【3DS】逆転裁判6 レビュー
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■ 405人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
75pt
GOOD!
登場人物が豪華
綾里真宵の久しぶりの登場を皮切りに宝月茜も登場。
大人になった真宵ちゃんの登場が何よりうれしかった。
第5話の真相を知った時は、感動しました、
特別編は昔の逆転裁判をプレイしてるかのようななつかしさ。
BAD/REQUEST
不満ではないのですが
いつもより、アニメの部分が少ない。
もうちょっとあってもよかった。
クライン王国は、ストーリーがつながっていますが
日本でのストーリーのつながりがあまり感じられない
ナユタ検事と茜ちゃんが出てくるくらい。
ちょっと霊媒に頼り過ぎてる印象です。
ある場面で、真宵ちゃんと茜ちゃんの会話?シーンがあるんですが
彼女たちは初対面ではないんでしょうか?
初対面でないのなら、昔どこで会ったのかも言ってほしかった。
COMMENT
個人的には、今回は大満足です。
最後の最後で、次回作はいよいよあの話が!?と思わせるよな
終わり方だったので、早くも次回作が待ちきれません。
今回は懐かしいキャラクターがそろっていましたが
次回作でも引き続き真宵ちゃんは出してほしいですし
他にも再登場してほしいキャラがいるので、ご検討お願いします。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt |
71pt
GOOD!
◆5話
ネタバレになっちゃうので詳細書けませんが、5話は「ついに来たか」と言う感じでした。展開も逆転も見事。これまでのように1~4話が伏線になっていないのは残念ですが、単独では十分素晴らしいです。
◆安定の楽しさ
シリーズをやったことがある人であれば、求めているものはここにあります。託宣も新たな切り口で推理を進める手がかりとなっていい感じ。やったこと無い人でも、本作は割と簡単な方なので、一緒に推理していく過程を楽しめると思います。
◆アニメーション
3Dでも2D時代の特徴的な表情やしぐさをカンペキに表現できています。
◆キャラクター
これまでの主人公、パートナーがたくさん出演しています。他キャラもいい意味でぶっ飛んだキャラが多いです。イキイキしていてとても愛着がわきますね。
BAD/REQUEST
◆下画面
地図や写真の気になるところを指定するときに、下画面で直接押せないのがとても残念。下画面はノートPCのパッドのような感じになり、結局上画面のカーソルを合わせて押すことになります。
◆ムジュン
飛び入り弁護は仕方ないとしても、法律を全く知らない国でっていうのはどうなんでしょう。
それと、ナルホド君が証拠品などで度々「クライン語だから分からない」と言いますが、現地の当事者と普通に会話しています。検事の「待った」はクライン語で言いますが、「異議あり」は日本語で言います。「日本語とクライン語はほぼ同じだが一部違っている」の方が良かったんじゃ…
◆能力多すぎ
各章で主人公やパートナーがコロコロ変わります。そのたびに、特殊能力の説明が入り、その能力を使う簡単な捜査が入るので、4章までチュートリアルみたいに感じました。
◆日本不要論
クライン王国で人々、王族、裏社会、文化などの軋轢や陰謀が徐々に明らかになる展開でワクワクするのですが、合間合間に日本編が挟まります。そのせいで水を差された感じになります。強い伏線でもないですしクラインのみで進行して良かったのに。
COMMENT
1~5と検事1~2をプレイ済み。レイトンと大はやっていません。キャラ総出演といい、エンディングといい、最終回なのかと思うくらいの展開でした。こういうタイプのゲームは他にないので、今後も続けて欲しいですね。続編が楽しみです。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
74pt
GOOD!
逆転裁判1~5、検事1&2、レイトンVSとプレイ済のファンです。
○オリジナリティ
面白いキャラクター、予想外なストーリー展開とまさに逆転裁判です!
シリーズとして目新しい点は残念ながら無いですがとても完成度の高い最新作だと思います。
4~5と二作続けて賛否両論巻き起こる出来だったのに対して、6の完成度は素晴らしいです!カプコン製作陣の方々はほんとがんばってくださったと思います。
これぞ逆転裁判!という出来です。
○グラフィックス
映像そのものの綺麗さなどは5と大差は無いですが、キャラクターの魅せ方や演出は本当にパワーアップしました!見事!
