真・女神転生IV レビュー
発売元 | インデックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013/05/23 |
価格 | 6,980(税込) |
レーティング | 【C】15歳以上(CERO について) |
ショップ/リンク | セブンネットショッピング |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | RPG |
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スコアボード
- 総合ポイント
- 65
- 難易度
- 2.62
- レビュー数
- 39
スコアチャート
発売スケジュール
- 2017/07/20
-
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
-
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
-
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
-
チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
-
星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
-
PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
-
ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
- 2020/07/21更新 (2020/07/20投稿分まで掲載)
-
初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
- 2020/07/12更新 (2020/07/11投稿分まで掲載)
-
3次元エアホッケー
- 2020/07/08更新 (2020/07/07投稿分まで掲載)
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メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
牧場物語 キミと育つ島
たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに
1500 DS Spirits Vol.10 囲碁
- 2020/07/05更新 (2020/07/04投稿分まで掲載)
-
New International ハイパースポーツ DS
- 2020/06/26更新 (2020/06/25投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 疾風伝 最強忍者大結集5 決戦!“暁”
- 2020/06/14更新 (2020/06/13投稿分まで掲載)
-
Hey! ピクミン
いきものづくり クリエイトーイ
解放少女
RPGツクールDS+
イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー
レーダーウォーシリーズ 軍人将棋
スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険
たまごっちのプチプチおみせっち
- 2020/06/11更新 (2020/06/10投稿分まで掲載)
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真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY
エースコンバット 3D クロスランブル +
だるめしスポーツ店
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
みんなのポケモンスクランブル
ルーンファクトリー 新牧場物語
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
わがままファッション ガールズモード
ダン←ダム
- 2020/06/10更新 (2020/05/20投稿分まで掲載)
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真・女神転生IV FINAL
探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK
ポケモンピクロス
とびだせ どうぶつの森
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
新 絵心教室
トモダチコレクション 新生活
1500DS spirits Vol.2 将棋
ウィッシュルーム 天使の記憶
探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実
探偵 神宮寺三郎DS きえないこころ
ディズニー・フレンズ
- 2020/03/06更新 (2020/01/03投稿分まで掲載)
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G.Gシリーズ 超ヒーロー皇牙2
閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II-
直感ヒトフデ
デジモンストーリー サンバースト/ムーンライト
レイトン教授と不思議な町
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
ドンキーコング リターンズ 3D
