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GOOD!

前作未プレイ。フリュー作品初プレイ。
ロマサガ風閃きシステムは少し懐かしく、多少面白く感じた。
ただ、それ以外に良かったポイントはほとんどなかった。

BAD/REQUEST

多いので箇条書きで。

■戦闘
・戦闘の閃きシステムは完全にロマサガを丸パクリ。
取り入れた上で何かアレンジを加えるということもほぼなく、ただただパクっただけ。

・戦闘のバランスが悪すぎる。
水魔などのレベルが異常に高い敵がその辺にいて、全滅させられることが多々あった。

・敵はシンボルエンカウントのシステムだが、一旦見つかると、かなりしつこく追いかけてくる。
操作キャラよりも敵の方が移動速度が速いので、障害物がないと振り切るのは難しく、高確率で戦闘になる。
非常にストレスに感じた。

・また狭いダンジョンでは、連戦になったりするので、かなりストレス。

・ファイナルストライクが使えなさすぎる。
使うと武器が壊れるので、ダンジョンなどでは使えず、使うのはボス戦でのみ。当然技レベルも上げられない。

・技にポジションごとにレベルを設けた意味がわからない。
ポジションを変えたら、技レベルも変わる（低くなる）ので、一度キャラクターのポジションを決めたら、それ以外のポジションでは使いづらくなる。
一々変えるのも面倒になって、結局最後は全員アタックポジションだった。

・上記より、キャラクターごとにポジションが固定されるので、隊列も変更しづらくなる。
結局使用した隊列は2~3個くらいだった。

・回復薬などの道具が装備しないと使えない。結局道具を一切装備しなかった。

・ラスボスが弱すぎる。特に隊列を工夫することなくゴリ押し、短いターン数で勝てた。

・逆に途中の白嶺城のボスは即死級の全体攻撃をしてきたりと異常に強かった。全体的にバランス調整が下手。


■ストーリー・世界観
・全体的に薄っぺらい。

・クリアまでも短い。一本道。

・主人公たちの会話が稚拙。
同人ゲームのようなひどいやりとりで、プレイしているこっちが恥ずかしくなる。

・キャラクターに魅力を一切感じなかった。キャラが立ってそうで立ってなかったと思う。
魔族の男召使いとか、途中でキャラ変わってる気がする。

・章が変わって、いきなりなんの前置きもなく扱うキャラクターが変わったときはモチベーションを保つのがキツかった。

・人間が魔族に支配されているという世界だが、人間がひどく扱われている描写も少なく、違和感を覚えた。

・監獄世界ではみんな投獄されているわけではなく、囚人服着ながらも外で歩いてたり、ギルドの中にいたり、それなりに自由に生活してて、外の世界との差があまり感じられなかった。描写不足だと思う。

・上記のような細かい描写不足が多々あり、全く感情移入できなかった。


■グラフィック
・全員目半開きのキャラクターであまり愛着がわかなかった。


■その他
・キャラクター育成が楽しめなかった。
　・キャラクターが多すぎる。
　・HPとSPと技レベルくらいしか上げれるものがない。
　・技のレベルがポジションごとに分かれているため、全てMaxまで上げるのは実質無理。
　・タレントも個々の消費ポイントが多すぎて、複数の武器の能力を上げるのは難しい。

・フィールドやダンジョンが異常に広い。
　意図があって広くしているわけではなさそう。
白嶺城の階段とかあそこまで長くする必要なかったのでは。

・逆に魔界や水魔の巣は狭すぎる。バランス悪すぎ。

COMMENT

ネット上で人気だったので購入したが、正直全く楽しめなかった。
ロマサガを始め過去の名作のシステムをパクって、
同人レベルのストーリーを詰め込んだだけのゲームで、バランスも最悪、戦闘も面白くない。
何を長所として売り出そうとしたかわからなかった。
一部で評価が高いのが不思議でならない。（業者のステマ？）
正直お金と時間を返して欲しい。
この会社のゲームはもう二度と買わないと思う。