○音楽
BGMとしては良かったと思います。
○快適さ、難易度
5が簡単すぎたと言われたりしていましたが、6はその点はかなり改善されて考えさせられるところが従来のシリーズと同様なくらいの難易度になりました。おかげで「あー逆転裁判を遊んでる!」という気持ちにさせてくれます。
実質ゲームオーバーが無いというのは5と変わらないので難易度自体は当然下がってはいるのですが、謎解きの難易度は従来に戻っているので十分楽しめました。
○新主人公、王泥喜法介
4で新主人公として登場しながらも不遇な扱いを受け、5では格好良くなって活躍しながらも主人公の座をナルホドくんに奪われ、ほんとうに可哀想だったオドロキくんがついにこの逆転裁判6で完全な主人公になりました!よかった、嬉しい!!
ナルホドくんが大人になり1~3の頃のような若々しさやエネルギッシュなところが無くなってしまったのに対して、どこかその1~3の頃のナルホドくんを彷彿とさせるような若々しさとオドロキくん自身が持つやんちゃさなどがまさに主人公という感じで素晴らしかったです!おめでとうオドロキくん!
○脇役たち
今作の脇役キャラたちは魅力的なキャラクターがほんとうに多いです。犯人は犯人で悪役としてほんとに腹の立つ倒し甲斐のある敵役ですし、関係キャラたちも可愛かったり面白かったりとみんな好きになれます。
また過去作で出てきたキャラクターたちも数人登場しますがしっかりとストーリーの一部として存在していてキャラ立ちもしていて文句無しです。
○綾里真宵
シリーズで一二を争う人気キャラで最強ヒロインとも言われる真宵ちゃん復活ですが、ナルホドくん同様に基本は変わらないけどちゃんと大人になっている、という扱いはとても良かったです。今作がオドロキくん主人公なので真宵ちゃんが活躍する場面はやや少ない(ナルホドくんが中心じゃない為に)ですが個人的にこのくらいが丁度よかったと思います。
真宵ちゃんが活躍するときはナルホドくんがメインのときでしょう。
○成歩堂みぬき
4から新ヒロインとして登場しましたがパッとしないし5では活躍しないしで不遇な彼女でしたが、6のみぬきちゃんは凄まじい可愛さです。真宵ちゃんとは違うベクトルだとは思いますがあざといほどに可愛いです。
BAD/REQUEST
○アニメーション
個人的な意見ですが無い方がよかったです。
喋らないでほしいし、綺麗でもないアニメを見ても全然楽しくないです。
○舞
こんなあっても無くてもどっちでもいいような奉納舞のシーンに力を入れすぎだと思います。神事の舞踊にしてはクラシックバレエの動きが入っていたりと安っぽく、歌も安っぽい日本語の歌詞がすごく良くないです。ゲームの演出としての必要性がまったく無かったと思います。
○1話
よりにもよって最初の1話が一番ダントツでつまらないです!
1話の段階では買ったのを後悔しましたが、2話になった途端に劇的に面白くなりました。
○音楽
法廷シーンでかかる激しい音楽ですが、どうにも4以降は1~3のような燃え上がる大逆転劇という雰囲気が足りません。もっと畳み掛けるような音楽ならよかったです。
○犯人の最後
各話の真犯人たちの最後のシーンはシリーズの見所だと思いますが、奇抜で面白いんですが爽快感がちょっと足りないように感じました。もっとドカーンバターンドッギャーーン!とうるさいくらいド派手でもよかったかなと思います。
○オドロキくん・・・
6のこの終わり方は、あんまりだああああああ!!!!!
COMMENT
4で失墜してしまった逆転裁判シリーズをよくぞここまで復活させてくれたと思います。
ファンが何を求めていて、どういうところが逆転裁判らしさなのか、などをスタッフの方々が研究に研究を重ねた結果の賜物だと思います。
とくに脚本に関わった方はがんばってくださったのだろうと思います。
オドロキくんの不遇さを払拭するのに十分な一作でした!