ぷよぷよテトリス
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
HOSHIGAMI
- 2019/10/29更新 (2019/10/28投稿分まで掲載)
-
ゼノブレイド
- 2019/09/29更新 (2019/09/28投稿分まで掲載)
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デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
- 2019/09/10更新 (2019/09/09投稿分まで掲載)
-
アッコでポン!イカサマ放浪記
- 2019/09/07更新 (2019/09/06投稿分まで掲載)
-
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト
- 2019/08/18更新 (2019/08/17投稿分まで掲載)
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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2019/08/07更新 (2019/08/06投稿分まで掲載)
-
NARUTO -ナルト- 最強忍者大結集4DS
- 2019/08/02更新 (2019/08/01投稿分まで掲載)
-
パズドラクロス 神の章/龍の章
スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
真シリーズはPS版1、2(2はアーカイブ)、3、ノクターンマニアクス、ストレンジジャーニーをクリア済みです。
ストーリーが一番好きなのは2で、一番思い入れがあるのはノクターンマニアクス(以下ノクマニ)です。
今作はイージーモードでロウルートを一度クリアしています。
ダウンロードコンテンツは無料でできるもののみ入手しています。
・キャラクターが魅力的
どのキャラクターも魅力的で好感が持てました。
これまでロウルートはあまり魅力を感じたことがなかったのですが、ヨナタンのおかげで「まあたまにはそっちに行ってもいいか」と思えました。
印象的なキャラはやっぱりタヤマ。あの渋い声で何か言われるとどんなに酷いことでも説得力を持ってしまう……さすが東京を牛耳ってるだけのことはあります。
バロウズも良いですよね。
彼女の落ち着いているけれども明るい口調と頼りがいのあるナビゲーションが、あの薄暗くて殺伐とした東京を旅する気持ちをどれほど和らげてくれたか。
また、クエストやストーリー上で戦うボス悪魔たちにもそれぞれの主義主張があり(しかもちゃんと神話的背景を踏まえている)、ただ倒すだけの対象ではないという演出が良かったですね。
こちらも倒すなら相応の覚悟をしなければ!と気持ちが引き締まる感じがしました。
・新人サムライ仲間と一緒に冒険できる
真1や2のようにパーティを組むことはできないのですが、ゲストキャラとして一緒に戦ってくれます。
メガテンだしどうせ途中から裏切ったり仲違いとかするんだろ……と覚悟しながらプレイしていたのですが、意外にもほとんどの時間一緒に行動することができてびっくりしました。
イベントシーンではボイスつきでしゃべってくれるので、愛着がわきます。
それだけにルートの選び方次第では悲劇的な別れをしてしまうキャラもいて胸が痛みました。
これはすぐ2周目にいかなきゃな、と決心させられたくらいです。
・レベルがあがりやすい
とにかくレベルがぽんぽんあがるのがいいですね。
悪魔合体、交渉成立、クエスト達成、レベルアップ用のアイテム……と経験値を稼ぐ機会がたくさんあるので驚きました。
ストックの中にいる仲魔たちにも配分があるので育てるのが楽でいいですね。
・序盤からダーク系悪魔と交渉可能
過去シリーズでは幽鬼や妖樹など、ダーク系悪魔とは出会っても交渉が成立せずに涙を飲んだプレイヤーも多かったのではないでしょうか。
できたとしてもかなり後にならないとその方法が手に入らないということもありました。
しかし今作はバロウズアプリさえ入れれば、序盤からダーク系悪魔と会話ができ、仲魔にもできるのです!
あまりに嬉しいのでフィールドで出会った悪魔は片っ端から交渉して仲魔に入れまくっていました。
・バトル時仲魔自身で召喚/帰還可能
主人公がいちいち召喚/帰還を命令しなくても、仲魔自身がストックに待機していた別の仲魔とチェンジできます。
しかもチェンジ後すぐ行動できるのでターンの無駄遣いがありません。
敵の攻撃の傾向を見てすぐに体勢をたてなおせるというのはいいですね。
・主人公がやられてもゲームオーバーにならない
真3やペルソナ3、4だと主人公が死んだらすぐにゲームオーバーだったので新鮮でした。
画面に向かって頑張れ仲魔!と応援してしまいます(笑)。
・ウィスパーイベント
上限は8個までと決まっていますが、真3のマガタマシステムと違って仲魔からもらうので、気に入ったスキルを何度も入れ替えして試せるのは便利でいいですね。
・3Dマップ
これが携帯機のゲーム!?とびっくりするくらいフィールドが広いし、実際の東京の街を歩きまわっているようで探索しがいがあります。
実際の場所を知っている人は余計にニヤリとできるかもしれないですね。
・豊富なクエストから世界が見える
依頼をこなしているうちにメインストーリーでは語られなかった東京の姿が見えてくるというのは良いと思いました。
東京は悪魔たちにとって神話をやりなおすための特別な場所になっており、彼らがただ人々を脅かすだけの存在ではないということがわかります。
また、どんなに過酷な状況であっても人々は娯楽を見出したり、過去を懐かしんだり、新たな偶像にすがってみたり、精一杯生きているということがわかるクエストが多いのも良かった!
