【3DS】ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D レビュー
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■ 387人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt |
85pt
GOOD!
オリジナリティ:
月が落ちてくる明確なゲームオーバーが迫っている世界観の中で3日という短い時間を繰り返すという体験は新鮮で、街や町人の様子が徐々に変わっていく雰囲気作りがよくできている。
街の人間だけでなく、3日の中で様々な依頼をこなしながら徐々に進める範囲を広げていく時間管理は他のゼルダでは味わえない難しさを演出している。
熱中度:
次明らかにここに行けそうだなぁと思う場所に行けそうなフラグが立った時などそこまで行くか、と辞め時が見つからなくなってしまいがちになる。ただ、割と日にちをリセットするタイミングで終わることもできるので気持ちよく進めることはできる。
快適さ:
64のオリジナルと比べてになるが、フラグ管理が重要な今作において団員手帳の機能が強化され、n日目のいついつにこんなことがあると一覧で出てくるためヒント機能にもなるし忘れることが予防できるので攻略サイトとか無しでもスムーズに進めるようになったと思う。
また、時間を戻してセーブでなくふくろう(ワープポイント)でセーブになったため、全体としての快適さは上がったと思う。
BAD/REQUEST
音楽、グラフィック:
なんとなく不気味な雰囲気はうまくできているが3D機能はあんまり効果がなく特筆していいと上げるものではない(悪くもないが、ゲームの出来からすると相対的に評価の低くなる部分)
難易度:
何度も言うように、フラグ管理が非常に重要なゲームでありこの段階で難しさが高いと思う。
ダンジョンに入るまでに詰まって時間がかかり、ダンジョン攻略中でも遠慮なく制限時間はやってくるしそうなってしまったら初日からもう一度となることは少しイラッとしたりする。
ダンジョン自体も難しく、かなり迷うことが多いと思う(個人的にロックビルの神殿は天地が逆転する仕掛けということもありすごく悩んだ)
ということで、ゲームがあまり得意ではないという人には勧められないのがBADかなと思う
COMMENT
特徴的な雰囲気を持ちシリーズでも随一の自由度と難易度だと思う。
町人の3日間での様子の移り変わりなどダンジョン以外の部分も隙がないように作られており1つの世界が上手く描かれているなと思う。
ゲーム全体としては、難易度がどの要素をとっても高い中でじわじわ進んでいく感じが他にはない面白さとなっている。
ゼルダ初心者には全くお勧めできないが慣れてきた当たりでぜひ遊んでほしい名作
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt | 1pt | 4pt |
38pt
GOOD!
セルダシリーズは、大昔にディスクシステムの「リンクの冒険」をやっただけで、プレイするのは今作が2作目となります
リンクの冒険はノーミスでクリアできるほど極めました
良かった点ですが
リメイク前を知らないので比較はできませんが、今作はサブイベントが非常に多く、メインのストーリーよりもサブのほうが時間も労力もかかると思います
世界がもうすぐ終わる中、ひたすらストーリーと関係の無いイベントで遊ぶ事が多いゲームです(そして世界の破滅の直前に最初の朝まで時間を巻き戻す)
サブイベントは1つ1つはそれほど時間がかかりませんが、数が多く、これが意外に楽しかったです
ボス戦が多いのも良かった点です
なんだかんだで、戦闘はボス戦が一番面白いです(大ボスはミニゲームのようなものが多いですが)
雑魚は基本的には無視です(倒してもすぐにまた湧いてきますし)
BAD/REQUEST
悪かった点ですが、基本的に2つです
ですが、この2つが致命的に悪い
一つ目は操作性が非常に悪いという点です
