NintendoDS mk2 :: ファイアーエムブレム新・暗黒竜と光の剣レビュー

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ファイアーエムブレム新・暗黒竜と光の剣レビュー

発売元	任天堂（オフィシャルサイト）
発売日	2008/08/07
価格	4,800（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	シミュレーションRPG、Wi-Fi対応

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	2pt	3pt	1pt	1pt	3pt	3pt

総合点
35pt

GOOD!

・SFCの「紋章の謎第1部」ではなくFCの「暗黒竜と光の剣」のリメイクなので、リフに始まるFC版のキャラが復活したこと

・CC出来なかったクラスがCC出来るようになっている(海賊→バーサーカー等)
当然ですがバーサーカーは紋章2部のような勇者グラではなくGBA版以降に準拠しています
未だにCC出来ないクラスもありますがそれらはレベル上限が30に(盗賊、ロード等)

・斧に「オートクレール」という三神器に匹敵する武器が出来た
昨今の斧優遇の影響とはいえ、斧に神器クラスの武器が出来たのは嬉しいことです

・テンポの良さ
これはさすがとしか言えません。戦闘シーンを途中でスキップ出来たり敵ターンをスキップ出来るのは素晴らしいです
敵の思考も短いため、「待ち」がほぼありません

BAD/REQUEST

・ファンを恐れている？
普通にプレイしている分にはオリジナルと変わらない展開
追加要素が少ない上にそれを満たすための条件が異常(仲間を虐殺する)
これは色々な追加要素を入れた挙句、ファンから「こんなの暗黒竜じゃない！」と言われるのを恐れたからでしょうか？
どんな理由にせよリメイクであって移植ではないので、普通にプレイしていても外伝マップをプレイ出来るようにして欲しかったですね
そしてオリジナル版の方がいい！というユーザーの為に魂斗羅DSみたくFC版もプレイ出来るようにしてくれれば良かった…と思います

・兵種変更による無個性化
今までは似たような成長率だけど兵種が違うから個性が出ていた
というキャラも多かったのですが、みんながみんな同じ兵種になれるのでは意味が無いです
また、このシステムを採用するのなら武器レベルは昔の仕様にすべきだったと思います

・錬成が強力すぎる
マップ開始時に1回だけ武器を錬成(武器の威力、命中、必殺率、重さを強化)出来ますが、これによって神器以上の武器がたくさん作れます
相当の資金が必要なので闘技場必須ですが、神器に存在価値が見出せなくなるのはどうかと…

・オンラインショップ限定、その上期間限定の販売品があること
オンラインショップ限定だけならまだしも期間が決まっているのでいつでも欲しい品が売っているとは限らない
開発者側は積極的に取り入れようとすることが多いですが、Wifi通信必須の隠し要素はユーザーに受け入れられないことが多いです
というより通信しなければいけない意味が無いのに何故通信を必須にするのでしょうか？
理解に苦しみます
FF3DS→FF4DSのように次回は改善されることを願います

・オンライン対戦のバランスの悪さ
SRPGなのに対戦では戦略が皆無です
レベルアップ時にひたすら吟味したユーザーや錬成武器によるゴリ押しゲーとなっています
改造によって通常手に入らない装備、キャラを使っているユーザーさえいる始末
こんなものは楽しめません