・過去シリーズの音楽がさりげなく流れている
今作オリジナルの曲は可もなく不可もなく無難な感じだと思います。
印象的なのは不気味な感じの3Dダンジョン曲ですかね。いくつか種類があったのですがどれも聴いているとだんだん不安になってきて早く人がいる街に戻りたい!という気分になります。
あと、たまに過去シリーズの曲が流れるのが良いですよね。すれ違い通信の時とか、ターミナル内の曲とか。
BAD/REQUEST
<システム>
今作はシステム面で色々と不便な点がたくさん見られました。
・大マップが使いにくい
最大の欠点はこれですね……。
序盤で東京に行けるようになりますが、何と地図では現在位置しかわからず、次の目的地がどこにあるのか印さえつきません。拡大縮小も不可です。
東京23区の位置がだいたい頭に入っていても、通行止めになっている場所が多くて思うように進めずにイライラさせられました。
その上、「3Dマップに入れる場所」「イベントが起こる場所」「地下通路の入り口」などが全部同じオレンジの四角マークで区別がつかない!
せっかく目的地の近くに来ても気づかずに通り過ぎるということもしばしば。
それでも地図がないよりはましなので確認するために立ち止まっているとエネミーシンボルが容赦なく襲ってくるし(しかも建物をすり抜けてくる!)、いきなりバロウズは話しかけてくるし……。
頼むから落ち着いて確認させてくれ!と何度も思いました。
・トラエストとリフトマの未実装、エストマソードの使いにくさ
良かった点に書きましたが、今作は3Dダンジョンがかなり広いです。
にもかかわらずトラエスト(ダンジョンから一瞬で脱出できる魔法)がないので、ダンジョンの奥から戻るときはわざわざ徒歩で帰るしかありません。
また、ダメージ床を回避する手段(リフトマ、浮き足玉)がないので、安心して歩きまわることができません。
ストーリーが進行していけばなくなるイベントでもあるのかな?と思いきや最後まであの調子とは……。
エストマソードも使いにくかった!大マップでは触れただけでエネミーシンボルを消滅させられるのですが、3Dダンジョンだとわざわざ自分から斬りかかりにいかないといけないんですね。
シンボルが一体ならまだしも、複数体で囲まれて襲われたら全く意味がありません。
失敗すると当然バトルに突入するし……。
どうしてこんなに使いにくくしたのだろうと疑問でなりません。
・上下移動する際に視点変更必須
上あるいは下に移動できる箇所に行くとわざわざ視点変更してからAボタンを押さないと移動できません。
一瞬ですが上下どちらに行くか判断する必要があるので面倒です。
しかも視点変更には十字キーが割り当てられているので序盤は前に進もうとして無駄に視点変更してしまう→敵の先制をくらってピンチということが何度もありました。
今までみたいに「はしごがある。のぼりますか?」→「Aボタン」みたいな感じでもっとシンプルな操作にしてくれたらよかったのに……。
・悪魔合体で条件を一箇所だけはずすことができない
今回採用された合体方法は、条件を絞りこんでいけば狙ったとおりの悪魔が作れるというものです。
色々検索条件を変えるのは面白かったのですが、少々気になった点があります。
「使いたい悪魔」や「欲しいスキルの名前」など複数の項目が入っている条件については、リセットしようとしてXボタンを押すと全部の検索条件がはずれてしまうのです。
例えば、「使いたい悪魔」「欲しいスキルの名前」「作りたい種族」の3つで検索条件を設定していたとします。
この結果で今ひとついい結果が得られなかったので、「作りたい種族」だけを検索条件からはずしたいと考えたとします。
しかしここでXボタンを押すと3つの条件全てからチェックがはずれ、何も条件を設定しないまっさらな状態となってしまいます。
また最初から選びなおす作業が発生するので結構面倒でした。
・弱点オートプラグインの使用方法がわからない
自動で弱点をついてくれるという大変便利な機能ですが、ゲーム中で説明がないため、どうやって使えばいいのかわかりません。
私も攻略サイトを見てようやく知りました。
・バトルで防御コマンドがない
恐らく弱点持ちの仲魔がパーティにいても他の仲魔が反射や無効や吸収で打ち消してくれたらプレスターンはこちらに有利になるから撤廃されたのかもしれないですね。
だからといって相手がこちらに不利な攻撃をしてくるとわかっているのに何もできずにぼーっと突っ立っているだけというのもどうなんだろう、と。
いくら他の仲魔がフォローしてくれても弱点を突かれたのは変わらないわけですから、あっという間にHPがごっそり削られてしまうんですよね。
・ゲーム起動時、最新データにカーソルがあっていない
過去何度もアトラスのアンケートで指摘してきましたが、このゲームもか!