普通にジャンプしても、狙った場所に着地できないなどが当たり前で、しかも視点が自由にまわせないため周囲や敵を確認しづらかったり、とにかくリンクを思い通りに操作するのが困難です
傍から見たら酔っ払いにしか見えないような動きになっているのではないかと思います
モンハンのほうが遥かにまともに動けます
また、ほとんど全ての操作がAボタンで決定になります
回転アタックするのも、剣を鞘に戻すのも、持ち上げるのも、扉をあけるのも、何かに登るのも、会話するのも全部Aボタンです
そのため、ドアを開けようとしてドアの前でAを押しても、Aが「開ける」になっておらず、回転アタックをドアにやるなど当たり前にあります(100回以上やったのではないかと思います)
他にも何かを持ちあげようとしたら会話をしてしまうとか、2つのものが隣接している場合など、どちらが対象になっているのかいちいち止まって確認しないといけません
他の点として、ある地点から水中を泳げるようになりますが、思ったように泳げず、一旦動きをしくじったら元に戻すのがかなり難しく、リンクがあっちこっち向いてわけがわからなくなります
止まっている状態から、すぐ近くにあるものほどぶつかることすら難しい
むしろ遠くにあるもののほうがぶつかりやすいという感じです
ですので、目の前にあるものを取るのに、いちいち遠くまで離れて、それから改めて取りに行くなどする事が多いです
馬で柵を飛びこえるのも角度や速度がシビアでなかなかうまくいかない
あと、アイテムや仮面を割り当てられるボタンが少ないため、何かある度にアイテム欄を開いて切り替えるのが非常に面倒くさい
ほとんど何の役割もない十字キーに、せめて視点をまわす機能を持たせるとか、アイテムか何かを切り替える機能とかつければ少しはマシになると思うのですが
しかも、こういった操作性の悪さを利用するかのようなミニゲームが多い(落ちないようにジャンプとか)
それで失敗して「難しいだろ」と言われても、そりゃ違うだろと言いたくなります
悪いところの2点目は、謎解きが「わかりにくすぎる」という点です
謎解き以外の部分も、とにかくわかりにくすぎる
しかも気付きで解決するものではなく、知らないと絶対に対処不能というものも多い
にも関わらず、一切の事前の情報がないので、シーカーストーンを見に何度も街に戻らないといけない(中にはシーカーストーンにも出てこないものがある)
壁の模様がスイッチになっているなど、その事を「知っていて当然」といわんばかりに謎解きが作られている
ゼルダシリーズでは常識なのかもしれません(わかりませんが)
とはいえ、今作が初めてという人もいるはずです
このゲームのレビューの一番最初の人のを見ると、笑ってしまうくらいに同じところで迷っているなあと思いました
・ばあさんを探しにいったら、ばあさんが空を飛んでいた。その人にどうやっても話しかけられない。自力で解決できず、ネットで調べてみたら、……(ネタバレにより削除しました)……だった
・「大きい音の出るもの」を使ってある曲を奏でる必要があるが、そんな道具はどこにもない。取り逃したのかと思ってあちこち探し回りました。せめてあいつが別の楽器を持っていることくらいどこかで教えてほしかった
・神殿内で、もう行ける場所が無くなってどうしていいかわからずヒントを見たら、……(ネタバレにより削除しました)……だった
・壁にある模様が実は……(ネタバレにより削除しました)……(こんなの気付ける人いるのでしょうか)
・亀の倒し方に気付くのに数十分
大妖精のお面について
・「妖精が隠れている所で髪が反応」
これを見て、最初は髪が動くのかと思って、「お、揺れてる」とか、「お、上を指しているように見える」とか思いました。それで必死に探しても全く見つからず
もっと細かく説明を書くか、色が変わったり強く輝くなど、もっとわかりやすくしないと、少なくとも俺にはずいぶん長い間どう髪が反応するのかわかりませんでした
・……(ネタバレにより削除しました)……が近づいてくる
こんなのどこかに書いてありましたっけ?