今作は架空の外国が舞台でかなりファンタジー色が強いので、出来れば日本が舞台である程度の現実感があった方が良いと言われる方もきっとたくさんいらっしゃると思いますが、それは次回作などに期待したいと思います。
破天荒ではちゃめちゃな裁判活劇としてはとても素晴らしい作品だと思います。
結論として、オドロキくんが活躍する逆転裁判がしたい方は買いです!
逆にナルホドくんが中心じゃないと嫌!という方はあまり楽しめないかもしれません。
真宵ちゃんも出てきますがナルホドくん同様にちょっと脇にいる感じです。
過去作のキャラを出して不遇だったキャラを活躍させるといった構成になっているので、シリーズファン向けだと思います。初見さんでは楽しめないかもしれません。
逆にシリーズファンの方は買って損は無いのじゃないかと思います。
ナルホドくんとは違い、少しやんちゃでどこか少年っぽさを残した熱血漢なオドロキくんは魅力的なキャラクターになったと個人的に思います。
「王泥喜法介は、大丈夫です!!!」
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
68pt
GOOD!
■高水準なキャラグラフィック
レイトンvsの頃からモデリングは良いなと思ってましたが本作は素晴らしいの一言です。
とくに一話のポットディーノは最高で、ゲラゲラ笑いながらプレーできました。
■掴みはばっちりの第一話
頼もしい成歩堂が完全アウェーの地で華麗に勝利する第一話は、こんな逆転裁判をやりたかったの一言です。
先に述べたポットディーノのキャラの濃さと相まって、期待の高まる最高の一話でした。
■完結している
続編を匂わす振りはありますが、ストーリーはソフト一本できっちり完結しています。
前作の大逆転裁判がひどかったので安心しました。
■クライン王国と御霊の託宣
いつもと違う国が舞台というのは、新鮮味がありました。
新システムの御霊の託宣も、この世界観に合っていると思いました。
難易度もそれなりに高く、あれこれ考えるのは楽しかったです。
BAD/REQUEST
■支離滅裂な弁護
ろくに状況も把握せずに成り行き任せで弁護とか、依頼者だから盲信的に信じて弁護とか、弁護側のやってることに違和感を覚えます。
検察が裏付けを伴い被告の罪を確信しているのに対し、弁護側はとにかく弁護するのが自分の役目だからって感じです。
この弁護士たち犯罪者が依頼人でも無罪放免勝ち取るんだろうなあとやってて思いました。
■盛り上がりに欠ける後半
後半に向かってプレーするペースが落ちていきました。
四話は被告に何の思い入れも持てず、守らなければという気が起きませんでした。
五話はとある事情を抱えた前半の成歩堂の弁護にガックリし、後半は悪人がはっきりしすぎていてストーリーの長さに反して予定調和感がありました。
■やたら多い回想
ちょっと進むごとに回想シーンが挟まって、アニメの引き延ばしを見てるような不快感がありました。
次回作からは任意にカットできるようにしてほしいです。
COMMENT
逆転裁判シリーズはリメイクを除き全てプレーしています。
総じて良くできていたとは思うものの、インパクトには欠けていた印象です。いつもの逆転裁判かなと。
ポットディーノがいなかったらさらに印象は薄れていたかもしれません。
初めてプレーされる人は、リメイクされている一作目から遊ぶ方がより楽しめると思います。
発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
-
メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
-
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
-
真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
-
真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
-
G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
-
ゼノブレイド
- 2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
-
デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
-
アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
-
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
-
パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
相変わらず、登場人物のネーミングセンスは秀逸です。
ぽっと出のポットディーノさんには笑わさせていただきました。
トノサマンとか茜のかりんとうサクサクとか、お決まりパターンは健在で、シリーズ体験者は期待通りに楽しめると思います。
新システムの「託宣」は、試みとしてはよかったと思います。
前作もそうでしたが、「探偵メモ」があるので、旧作品のように探偵パートで理不尽に行き詰ることはありません。サクサクすすみます
グラフィックは、DSにしては綺麗です。レイファの舞は、一見の価値ありです(さすがに毎回は観ませんが)。BGMも、個人的には好きです。
BAD/REQUEST
沢山あります。
〇テンポが悪い
既出ですが、ナユタの蝶々ヒラヒラとか、観衆の「殲滅せよ!」「死刑!」等のヘイトが鬱陶しいです。あと、ナユタが「このど腐れ弁護士が!」とか「ど腐れ頭」とか、頻繁に汚いセリフを吐きます。正直、冗談でも気分が悪いです。
〇設定・トリックに無理がある
被害者がとってつけたような特異体質だったり、都合のよい記憶喪失だったりと。設定に無理がありすぎです。
また、ほとんどのステージに該当するのですが、今作は容疑者や不特定多数の第三者の目前で堂々と犯行が行われています。さすがに、設定に無理があるのでは?と感じました。特に、追加コンテンツでのトリックを実際にやったら・・・確実に、即現行犯逮捕でしょうね
〇選択肢が適当すぎる
これが一番の問題です。今作は特に酷いです。
せっかくの新システムの託宣では、一発目から理不尽な選択ミスをさせられます。
あまり書くとネタバレになるのであれですが、明らかに正解の選択肢は2つあるはずなのに、もう一方を選択すると不正解扱いになります。本当にテストプレイしているのでしょうか??
