NintendoDS mk2 - ニンテンドーDSの参加型レビューサイト

GOOD!

発売されてる光栄系シミュレーションゲームの中で最も簡単･明瞭なシステム

簡単だが奥が深い戦闘システム(三すくみの兵種・少戦闘力順の移動処理・特殊能力等)が醸し出す緊張感と高揚感が交互するプレイ展開。

簡便なゲームシステムのお陰でプレイ時間が総じて短い。(１プレイに１時間掛からない程)

CPUを敵にしたオフラインのシナリオモードもシナリオとゲーム部分双方良く出来ており手抜き感は全く無い。(其れ所かシナリオモード信長編中盤以降は一筋縄ではいかない難易度）

ゲームクリア等で貰える｢名声｣を集める事で150名以上の新規の獲得武将が得られるコレクション要素。

無線LAN環境があれば全国の不特定ユーザーとのオンラインバトルが可能。

ユニット移動指示やマップスクロールはタッチペンを主に使用するがその速度も反応も申し分なくDSとしての機能を十二分に引き出すシステムになっている。

BAD/REQUEST

大作が目白押しの最悪な発売日(6/26)と国盗り頭脳バトルと言う意味不明の名称そして光栄＝信長の野望＝面倒くさいとの固定観念が相まってソフト自身の認知度が非常に低く殆ど売れなかった。

説明書やチュートリアルでの表現に一部問題が有り戦闘システムの全容が判りづらい。(移動の際にはユニット兵力と地形数が足された数の小さい方から移動とか特技はターン始めに発動してるキャラだけが使える等)

唯一最初に選べるシナリオモードの信長編がチュートリアルを兼ねてる為に第8章の｢浅井と朝倉｣迄全く面白くない。(信長編の始まりは実質第８章からです)

ユーザー数が少ない為オンライン対戦者も少ない傾向が続いてる。

COMMENT

まさにいま世に氾濫した面倒くさいパラメーター系シミュレーションゲームから出来るだけ余分な贅肉を除いて面白さとスピード感を優先したゲームです。(お陰で対戦でも所要時間は短いです)

しかしそれでも自分もハッキリ言ってココまで面白いとは買って見るまで思わなかったのも事実。それにこのソフトを知ったのも海外のゲームサイトで絶讃され直ぐに日本語からローカライズする様に言っている記事を見つけたからでしたし････

もしかしたらこの記事通りに欧米で販売されると｢国盗り頭脳バトル｣が爆発的売れて後々日本でも再評価されるかも知れないですね。だからチョットでも興味がある人は今からでも購入をお奨めしときますよ。