これを知らなかったせいで、どうしても捕まえられないはぐれ妖精がいて、仕方がないのでネットで調べました
・録音カカシに歌を聴かせたものの、どういう時に使うのか全く説明がない。どうしても取れないハートのかけらがあるので、ネットで調べたらやっとわかりました
・壁に開いている小さな穴に……(ネタバレにより削除しました)……など、自力では一生気付けなかったでしょう。ネットで調べたらわかりました
このように全体的にあまりにもわかりにくい要素が多すぎるので、単にやり方が間違っているのか、その時点では絶対取れないものだと思って諦めるべきか、この判断が非常に難しい
・シャンデリアに隠されている食糧がその地点では取れないにもかかわらず、必死になんどもジャンプして取ろうとしてました
・ぬけがらを使わないとスイッチを踏んだ状態を維持できないのを知らず、ぬけがらを使えるようになる前に、やり方があると思いずっとスイッチの踏み方をいろいろ試してました
まだまだあるのですが、これらのせいでゲームを進めるテンポが非常に悪かった
COMMENT
総評ですが
基本的にクリアするまではネットの攻略を見るのは嫌いなので、1つ詰まるごとに何時間か彷徨い続けることになるわけです
このゲームではそれがBADで書いた点以外も含め、かなりの回数ありました
しかも泣く泣くネットで解決法を調べても、「ああ、なるほど」ではなく「そんなのわかるか!」というのばかり
ラスボス戦でも最初に聴いた妖精のヒントがどうでもいい事だったので、以後ずっと聞かなかったら(というか次第にヒントが変わるとは思わなかった)、1時間くらい飛んでいる敵に当たりそうで当たらない剣を振り続けることになりました
今までやったゲームでは詰まるとしても1箇所か2箇所くらいのもので、ドラクエ7でも2回くらいでしたので、今回はかなり辛かった
このゲームの進行状況を話して盛りあがれる友人がいなければ、途中で投げ出していたかもしれません
アクション面では、弓矢をあらゆる角度に撃てるのは爽快でした
平面に飛んでいく弓では得られない爽快感でしょう
悪いところばかりが目立つレビューですが、BADで書いたところ以外は個人的には大きな不満はなく、むしろよく出来ているとすら思っています
2周目をやると、あるいは続編のゲームをやると(あるいは時のオカリナ?)、もっとさくさく進めるのかもしれませんし、もっと楽しめるかもしれません
しかし、このゲームはとにかくミニゲームが多く、2周目でまたそれらを全部やっていくのかと考えると少し気力が湧きません
タイムアタックをやると楽しそうなゲームではありますが
「リンクの冒険」は何十周もやりました
今回ひさびさにゼルダシリーズをやった感じですが、(時代が違いすぎますが)リンクの冒険から考えると、ちょっとごちゃごちゃしすぎじゃないかなとも思います
はぐれ妖精を各神殿に15匹ずつというのは多すぎる気がしますし、ハートのかけらの数も多すぎると思いますし、まあGoodで書いたとおり1回目はそれで楽しいのですが、また最初からやろうとは思わなくなってしまう点ではマイナスです
今回、戦闘は簡単すぎたのでもっと難しくなってもいいのですが、操作面の快適性を上げてほしいとは思います
今後、動かしやすいリンクでアクションを楽しむ方向に行って欲しいなあと
ゼルダシリーズがこのまま謎解き方面に進んでいくと、終いには「たけしの挑戦状」に近づいていくのではないかなと危惧します
マイクに叫んだり、日光に当てて何時間も放置したり、理不尽なアクションがあったり
とはいえ改めて考えると「ムジュラの仮面」も十分「たけしの挑戦状」に近い気もしてしまいます
ラストに宮本さんの顔でオチがあればバッチリかもしれません
そうではなく、今後は「リンクの冒険」の方向性に戻っていってほしいなあというのが感想です
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt |
74pt
GOOD!
▼独創性:時のオカリナの「使い回し」でありながら、(あらゆる意味で)方向性を全く異にしたゲームに仕上げてしまった任天堂の手腕には脱帽の一言。一つのシークエンスを何度も繰り返しながら一つの壮大なストーリーを紡ぎ上げていくというゼルダシリーズ屈指の斬新さは、今尚色褪せない魅力を放っていると思います。
また、清廉で神秘的なまま美しくあり続けるハイラルとは真逆の、刻々と変化していく退廃的で不気味なタルミナを、世界を救う以外の(しょうもない)目的をもって駆け回る楽しさも唯一無二のもの。この世界観はこの「繰り返し」の基幹システムあってこそ。
▼グラフィック:携帯機でありながら、元の64よりも格段に向上したグラフィックは必見。感動的なサブストーリーの魅力がさらに引き立てられております(ただ、手先のモデリング等、それでも最近のグラフィック水準からするとだいぶ見劣りしてしまう点も少なくないのですが…)。特にクリミアさんの男子垂涎のイベントなんかは(笑)
▼システムのブラッシュアップ:時のかさね歌の使い勝手が格段に向上し、ボンバーズ団員手帳がきめ細かくイベントログを取ってくれるようになったので、厄介なサブイベントの消化が随分と簡単になったのは非常に好印象。
