは保持していてほしかった。
　とはいえ、それほどスカウトに意味が無いために、あんまり不快ではない。

COMMENT

ファミコン版キャプテン翼を髣髴とさせるゲーム性に、懐かしさを感じました。

1000人も選手はいらないので、せめてキャラメイキングくらいは欲しかった。
試合はポリゴンだし、汎用素材も多いのだから、できないわけではないと思う。
また、絶対に後から仲間になった選手は、先に仲間になった選手のレベルを
超えられないところも残念。
個別特訓があるのだから、経験値も一緒にくれたらよかったのに。

変に捻ったストーリーより、こういう王道なストーリーのほうが面白い。

RPGなのだから、もっとやりこみ要素を盛り込んでほしかった。
よく作られたゲームだからこそ、あと一歩が欲しい作品だった。
据え置き版も出るそうなので、今後の変更に期待。

オープニングアニメは好きなのですが、
歌があまり好きな歌じゃなかったので、ミュートで見ています。
いきなりあの声が流れた瞬間に音を切ってしまいました。

・オリジナリティ
　ウイイレとキャプ翼を足して割ったような出来なので。

・グラフィックス
　ポリゴン造形はもう少し細かく出来る。やや荒く残念。
　また変顔だらけなので低くなりました。中にはまともな顔の選手もいますが。

・音楽
　オープニングテーマに耳を塞げば、非常にゲームと合っていてすばらしい。

・熱中度
　クリアするまではハマリました。クリアするまでは。

・満足度
　折角の感動も、クリア後の街を見て失せました。

・快適さ
　エンカウントの高さが目に付きました。