第二話では、探偵パート内において、とある証拠品を使おうとすると「そいつのものである根拠がない!」とか言っていたくせに、法廷パートでは当然のようにその証拠品を使用することになり、「え?」となります。
ちなみに第二話では、真犯人がやったという決定的な証拠は何一つでてきません。弁護側が示した手法を第三者が用いて、真犯人がやったと思わせることも可能です。それなのに、いきなり真犯人がギブアップするので、拍子抜けします。
第三話がもっとも問題です。
ネタバレしないように例えで表現します。「A地点からはB地点にある箱をみることは不可能。だから箱の中にある卵(=犯行現場)をみることも不可能」というケースにおいて、箱を選んだ場合のみ正解で、卵を選ぶと不正解になります。こういうケースでは明らかに両方正解にすべきです(むしろ卵のほうがより正解に近いと思うのですが)
またこの時、証言者の証言に対して証拠品をつきつけて、「あなたの発言はB地点にいないとわかり得ない内容である!あなたは決してA地点にはいなかった!」と矛盾を証明したのに、「じゃあ俺がB地点にいたことを証明してみせろ」と言われて、そこで手詰まりとなってしまいます。
証言に対して証拠品を突きつけ、矛盾を証明する。そして証言者から新たな証言を引き出し、徐々に追い詰めていく・・・というラリーこそが逆転裁判の本質であったはずなのに・・・逆転裁判の本質が失われてしまった気がして、失望しました。
このほかにも、「どっちを選んでも正解じゃね?」と思えるシーンがいくつもあります。そのくせ、「証拠がある」「証拠がない」の2択を迫られる時は、どちらを選んでも結局同じ結果になるというドラクエみたいなパターンもあり、意味がわかりません。
と思ったら、根拠がないのに「根拠を示せる」を選択すると不正解になったと思えば、「根拠はないけどここはハッタリかますしかない!」とか。もう、滅茶苦茶です。
COMMENT
逆転裁判そのものが面白いので、全体としては十分に楽しめました。追加コンテンツも購入する価値はあると思います。
ちなみに、追加コンテンツにおいても、弁護側は犯行が行われたタイミングを証明しただけで、真犯人がやったという明確な証拠は何一つ示していません。それなのに真犯人が突然ギブするので、超拍子抜けします
悪い点でも書きましたが、第三話で逆転裁判の本質が失われてしまったので、途中からは「推理ゲーム」ではなく「これはヒューマンドラマなんだ。」と割り切ってプレイしたので、割と最後まで楽しめました。
伏線が張ってあったので、おそらく次作もあるのでしょうが、製作陣には是非一度、逆転裁判の基本に立ち戻っていただきたいです。1とか2にもガバガバな設定とかトリックはありましたが、今回ほど惨くはなかったです。少なくとも、矛盾を証明する→新たな証言を引き出す・・・というラリーはしっかりしていたので。
無理に壮大なストーリー仕立てにしないで、良質の短編推理小説ができ次第、一話完結で随時追加コンテンツを配信・・・という形にしたほうがよいのでは?と、個人的には感じました。