また、初日回帰以外でもセーブが可能になったので、攻略アイテム獲得確定と引き換えに泣く泣くダンジョンを最初からやり直すといったようなこともなくなり、さらにはぐれ妖精も一度見つけたものは回帰してもマップ上に永続的に記録されるようになったので、ギミックの一部簡略化(グレートベイの水車凍結とか)等もあってダンジョン攻略の敷居も格段に下がっています。
他にも、サブダンジョンにも追加されたマップ表示とか、南部に移ったお陰で利便性が増した銀行とか、ぬけがらのエレジー抜きで反転可能になったロックビルとか、細かなところが多数改善されています。
▼ボス戦の大幅リニューアル:元々(サブイベント消化のために)ボスを何度も倒さなければならないという仕様上、時オカと違って専用アイテムを必要としない単調な戦闘形式になっていたのが根本から見直され、特定の手順を踏まないとボスにダメージを与えられないようになっています。これによって特にグヨーグ、ツインモルド戦はオリジナルから全くの別物となっており、手応えが格段に増しております。
BAD/REQUEST
▼オリジナルから大幅な変更点なし:ボス戦の形式変更や釣り堀の新設を除くと、あとはほぼマイナーチェンジばかりで目新しさは殆どありません。釣りが好きでない自分は、新ダンジョン追加か時オカ裏のようなギミック変更の方がよっぽど嬉しかった。
▼自由度の低下:オリジナルで面白がられたバグや仕様が軒並み潰されてしまっています。例えば氷の矢は元々水辺ならどこでも凍らせられたものが、特定のポイントしか凍らせられないようになっており、時オカでこっそりゴシップストーンに揶揄されていたレベルの代物に逆戻りしてしまっております。
▼時オカ3Dからのシステム改悪:妖精の呼びかけアイコンのボタンが主観視点のタッチパネル仮想ボタンから十字キー右に変更されており、左手親指の移動距離がかえって長くなって押し辛くなってしまっています(戦闘中となると尚更)。ここは仮想ボタンのままにして、折角New3DS対応なのだからZ2ボタンでヒントを開けるようにして欲しかった。
また、アイテムのボタン設定も時オカ3Dの「ストック欄の任意の一個をタッチ選択→対応するボタンをタッチまたは押してワンタッチ変更」という、左右の指を併用して素早く入れ替えられる形式から、「ストック欄の任意の一個を対応ボタンアイコンまでドラッグ&ドロップ」という、右手の大きな動きを要求される形式に変更されており、かえって非常に面倒臭くなってしまっているのが地味にムカつきます。
▼ゾーラリンクのとっつきずらさ:研究所へ入るための水上飛び出しが必要なくなり、泳ぐ速度を切り替えできるようになったことで多少操作性は良くなり(お陰でビーバー浮き輪レースが若干攻略しやすくなっています)ましたが、それでもゼルダというかアクションジャンルが苦手な人にとっては拷問レベルのややこしさ。
特にグヨーグダンジョンはオリジナルから逆に難易度が格段に上げられており、人によっては投げ出しかねないです(まあストーリークリアには必須ではないのですが)。
▼以下気になる点を大雑把に箇条書き
・時オカ3D同様アイテムボタンの絶対数が不足している(ただでさえお面が四つしかないボタンを圧迫するので、十字キーをお面切り替えに充てて欲しかった)
・64版から相変わらず案山子の歌を一々録音し直しに行かなければならないのが面倒極まりない
・Z注目の切り替えや捕捉精度が(現在のアクションゲームの基準からすると)かなり微妙
・フックショットのポインタ判定が時オカ3Dから相変わらず不正確(突き刺さり判定が出ているのにフックが対象物に命中しない)
・鬼神の仮面単独ではグヨーグとツインモルドを完全攻略できない(特に後者に関しては全く使い物になりません…最強の仮面の形無しなのがガッカリ)
・あのミラーシールドの(ダサカッコいいならともかく)ダサい以外の何者でもないデザインはこの際変更して欲しかった(グラフィックが向上した分よりくっきりあの変な紋様が浮き出ていて微妙さが三割増し)
・フェザーソードの存在意義が相変わらず微妙(刃こぼれ設定は要らない)
・ツインモルドの怯み耐性が高過ぎて撃破に異様に時間がかかる(慣れていないと最悪時間切れになりかねません)
・ゴロンリンクの「まるまり」は即座に形態切り替え可能な64版のボタン押しっぱなし形式のままの方が良かった
・写し絵が時間軸を跨いでは保存できず、サブイベント用途以外では全く意味がない(その癖Aボタンで撮影なので通常画面に戻す際に暴発しやすく鬱陶しいことこの上なし)
・銀行のルピー預金上限が低過ぎる(個人的にはもっとたくさん貯められるようにした上で何かしらご褒美を用意して欲しかった)
・バッテリーの消耗が早く、外出先でのプレイは結構厳しい(3D機能OFF、画面照度最低でも)
COMMENT
使用環境:New3DSLL
他に欲しいソフトがあって世間からだいぶ遅れながら3DSデビューを果たそうとしていたところに、ちょうどリメイク発表があったために、時のオカリナ3D共々購入。
あの64版当時の面白さはほぼそのままに、細部を改善した良リメイクだと思います。ただ、時オカ3Dと違って購入特典はおろか説明書すら封入されていなかったのは寂しい限り…
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
76pt
GOOD!