最初にゲームを起動すると、一番目のセーブデータに必ずカーソルが合っていて、二番目のデータがどんなに新しくても無視されてしまいます。
ゲーム途中でセーブするときには普通にもとの場所に上書き保存なんですが。
・上半身装備品に必ず弱点がある&高い!
見た目が変わるのは良いのですが、弱点が必ず一つあるので使いにくい印象でした。
頭部防具やアクセサリーで弱点のカバーができないのもマイナスです。
しかもお値段が高いので、種類がたくさんあるにもかかわらずほとんど買わないままクリアしてしまいました。
仲魔は合体で弱点を完全に潰せる手段があるのに、主人公が最初から最後まで弱点を考慮し続けながら戦わなければいけないというのは少々面倒に感じました。
<ストーリー・キャラクター>
・一部キャラクターの出番が少なすぎる
グラフィック付きで非常に魅力的なキャラクターが、あっさりと退場し、かつその後も出番なしということが何回かあったのが残念でした。
ルートの選び方次第で変わってくるのかもしれないですが。
・終盤のストーリーが端折られすぎ
終盤は信念を違えた仲間とのドラマチックな別れのシーンを期待していたのですが、全くそういうものがなくて拍子抜けしました。
いつの間にか主人公の知らないところで話が進んでおり、あとは敵の大将と戦うだけという段階にまで一気に進んでしまいました。
選ばなかったルートで詳細が語られるのかもしれないですが、このルートを選んだ甲斐があったと思えるようなもうちょっと盛り上がる展開にしてくれても良かったのになあ……と思いました。
・外注の悪魔デザインが微妙
デザイン自体は決して悪くはないと思うのですが、金子さんのスタイリッシュでわかりやすいデザインの悪魔たちと並べるとどうしてもちぐはぐな感じがしてしまいます。
特に四大天使とリリスのデザインは同じデザイナーさんだからか非常に似通った感じで、3DSの小さい画面だと言葉は悪いですが何だか四方から引きちぎられたボロ布みたいで正直あまりかっこよく見えなかった。
公式設定画集を見る限りでは各々神話背景を考えてデザインしてくれているようなのですが……。
これがソーシャルカードゲームならたくさんのデザイナーさんが参加していてもそれほど違和感がないと思いますが、これはメガテン、しかも真シリーズですからね。
時代の流れには逆らえないだろうし仕方ないのでしょうが、もうちょっと何とかならなかったのかなと思います。
COMMENT
ストーリーやキャラは良かったのですが、システム上の不満点が多いですね。
キャラの見た目のとっつきやすさやほぼフルボイスであるということ、合体システムの単純化など、新規プレイヤーをもっと増やしていこうという意気込みは感じられました。
3DS版ソウルハッカーズをプレイしたときに「こうしてくれていたらもっと快適だったのに!」と感じていたことはだいたい解消されている印象です。
ただ、それ以上に多くの不便な点が生まれているせいでせっかくの改善点が帳消しになってしまっているのはとても残念でした。
待望の真シリーズ最新作ということで思い入れもあって少々辛口の評価になってしまいました。
やはり自分の中で最高傑作と思っているノクマニには敵いませんでしたね……。
それでも面白いのは確かなので、メガテニストもそうでない人も、気になっているのならやってみる価値はあると思います。