・リメイク元が名作である
アクションRPG「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」はゼルダの伝説シリーズの「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の続編であり、パラレルワールドと時間遡行ネタをモチーフにした名作です。「時のオカリナ」と比較するとダンジョン成分を減らしサブイベントやミニゲームに重きを置いています。どこか懐かしい異世界タルミナを舞台に終わらない3日間の冒険を楽しみましょう。時のオカリナを遊んでいなくても十分に楽しめますが、先に遊んでおくと前作ネタもわかりますし人々の違いに驚くでしょう。
・リメイク元の世界観や雰囲気を失わないでいる
タルミナはムジュラの仮面の悪意により3日後に避けられない滅亡が約束された世界であり、その事実は町の個性的な人々の行動に影を落としています。また町の外のデクナッツやゴロン達などの地域もそれぞれの脅威に直面しています。そんな精神的に暗い世界(リメイク元より大分画面が明るいですが)をどう動くかは特異点のあなた次第です。世界を救い友を探すという目標はあってもそこまでの寄り道は実に魅力的。勇者の仕事は悪を倒すだけではないはずです。ここら辺の良さは忠実に移植されています。
・ゼルダシリーズ特有の謎解きやお面システム、イベントが魅力的である
謎解きは言うまでもないとして今作の最大の特徴はお面システムにあります。主人公のリンクはお面をかぶることで他の誰かとして人々に扱われ、特に仮面を被った場合は人間ではない他の種族として行動できます。アクションもより多彩になっており、時間を操作する力(とあなたの思考力)と合わせてメタ的な視点で数々の問題を解決しましょう。
・新システムやマップの改変の多くはプレイヤーにとって有益である
ボンバーズ団員手帳というアイテムはゲーム中の主要イベントの情報全てを網羅した(リメイク前以上の)ぶっ壊れ道具です。面倒なフラグ管理はこれで万全です。マップ画面も改善され見やすくなっています。前作3D版でもあったシーカーストーンは「ゲームの攻略を画像と動画で説明する」という完全な禁じ手です。課題だった楽器の演奏は楽譜を見ながら演奏できるようになりました。これらの新要素はゼルダ初心者の人へのハードルを大きく下げています。
・任意セーブポイントの設置
これでどこでも安心して死ねますね!というのは冗談ですが初心者救済としては十分な数のセーブポイントが世界中に存在します。携帯機特有のセーブ忘れ事故も防げます。
・携帯機で遊べるのでいつでもどこでも遊べる、また一時休止できる
3Dの立体画面で目が疲れた場合でも即座にスリープできます。テレビでゼルダシリーズを遊んだ人ならこの有難みがわかると思います。
BAD/REQUEST
・時間がループすることでイベントや謎解きもある程度リセットされる
これはゲームのシナリオの根幹に絡む問題です。一般的なRPGや多くのゼルダ作品と異なり時間ループで消費アイテムやダンジョンの仕掛け、サブイベントフラグの多くがリセットされます。このゲームは消費アイテム集めなど同じ作業を何回も行うことが多いので繰り返しに耐えられない人には致命的に向きません。
・ニンテンドー64のゲームのリメイクでありボリュームには限界がある
プレイ時間の多くは謎解きに費やされる上、時のオカリナ3Dと異なり周回時のやり込み要素などは存在しません。攻略情報を参照しながらのプレイだと最終プレイ時間はポケモン等より短くなると思います。またリメイク元をプレイした記憶が色濃く残っている人だと効率性を重視してしまうと疑似早解きプレイになってしまいます。
・改良を加えたはずの部分が逆に不便・遊びづらくなっている所がいくつかある
今作で物議を醸した一番大きな問題がこれです。具体的には「時の歌強制セーブの廃止」「時間リミットを延長する時の逆さ歌の弱体化」「ボスの撃破方法の変更及びそれに伴う難易度上昇、鬼神の仮面の弱体化」「弓等の従来の方法での操作速度の低下」「ゾーラ状態での操作の変化」です。
これらの変更の最大の問題点は「既プレイヤーの一部にとって改変の必要が無いと感じられる」部分が改変されたことです。個人差があるといえこれらの改変に疑問を呈する人は少なくありません。攻略法を知らない状態でのとあるボス戦は苦行です。
・易しくなったとはいえ謎解きの難易度がそこそこある、あるいは人によっては易しすぎる
・前作の世界ハイラルより狭い、ダンジョンも少ない、サブイベントが多すぎる
・情報量に対してプレイ画面が小さい
・ダンジョンからシーカーストーンが遠い
ここら辺は人によりけりの悩みだと思います。死んで覚える、というプレイを要求される場面も少なからずあります。とりあえずお助けのシーカーストーンと攻略情報は詰まるまで封印しましょう。セーブで詰むことはまずないのでこまめなセーブも忘れずに。
・致命的ではないバグが散見される、またフリーズの報告もある
一応フォローすると発見されているバグの殆どはプレイヤーにとって無害あるいは有益です。またフリーズは正常な稼働の範囲内ではほぼ発生しません。
COMMENT
私は64版を60時間かけて2周、wiiのバーチャルコンソール版を35時間かけて1.5周、本作を30時間かけて1周しています。今作がこの時間でクリアできたのは謎解きをほぼ全部覚えていたのが大きいです。また前作「時のオカリナ」も原作と3D版を相当時間遊んでいます。他のゼルダ作品としては、風のタクトGC版は既プレイです。
リメイク元はアイテムを想定されていない方法で使うことでショートカットできる場面が多かったのですが、今作では抜け穴を潰す代わりに全体的な難易度が下がったので少し万人向けになった感じがします。今から始めて遊ぶ人には特にお勧めです。
この作品は多かれ少なかれお使いプレイが要求されるというRPGの本質的な問題を世界観にうまく落とし込んだ傑作です。ゲームというのは自分ではない他の誰かになる遊びですが、これはリンクが「人間のリンク」という肩書きを外して他の誰かになる二重の遊びなのです。時のオカリナを始めとした他のゼルダ作品に比べやや人を選びますがハマる人はどっぷりハマる、かなり濃厚な一品。そこそこ頭を使うのでサクサク進む印象は無いですが時間泥棒と呼べるぐらいには楽しく長く遊べるでしょう。やり込んで慣れたら慣れたでRTAの真似事なども面白いかもしれません。

発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
-
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
-
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
-
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
-
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
-
G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
-
ゼノブレイド
- 2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
-
デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
-
アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
-
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
-
パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
ゼルダの伝統は十分位発揮されてる。
箱庭っぽくなっているけど、分岐も多く寄り道が存分に楽しい作りになっている。
メインシナリオのみ進んでいけばそこまで時間はかからないが、膨大に用意されているサブイベントをこなしていくことで冒険度がアップしていくし、潜水したり滑空したりと幅広いアクションを楽しめるかな。文字も読みやすくルビもふってあるので子供も安心。
BAD/REQUEST
ゼルダにある程度接してやり慣れていないとつまづく箇所が多くなってくると思う。
ギミックは難しいものはかなり難しいし妖精取集なんかも苦労する。
64でやり込んだ人には大して新鮮味を感じないかもしれない。
COMMENT
よく出来たリメイクと思う。正直、ゼルダのような容量を食う壮大なゲームは携帯機だとこじんまりしちゃうんじゃないかなーって危惧してたけど、ちゃんとリメイクされているし、隅々までしゃぶり付くそうと思えばあがくに遊べることだろう。